| Login |
2013/09/15
日本の友人から、手軽な価格で買えるお勧めブルゴーニュワインを教えて欲しいと言われることが時々あります。でも、こちらで買っているワインは小規模生産のところが多いので、日本で売っている確率が低いので困るのです。日本でフランスワインを買いなれているワインファンの方が、色々知っていらっしゃると思うのですけどね。

でも、私も帰国したとき、持って行ったワインがなくなってしまうと買うことがあります。だから、一覧表でも作っておくと便利だろうとは思うのですが、ワインショップは仕入れによって在庫が動くので、わざわざ作っても余り意味がない。

数日前、日本からのメールで赤ワインを3本くらい買いたいのだけれど、ネットショップでお勧めを探してくれないかと言われました。そういうの、困るんだよな... と思ったけれど、探してみました。

以前にブルゴーニュワインが美味しいと言っていたし、私もブルゴーニュが1番だと思うので、勝手にブルゴーニュワインに限定してしまう。

ブログでも辞書代わりにもして使い慣れている楽天市場で探すことにしました。それだと、最も安く売っているショップを探し出せるので。

  

依頼してきたのは、ワイン通の人ではないのです。だから、ブルゴーニュの高級ワインを買うことはない、と勝手に決める。

私が日本に帰ったときに買うフランスワインは、1本3,000円前後と決めています。フランスの浮浪者はこういうワインを飲んでいるのだろうな... と涙ぐむようなワインは飲みたくないし(でも、日本では飲まざるを得ないことが多々ある!)、なにも日本で高級ワインを飲む必要はないので。

というわけで、1本3,000円くらいのワインを探すことにしました。高級ワインを探す方が難しいだろうな。「3本で、予算は10万円です」なんて言われたら、責任を感じて緊張してしまいますから。

そもそも、ブルゴーニュワインは日本ではかなりお高いのですよね。こちらで直接ワイン農家に行って買う値段に比べたら、3倍くらいしている感じがします。中には、こんなのプレゼントされたって飲みたくないと思うようなのを、有名なネゴシアンのだからなせいか、やたらに高く売っている。

なので、いちおう、これとこれを比べたら、こちらを買うべきというのは判断できます。でも、チョイスがありすぎて、全部を眺めて決めていたら時間がかかりすぎてしまう。


お買い得のワインを見つけた

安かったら、文句を言われる確率が低いのではないかな?

安く売っているワインを探そうとしたら、「激安」という言葉に目がいきました:
【楽天市場】翌日配送あす楽:激安お酒スピード便

関東エリアで検索してみると…
ブルゴーニュの赤ワインを安い順に並べた結果

真っ先に目に飛び込んできたのは、これ↓

フランソワ・ラマルシュといえば、ロマネ・コンティと細い道を挟んだところにあるラ・グランド・リュという畑を持っている、すごいドメーヌなのです。こんな安いワインも作っていたとは知らなかった。

ロマネ・コンティの畑はよく見に行くので、そのお隣さんもよく眺めているので、しばしばブログに書いています。例えば、こちら:
コート・ド・ニュイのブドウ収穫を見学 2007/09/07

フランソワ・ラマルシュのドメーヌのフランソワさんは、もう亡くなっているのですが、ドメーヌの名前として残っているのですね。友人たちがワインのイベントでフランソワ・ラマルシュさんと会って、気さくな人柄に惹かれて話しがはずみ、翌日にはドメーヌに来るように誘われて行ったときの話しをしていました。このドメーヌに私はまだ行ったことがないので惹かれました。

コート・ド・ニュイは、ブルゴーニュにいるとデイリーワインなのですが、有名ドメーヌだったら、かなり高く売っているはず。みつけたショップでは2,280円で売っていたのですが、フランスで買う値段と同じか、むしろ安いのでは?

いちおう、ドメーヌのサイトで調べてみる:
☆ Domaine François Lamarche: Bourgogne Hautes Côtes de Nuits - Information sheet

ランクが低いワインなのに、さすが一流のドメーヌ。ブドウは機械を使わずに手摘みだし、オークの樽で熟成しているし、昔ながらに濾過もしない、とある。 このドメーヌでは無農薬を進めていて(2006年から?)、今では全ての畑がBIOワインになっていると聞いています(2010年から?)。

最近のミレジムの中では、2009年が当たり年だと私は思っているのです。濾過していないなら、4年たっていても大丈夫なはず。

いちおう、他のショップではいくらで売っているのか調べてみました:
フランソワ・ラマルシュのオート・コート・ド・ニュイの売値を比較してみる

出てきたなかでは最も安いのではありましたが、ほんの少し高いだけの価格で売っている店が他にもありました。何か問題があって安売りしているのではないか、と少し心配になる。でも、ミレジムも同じなのに、4割くらい高い値段で売っている店もあるので安心。

試してみる価値があると思いました。私が日本で自分のために買うのだったら、これを半ダース注文したと思う。もしも美味しくなかったとしても、赤ワインなら料理で使えるし。


でも、今回のは、他人が飲むワインなのです。複数のボトルを買うのなら、色々あった方が楽しいのではないかな?...

同じところで買えば送料が節約できるので、他に何があるか探してみました。

すると、送料無料で、通常価格から48%オフというブルゴーニュ赤ワインの3本セットが見つかりました。ほかに9本を注文しても梱包が一緒なので送料無料なのだそう。

サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュが入っているのが気に入りました。ブルゴーニュにいても、食事に呼んだ人に、少しはもったいぶって出せるワインです。日本で飲むなら喜べるはず。

他に色々探すのも面倒。友人には、この送料無料のブルゴーニュ赤ワイン3本セットに、フランソワ・ラマルシュのコート・ド・ニュイを1本を加えて注文するように伝えました。

後で考えたら、激安3本セットの他の2本は、グラン・オルディネールとブルゴーニュ・ピノ・ノワールなのだというのが気になりました。こういう、どこの畑のブドウなのか分らないランクのブルゴーニュワインって、私がブルゴーニュにいるときには買うことはないのです。3本セットにしても、高いじゃないの? でも、フランスから日本に輸送すると、そうなってしまう?...

でも、友人はワインには詳しくないのだから、ブルゴーニュワインのランク付けなんてきにしないはず。 ブドウ畑の面積からいったら、ブルゴーニュの10倍くらいあるボルドーでは信じられないほど酷いワインがあるのですから、そう悪いのには当たらないだけ安心なのではないか?...


日本のサービスって、すごいのですね。注文したら、翌日には届いたそうで、お礼のメールが届きました。
「さっそく1本あけて飲みました。とても美味しかったです」

4本の違いを説明したのに、どれを飲んだのかの報告はなし。どういう風に美味しかったのかの説明も、全くなし。

口に入れるものに深いこだわりがない日本人が「美味しい」と言うのは、フランス人が「そう悪くはない」というのと同レベルだろうと受け取っています。だから、フランスから壊れないように苦労して持っていった極上のワインを、ワインの味が分からない人たちに飲ませるときには、どうにも言いようがない気分になってしまう...。

ブログ内リンク:
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


にほんブログ村 トラコミュ フランスのお酒 (ワインなど)へ
フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する