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2015/05/23
オモチャをもらったみたいに喜んでいる友達がいます。

彼の友達が野菜を作っていた小さな畑があるのですが、高齢になって放置しているからと使わせてもらえることになったのだそう。それで、motoculteurと呼ぶものを買ったのでした。

畑に水源もあるくらいなので、ここのところの大雨で水浸しになっていました。ようやく水が引いたので、初めてそのオモチャを使う日、彼の友達がワインを持ってお祝いに行くというので、私もその応援に参加。

前回の日記(本格的な春になることを告げる「氷の聖人たち」)に書いた「寒のもどり」とされる日が過ぎたら野菜を植えられるようにと畑を耕し始めたのですって。

いました、いました。ほんと、嬉しそうに働いている!

これが、ご自慢のmotoculteurです。



フランスの田舎で家庭菜園をしている人の場合は、畑が広いので、こういう道具や、農家から買った中古のトラクターを持っている人が珍しくありません。

それで、motoculteurというフランス語は知っているのですが、日本語では何と呼べば良いの?

仏和辞典を引いたら、耕耘(こうてん)、ハンドトラクター、と出てきました。

耕転機なんて、聞いたことがないな...。
発音したら、好天気に聞こえてしまうではないですか?

Wikipediaで検索したら、出てきました。
耕耘機

耕運機管理機、和製英語でテーラーとも呼ばれるのですって。

そんなに呼び名がいっぱいあったら、買いたいときに何と言えば良いか迷ってしまうではないですか?

売られているものを探してみたら、「耕うん機」と呼ぶのが一般的なような感じがしました。


さて、彼が買った耕うん機をアップにしてみます。



ところで、motoculteurは日本語で何というのかを調べていたら、Motobineuseという単語もあるのを発見しました。

Wikipediaに入っている写真で比較してみます。
Rotary tiller compact
仏語:  Motoculteur
日本語: 小型ディーゼル耕耘機
英語: Japanese two-wheel tractor
HondaTiller
仏語: Motobineuse
英語: F210 Honda tiller

友達が手に入れたのは右に似ているように見える...。2つの単語の違いを聞いてみたら、友達が買ったのは、しっかり土を耕すのでmotoculteur(左のもの)だと教えられました。

友達のオモチャは、スーパーの店の前で、350ユーロ(約5万円)で売っていた中古品とのこと。新品同様で、しかも持ち主が土除けの比翼のようなものを付けて左右に広げていたから、新品より価値があるのだそう。

新品だと、1,000ユーロくらいするのだと言っていました。それで友達は嬉しくて嬉しくて仕方ない、と舞い上がっていたわけなのでした。

メーカーはヴァイキングという、聞いたことがない会社でした。どこの国かと聞いたら、北欧ではないかとの返事。勝手に想像しただけだと思うけれど...。

... といい加減なことを書いておくのも気が引けるので、調べてみました。ドイツ系のグループに入っている会社ですね。

ついでに、友達が買った機種の情報も出てきました。シリーズの中で一番高い、これではないかと思います。

http://www.viking-jardin.fr/Catalogue/Motobineuses/Motobineuses/249159-910/HB-585.aspx


商品名はMotobineuseになっていました。結局、こういうのをフランス人はmotoculteurで代表させてしまうのでしょうね。

それに、なあんだ、659ユーロで売っていますよ~! 

書きながら調べたところ、日本ではそんなに高くはないように見えたので、フランスではそんなに高いのかなと不思議に思っていたのです。でも、せっかく喜んでいるのに水を差しては悪いので、ご本人には教えないことにします。


ところで、フランスでこういうのを持っている人たちは、ホンダ製が多いです。それが一番優れたメーカーとして定着しているようです。自動車にしても、ホンダはフランスで人気があるように感じるな...。

この日、耕うん機の使い心地を私も試してみたいと言ったのですが、まだ土がぬかっているので、別の日に長靴を履いてくるように言われました。

ブンブンと動かしていたのですが、やはり力がいるのではないかな?...

あれから、彼は何回も畑に行って耕したとのこと。しばらく使っていなかった畑なので、草ボウボウだったのが、見事に耕せたのだそう。すごい耕うん機なんだ! と自慢していました。

そんなに耕うん機を動かすのが楽しかったら、畑はずっと更地にしておいたら? などと言ってしまった私。

書きながら気がついたら、耕うん機を動かす体験のために行くのを忘れていた。だって、ここのところ、とても寒かったのだもの...。もう植えつけも終わったそうなので、体験はできなかった。


今日は、別の友達が家庭菜園で育ったサラダやラディッシュを持ってきてくれました。温室を持っている人なので、収穫が早い。

お昼時だったので、友人夫妻を昼食に誘って、作りかけていたお刺身がメインの献立の量を増やしてみんなで食べました。食後酒まで進んで、昼食が終わったのは午後8時。

耕うん機を見に行った日も、仲間の人の家で10人くらいで昼食をして、お開きになったのは真っ暗になってから。

ブルゴーニュにいると、なんだか食べてばっかりいるみたいな毎日...。



ブログ内リンク:
安いと喜んで買ったトラクターが壊れて落ち込んだ友人  2011/08/11


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カテゴリー: フランス人 | Comment (2) | Top
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コメント
この記事へのコメント
晴耕雨読
無為徒食

理想的ですね
2015/05/24 | URL | じゃむおじさん  [ 編集 ]
Re:
v-22 じゃむおじさんへ

とても素敵な言葉を教えていただきました♪

ヴォルテールの『カンディード』の最後に突然出てくる「il faut cultiver notre jardin(わたしたちの畑を耕さなければなりません)」を思い出しましたが、それよりもずっと良いですね。

言ったら大受けしそうな人が何人も頭に浮かびました。でも、ただ意味を訳した文章では面白くないでしょうから残念...。
2015/05/24 | URL | Otium  [ 編集 ]
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