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2014/09/09
村の食事会をオーガナイズしている友人が、イベントで使う赤ワインと白のワインを大量に買いに行くというので同行しました。 天気が好転して晴天が毎日続くようになり、この日が最も気温があがるという日でした。

まずはボージョレーのワイン農家に向かい、お昼少し前に到着。

友人は、安く買える箱入りのワインを買うことにしていました。10リットル入りで33ユーロ。それを30ユーロにまけてもらっていました。

ボトルにしたら、1本350円というところでしょうか? ここはクリュ・デュ・ボージョレーの赤ワインだけを作っている農家なので、いくらボトル詰めしていないワインと言っても安いでしょう? 美味しいし、安いというワインは、参加者がたくさんワインを飲む田舎のイベントには最適。

ボージョレーのクリュには10つあるというのは既に書いていましたので省略:
ボージョレーに行った週末 2005/06/06

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ブドウの出来は?

ワインの試飲を始める前に、家の周りの畑を観察。 今年は変な天気だったのでブドウの育ち方が気になったのです。



見事に実った房もあるし、まだ緑色のままのもあるし、腐ってしまった房もある。素人なので何とも言えないのですが、不揃いだという印象を受けました。良いところだけ選んだら、かなり少ない量になってしまうのではないかな?...




昨年に同じ農家には、ブドウ収穫の最中だった10月初旬に行っていました。その時の写真を眺めてみる。


ボージョレーはブドウ収穫のまっさかりだった 2013/10/05

やはり、去年の方がたわわに実がなっていましたよ...。ブドウの収穫まではまだ1週間余りあるとのことでした。夏のような晴天になったので、その間に実が膨らむかな?...

今年はやたらに葉が多くて、実が隠れてしまっている。8月に雨が多かったからかな?...

元気そうなブドウの実の写真を撮っていたのですが、実が傷ついているものも目につく。先日、今年のワインはどうなるだろうかと思って調べたときに、ボージョレーではbotrytis (灰色かび病)という病気が発生した地域があると書いてありました。腐ってしまっている実があったのは、それかなとも思ったのですが、この病気にやられたブドウの実の写真をみたら、全然違う。雹にやられたように見えました。

ワイン農家のご主人は楽観的なようでした。もともと、この農家は良心的プライスをつけているところで、大きな儲けは出さないで楽しくやっているということろなので、収穫量が少なくても気にしないのだろうと思います。

傷んでいたブドウは何が原因なのかなんて聞いてみるのは遠慮しました。 


ワイン農家でピクニック

この日の私たちは、お天気が良さそうなのでピクニックランチをすることにしていました。一人が、この夏は寒くてピクニックを1回もしなかったからやりたがったのです。

フランスの田舎には、ピクニックをするためのテーブルがあちこちに設置されているので、どこか風景の良い場所を選ぼうと考えていたのですが、手っ取り早く、ボージョレーのワイン農家のテラスを使わせてもらうことにしてしまいました。

高台にある家なので、ブドウ畑が360度広がっていて、ピクニックにはこんな良い場所はないと思える立地なのです。



ブドウ畑の支柱にこだわってブログに書いていたことがあったのですが、気がつくと、ボージョレー地域では最高ランクのワインができるブドウ畑でも支柱を立てないでブドウの木を育てていたのですね...。

もう数えきれないほどボージョレーに行っているのに、今頃気が付くなんて! ブルゴーニュのブドウ畑のように支柱を立てているところもあるのではないかと思うのですが、またゆっくり観察することにします。

もちろん、ワイン農家のご主人もピクニックに誘う。私たちもシャンパンやワインを持っていっていましたが、ご主人も自分が作ったワインをおしげなく出してきてくださる。楽しいランチになりました。

テラスには屋根があって清々しい環境だったのですが、食事が終わってそこから出ると灼熱の太陽なので驚きました。この夏で一番の暑さを感じた日でした。


もうブドウ収穫が始まっていた

フランスでワインを作るブドウの収穫をすることができるようになる日は、毎年、法律で定められます。これを「ban des vendanges」と呼ぶのですが、日本語の定訳は何なのでしょう。収穫事前告知?

この旅行に出たのはその解禁日より少し早い時期。ブドウ畑に収穫の人たちがにぎやかにいる光景が好きなのですが、収穫風景は見られないだろうと思っていました。

ところが、ボージョレーのワイン農家に到着するほんの少し前、ブドウ畑で働いている人たちがいました。人数からいって収穫している人たちであることは確実。

車を運転していた友人は、ワインを買い付けに来たわけなので、車をとめて収穫を見学しようよ、なんてことは言わないので素通り。

でも、奇妙。「今日は何日だったっけ? ブドウの収穫解禁は何日だったけ?」と、私たちは不思議がりました。確か、解禁は翌日からなはずなのです。

解禁日前に収穫することが許されるのでしょうかね?...

立ち寄ったワイン農家の人に聞いてみると、「そう?」なんてノンキな返事。特別許可をとったのだろうと言います。

気になったので、その後に行ったワイン農家の人にも聞いてみると、「クレマン用のブドウだから早く収穫を始めたのだろう」と言われました。確かに、スパークリングワインの収穫は早くから始まるのです。

調べてみたら、今年のブドウ収穫日は、ボージョレー地域では、白ワイン品種のシャルドネーが9月5日、赤ワイン品種のガメが9月8日となっていました。でも、クリュとなるボージョレーの最高ワインができる地域のブドウ畑に関しては、農家が自由に収穫の日を決められると書いてありました。

本当なのかな?... 私は逆かと思っていました!

ともかく、インターネットでニュースを確認すると、ブルゴーニュ南部ではブドウ収穫が始まった地域があったことは確かでした。

今年初めてのブドウ収穫風景は車の中から見ただけで写真は撮らなかったので、もうブルゴーニュでブドウの収穫が始まったという動画を入れておきます。


Début des vendanges dans le mâconnais

ブルゴーニュ南部のブドウ畑では、クレマン用のブドウの収穫が9月3日から収穫が始まったというニュースです。この映像は、9月5日に撮影したコート・シャロネーズ地域にあるビュクシー町のブドウ畑だそうです。

ブドウ収穫チームの人気者として86歳の男性が写っています。12歳のときから毎年に来ているというベテラン。ブドウ収穫は大変な重労働だと聞いていますが、お元気♪

夏の間中は雨に悩まされ、地域によっては雹も降ったけれど、その後は北風が吹いて、太陽も強く照ったのでブドウの実は膨らみ、ブドウ栽培者は良いミレジムになると楽観しているのだそう。

ブルゴーニュ地方で今年のブドウ収穫が本格的になる今、素晴らしく良いお天気になっています。専門家は天気予報で収穫時期を選んだのでしょうかね。フランスの天気予報は全く当たらないと思っているのだけれど、当たるときもある...。

 シリーズ記事: ボージョレー旅行 2014年秋




ブログ内リンク:
★ 目次: ブドウ畑の作業、ワイン醸造法など
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ドメーヌ訪問記
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
Vendanges 2014 en Beaujolais et ban des vendanges
☆ Wikipédia: Ban des vendanges
Les vendanges 2014 sont lancées en Bourgogne


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