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2015/07/06
ブログに書いておいたから記憶しているのですが、今回の猛暑が始まったのは6月30日でした。

フランスに猛暑注意報が出た 2015/06/30

こういう時に限って天気予報が当たってしまう。窓を開け放って寝て朝に起きると、肌寒いくらいの涼しさなので、猛暑は終わりだろうと思うのに、昼頃になってくると気温がどんどん上がってきてしまう...。

この猛暑も、今日は少し下火になってきたという気がします。明後日には気温が下がるけれど、週末にはまた暑くなるという天気予報です。寒い、寒いと嘆いている私なので、適当に暑いのは大歓迎です。


水を飲めと言われるのだけれど...

日本や東南アジアの国では、暑いときには動かなくても汗が噴き出してくるのがたまらないのですが、あれは健康に良いのだろうなと思います。

フランスで暑いとき、じっとしている分には汗なんか出てこない。それでも、水分は飛んでいっているらしい。気がつくとカラカラになってしまっていて、知らないうちに死んでしまう... ということになるのだろうと思います。2003年の猛暑のときには、そういう感じで亡くなった人が多かったのではないかな?...


テレビでは盛んに「水を飲め」というので、真面目に従っていました。

フランスの水は硬水なせいだと思うのですが、私が水を飲むと、すぐにお腹をこわしてしまいます。

幸いにも、つい最近、ボルヴィック(Volvic)というミネラルウォーターだとお腹を壊さないと発見したので、それを飲んでいます。

フランスで普通に買える水の中では、軟水度が最も高い水なのだそう。

でも、たくさん飲むとダメ。吐き気がしてきてしまうのです。水でお腹が膨らむというのには不快感がある。

それで、やはり、水を無理にたくさん飲むのは止めることにしました。2003年の猛暑のときには、私は水を飲むようには気をつけなかったのに元気でいたのですから。


シャブリのブドウ畑

暑いときには旅行などはしたくないのですが、だいぶ前に申し込んでいたカルチャー勉強会に出かけました。

集合は午後2時。その前にピクニックで昼食をすませることにしたので、食べ物を入れたアイスボックスには、おしぼりもたくさん入れて出発しました。

シャブリ町を通るので、道路から逸れてブドウ畑を見に行ってみました。どうせならグラン・クリュができる畑にしようか思ったのですが、ただブドウの木を見たかっただけなので、行き当たりばったり。



左手遠方に見えるのがシャブリ町です。

ブドウの木って強いのですね。カンカン照りが続いているし、雨も降っていないのに、元気そのものでした。家庭菜園などは毎日水を撒かないと野菜がしなってしまうし、バラの花なども咲いたらすぐにドライフラワーになってしまう感じなのに。

そろそろ穀物の収穫が始まったのですが、今年は小麦の出来は悪いだろうと言われています。実が膨らむ前に乾燥し始めてしまったのがいけないのだそう。


古木と若い株が混じったブドウ畑だったので、実の付き方を比較してみました。



やはり古い株は、ブドウの房がそれほど実らないのですね。

まだヒョロヒョロという感じの木には、たくさん実が付いていました。



シャブリは、ブルゴーニュ地方の中でブドウが栽培できる北限という感じのところにあります。今年は暑いので、ブドウの木も喜んでいるように見えました。この後に雨が降れば、ブドウの実は膨らむ...。


ここに入れたシャブリのブドウ畑の写真は、2015年7月4日に撮影しています。

近年で、天気が悪かったと思い出すのは2013年。私がレストランでワインを飲むときには避ける傾向があるミレジムです。

その2013年、7月7日に見たブドウ畑の写真を入れてブログを書いていました。シャブリからは100キロくらい南下した地点にあるのに、ブドウの実は憐れでしたね...。

コート・ド・ボーヌのブドウの実が成長していないのに驚く 2013/07/16


この小旅行をした日は、ブルゴーニュのブドウ畑がユネスコの世界遺産への登録が決定された日でした。

ブルゴーニュの高級ワイン生産地が世界遺産に登録された 2015/07/05

シャブリのブドウ畑はこの世界遺産の地域指定からは外れています。でも、ブルゴーニュのブドウ畑と聞いたら、シャブリを思い浮かべる人も多いでしょうからPR効果にはなる。シャブリの人たちは、指定地域には入っていなくても気にはしないでしょうね...。


シャブリ町は観光スポット

シャブリ町(Chablis)は人口が2,000人を少し超えるので、フランスで「町」と言える規模なのですが、「村」と呼んでも良い雰囲気があります。

なかなか雰囲気の良い町です。古い建築物はあるし、川も流れているので、ちょっと立ち寄るには楽しい。

シャブリのワインで有名なために訪れる観光客が多いのだろうな、と思います。小さな町なのに、レストランやお土産屋さんが何軒もある、というところで、それを感じます。

通りかかったお土産屋さんで、ブドウの苗木を売っているのが目に飛び込んできました。



シャブリのお土産にブドウの苗木ですか。

1株12ユーロですって。1,500円を少し超えるくらいのお値段。安いのか、観光地プライスなのかは分かりません。

「シャブリの植物」と書いてありますが、シャブリというブドウの品種は無いのですから、ただのシャルドネ種のブドウの木でしょう?


そんなのを買う観光客がいるの? と思ってしまったのですが、笑ってはいけない。イタリアでオリーブを連想させる名前の町を観光したときには、町にあった園芸店でオリーブの苗木を買っていたのです。

健康に育っていて小さなオリーブがなりますが、それを食べるわけにもいかない! シャブリの苗木を育てても、ワインが作れるわけではない。でも、なんとなく楽しい、ということでしょうね。


この日の旅行記は続きます:
ポンティニー修道院での勉強会

【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集  

ブログ内リンク:
★ 目次: 飲料水について書いた記事
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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コメント
この記事へのコメント
ここなん週間も雨ばかり降っています。
朝晩はニットのセーターが欲しいくらい。
昨夜は本気でストーブを焚こうかしらと思ったほどです。
ニュースでは各地で日照不足が続き、農家が打撃を受けていると報じています。
葉物野菜だけでなく果実にも影響は大きいでしょう。
フランスでは猛暑。日本では日照不足。

ボルヴィックは日本のコンビニでも売っています。
わざわざお金を出してミネラル・ウォーターを買う気にはなりませんが、売っているということは、買う人がいるからでしょうね。
東京ならまだしも、水がおいしいこんな田舎でも?と思うと不思議です。
2015/07/06 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

日本の天気を追っていなかったのですが、そんなに雨が降っていましたか...。

>フランスでは猛暑。日本では日照不足。
⇒ うまくいかないものですね...。

まだ猛暑が続いているとニュースでは騒いでいますが、私にとってのフランスは寒すぎるイメージなので、本格的な夏になる時期の前に暑いと、暖炉に火を入れる夏になるのではないかと心配してしまいます。お年寄りたちの口癖にある、「このツケは回ってくる」という言葉を思い出してしまうので。

>東京ならまだしも、水がおいしいこんな田舎でも?と思うと不思議です。
⇒ aostaさんのところでもスーパーでフランスのミネラルウオーターを売っていて、買う人がいるのですか?! 信じられない! 日本にいたときは意識していませんでしたが、日本は質の良い水がある国だと思います。少し前に茅野のペンションに泊まったときには、水道水が美味しいので驚きました。「美味しい」と感じるほどの美味しさなのでした。

フランスは山がないから美味しい水がないのだろうと思います。それと、火山灰の土壌も関係しているのかな?...

フランスの水の質は悪いという先入観があったのですが(スチームアイロンに入れる水も、専用の水を買わなければならないのですから)、フランス中部にあるオーヴェルニュ地方(休火山がある)の僻地にある城のB&B民宿に泊まったときは、井戸水を使っている家でした。夜になると、200キロ離れた町の明かりが見えるという桃源郷のような環境。そこでは日本と同じようになめらかな水で、顔を洗ったあとにクリームを付ける必要もないほどのまろやかさなので驚きました。

日本の水質の良さを守って欲しいです...。
2015/07/06 | URL | Otium  [ 編集 ]
ブドウの葉が青々していて綺麗ですね
あとは収穫時期に雨が降らない事を祈っています。
今年こそは・・・

いつの間にか茅野にいらしていたんですね!
2015/07/07 | URL | albifrons  [ 編集 ]
Re:
v-22 albifronsさんへ

健康に育っているブドウの木とは、こういうのを言うのではないかと思いました。

albifronsさんは、ここ数年、今年こそ! と期待してくださっていたのですよね~。

シャブリは名前だけで売れるほど知名度があるせいだと思うのですが、想像を絶するほど酷いワインもあるので、避ける傾向にあります。昔に覚えたシャブリ独特の風味は、今では出会えるのが例外的な存在になっています。あんなに寒い地域で良いワインを作るのは難しいので、下手をすると添加物だらけになっているかな... と思ったり...。

北限のシャブリでこれだけ元気なブドウに育っているのなら、今年は良いミレジムになるのではないかな... と期待しました。
2015/07/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
茅野にいらしたことがおありなんですか?!
びっくり!。ペンションってどこかしら、蓼科?白樺湖?などといろいろ妄想してしまいました。
良くも悪くも観光客を呼び込もうと一生懸命な茅野市(にかぎりませんが)、私から見ればあざとい年か思われないようなペンションも少なくありません。ペンションではありませんが、先日、オープンしたというカフェに行ってみたところ、八ヶ岳の峰々を一望できる素晴らしいロケーションなのに、何本もの登り旗がはためいて、展望を台無しにしていました。桃太郎が担いでいるような、あの旗です。お料理も、お粗末。二回目はないな、と思ったお店でした。
何より残念だったことは、締め切った室内でがんがんエアコンを効かせていたこと。窓を開け放てば、清々しい風が入ってくるというのに、何が悲しくてエアコンなのかしら。

話がそれてしまいましたが、茅野市の水道水は八ヶ岳の伏流水です。娘は帰省するたびに、水道の水をごくごく飲むことで帰ってきたことを実感しているようです。
この次、長野においでになることがありましたら、ぜひ連絡してくださいね。

ホリホックへのコメント、また夜にでも(*^^)v
2015/07/21 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

>ペンションってどこかしら、蓼科?白樺湖?
⇒ 蓼科です。昔むかし、蓼科何とかホテルというところに泊まったことがあって、そのホテルの前も通って、ここだったと分かりました。身分不相応にデラックスホテルに泊まってしまったという記憶だったのに、寂れた外観に驚きましたが、その後に変わったのだろうと思います。そのホテルがどうだったかは忘れていて、夕食のときに味噌がこんなに美味しいのかと驚いた記憶だけが残っています。泊まったペンションが立ち並んでいる通りも閑古鳥が鳴いていて、宿では私が唯一の泊り客でした。リゾート開発は上手にやって欲しいです...。

>先日、オープンしたというカフェに行ってみたところ、八ヶ岳の峰々を一望できる素晴らしいロケーションなのに、何本もの登り旗がはためいて、展望を台無しにしていました。
⇒ これが日本の田舎で一番残念に思っていることです。フランスの田舎だと、どの角度から写真を撮っても美しいのですけど...。フランスには厳しい景観法がありますが、そんなのがなくても「バランスを壊したらみっともない」という感覚がフランス人たちにはあると感じています。

>窓を開け放てば、清々しい風が入ってくるというのに、何が悲しくてエアコンなのかしら。
⇒ これも私が強く感じている疑問です。ひところよく行っていた熊本県で、受け入れてくれる友人がお気に入りのレストランで強く感じました。高台なので阿蘇の山並みが眺望できるという素晴らしい立地。ところが、ガラス窓は開かなくて、水族館に入って食事をしている気分。窓を開け放って、冷房を止めたら節約にもなるのにと思ったのですが、経営者はそうは思わないらしいので不思議でした。

フランスでも、田舎の人たちは都会風にするのが良いと思う傾向にありますが、このレベルまではいっていない...。

>茅野市の水道水は八ヶ岳の伏流水です。
⇒ 知られていることなのですね。ペンションに泊まる日には佐久市の外れにあるお宅に行って、水道水が美味しいので驚いたと言ったら、私が泊まることにしている茅野はもっと美味しいのだと言われたのです。

日本で田舎でのお仕事にお呼びがかかるとどこにでも行ってしまっているのですが(受け入れた地元の人が、普通では行けないところを案内してくださるのが素晴らしい)、天然水はあちこちで飲んでいるのですが、「おいしい!」とまで味を感じる水はそう多くはないと思います。何が原因なのかな?... 昆布に「旨み」があるのを日本の学者が発見したそうですが、水にも何かあるのではないでしょうか?

>長野においでになることがありましたら、ぜひ連絡してくださいね。
⇒ ありがとうございます♪

長野県は東京の影響を受け過ぎていた都市化があるのが気に入らないのですが、素晴らしいと感激した人たちがたくさんいます。車を運転できたら、会いたい人たち全部に会いに行けるのに...。
2015/07/22 | URL | Otium  [ 編集 ]
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