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2013/09/06

シリーズ記事目次 【美味しい食べ物を探した旅行 2013/8】 目次へ
3日間連続でランチメニューを食べ比べ: その3


3回目の昼食は大きな町でとることにしたので、レストランの予約はしていませんでした。お気に入りのレストランが何軒かあるので、そのどこかで席が取れるはずだと思ったので。

ところが、第一候補も、第二候補も、店は閉まっていました。まだ夏ですよ~。しかも週末。なんでそんなときに定休日にしてしまうの?! 遅ればせながら従業員のために夏休みを与えたのかもしれないけど...。

ミシュランの3つ星を持つシェフが経営しているビストロは開いていたので、そこにしようかと思ったのですが、何となく行く気がしない。以前は、こういう風にしゃれた料理を出すところは少なかったのでよく通っていたのですが、最近は同じように胃にもたれない良い料理を出すところが増えたので面白みがなくなってしまったのです。 それに、質が下がったとも思っていたし。

それで、行ったことがないレストランを試してみることにしました。

フランスのレストラン探しで愛用しているのは、ミシュランガイドのiPhone用アプリ(無料):
MICHELIN Restaurants - Recherche et Réservation - ViaMichelin

このアプリでは、現在地を示すと推薦レストランのリストが出てくるので便利なのです。 ただし、ミシュランガイドのランク付けが絶対的に信頼できるとは思っていません。ある程度以上の高い評価をもらっているレストランなら、自分の好みと、その日の体調、誰と食事するかで、個人的な評価は大きく変わってしまうものですし。

昔はフランスのレストランガイドの中ではGault et Millau(ゴー・ミヨ)というガイドブックが好きでした。説明が長々と書かれてあるので、自分が気に入るかどうかを判断できたからです。でも、最近はミシュランの推薦レストランの方が気に入っています。創作料理を評価していて、ボリュームで勝負ではない、私好みの料理を出すレストランが選ばれているのです。

ミシュランもゴー・ミヨーもサイトがあるので、レストランの評価を見ることができます。ガイドブックを買う人は激減したのではないかな。


川沿いのレストランでのランチメニュー (25ユーロ)

一度くらい行ったことがあったと思う町外れのレストランが、ミシュランでかなり高い評価を得ている。私がよく行った3星シェフのビストロより上にランクされていました。

昔は大した料理を出さないレストランだったのですが、変わったのかもしれない。夏のように暑い日だったので、川沿いのレストランという立地に惹かれて行くことにしました。

私がミシュランガイドの中で惹かれるのは、「créatif」という評価。創作料理の意味です。レストランで食事するなら、自宅ではできない料理を食べたい。

行ってみると、素晴らしいところなので驚きました。 川に沿った細い散歩道があるのですが、そこにレストランのテラス席ができていました。



昼食の時間が遅くなったので、川沿いの席は埋まっていました。でも、テーブルの間隔にゆとりがあるので、川を眺めたときに人がいるのは気になりません。

イタリアに行くと、海や湖に沿ってあるレストランとかホテルとかはよくあるのですが、フランスでは珍しいのです。この環境で食事ができて、ミシュランガイドが言っているように料理の質も良いなら、申し分ありません。

この日も、私はランチメニューをとりました。週末なのに、平日と同じ値段のランチメニューがありました。


お通しです。



3種類のアミューズ・ブーシュは、それぞれにとても美味しい♪ これなら、他の料理も美味しいだろうという安心感を持ちました。


前菜です。



ブロシェ(brochet)と呼ぶカワカマス属の魚のテリーヌ。川魚の中としては美味しいという定評がある魚です。メニューには、温かいテリーヌで、ザリガニのソースとだけ書いてありました。

ちゃんとザリガニも入れてくれているではないですか。 そう書いていてくれたら、ランチメニューにするかどうかなんて迷わなかったのに! ザリガニは昔はよく捕れたそうですが、今は高級品なのです。姿があるザリガニは、飾りではなくて、身も食べられました。

この段階で、すっかり満足。


メイン料理は、この地域の郷土料理の小魚のフライを注文していました。




こんなに料理の質が良いレストランだと分かっていたら、別の料理をとったのに...。美味しいのですけど、ただのフライだから、これだけ量が出ると飽きます。

でも、このレストランでは小魚のフライが評判が良い料理らしくて、あちこちのテーブルにこの料理が運ばれていました。


最後はデザートかチーズ。チーズなんて家でも食べられるのでデザートを選ぶ。チョイスの中からイチゴにしました。



これも文句なし。

ランクの低いレストランだと、料理は良くても、つまらないデザートが出てくることがあるのです。最後に口に入れるデザートがさえないと、今まで食べたものも忘れて、がっかりしてしまうことがあるのに、ここは合格。

ちなみに、このランチメニューでチーズとデザートの両方とった場合は、31ユーロとなっていました。


ここなら大丈夫と思ったので、コーヒーも追加注文しました。



ひと昔前は、立地は良いけれど美味しくない料理を出していたレストランのようです。きれいな内装になっていましたが、建物自体は川沿いに建てた安いレストランという作り。

食事の最後の頃にはシェフがテーブルに回ってきました。今は親子でやっていて、そのお父さんの方だと思う。昔ながらのシェフという感じの人なので、この人がお通しに出たような創作料理を作れるとは思わなかったので。

ともかく、暑い日に木陰のテラスで川を眺めながら食事できるのは楽しい。水上スキーをする人たちがいて、何回も目の前で転倒したりもする。観光船も通る。見ていると、退屈しないのです!

食後は、川沿いを散歩して腹ごなしをしました。天気が良い日にこの町で食事するなら、ここに限ると思ってしまいました。

※ 3日間連続でランチメニューの食べ比べ: その1 その2 その3


ブログ内リンク:
ミシュランのガイドブックは悪くない、と思ったのはイタリアだった 2008/03/13
★ 目次: フランスで食べる郷土料理、地方特産食品、外国料理


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