インターネット情報は辞書代わりにもなる
2008/05/10
インターネット回線を使い始めたころ、こんなにインターネットが便利になってしまうとは想像していませんでした。

何か知りたいときに情報収集ができるほか、私のようにフランス語を使う者にとっては計り知れないほど助けてもらえます。というのも、英語ほどには役に立つ日本の辞書がないからです。

各種の分野で使う特殊用語の辞書なども、その国のサイトにはあるので役にたちます。


検索エンジンが正しいスペルを教えてくれる

初期のインターネットは情報も少なくて役に立たないものだったのですが、サイトが豊富になってきたら、これは辞書代わりにも使えることを発見しました。

単語の綴りを正確に思いださないとき(例えば、Lだったかな?、Rだったかな? というとき)、私は検索エンジンGoogleのフランス語ページGoogle Franceを辞書代わりに使っています。

こんな綴りではないかと思う綴りでキーワードにして入れると、「これではありませんか?」という具合に聞いてきてくれるのです。ご親切なこと!

間違えた綴りの単語で検索すると、タイプミスをして作ったページが出てきてしまうのですが、ヒットする数が少なければ、間違いなのだろうと分ります。

さらに、言い回しがどうだったか、かいうのまで確認できます。つなぎたい単語を入れて検索すると、検索結果は用語例にもなってしまうので。

英語はイギリスのサイト、仏語はフランスのサイトで検索すると効果的。


ウィキペディアは辞書代わりになる

フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」は、各国の言葉でページが作られているので、日本語なり仏語なりで検索したあと、別の言語のページへのリンクに移動することができます。

それで、辞書代わりになってしまう。普通の辞書では出ていないような時事用語、新しくできた単語など、これでかなり拾えてしまいます。全く知識のない言語で何というのかまで分かるので、感激します。

ところが、問題もある・・・。

ウィキペディアは、誰でも自由に書き込むことができる百科事典です。普通の事典なら、専門家が書いているので、かなり正確な記述があるはずだと信頼できます。それに対して、ウィキペディアは素人でも書けてしまうわけなので、書かれていることが正しいかどうかは疑問。

このシステムが悪用されないで成長し、もっと年月がたったら、かなり正確な事典になるのでしょうね。

知らないことを調べたときは、「へえ〜、そうなんだ・・・」と感心します。ところが、知っていることを調べたときは、「これ、完全に違っているよ〜!」というのが多々あります。

それでも、写真があるし、リンクもあるので、かなり役に立つ情報であります。ウィキペディアをとっかかりにして調べていくことができるので、やはりこのフリー事典には計り知れない価値があります。


ウィキペディアで「グルヌイユ」の訳語を調べてみた

前回の日記でフランスで食べるカエルの話しを書きながら、この食用カエルは日本語では何という蛙なのだろうか? と疑問を持ちました。

フランスで食用にする蛙は、「grenouille(グルヌイユ)」と呼ばれる緑色のカエルです。



家の庭に自然に住みつくようになったグルヌイユ。
後ろに見えるは、お遊びで立てている「釣り禁止」の小さな看板です。


インターネットで調べると、ヨーロッパで食べるのはアカガエル科のウシガエルという食用ガエルだと書いてあるウィキペディアのページが出てきました。

そこにリンクされているフランス語ページに飛んでみると、Ouaouaronというのが出てきて、日本語ページと同じ写真が載せられていますので、リンクは正しいようです。

でも、フランス語のページにある「グルヌイユ」にはリンクされていないのです。

フランスで食べるのはこのウシガエルではないと思うのです。

フランス語の蛙である「グルヌイユ(grenouille)」と「クラポー(crapaud)」はよく知られた単語ですが、ouaouaronなんていう蛙がいることを、フランス人は知っているのでしょうか?・・・

「ウアウアロン」なんて、面白い名前ではありますが!

Wikipediaのフランス語版には、ちゃんとGrenouille(グルヌイユ)というページが別ににはあるのです。

で、そこから日本語ページに飛ぶと、アオガエル属のページに行って、また緑色をしていない蛙になります。

分からない・・・。

カエルの写真ばかり見ていたら気持ち悪くなったので、日記も検索もストップ。それでも、変なことに興味をもってしまう私・・・。

翌日また気になったので、Wikipediaの検索してみました。
ありました、ありました!

食用ガエル

「ヨーロッパトノサマガエル」という名前がついています。

「フランスの代表的な食用ガエル」と説明がついています。さらに、「日本では食用ガエルといえばウシガエルを指すことが多い」という説明もあって、納得!

さらに、このページからリンクされているフランス語ページはGrenouille verte

「緑の」が付いたグルヌイユにリンクされています。
これです、これです、フランスで食べるカエルは!!

つまり、グルヌイユは「ヨーロッパトノサマガエル」と訳せば良い、ということになる。

たぶん・・・。

日本のカエル博士とでも会話する機会が訪れない限り、こんな訳語を覚えても役にはたたないのでしょうね。

でも、疑問に思ったことが解決したので、満足♪


情報リンク:
☆ カエルの種類: Tout sur les grenouilles, crapauds, rainettes et dendrobates (仏語サイト)
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コメント
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ネット、便利ですよね。
わたしは、調べものをするのが仕事なので、ネットでさっと見ておいて、それを、身元の確かな書籍や論文で「裏をとる」ということをよくやります。

アメリカの図書館の調査で、ネットを使う高校生は、同時に本もよく読んでいる、というようなのがあったように思います。

それに、昔、子どもたちが学校に通っていた頃、学童保育所の先生が、「親御さんたちは子どもがマンガ読むことってあんまり良く思わないけれど、マンガをよく読む子は本も読むんですよ。」と言っていました。
知的好奇心、ってメディアを問わない、ということでしょうかしらね。
2008/05/16 23:07  | URL | Fusako[ 編集]
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v-22Fusakoさんへ

調べものをするのにネットは原理ですよね。インターネット情報がなかった頃は、ほんの少しの追加情報を得るために苦労もしました。あらゆる所にあたってみたり、高いお金を払って本や報告書などを買って、・・・それで欲しい情報がなくて別のものを探す、などということをしていました。

私はマンガを読むのが耐えられない子どもでした。自分なりに根気がないのだな、と結論していました。先生がおっしゃったことは本当かもしれないですね。
2008/05/17 09:33  | URL | Otium[ 編集]
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Otiumさま

たぶん、メディアにも好みはあると思います。学童保育所の先生の言い方だと、小学生でマンガだけばりばり読むけれど、本は読まない、という子どもっていないものですよ、というニュアンスに思えました。わたしも、小さいときは、「リボンの騎士」とか「フイチンさん」とか「つる姫」とか、大好きだったものですから。
で、Otiumさんが根気がないとは全然思えません。たぶん、とても活字志向の方なのだと思いますよ。
2008/05/18 23:18  | URL | Fusako[ 編集]
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v-22Fusakoさまへ

なにかしらの「好き嫌い」というのがあるのでしょうね。私はマンガのシステムに慣れる前に放棄してしまったので、マンガを見ていると「まだるっこしい」というのを感じてしまったのだと思います。

すぐに諦めてしまうという根気がない私なのですが、パソコンに関しては非常に我慢強いと自負しています。何しろ、試行錯誤の結果でメチャメチャにしながら、それを復旧するまで試行錯誤を続けるのが耐えられるのですから!

マンガを読むのが好きな子どもも、頭から否定するのではなくて、子どもが興味を持つところから特性を伸ばしてあげるというのが、本当の教育者、本当の愛情がある親でしょうね。
2008/05/19 09:31  | URL | Otium[ 編集]
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