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2014/08/06
フランスには小さな村がたくさんあります。教会があって、その周りに家々があり、それが村の単位として残っている、と言う感じ。

例えば、こちらは過去に使った写真ですが、世界遺産に登録されている美しいヴェズレー村(ブルゴーニュ地方)。



ヴェズレー村にあるサント・マドレーヌ大聖堂は、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに巡礼するときの重要な拠点だったので、村は栄えました。18世紀末の人口は1,300人があったのですが、現在のヴェズレー村の人口はその3分の1くらいになっています。

人口が300人以上になると、商店もあったりして、ある程度の規模の村という感じになる、と言えるかな...。


市町村選挙が行われたのは3月だった

フランスで市町村選挙があってから、もう4カ月もたっていました...。

 

ついこの間と思っていたのだけれど...。

そんなことを思ってしまうのは、新しく議員になった友人たちは張り切っていて、寄ると触ると村の政治の話しばかりをするからです。早くほとぼりが冷めてくれないかと思っていたのですが、いっこうに熱は冷めていない...。

頻繁に会う友達の中に新たに村議会議員になった人が2名います。時々会う程度の友人も入れたら、数名。ご近所で付き合っている人たちの中で村議会議員になっている人の数を数えたら、10本の指では数えられないのは確実。そういう知り合いが多いというわけではなくて、議員さんをやっている人の率が高いというだけのことです!

フランスの市町村は36,000以上あって、そのうち2万近くは人口が500人に満たない村です。日本だったら超限界集落と言われてしまいそうな規模の村にもれっきとした村議会があるわけですから、田舎では村議会議員になっている人が多いということになります。

市町村議会の定員は人口によって決まっています。ただし、人口が100人から499人までの村の場合は村議会議員の数は11人。人口が100人に満たない村となると少なくなりますが、それでも7人いるのです。

ちなみに、知人が以前から議員さんをやっている村の人口は50人。それでも、議員さんは7名いるって、ちょっと変ではないですか? もっとも、人口が10人前後なんていう村に議員さんが7名というよりはマシかもしれない。

50人が住む村では、今年の村長はオランダ人になったとのこと。なんだか今年は、知り合い関係では村議会議員になった外国人が多かったな、と感じました(EU圏の人たちですが)。

小さな村の場合、村長と副村長は必要経費として報酬のようなものが出ます。ご本人がいらないと言えば、無償になるそうですが、たいてい少しはもらっているもよう。それ以外の議員さんたちは全くのボランティアでやっているわけです。

頻繁に会う村議会議員になった友人2名は自腹で活動しているわけですから、そんなに熱心に頑張らなくても良いのに... と思ってしまいます。でも、やはり、やりたいから立候補したわけなので、当選すると張り切るようです。

議員さんが複数いる席になると、その話しばかりになるのがたまらない。人口300人足らずの村では、予算もないので大したことはできないのです。話しを聞いていると、高校の生徒会の世界ではないかと思ってしまう...。でも、前の議員さんたちがやっていた汚職のような行為の告発(知り合いに仕事を回していたとか、おかしな支払いをしていたというような話し)に出てくる税金の無駄遣いの金額は膨大なので、生徒会と言ってはいけないのだろうな...。

小さな村で村議会議員になった友人たちは、今までより良い村にしようとアイディアを練っています。まず彼らがやるのは、花咲かせ運動、と感じました。村の予算と道路整備員を使ってあちこちに花壇を作っているのですが、住民が自分たちで水やりをするくらいに盛り上がらないと、花は枯れてしまうのではないかと思ってしまうけど...。

その他にやるのは、イベント。集会所の役割を離していた農村のカフェは次々に消滅してきたので、何か祭りごとをしないと住民たちが顔を合わせる機会がないので。

少し前の日曜日、近くの3つの村のイベントを梯子しました。まず、村議会議員になった友人が仮設カフェを作った蚤の市に応援に行きました。でも、小さな村で出てくるのは本当にガラクタ...。お付き合いでスパークリングワインを飲みましたが、それも美味しくない。

というわけで、別の村に向かいました。


小さな村のグルメ食品展

ガラクタ市をやっていた村に行った後、人口200人余りの村でしているイベントに行ってみました。

フランス人たち、食べ物のイベントは好きなのですね。川沿いの空間につくられた会場には、たくさんの人たちが集まっていました。最も賑わっていたのは、やはり仮設カフェ。

 

気に入ったのは、最近農業を始めたというお爺さんのブース。ほんの少ししか収穫物はないけれど、あるものを少しずつ売っているという感じでした。

 

皮をむいたら食べるところがないじゃないか、と思うエシャロットなども売っている。レタスを、1つ幾らではなくて、キロ単位で値段を付けているのなんか、初めて見ました。

でも、おいしそうに見えたので、少し野菜を買うことにする。お話しを始めたら、鉢に入れられた変わった植物を売っているのが目に飛び込んできました。

それが何なのかは、次の日記で書きました:
これはハマベンケイソウ?

ブログ内リンク:
フランスの市町村クイズ(3): 超過疎村 2008/11/23
★ シリーズ記事目次: フランスの市町村について 2008/11/19
★ 目次: フランスの美しい村々について書いた記事
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ » 都市と農村
★ 目次: アンティーク、蚤の市などについて書いた記事

外部リンク:
☆ 在日フランス大使館: フランスの選挙制度
☆ Wikipédia: Élection municipale ou communale


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