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2015/07/11
フランスにいるときに日本食が恋しくなることはないという便利な私です。それでも、フランス人たちに食べさせるために日本料理に使う材料を持ってきます。

生鮮食料品はフランスにあるもので間に合わせています。

フランスで刺身にできる海産物をリストアップしてみた 2015/07/10


それでも、調味料などの類いはやはり持ってこないと手に入らない。中国系の店では色々売っているのですが、なんとなく怪しげに見えてしまう...。

以前にもブログで、何をフランスに持ってくるべきか、忘れないように書いておいたのですが、久しぶりに眺めてみたら、10年も前に書いていたのでした。

その後、持ってくる物は変化しています。それで、リストアップし直すことにしました。


羅臼昆布のお買い得品

この冬に帰国したときの発見の1つは、羅臼(らうす)昆布でした。しかも、お買い得な、切り落としの部分。

東京の友達の家でご馳走になったとき、北海道の友達が送ってくれたのだというのを味わったのです。びっくりするほど美味しいのでした。

友達は料理が特別に上手で、色々な食材について教えてくれています。彼女は以前には小料理屋さんをしていたくらいですから、プロなのです。

彼女曰く、羅臼(らうす)昆布の切り落としの部分は安く買えるのも良いのだけれど、こういう食材は市場に出回らないので、地元でないと手に入らない。

それから少ししたとき、別の友達が教えてくれた東京にあるオーガニックの食品店で店内を眺めていたら、それらしきものがあるではないですか! しかも、業務用という感じの味気ない大きな袋に入っていて、お安い。2袋購入しました。

昆布を美しく裁断した後の部分ですから、色々な形をしていて、見た目は悪い。でも、とても良い出汁が出ます。

無くなったとき、あの店に昆布を買いに行くためだけにわざわざ行くのは面倒。検索したら、ネットショップでも売っていますね。

左側が立派な羅臼昆布で、右のが私が買ったのと同じものだと思います。



右に入れた「羅臼耳昆布」を売っているショップに詳しい説明があるので読んでみました。高級品を作るために切り落とした部分は「耳昆布」と呼ぶのだそう。

羅臼昆布には甘味があって、濃い出汁がとれるのだそう。どうりで、私が気に入ったはずですね。昆布が大好きなので、いつも濃い出汁にしているのですが、これだと、そんなに昆布を使わなくても私好みの出汁がとれるのです。

高級品と耳昆布では出汁の味は違うのかな?... 私は十分だと思うのですが。それに、切り端だと柔らかいのも気に入っています。煮込んで出汁を取ったあと、引き揚げなくても煮ものと一緒に食べてしまってもOK。出汁を取った後に刻んで酢の物にしたこともありました。

確かに、羅臼昆布の切れ端は売っている店が極端に少ないようですね:
羅臼昆布を楽天市場で検索


しょう油

最近気に入っているのは、キッコーマンの「しぼりたて生しょうゆ」シリーズの醤油

開栓後常温保存で90日間しょうゆの鮮度が維持できるというパッケージ。ガラス瓶ではないので、スーツケースに入れるのも安心。料理用と刺身用に2種類持ってきます。


キッコーマンの醤油は、フランスでもスーパーや中華系の食材を扱う店で簡単に手に入るのですが、どうも味に満足しないので、日本からいつも持っていきます。オランダに工場があるそうなのですが、製法が違うのでしょうか?...


豆腐(長期保存)

パックに入っていて長期保存できる森永乳業の「絹ごしとうふ」が便利。

10カ月も保存できるというのが奇妙ですが、豆腐として十分に通用する味。

揚げだし豆腐などにすると、すこぶる評判が良いので気に入りました。

ただし、要冷蔵(10℃以下)なので、夏に持って行くのは無理。

こんなパッケージなのですが、飛行機に乗るときは危険物扱いになるので、手荷物では持てません。

以前は空港で買えたので、チェックインするときに預けてしまえば安心だったのですが、最近は売っていないようです。空港で買えなくなってからは、めったに持って行かなくなりました。

フランスでも中国系の店では豆腐を売っているのですが、固いので中華料理にしないと使えないように感じます。


ごまかし日本料理の材料

急に日本料理を作る必要があったときなど、これを使うと便利というのもあります。台所で作るところは絶対に見せない。すると、どうやってこの味が出たのかと感心されて、料理が上手などと言われてしまう...。インスタントなのですけど!

① ごまだれ

フランス人は、ゴマが嫌いな人はいないのではないかという気がします。日本食ブームになる前は、海苔などは見ただけで吐き気を催されたりしましたが、その時代でもゴマは大丈夫だったと思う。

それだけフランス人受けするゴマなのに、フランス人は全くと言って良いくらい使わないのですよね。たまに、創作料理をするシェフがサラダなどにまぶしているのを見た程度だと思います。

ゴマは日本から持ってきて、すり鉢ですっているのですが、ゴマダレにするほど擂るのはかなり大変なのです。というか、1回やってみたのですがうまくいかなかった。それで、ゴマの風味たっぷりのゴマだれを使っています。

気に入っているのは、
ミツカン 金のごまだれ 焙煎荒挽き仕上げ

肉と野菜の炒め物などにも使います。

少し前、ホワイトアスパラガスのためにマヨネーズを作ったら失敗して、分離してしまったので、ごまだれを入れてスプーンでかき混ぜてみました。

すると、マヨネーズのように固まってくれたのでした。

おまけにゴマ風味のマヨネーズになってしまったのが非常い美味しくて、ホワイトアスパラにもよく合ってしまったのでした。

マヨネーズが分離したときはどうしようもないのに、ごまだれを入れただけで固まったのかは不思議...。何か添加剤が入っているからなのかも知れないけれど、考えないことにする!

まだ、失敗しないマヨネーズと混ぜてみたことはないのですが、大丈夫なのではないかな。アスパラは来年の春にならないと食べないので、覚えておこうと思います。

アスパラは短い期間にしか食べられないので、毎週のように朝市で取れたてを買うのですが、毎回マヨネーズかムスリンソースで食べていると飽きてきます。たまにゴマ風味マヨネーズにするのも良いと思いました。


② ゆずのポン酢

柚子もフランス人には人気。レモンほどきつくないのに、香りが強いので理想的な食材だと思います。冬に日本からフランスに移動するときには買って持ってこれるのですが、ほんの少しの期間にしか東京で買えません。

それで代用するのが、ゆずのポン酢。

サラダのドレッシングに入れて和風サラダにすると、どうやってこの味を出したの? などと感心されてしまうので、気が引けるほど...。

インスタントだとバラしてしまうと、私が作る変わった味は全部それではないかと思われてしまうので、「お醤油少しと、色々...」などと答えて、成分を言ってごまかしております。



その他の食材

ゴマ白、黒、金の3種類。
フランスでも中国系の店で売っているのですが、粒が小さくて香りが少ない。
ゴマ油これも好まれるので、本来は使わない料理にも使っています。例えば、野菜の胡麻和えなどにも。
味噌チーズを感じさせるのか、フランス人にはとても人気があると感じています。
日本風に料理するときに使います。チャーハンなどに使ったら、ベタベタで不味いと言われてしまった。
抹茶アイスクリームを作るときに使うだけなので、安いものを買ってきます。冷凍庫に入れて保管しているので、毎回持ってきているわけではありません。

そのほかにも色々もってきて試したのですが、どうしても必要というのはこのくらいだと思っています。


持ってこなくなった食品

ひと頃は必ず持ってきていたのに、最近は持ってこなくなったものもあります。

片栗粉日本で売っている片栗粉は、カタクリからではなくてジャガイモで作っていると知ってがっかり。以来、フランスで売っているコーンスターチ「Maïzena」で間に合わせるようになりました。
干しシイタケフランス産の生シイタケが買えるようになったので。
日本酒私が付き合っているフランスの友人たちは、日本酒の味は分からない。珍しいと言って少し飲む程度なため、わざわざ持ってくる気がしなくなりました。
日本茶面白がって飲むフランス人もいるのですが、美味しいと感激されたことは皆無。自分でもフランスにいるときに飲みたくはならないので(軟水ではないため美味しく出ない)、持ってくる必要がないと判断しました。


続きへ:
フランス人に日本酒の味が分かるのだろうか?



ブログ内リンク:
★ 目次: フランスの日本食ブーム
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

外部リンク:
昆布講座


シリーズ記事: 日本料理の夕食会を開いて(2015年夏)  目次


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