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2015/05/27
ワインを買いに行ったついでに、お気に入りにしているレストランで昼食をとることにしました。夫婦二人でやっているらしい小さなレストラン。久しぶりなので、いちおうインターネットでレストランに関する情報をチェック。

TripAdvisorを見ると、悪口を言っている人が目立つので驚きました。最低ランクの評価をしている人も何人かいる。美味しい料理をお手軽プライスでだしているのに、どういうところに文句をつけているのかに興味を持ったので、コメントを読んでみました。

インターネットに書き込みできる口コミサイトは、自分か関係者に良いコメントを入れたり、やっかむ人が嫌がらせを書いたりしているのも知っているので、真に受けるわけにはいきません。でも、やらせや自作自演ではない感じのコメントが書き込まれていたのでした。

お給仕の人が感じよくない、という意見が多かったです。確かに、生まれつきの性格で人を相手にして仕事をするのに向いていないタイプの人だとは思います。つまり、誰にでも愛想が良くて、気に入られるためなら何でもする、という女性ではない。見ただけで好意を抱いてしまうような美人でもない...。

でも、わざわざコメントで悪く言うほどのレベルではないと思うのですけどね...。そもそも、フランスで感じが悪いレストランのお給仕の人とか、店員さんといったら、信じられないくらい感じが悪い人がいるのです。安い給料で働かされているので苛々しているのだろう、と思うことにしていますが。

思い出してみると、私が初めて行ったときにも、愛想がない人だな、という印象を持ちました。その後は接客業に慣れてきたので冗談に笑ったりするようになったのだろうと思っていたのですが、彼女は、フランス人にしては珍しく、人見知りするタイプなのかもしれない。日本では、はにかみ屋さんとか、口数が少ないとかいうタイプは、男性でも女性でも誠実さを現す指標にもなっているように感じますが、フランスでは決定的な欠点なのですよね。

レストランの評価とは人によって全く違って当然だと思います。それで、ブログにレストランやホテルなどのことを書くときは、極力、どこなのかは特定できないように気をつけています。私が褒めて書いているのを読んで、わざわざ行って気に入らなかったりする方があったら、ご迷惑をかけてしまったと反省するではないですか。次に行ってみたら全く違ってしまっていた、ということも頻繁にありますから。


インターネットの悪評は気になったのではありますが、ミシュランのサイトでは良い評価をしていたし、シェフが変わったわけではないらしいので、昼食を食べに行くことにして、電話で予約を入れました。

行ってみると、レストランの中にはお客は全くいない。この日は、最後まで、私たちのテーブルしか埋まっていませんでした。経営を続けられるのかな?... と心配になる!

でも、客にはへつらわないで、シェフは自分が良いと思う料理を出すことだけに情熱を傾けているのだろうと思います。今までと全く変わりなく、美味しい料理を堪能しました。シェフは私たちだけのために料理を作ってくれている、という贅沢なひととき!

創作料理が食べられるレストランでは、自分が料理するときのヒントにもなるので、勉強する機会になります。食べたものの写真を撮影しました。


前菜



左側のは豚の頭を使った料理。肉屋さんが作って売っている「フロマージュ・ド・テット(Fromage de tête)」という庶民的な食品に似ています(上手にできていると思った画像へのリンク。お母さんの手作りだそうです)。でも、それよりも洗練されている仕上がりでした。

右側のは、豚の耳を入れたもの。こういう風にオーブンで焼いておつまみにもする料理に「cake」という言葉を使うのですが、「ケーキ」と訳したらいけないでしょうから、なんと呼べば良いのかな?...

フロマージュ・ド・テットは豚の頭の部分の臓物から作るのですが、耳は美味しいので、これに入れてしまうのは残念。シェフもそう思って別にした調理を作ったのだろうと思います。

こういう料理は、毎日食べても飽きないな...。


メイン料理

メイン料理のチョイスには、気を引かれるものがなかった。家でソテーにして食べているので面白味はないのですが、食材が好きなので選びした。

フォワ・ド・ボー(子牛のレバー)。

私は貧血気味なので、頭痛などがして血が減ってきているなと感じるときには、日本ではウナギ、フランスでは子牛のレバーを食べることにしています。気のせいもあるのでしょうけれど、食べ終わったとたんに元気になってしまうのです。



フランボワーズの酢を使ったソースでしたか。添えられているのは、野菜の他に、「gnocchis」と書いてある。何かと思ったのですが、ニョッキでしたか。こんな綴りだとは知らなかった。

どこかのレストランで分厚く切ったレバーを食べてから、フォワ・ド・ボーは厚切りで、中は生くらいのが美味しいと知りました。

それで厚いのを買いたいのですが、肉屋さんでは薄く切ったものを並べているので、なかなか手に入りません。この少し前、肉屋さんで大きな塊を見かけたので、厚く切ってもらいました。厚く切ってもらうと、幅があるので、ものすごい量になってしまうと気がつきました。1人前が300グラムくらいの分量になってしまったので、半分は切って別の日に食べました。

それでも、厚みはこんなにはなかったのです。ここで出たくらいに厚く切るということは、ものすごい量を買わないといけないわけで、厚切りのフォア・ド・ヴォーを食べたかったら、レストランで食べるしかないか... と思いました。

どのくらいの厚さだったかを記録しておくために、食べかけの写真も撮っておきました。



こういう厚切りのフォア・ド・ヴォーと出会ったのはどこだったかと思って、過去のブログを探してみたら、出てきました。なあんだ、同じレストランだったのだ...。でも、料理の仕方は全く違っていましたね。

フォア・ド・ヴォー、大好き 2010/08/18


熟成させていないヤギのチーズ

料理を選んでいたとき、なぜかヤギのチーズに惹かれました。農家が配達してくれることになっているのだけれど、まだ来ないので、間に合わないかも知れないと言われました。

熟成していない、ほとんどフレッシュなものと書いてあったので、食べられないかもしれないと言われると、余計に食べたくなる...。

でも、届かなかったら別のチーズを注文するので気にしないように、とお給仕の人に告げました。

メイン料理が終わった頃、調理場で賑やかな話し声が聞こえてきました。農家の人がチーズを持って来てくれたのでした。ラッキー。



どこのヤギ飼育農家のを入れているのか聞いたら、私がいつも買いに行くヤギ飼育農家がチーズの作り方を教えたと聞いていた農家でした。「最近はなかなか上手に作るようになった」と言われていたので、やはり本家の方が美味しいかなと思いながら食べました。

でも、添えてあるサラダが良い。こういう色々な材料を少しづつ使うというのは、なかなか家庭ではできないのだな...。


ここまでは順番に食べたものについて書いただけ。この後のことは、自分用のメモとしても書いておきたいことのお話しになります。

続き:
レモンチェッロと白ナスが入ったティラミス

ブログ内リンク:
★ 目次: ハム・ソーセージ類、豚について
★ 目次: 薬として飲める酒、症状を回復する食べ物
★ 目次: 乳製品(チーズ、バター、生クリーム)に関して書いた日記
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ
奴隷のように働かされているとは感じない? 2014/02/05


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