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2014/03/16
ブルゴーニュの隣りにあるフランシュ・コンテ地方を少し旅行しました。

この地方は酪農が盛んなのですが、春先には堆肥を入れて牧場の土を肥やすらしい。堆肥を運んで来るトラクターがたくさん行きかっていました。

なんだか土地を耕しているみたいなトラクターもいる。



放牧するには、家畜を放っておけば良いのかと思っていたのですが、ずいぶん手間がかかるのですね...。酪農家だと、毎日乳搾りもあるのに...。


フュミエが香る...

このあたりの牧場には色々な花が咲いてきれいなのですが、そういう手入れもしているからなのかな...。

ところで、フランス語でフュミエ(fumier )と呼ばれる堆肥とは、冬の間に、家畜小屋で牛が過ごしている間にたまる糞尿と寝藁が混じったものを腐熟させた有機質肥料ですよね。それを春になって牧場の肥やしにするのは、すごくエコロジーだな... なんて、改めて感心。

日本で使わない単語は日本語を覚えない。フュミエは「厩肥(きゅうひ、うまやごえ) 」と呼ぶようです。

厩肥は良い肥料になるのだそうです。くさいのが難点。でも、自然な臭いですから、それほど不快ではないと思う。

こんなものの写真は撮ったことがないと思うので、Wikipediaに入っていた写真を入れます。

Pérignac 16 Fumure 2008

フュミエ(fumier)と聞くと、頭の部分にある「fumi」から煙を連想するのだけれど、語源はそれとは全く関係がないのだそう。でも、フュミエからは煙が立ち上がっているのだけど...。


黄水仙は牧場にも咲くなんて知らなかった!

牧場の柵をくぐって出てきた女性がいました。手には黄水仙の花束を持っています。

このあたりにある森から摘んできたのだろうと思ったのですが、なにも牧場を突っ切らなくても良いではないですか? どこから来たのかとあたりを見回しましたが、近くに森らしきところはない。

なんだか奇妙...。

ところが、道路から少し崖をあがったところにある牧場には黄水仙がたくさん咲いているのに気がつきました。 しかも、あたり一面に咲いています。



黄水仙といえば森に積みに行くとばかり思っていたのだけれど、牧場にも咲いてしまうのですか?!

さっき黄水仙の花束を持っていた女性は、むこうにある教会の敷地に入っていきました。お墓に飾るのでしょうね。

道路からすぐのところにある草地にも咲き乱れていました。私が住んでいるところにも黄水仙はたくさん咲きますが、ここほど目立つところには生えていません。

考えれば、当然かもしれない。このあたりは牧場ばかりで、農薬を撒く畑はないのだし、牧場は厩肥で肥えている。野生の花たちにも絶好の場所になっているのでしょうね。



黄水仙のほかに、スミレ、森のアネモネと呼ぶ白い花も咲いています。 黄水仙は、もう蕾はなくて、お別れの時期というのも観察。

ここから少しのところで、白い花が咲き乱れているところを通ったので、森のアネモネだと思ったのですが、そうではなかった。初めて見る野生植物に出会ったのでした。

その花について次回に書きます:
初めて出会った野生のスノーフレーク

 シリーズ記事: フランシュ・コンテ旅行記 (2014年3月)  目次


ブログ内リンク:
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々


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