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2015/05/28
人口500人足らずの小さな村にあるレストラン。近くに観光スポットがあるわけでもないので、観光客がたまたま通りかかることはめったにないと思うところにあります。店内の席が埋まるのは、近郊の人たちが何かお祝いでもするときくらいではないでしょうか。

そこで食事をしたことを書いた前回の日記「貸し切り状態のレストランでランチ」の続きです。

夫婦なのかどうかは知りませんが、男女2人がレストランを経営しています。

こういう小さなレストラン、つまりパティシエというデザート専門の人がいない店だと、デザートがつまらないことが往々にしてあります。でも、ここは凝ったデザートを出します。


この日に私が選んだのは、少し変わったティラミスでした。



これを選んだのは、レモンチェッロという、レモンのリキュール酒を使っていると書いてあったのに惹かれたからでした。


幻のレモンチェッロ!

「Limoncello」と綴るのですが、レモンチェッロなのか、レモンチェロなのか、はたまたリモンチェッロなのか? カタカナ表記を確認しようと、検索にかけてみました。

Limoncelloを楽天市場で検索

そうしたら、再び出会いたいと長いこと思い続けていたメーカーの商品が出てきたのでした。

右に入れるメーカーのものです。

忘れもしないラベルを変えないでくれていて、ありがとう!

イタリアの美しいアマルフィ海岸にあるRavello(ラヴェッロ)に滞在したとき、ホテルの近くに醸造所があるので、立ち寄ってみたのでした。

レモンチェッロに出会ったのは、この時が初め。

ホテルから坂を下りて行くとき、小さな醸造所があるのが目に止まったのですが、どうせ美味しくないだろうと思って無視して観光していました。

それでも、滞在の最後の日の朝、やはり行ってみておこうかと思って立ち寄ったのでした。

忘れもしない、午前11時ころ。ワインの試飲に行くには良い時間ですが、そんな時間に食後の酒を試飲するなんて~! とは思ったのを思い出します。

甘いリキュール酒はお菓子に使う程度で、そのまま飲むのは好きではない私です。ところが、これはメチャメチャに美味しい!

以来、フランスでも、イタリアでも、イタリア料理を食べるときには、よく食後にレモンチェッロ注文するようにまりました。お腹がいっぱいのときには、デザートの代わりにこれを飲むということもやっています。

イタリアに行ったときはもちろん、フランスのイタリア食品店でもレモンチェッロを探します。ところが、ラヴェッロで試飲して買ったのと同じように気に入るのには出会っていません。あの癖のないレモンの風味がない...。

それでも買って、冷凍庫にはレモンチェッロのボトルと、それを飲むときに使う小さなグラスも入れています。気に入らなくて飲まないボトルが何本もたまってしまったので、最近はレモンのシャーベットを作るときに入れて消化し始めました。ストレートで飲まないのなら、違う~! と憤ることもないので。

あぁ、あのラヴェッロのレモンチェッロ!(ため息) ずっと出会えないでいたのに、日本では売っているのでしたか...。

フランスはイタリアのお隣なのですから、どこかでは売っているはずではないですか? ところが、メーカーの名前で検索しても、イタリア情報しか出てこない...。

この次に帰国したときに買うことにしようと思って、リンクを入れておきました。もしも、日本で買ってフランスに持ってきたら長旅をすることになりますね。イタリア⇒日本⇒フランス。


フィンガービスケットの代わりに、なんと白ナス!

ティラミスにレモンチェッロを入れるのは、考えつくアイディアかもしれない。この日に食べたティラミスで変わっていたのは、中に入っている歯ごたえが少しある食材なのでした。

作るときにはフィンガービスケットを入れますよね。

私は家でティラミスを作るときには、Biscuits roses de Reims(ビスキュイ・ローズ・ド・ランス)を使うのが好きです。

これが何であるかはブログに書いていました:
ランスのピンク色 2010/04/14

ともかく、ティラミスには、水分を吸ったビスケットが入っていますよね。

ところが、この時のティラミスには、歯ごたえが少しあるものが入っていたのでした。

何なのだろうかと取り出してみると、白い物体。

最近は食べた料理の写真を撮るときには、まずお品書きも撮影しておきます。後でどんな料理だったのか忘れたときに便利なので。

料理の名前をデジカメに記録しておくのって、こんな時も役に立つ。お給仕の人を呼んで、ここに入っているのは何ですかと聞かなくても、写真を拾い出して読めば良いのですから。

何と、キャラメルをまぶした白いナス、と書いてあったのでした。

だいぶ前、白いナスを初めて見たとき、こんな食慾が減退するような姿の野菜なんか、間違っても食べたくないと思ったのでした。

でも、ここに入っていた甘い白ナスは、かなり美味しいので驚きました。


それにしても、ナスをデザートに使うのは珍しいのではないでしょうか?

日本人は野菜が好きだからと、まず日本語で白ナスのレシピを探してみたら、誰もデザートなんか作っていないみたい。

それで、フランス語で検索してみたら、出てきました(こちら)。

薄くスライスした白ナスに粉砂糖をまぶして、100度のオーブンで1時間焼いています。冷めるとカリカリになる。生クリームにトウシキミで香りを付けてホイップし、それに白ナスのお煎餅(?)を添える。バルサミコ酢で皿に模様を描き、バジルのシャーベットを添えています。

なかなか変わっていますね。おいしそう...。

でも、やはり白ナスを買うことはないだろうと思います。なぜだか分からないのですが、私は白い食べ物には嫌悪感をもよおしてしまうのです。白いご飯、豆腐、うどん...。本当に美味しいものでないと、食べる気がしません。

このレストランを発端にしたお話しは続きます:
花椒の若葉も「木の芽」として食べられるのでしょうか?



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