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2014/09/01
今までにも変わった自転車を見たときのことを書いていたのですが、こんな自転車を見たのは初めて!



ワインの木箱

自転車には買い物カゴをつけていると便利なのですが、それが木箱なのです。
しかも、ワインを入れた木箱の再利用!

自転車の持ち主が自分で取り付けたのでしょうね。後ろには子どもを乗せる席がついているから若い人なのでしょう。

ワイン木箱 6本用 (ルイ・ジャド)

ワイン木箱 6本用 (ルイ・ジャド)
価格:2,160円(税込、送料別)

ワインを買うときには、味気ない段ボール箱に入れてくれるのが普通。

12本ないし、6本入りの段ボール箱。

でも、高級ワインでは木箱も存在しています。

箱だけ売っているのも見かけます。

箱のまま、あるいはドメーヌの名前が見える部分の板を、ワインショップの店先で飾っていたりするのは、おなじみです。

でも、その木箱を自転車のカゴにできてしまいますか?...

で、何のワインの箱なのか気になるではないですか。

前に回って、木箱に書いてある文字を見てみました。



ふ~ん、なるほど...。

これが超高級なブルゴーニュワインのロマネ・コンティの木箱だったりしたら、こんな風に路上駐車していたら盗まれてしまうでしょうから避けるべきでしょうね。

と思いながら、ロマネ・コンティの木箱は幾らくらいで買えるのか見てみました。


意外に安いのだ...。

と言って、ワインを飲まないで木箱を持ったってしかたないけれど、インテリアとしては楽しいですね...。ワインは飲んだら終わりだけれど、こういうグッズは永久に残るわけだし...。


銘柄の変な名前が気になった

自転車の買い物カゴにしていた木箱は、別にそのドメーヌの人が宣伝としてつけていたとは思えません。ワインの木箱があったので、それを買いものカゴにしたのではないでしょうか? お祝い事で買ったものを記念として再利用したかったのかもしれない。

木箱に書いてあった銘柄が、ちょっと奇妙な名前なのが気になりました。

Beaune Clos des Mouches とある。

とりあえず、日本の情報を探してみました。このドメーヌは日本にも輸出されているのでした。

木箱の上に大きく書いているのがドメーヌの名前。

ジョゼフ・ドルーアンを楽天市場で検索

木箱ではどんなラベルなのか分からないわけですが、そのワインが出てきました。




ハエだらけのブドウ畑?!

気になったのは、このワインの名称が「ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ」だったことです。

ボーヌは、ブルゴーニュワインのメッカのボーヌ市の周辺で作られているワインということなので問題なし。

「クロ(clos)」というのは石垣で囲んだブドウ畑を想像するので、これも問題ありません。

その後についている「ムーシュ(mouche)」というのが気になったのです。ムーシュというのは蠅(はえ)のことなのです。ハエは複数でmouchesとなっている。

蠅がいっぱいたかっているブドウ畑なんて、ぞ~っとするではないですか?!

ネットショップでは、「蜜蜂の畑」と表現しているところがありました。
あれ、あれ~?...  ムーシュって、蜜蜂のことなの?!

Joseph Drouhin Beaune Clos des Mouches Rougeジョゼ...

Joseph Drouhin Beaune Clos des Mouches Rougeジョゼ...
価格:12,870円(税込、送料別)



ネットショップでは、ちゃんと説明していました:
ボーヌ1級の中で、最も名高い『蜜蜂の畑』と呼ばれる自社畑産ワイン。この丘は南東に面しており、養蜂に適した場所で“Moushes”とはこの地方の言葉で「蜂」という意味です。その繊細さと気品は際だっており、ボーヌの真髄と言えるワインです。新樽20%を含むトロンセ産フレンチオークで14―18ヶ月熟成。


へえ、ムーシュとは蜂のことですか?
「この地方の言葉」というけど、私もブルゴーニュにいますけど、蜂を蠅と呼ぶのは聞いたことがなかったのですけど...。


蜂にも色々ある

この夏は、蜂に悩まされております。 普通は蠅がうるさいのだけれど、今年は蜂。蜜蜂ではなくて、手当り次第に人を指す蜂です。

蜂にも色々あって、今年はguêpe(ゲーップ)と呼ばれる蜂が大量発生しています。庭で食前酒を飲み始めるとやってきます。アルコールが好きな蜂なのではないかと思ってしまう。もちろん、食事を始めると、どこからともなく大量に集まってくる。食事をしている間にと蠅叩きで叩いていると、30匹くらいは殺してしまいます。

「蜜蜂(abeille)の畑」と言ってくれれば、ブドウ畑のイメージが良くなりますが、ただ「蜂」と言われると...。

どちらなの?...

このワインに関するフランス語の情報を見たら、この銘柄の「ムーシュ」というのは蜜蜂を意味するようでした:
Maison Joseph Drouhin Beaune Clos des Mouches rouge - Le Figaro Vin

昔は「abeille(蜜蜂)」のことを「mouche à miel」と呼んでいたのだそう。別にブルゴーニュ地方には限らないようです。

蜂蜜(miel)を作ってくれる蜜蜂(abeille)と、憎らしいだけの蠅(mouche)を同じ仲間にしていた理由がわからない...。

「mouche à ...」と聞くと、「mouche à merde」を思い浮かべてしまった私...。「miel(蜂蜜)」の代わりについている「merde」とは、糞のことです! 蠅はそんなものですから、一度聞いたら覚えてしまった単語でした!


深くは考えないことにしようっと

ワインの銘柄の名称には変なのがあるので、気にしないことでしょうね。

シャブリ、しかもプルミエ・クリュ(1級ランク)に、「L’Homme mort(死人)」なんていうのもあります。



レッテルにそれが書いてあったら、私はボトルに手を触れたくもなくなりますけど...。とは言え、思い出してみると、面白いからとレストランで友人が注文したのを飲んでしまったことがあるような気もする...。

 シリーズ記事: ディジョンの観光


ブログ内リンク:
変な名前のワインがあった 2016/07/16
★ 目次: 乗り物に関して書いた記事(自動車、自転車、船など)
★ 目次: 珍しいアルコール飲料
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
クロ・デ・ムーシュ プルミエ・クリュ
ブルゴーニュのシャブリのクリマ ロム・モール-L’Homme Mort から モンマン-Montmains まで
De l'Homme Mort à Montmains- Les Climats de Chablis


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