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2014/08/13
ログハウスのような小屋が広い芝生や木々があるだけの土地を持っている友人がいて、夏になるとそこに友人たちが集まって食事をします。

いちおう敷地には囲いがありますが、テラスにテーブルがしつらえてあるだけ。なのでピクニックをしているような気楽な雰囲気が楽しめるのです。庭の片隅には ペタンクができるように整備したところができているので、食事の後にはペタンクをするのが習慣になっています。

日曜日の昼前に電話がかかってきて、1時に小屋に集まるから来ないかと誘われました。少し前にそこで食事会を開いたときは、ものすごい大雨になって、屋根付きのテラスになど座っていられないので、小屋の中に逃げ込みました。

この日も雨が降りそうだったのですが、せっかく声をかけてきてくれたので行くことにしました。

何か食べ物を持って行こうと思って冷蔵庫を開けて探して、簡単に料理をしてから出かけました。声をかけてきてくれた人は、いつも集まる人数の5倍くらいの肉を用意してくるので、ワインくらい持っていけば良いとは思ったのですが。

私が持って行くことにしたのは、サラダにするサヤインゲン、ムール貝の白ワイン煮、ミラベルのタルト、ワイン4本。

ピクニックのような食事会

到着すると、大きなバーベキュー装置では薪が燃えていました。

参加者の1人は野菜作りの達人。トマトをたくさん持ってきていたので、私の茹でたサヤインゲンは欲しい人にもらってもらうことにしました。サヤインゲンはヘタを取るのに手間がかかるので、食べられる状態にして持って行ったのは喜ばれたようです。

小さなトマトなどをおつまみにしてアペリティフを飲み、そろそろ食事を始めようということになりました。

色々な種類のトマトを入れたサラダ。私はトマトは苦手なのですが、家庭菜園で育てたのだけは美味しくいただけます。




メロンまで育ったのだそう。

 

余り甘くないのだとご本人は申し訳なさそうにしていたのですが、市販されているメロンより遥かに良い味がしていました。ほめたので、帰りにはお土産として残りのメロンをいただきまた♪


この後、ハム・ソーセージなどの前菜がたくさん出てきたのを見て、ムール貝のワイン煮なんていらなかったな... などと反省。でも、作ってしまったのだから、出します!

まず注目を集めたのは、朝に森でとったというキノコ。左側の鍋です。




◆ 森で採った珍しいキノコ

樫の木の足元にある、とても大きなキノコで、その日は5キロくらい採れてしまったのだそう。みんな、珍しいせいもあってか、美味しいを連発していました。

「シャネル」という名前のキノコだと言っていたのですが、インターネットで検索してもそれらしきものは出てきませんでした。地元の人たちの言葉なのでしょう。

他の招待客も私も、食べたのは初めというキノコでした。珍しいと言うより、食べられるキノコだと知らない人が多いから食べる機会が少ないのではないかな...。写真も見せてもらったのですが、森で見たことがあるようなキノコでした。

名前が分からないので、説明に使っていたように思う「touffe(分けつする植物)」という単語と画像から検索してみました。

これではないかと思いました ↓



Grifola frondosa、Polypore en touffes、Poule des boisなどと呼ばれるキノコとしてWikipediaに入っていた画像です。

日本ではマイタケと呼ばれると説明されていました。

そう言われれば、歯ごたえと味がマイタケに似ていました。

Polypore en ombelleと呼ばれるキノコにも似ているようにも見えたのですが、マイタケと呼ばれるキノコを森でとった人の報告を読んだら、話しが非常に似ているのです。「森の雌鶏」と呼ばれるのも、大きな株になって生えているからなのですね。5分間で3株とって、それが3.5キロもあったのだそう。

この次会ったときには、このキノコの別の名前を聞いてみようっと。というか、学名も言われと思うのですが、覚えなかった...。


ムール貝のワイン煮

私が持って行ったムール貝は好評でした。バーベキューに土鍋をのせて調理できるのか心配していたのですが、ちゃんと火が通りますね。

この日も土鍋が気に入られてしまって、この次に日本から来るときに持ってきて、と言われてしまいました。 でも、土鍋って重いし、割れる心配もしなければならないので、友人たち全員に持ってきてあげることなんてできないのだけど...。

我ながらこの日のムール貝の白ワイン蒸しは、いつになく美味しいと思ったので、どう作ったかをメモしておきます。

材料
  • AOP ブショーのムール貝: 1リットル
  • ブルゴーニュ白ワイン(マコン・シャルネー): カップ1杯
  • シイタケ: 小さなもの10個
  • ズッキーニ: 小さなもの1本
  • フェンネル: 1かけら
  • 新玉ねぎ: ごく小さなもの1個
  • ベビートマト: おつまみで残っていたもの数個
  • 昆布
  • しょう油
  • 塩、コショウ
  • AOP エスプレット (トウガラシ) パウダー
その場にあったものを入れたというだけのレシピです。もともと、定番料理ではない限り、私は毎回レシピを変えてしまいます。調べたレシピも、そのまま作りたくなく思ってしまう...。

この日は今まで作ったムール貝のワイン煮の中で一番おいしくできてしまったので、どこに原因があったか考えてみました。

バーベキューで土鍋に火が入るかどうか不安だったので、入れるものに少し火を通しておくことにしました。

下ごしらえ
  1. ズッキーニを薄くスライスしてから、オーブンで軽く焼いた。
  2. シイタケ(小さなものを丸ごと)をフライパンで乾煎りして、最後に醤油を少したらした。
  3. 昆布だしを少し作り、そこにみじん切りにしたフェンネルと小さな玉ねぎを入れ、ほんの少し煮た。
  4. 土鍋にムール貝を入れ、出汁、ワイン、調味料などを入れて持っていった。
  5. 火にかけるまえに、ベビートマトが残っていたので、それも丸ごと数個を加えてみた。

それだけの料理。なぜこの日はやたらに美味しかったのかな?...

ムール貝はフランス産のブショーが好きなので、それしか買ったことがありません。普通に水代わりに飲む安い白ワインはいつもあるので、それを料理に使っています。いつもと違うとしたら、それ以外に使ったものが良かったはず。

昆布だしとか、しょう油の隠し味が良かったのかな? 今回はシイタケ、それから、エスプレットも入れてみていました。エスプレットがきいていたかもしれない。朝市のビオ農家で買った小さなフェンネルも、非常に質が良かったとは言える。

あぁ、大きな違いがありました。普通は材料を鍋に入れたらすぐに調理するのですけど、この日は貝にワインを入れて放置していました。食前酒や前菜を食べていた2時間は放置していたことになります。貝がワインを飲んで命を引き取ってしまったのが幸いした?...

ともかく、ムール貝は美味しかった。残っていたから使ったムール貝は1リットルだけだったので(フランスで1人前の量)、モタモタしていると皆に平らげられてしまう。写真を撮るのはここまでにしました。


バーベキューが焼きあがったころ、また雨になりました。今年の8月は本当に雨が多い! 太陽が隠れれば途端に寒くなる。みんな車のトランクからコートを取り出して着ました。小屋は小さくて皆で入ったら食事はできないので、寒くても外で食事するしかないのです。

今日はペタンクができないかと思っていたのですが、チーズに続いて、デザート2種類を食べたりして長々と食事をしている間に雨は止んでくれました。昼食が終わった午後5時ころからペタンク開始。シャンパンが用意され、各自グラスを持ってペタンクのためのスペースへ移動。

最近の私は、なぜかボールを上手に投げられる「ときがある」ので、ペタンクが気に入っています。でも、この日は2対1で負けてしまった...。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスで食べるキノコ
★ 目次: ムール貝について書いた記事
★ 目次: 夏の野菜 ズッキーニについて書いた日記
★ 目次: レシピ、調理法、テーブルウエアについて書いた記事
★ シリーズ記事目次: フランスで「スープ」と呼ばれる料理、土鍋
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記

外部リンク:
3 kilos 500, moins de 5 minutes !
Champignons étranges
polypore en touffes, poule des bois, grifola frondosa
Découverte d’un champignon rare  [Le Journal de Saône et Loire]


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