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2015/01/06

シリーズ記事目次 【赤ずきんちゃんのガレットとは?】 目次へ
その1


前回の日記「本場ブルターニュのガレットのレシピを探してみた」を書きながら、蕎麦粉で作るガレットについてインターネットで調べていたら、ほんと? と驚く記述に出会いました。

『赤ずきんちゃん』にガレットが登場している、という日本語情報があったのです。

フランスで市販されているコスプレ。日本からの輸出品のようですが、間違いではないかと思ってしまうほど高額!
この童話を読んだのは遥か昔ですが、アウトラインは覚えています。

病気のお婆さんの見舞いに行くようにお母さんから言われた赤ずきんちゃん。ところが、行ってみたらオオカミがお婆さんになりすましていた、というお話しですよね?

たしか、赤ずきんちゃんはバスケットを持って家を出た。

でも、何をバスケットに入れて持っていったのか? 私の記憶の中は空っぽでした。

フランス語で書かれた物語では、赤ずきんちゃんはお見舞いとしてガレットを持って行った、ということになっているのだそうなのです。


赤ずきんちゃんが持って行ったガレットとは?

日本の子どもが読む本に「ガレット」などとは書かないだろうと思ったので、ペローの『Le Petit Chaperon rouge赤ずきんちゃん)』の文章をインターネットで探しだして眺めてみました。お話しの冒頭で、確かにお母さんは「galetteガレット)」を持っていくように、と赤ずきんちゃんに言っていたのでした。

ガレットでしたか...。

でも、ガレットって、どのガレットのこと?...

フランス語で「ガレット」と言われただけでは、どんなものなのか分からないのです。思い浮かぶのは、ガレット・デ・ロワという名のケーキ、クッキー、そば粉のクレープ。丸い形をしているという共通点はありますが、全く違った食べ物です。


右に入れた蕎麦粉で作るガレットは、前回の日記でレシピを紹介したブルターニュの郷土料理です。でも、近年になるまで広い地域で食べられていたわけではないと思うので、このガレットではないことだけは確かだろうと思いました。

でも、この3つ以外にも「ガレット」と呼ぶものがあるのかも知れない。


どんなガレットだったのか、画像で確認

赤ずきんちゃんが持っていったのが何かを知るには、画像で見るのが手っ取り早い。

パリから35Kmくらいのところにあるブルトゥイユ城(Château de Breteuil)を見学したとき、赤ずきんちゃんのお話しを再現された部屋があったことを思い出しました。

写真アルバムから写真を探し出してみると、赤ずきんちゃんの人形は大きな丸いものを持っていました!

ブログに入れようと写真加工をしたのですが、ガラス窓越しに部屋の中を見たので画面が不鮮明。Wikipediaに良い写真が入っていたので、そちらをリンクします。

Chaperon Rouge

この女の子が持っている丸いものが「ガレット」なのでしょうね。

これを見た私が、この大きな丸いものに注目したのかどうか思い出しません。でも、どうしてこんな大きなものを持っているのだろう、と不思議だったようにも思えてきます。この城は蝋人形や猫人形などで有名な話しの場面などを再現しているので気に入ったのですが、なぜか赤ずきんちゃんの部屋は時間をかけて眺めたように記憶しているのです。

一緒に見学した友達に、この大きな丸いものが何であるか聞いていたかもしれない...。でも、おとぎ話が好きなような人ではなかったので、これをガレットと呼ぶとは教えてくれなかったのではないかな?... この城を見学したときのことをブログに書き留めておかなかったのが残念...。



ガレット・デ・ロワ
この写真を見て、真っ先に思い浮かべたのは、今の時期に食べるガレット・デ・ロワというお菓子です。

お正月の時期だったら、これを病人のお見舞いに持っていくのは最高のプレゼントだったはず!

ガレット・デ・ロワというケーキについては、すでに紹介しているので省略:
フランスの正月: 3. ガレット・デ・ロワを食べる 2006/01/04

でも、ガレット・デ・ロワはパイ菓子ですから、この人形のように抱えて持って歩くなんてことはできません。

紙袋に入れるとか、布で包むとかしないと、皮がパラパラはがれてしまいますから。

それに、『赤ずきんちゃん』は新年のお話しだったわけでもないように思います。

それで、ガレット・デ・ロワではなかっただろうと思いました。でも、大きさと形は似ているのだろうと想像します。

『赤ずきんちゃん』の挿絵などを見ても、持ち物がよくわかるものは大きな丸いものを持っていました。

Gustave Doré (1867)- フランス

Albert Anker (1883) - スイス

何なのだろう? 気になります...。

こういう風に抱えて持つとしたら、ケーキのガレットではなくて、パンではないですか?...

検索してみたら、平べったいパンが存在していて、「Galette de pain(パンのガレット)」と呼ばれていました。

「Galette de pain」をキーワードにしてGoogleで画像検索

フランスでは珍しくて、アルジェリアなどに平べったい伝統的なパンがあるらしい。

パンのガレットなどというのがあったの?!...

昨年、といっても少し前のことですが、紛らわしいお菓子の呼び名があると書いたばかりで、そこにガレットも入っていました。

以前にも紛らわしくて混乱すると書いていたので、目次まで作ってしまいました:
★ 目次: ゴーフル、ゴーフレット、ガレットなど紛らわしい菓子の名前

それで頭の中を整理したつもりになっていたのに、パンのガレットなどというのまで飛び出してくると、またまた気になりだしてしまう...。


『赤ずきんちゃん』の3つのバージョンで比較

『赤ずきんちゃん』といえば、フランスのペローが出版した童話(1698年)、ドイツのグリム兄弟の童話(1812年)があります。でもヨーロッパに古くから口伝えに語り継がれてきた民話なので、ペロー以前のお話しも残っているそうです。

フランスには30ほどのバージョンが確認されているそうですが、有名な3つのバージョンから、赤ずきんちゃんがお母さんに持たされた食べ物について書いてある部分を拾い出して、比較してみます。

 日本語フランス語(下段に英語訳)





昔あるところに一人の女の人が住んでいました。その女の人はパンを焼いて、娘に言いました。「この焼きたてのパンミルクをおばあさんのところに届けてちょうだい」。
- 鈴木晶 『グリム童話/メルヘンの深層』
熱々の菓子パン1個(注②)、ミルク1瓶

C'était un femme qui avait fait du pain. Elle dit à sa fille :
– Tu vas porter une époigne toute chaude et une bouteille de lait à ta grand.
There was a woman who had made some bread. She said to her daughter, "Go and carry a hot loaf and a bottle of milk to your grandmother."





ある日、おかあさんはパンのついでに焼き菓子(ガレット)を焼いてから、赤ずきんちゃんに言いました。
「おばあちゃんが、ご病気だそうよ。どんな具合だか見ておいで。ガレットとこのバターの壼をもってお行きなさい」
- 新倉朗子訳
ガレット1個、バターの小瓶

Un jour, sa mère, ayant cuit et fait des galettes, lui dit : Va voir comme se porte ta mère-grand, car on m’a dit qu’elle était malade. Porte-lui une galette et ce petit pot de beurre.
One day her mother, having made some cakes, said to her, "Go, my dear, and see how your grandmother is doing, for I hear she has been very ill. Take her a cake, and this little pot of butter."




ある日、おかあさんは、この子をよんでいいました。
「さあ、ちょいといらっしゃい、赤ずきんちゃん、ここに菓子がひとつと、ぶどう酒がひとびんあります。これを赤ずきんちゃん、おばあさんのところへもっていらっしゃい。おばあさんは、ご病気でよわっていらっしゃるが、これをあげると、きっと元気になるでしょう。
- 楠山正雄訳

ある日のこと、お母さんが赤ずきんちゃんに言った。
「おいで、赤ずきんちゃん。ここに大きな上等のお菓子が一つ葡萄酒が一瓶あるからね。これを、おばあさんのところへ持っておいで。おばあさんは病気で具合が悪いから、これを食べたらきっと元気になるよ。
- 金田鬼一 訳
ガレット1切れ、ワイン1本

Un jour, sa mère lui dit :
- Tiens, Petit Chaperon rouge, voici un morceau de galette et une bouteille de vin : tu iras les porter à ta grand-mère ; elle est malade et affaiblie, et elle va bien se régaler.
One day her mother said to her, "Come Little Red Cap. Here is a piece of cake and a bottle of wine. Take them to your grandmother. She is sick and weak, and they will do her well.

 

注①: Millien版「Le Conte de la mère-grand」。1870年代、フランスのニヴェルネ地方での収録した民話。
 

注②: 日本語訳ではお母さんが焼いたパンを持たせたように受け取れますが、フランス語では焼いたのは「pain(パン)」で、持たせたのは 「époigne」でした。「époigne」は 辞書に入っていない単語なので、「菓子パン」と訳してみました。どんなものであるかについて見つかった説明は以下の通り:
  • 小さなパン、ガレット、丸い菓子。古い言葉だが、今日でもブレス地域やドンブ地域の農家では、バターを入れた丸い小麦粉のパンを「époigne」と呼ぶ(情報、Dictionnaire historique de l'ancien langage françois)。
  • パンを焼くときの生地の切れ端で作った小さなパンで、たいていは子どものために作る(情報
  • 英語訳で「époigne」の代わりに使われている「loaf」は古い英語で、意味は、① パン1個(四角。丸・長細い形などに焼いたもの)、② 菓子パン、(比較的大きい)ケーキ(情報)。
赤ずきんちゃんが持っていったのは、古い民話では一種のパン。ペロー版とグリム版では、ガレット(英語版ではケーキ)で、グリム版では丸ごと1個ではなくて1切れ。パンだとしても、菓子パン風のものだろうと想像します。

それと一緒に持っていくものが、3つのバージョンでは異なるのですけれど、それは気にしない。


赤ずきんちゃんのガレットのレシピを探してみる

そんなものがあるとは思っていなかったのですが、存在するのでした!

やはりフランス人は食いしん坊なのでしょうか? おとぎ話に登場する食べ物のレシピ本が幾つも出版されているし、赤ずきんちゃんのガレットのレシピを紹介するページはインターネットにもたくさんありました。

おとぎ話を聞いた子どもは、そこに登場するものを食べたくなるものなのでしょうか?

フランスで出版されている、おとぎ話のレシピ本:



「読むと食べたくなる赤ずきんちゃんのガレット」などと言ってレシピを載せているブログもありました。私にとって、怖いオオカミが出てくる赤ずきんちゃんの話しは、むしろ食欲を減退させるものだと思うのですが...。

日本のみなさんは、どうなのでしょう? 日本でも赤ずきんちゃんのガレットを再現しようとする人がいるのだろうかと思って、インターネットで探してみました。


ガレットはスコーン?!

クックパッドで「赤ずきんちゃん」をキーワードにして検索してみたら、色々出てきたのですが、赤い頭巾をかぶった女の子に見えるお弁当ばかり...。

幼稚園に行く子に赤ずきんちゃんのキャラ弁を作ってあげるのは優しいお母さんですが、私が探しているのは赤い頭巾ではなくて、持っていった食べ物です。

童話に登場する食べ物を作れるレシピ本は日本にも存在していましたが、インターネットで赤ずきんちゃんが持って行ったお菓子のレシピを紹介しているのはごく少数でした。.

驚いたことに、赤ずきんちゃんが持っていったガレットは、どうやら日本では、イギリスのお菓子である「スコーン」を連想するらしいです。

こちらもレシピを紹介しているのですが、スコーンです:
『赤ずきんちゃんのバスケット』

ひょっとして、英語圏ではガレットをスコーンと訳すのだろうかという疑問がわいてきます。でも、英語に訳されたペロー版もグリム版も「cake(ケーキ)」という単語が使われているのです。

どうして日本だけスコーンにしてしまうのだろう?...

童話に登場するお菓子をレシピとともに紹介した書籍があって、それの影響なのだろうと思えました。


童話の中のお菓子たち 時事通信出版局 (2005/11)

この本では、赤ずきんちゃんは何を持っていっただろうか?... と始めていました。

この書籍はGoogleブックに入っていたので、レシピまで読めてしまったのです:
☆ Google ブックス: 童話の中のお菓子たち

Googleブックスはみなそうなのか、この書籍の部分がおかしいのか、買うようなふりをして無料サンプルを見たりすると、はじめの数ページしか開かないこともあるし、最後まで出てきてしまったりもしました。なんだかキツネにつままわた気分...。

それはともかく、この本では、香りも良いスコーンを持っていってお婆さんを喜ばせたい、と書いてありますので、歴史的に検証して赤ずきんちゃんはスコーンを持っていったはずだ、という判断ではないようです。

昔のお話しだから、シンプルなお菓子を選んだというのは適切だと思いました。でも、赤ずきんちゃんがスコーンを持っていったとすると、問題があると思うのです。

フランス語の文章にあるガレットもパンも、英語版のケーキも1個だけ持っていくことになっています。

私たちが普通に見るスコーンを1個持っていくのは変です、
でも、スコーンも大きな形に作れるのでしょうか?

あるいは、日本人は単数か複数かを気にしないから、スコーンを連想しただけなのかな?...

検索してみたら、小麦粉26キロ使った重さ50キロの巨大スコーンの画像が出てきました。大きく作ろうと思えば、できるのですね。

赤ずきんちゃんのガレットは、お正月に食べるガレット・デ・ロワと同じくらいの大きさだと思うのですが、スコーンをそのくらいの大きさにしたらどうなるのかな?...


スコーンの祖先は、ガレットみたいなパンだった

日本では最近、スコーンscone)が流行っているように感じるのですが、私は食べたことがないように思います。それで、スコーンとはどういうお菓子なのか調べてみました。

Wikipediaの英語ページの「Scone」には歴史の項目があって、驚くことが書いてありました。スコーンの原型は、丸くて平たくて、中皿くらいの大きさだった、というのです。

だったら、始めに画像を入れた赤ずきんちゃんたちが持っていたものと同じではないですか?!

そのスコーンの原型は、今日ではbannockと呼ばれていたのだそう。

スコットランド、オークニーの伝統的な六条大麦(beremeal)のバノック。切り分けられた一片はスコーンと呼ばれる。

これなら抱えて持って歩けそうですね。

Wikipediaの「bannock」からフランス語ページへのリンクでは、さっき書いた「Galette de pain(パンのガレット)」にリンクしているだろう、と期待を高めました。

から喜び! Banniqueにリンクされていました。詳しく書いていないので、画像検索をしたら、カッコ付きでpain amérindien(インディアンのパン)というのが圧倒的に多いので混乱...。フランスでは、これはアメリカ大陸に入ったヨーロッパの人たちが食べていたパンとして知られているらしい。

なんのことはない。Wikipediaの日本語ページ「バノック」を先に見ればよかった。詳しく説明されているのです。

赤ずきんちゃんが持っていったのは、パンのガレットと呼べそうなバノックでも良いのではないかと思いました。グリム版では「ガレット1切れ」と言っているのです。バノックを切ったものを「スコーン」と呼ぶそうだし。

でも、です。

バノックは膨れそこなったパンみたいではないですか? グリム版のフランス語訳では、お母さんは「病気で弱っているお婆さんは、このガレットに舌鼓を打って喜ぶだろう」と言っているのです。

このバノックをもらって、お婆さんはそんなに喜ぶだろうか?... 食いしん坊のフランス人たちは、もっとおいしそうなお菓子を想像するようです。

次に、フランスで定番になっているように見える「赤ずきんちゃんのガレット」のレシピをご紹介します。
赤ずきんちゃんが持っていったガレットのレシピ(フランス版)

 シリーズ記事: 赤ずきんちゃんのガレットとは? 【目次




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外部リンク:
童話「赤ずきんちゃん」に関するリンク集 (シリーズ日記目次内に記載)
BnF: Contes de fées » Petit Chaperon rouge
  ※エンコードは中央ヨーロッパ言語(ISO)に設定して読む
 赤ずきんちゃん ー 赤ずきんちゃんのあれこれ
Mise en parallèle des trois versions


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カテゴリー: 文学、映画 | Comment (2) | Top
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コメント
この記事へのコメント
知りたい・・・・
私もいろいろ検索してみましたが、Otiumさんが書かれていること以上の情報を得ることは出来ませんでした。そこで、身近のフランス人に、赤ずきんの中でお婆さんに持って行ったものが何だったか思い出せるかと聞いたのですが、「思い出せない」と言われ、更に「ガレットを持って行ったのだけれども、ガレットと聞くとどのタイプを思い浮かべるか」とも聞いてみたのですが、これも「分からない」との返答でした。フランス人にとってもガレットだけでは、イメージしづらいようですね。
挿絵などから、大きさや見た目的にはこれ→http://www.momes.net/recettes/galette-petit-chaperon-rouge.htmlが近いようにも見えますが、小脇に抱えて行くのは難しそうですし、一緒に持たせたバターの壺(ワインかもしれませんが・・・)との組み合わせもいまいち。考えれば考えるほど謎が深まります。
2015/01/07 | URL | loc envel  [ 編集 ]
Re: 知りたい・・・・
v-22 loc envelさんへ

いまレシピを紹介したページを転送して、コメントをくださっていたことに気がつきました。リンクをくださったページのレシピは私も見つけて記事に入れていましたが、改めて開く機会をくださったので、ページの下にクイズがあることに気がついて、挑戦(?)してみました。

それで、知りたいと思っていたことが判明できたので喜んでおります♪ フランスでは、やはりフランス人のペローのバージョンを子どもに教えるのだろうと推測していたのですが、ペロー版とグリム版とミックスしているみたいですね。

ガレットと一緒に持っていったのがバターなのはペロー版。でも、最後に赤ずきんちゃんが食べられてしまうのは残酷だという現代人の発想からだと思いますが、クイズではグリム版のように狩人に助けられるということになっていました。クイズにしてしまうくらいですから、それがフランスの子どもたちに教えるストーリーの定番なのだろうと思います。

もう1つ、フランス人なら誰でも赤ずきんちゃんがガレットを持って行ったと知っているのだろうか、という疑問を晴らすご報告をしてくださったことにも感謝! 私もフランス人たちに聞いてみたいと思っていたのです。大きな丸いものを持った赤ずきんちゃんの絵を見せて、これは何と呼ぶものなのかと聞いてみたい、とも思いました。毎日のように、私はフランス人には突拍子もないことを聞きたくなるのに引け目を感じて(なんで、そんなことを聞くの? と言われることもあるので、めげる!)、話しの成り行きで、うまく話題を持っていってから質問を出せるチャンスを狙うようになりました。

赤ずきんちゃんのお話しにガレットは登場するとしても、食べる場面、まして、それが美味しかったかどうかなどは出てこないのですから、ガレットが印象に残る方がおかしい、と私は思ったのです。それなのに、「赤ずきんちゃんのガレット」という料理名でお菓子を作っている人たちが大勢いて、子どもたちも学校で作っているのは不思議でした。

結局のところ、この話しを聞かせる年代の子どもがいる親や、童話を授業で扱う学校の先生が、ガレットを大きく取り上げるだけなのかな?...

改めて赤ずきんちゃんのストーリーを読んだら、疑問だらけ。こういうのを卒論のテーマにしたら面白かっただろうな... と思いました。
2015/01/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
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