| Login |
2015/06/21
「今日から夏だ」と言われました。6月21日は夏至なのです。日本では、梅雨が明けたら夏という感覚があるのだと、日本の田舎に住む友達から教えてもらったのは去年のこと。四季が感じられない東京育ちのせいか、私はカレンダーを月で4等分して春夏秋冬に分類してしまっています。

暖房を入れたくなるほど寒かったり、猛烈に暑かったりするので、風邪をひかない方が不思議なくらいの天気が続いています、

前回の日記「お花がいっぱいのレストラン」で書いた日は、飛びぬけて暑い日でした。その前に寒かったので、毛穴が全部しまっているという状態なのではないかな。普段は寒がりな私なのに、こういう風に突然やってきた暑さは耐え難い。


ブルギニョンにぶたれると、どうなる?

ブルゴーニュ地方は内陸性気候の典型。冬の寒さはきびしいのだけれど、夏の暑さも凄まじい。

気に入っている表現に、こんなのがあります。
Le Bourguignon tape dur.
ブルギニョンは激しく叩く。

ブルギニョンというのは、形容詞なら「ブルゴーニュの」という意味で、ブルゴーニュの郷土料理の名前にも入っていますね。ブッフ・ブルギニョンとか、フォンデュー・ブルギニョンとか。

でも、ここでは名詞なので、普通ならブルゴーニュ人。でも、このフレーズにあるブルギニョンは、ブルゴーニュ地方の太陽のことを言っているのです。

つまり、ブルゴーニュの太陽は猛烈に照りつけてくる、という感じになります。

少し気取った文章を書くときに出てくることがある程度で、そんなに一般化しているフレーズではないのですが、暑いときには正にその感じの太陽なので私は気に入っています。

誰かこのフレーズを初めに使った作家がいたのかなと思って検索したら、19世紀の小説『La Filleule De Lagardère』に、下の文章が入っていました。

N'empêche que le Bourguignon (le soleil) tape dur et que j'ai crânement envie de rincer le bec..

ここで初めて使われたとも思えないのですが、面白い文章。ブルゴーニュの太陽だから、やはり喉が渇くとワインを飲みたくなるのに結びつくというわけかな?...

この日の私たちも、まさにその感じでした。レストランに入ったら、まず白ワインを注文して、すぐに持ってきてくれるように頼みました。実は、その前から脱水症状に近かったので、カフェに入って食前酒代わりにシャブリを飲んでいたのですけど。 


興味を持ったばかりのドメーヌのワインがあった

ワインリストを見ると、1週間前に行ったレストランで飲んで気に入ったブルゴーニュの白ワイン「ブーズロン」のドメーヌの名前がありました。

その時の日記:
やたらに美味しいブーズロンに出会う 2015/06/07

迷わず、それを注文することにしました。

お給仕の若い女性に、このジャクソンという苗字のドメーヌのブーズロンが美味しかったので... と話すと、???の反応。「ワインのことはよく知らないので...」と言います。ソムリエさんでもないのだから当然だし、そう言うのは素直で良いですよ。知ったかぶりをするのが一番悪いですから。

このお給仕の女性は、お料理の説明はみごとでした。全部味見をしているのだろうと思ったのでした。

今回選んだのは、ジャクソンリュリ・プルミエ・クリュの白ワイン。畑の名前はグレジニーで、ミレジムは2012年。


Rully 1er Cru "Grésigny" 2012年

暑い日だったので、濃厚な白ワインは欲しくなかったのでした。さっぱりしているけれど、しっかりとした風味があって、こういうワインが飲みたかった、とずばりと思うワインでした。

やはりこの新しく発見したドメーヌはマークしたくなる。

友人たちとワインの買い付けに行くとき行きたいと言い出そうと思うので、お値段を気にしています。ブルゴーニュの友人たちは、安くて美味しいワインを買おうとするのです。

先日行ったレストランで飲んだブーズロン2012年は、34ユーロでした。今回のリュリ・プルミエ・クリュ2012年は、それよりずっとランクが上なのに、29ユーロ。

このドメーヌは日本にも輸出されているので、日本での販売価格をチェックしてみました。まさかブーズロンよりリュリ・プルミエ・クリュの方が安いということはないだろうと思たのでけれど確かめてみる。

「ポール ジャクソン」を楽天市場で検索

ジャクソンのリュリ・プルミエ・クリュも日本で売られていました。


やはり、ブーズロンより高いですね。当然だと思います。今回は入ったレストランは、ワインで儲けようというのがないのかな?...

ドメーヌのサイトでも、このワインをチェック。

アロームは桃とアプリコットと書いてある。なるほど。そういう表現が私はできないのですよね...。

この銘柄のワインを作るブドウ畑も、ドメーヌでは古株がある畑になっていました。ブーズロンは1937年に植えられたと書いてありましたが、こちらは1950年。

フランスワインで「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古株)」という表記には法律的な規制がなくて、植えてからたった10年でも「ヴィエイユ・ヴィーニュ」として売っていたりするのです。ここはその単語を使っていない。このくらいの古株になると、何年に植えたと書く方が信頼を得られますよね。

フランスのネットショップでもお値段を調べてみました。例えば、こちらでは、こうなっていました。

先日のレストランで飲んだブーズロン2013年は13ユーロ。リュリ・プルミエクリュは、2012年は23ユーロで、2014年のだと17ユーロ。

とりあえず、ワイン買い付け仲間の友達1人に話してみました。すると、「リュリ・プルミエクリュで17ユーロは、ちっと高いな」と言われてしまった...。

  【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集

ブログ内リンク:
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
☆ ABC de la langue française: bourguignon
☆ BIVB: Rullyリュリィ
☆ Wikipedia: 至点


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村にほんブログ村 トラコミュ フランスのお酒 (ワインなど)へ
フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する