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2014/04/15
行きつけのカフェに行ったら満員状態でした。テラス席が良いのですが、寒いので全員店内に入ってしまっているからなのだと思う。いちおうテラスにはイスが並んでいるのですが、日陰なので寒そう...。

私はダウンジャケットを着ていたのでテラス席でも良いと思ったのですが、一緒にいた友達は半袖シャツ姿だったのです。まだ、氷点下になる日もあるのだから、そんな姿で外出しないでよ~!

人が多いのは耐え難いということで意見が一致したので、少し離れた場所にあるカフェに入りました。


英語が書いてある...

注文した食前酒を待っている間に、壁に掛けてあるプレートが目に飛び込んできました。



気が利いていて、面白いじゃないですか?♪
英語だけれど、ブドウが描いてあるところを見ると、フランスで作ったものだろうと思います。

店内はテーブルの間隔があるので居心地が良い。初めて入ったけど、このカフェも悪くないと思いました。


さて、飲み終わったのでお勘定を頼むとき、行きつけだった店と同じくらいの料金だと思っていたのに、やたらに高い。ほとんど倍近いのです。正確に書くために、計算に弱いので電卓を取り出す。パチパチではなくて、プッシュ・プッシュ。7割アップというところですね。

同じ町の中にある、ただ普通のカフェで、そんなに差がつけられるの? お給仕の女性は、料金を聞いたら書類で確認していたので、彼女はアルバイトで料金を知らないのではという気もしました。「間違いじゃないの?」と聞いてみたかったけれど、どうせ飲み物代くらいでは破産はしません。それで、黙ってお勘定をしました。

入りそこなった店は満員状態だったのに、こちらのカフェはガラガラでした。地元の人たちは分かっているのだろう、と結論。


勘定をすませて立ち上がったとき、またプレートが目に映る。

さっきは面白いと思ったのだけれど、この店のオーナーの守銭奴根性に見えてしまった!  そもそも、こういうのは余りフランス的ではないブラックユーモアですよ~。

フレーズ自体も、別に独創的なものではないようです。この文章をタイプして画像検索したら、たくさん出てきましたので。あの店には、もう入らないぞ~ ということで、メモ!


ギロチン?...

書きながら、この日行きそこなった方のカフェで、気になるプレートを見ていたことを思い出しました。



気になったのは黄色い矢印を入れたもの。カウンターの上に掲げてあったので、ビールのブランドなのだろうと想像しました。

でも、La Guillotineというのは、フランス語で断頭台(ギロチン)のことなのです。 そんな名前をビールに付けるだろうか?... 気になったのに調べるのを忘れていました。

ベルギーのビールなのですね。フランス革命200年を記念して誕生したのだそうです。フランス語情報を継ぎ合わせてみると、こんな風に説明していました。
- 乾きをカットするというジョーク
- 非常に強いビール(アルコール度 9度)
- オレンジがかった白ビール。

ギロチン台の絵まで入っているビールなど、私はボトルを手に取るだけでも嫌だし、なんだか美味しそうには見えないですけど...。もちろん、売っている方は美味しいのだと言っています。

威勢の良い男の子たちが集まって飲むときには面白いかも知れませんね...。

日本でも市販していました。「La Guillotine」というのは意味を言わなかったらショッキングなイメージを日本人には与えない? でも、断頭台の絵が描いてあるのだからバレると思うけどな...。


guillotine ギロチンをキーワードにして楽天市場で検索


「ラ・ギヨティンヌ」とフランス語の発音のままでお茶を濁さずに、堂々と「ギロチン」という商品名にしているのでした。

どう紹介しているか?

① ギロチンという名前に相応しく、ガツンとくる苦味が特徴です。
なるほどね。お見事な紹介。

② ギロチンの考案者である有名なフランスの医者、ギロチン氏に因んで名づけら れました。
ギロチンは、ギヨタン氏にちなんで付けられた名なので、おかしいと思うけど...。でも、これで宣伝になるのかな?...

③ 名前の由来はギロチンの考案者でもある有名なフランスの医者であったギロチン氏から取っています。処刑台である、『ギロチン』のイメージ通り、血を思わせるような赤褐色をしたトリプルエールタイプのビールです。
「血を思わせるような」とは怖すぎないですか?...

Joseph-Ignace Guillotin血なまぐさいフランス革命のとき、残虐な死刑ではなく人道的な方法として断頭台のみを使うようにと、医師・政治家のジョゼフ・ギヨタン氏が提案したと言われています。つまり、断頭台は中世から存在していたのであって、彼がギロチンを考案したわけではない。

職業名を女性形にして道具の名前にするのはよくあることなので、ギヨタン氏(Guillotin)の名前の最後にeを付けて、断頭台を意味するギヨティーヌ(Guillotine)という単語を作ったのだろうと思います。ご本人は死にいたるまでこの事を嘆いていたそう。なのに日本では、彼の名前がギロチンだったと言われてしまっているのですから、ますますギヨタン氏は可愛そう...。

ビクトール・ユーゴ―の言葉:
世の中には不幸な人たちがいる。コロンブスは自ら発見したものに自分の名前を結びつけることができない。ギヨタンは自らの発明物から自分の名前を切り離すことができない。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランス人のジョークについて書いた記事
★ シリーズ記事目次: フランスのカフェの特徴

外部リンク
男女同権のために、職業名の女性形も使用する問題


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