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2015/07/20
今の時期、雑草のように素朴に生えているけれど、なぜか好きな花があります。

Rose trémière / タチアオイ / ホリホック



Rose trémière」という名前の植物。大きく育てば、背丈は3メートルにもなります。春に芽を出してこれだけ大きく育つのですから丈夫なのでしょうね。水もやらないで放置しているような場所で元気に育っている感じがします。

花はいっぺんには開花しないので、長い期間咲いています。私は、花を摘んで水盤に浮かせて活け花代わりにしたりもしています。



放っておいても、自然に出てきて、毎年花を咲かせます。かなり大きな種ができるのです。

日本では見たことがなかった植物だと思うので、私には新鮮な花。



学名はAlcea rosea。ハイビスカスなどが入っているアオイ科なのだそう。

日本語名はタチアオイとなっていました。「立葵」と言われると、とたんに日本的な植物に思えてきてしまう...。

昔の日本でも絵画に描かれていました。


タチアオイを主題に描いた『草花図屏風』(渡辺始興、18世紀前半)

フランスにあるタチアオイの原産地は、中国か、十字軍が遠征してトルコと戦ったレバントと見られているようです。

英語名はhollyhockなのだそう。hollyという文字を見て、クリスマスソングの「ホォオ~リ~、ナ~イト」を思い出したのですが、聖夜を意味するのは「holy night」で、この植物名は「holly」だった。hollyとは何かと辞書を引いたら、「チクチクさす」から来ているのだそう。

セイヨウヒイラギはhollyでした。ハリウッド(Hollywood)って、そういう木が生えていた土地だったのでしょうか?...

タチアオイの葉っぱはチクチクしていたかなと思って、庭に出て触ってみました。指を指すようなチクチクさは全くない...。

日本ではタチアオイを見たことがなかったというのは、いつもの私の非常識なのだろうと思って確認しました。フランスほどには身近にある植物ではないように感じたのですが、どうなのでしょう?

楽天市場で、タチアオイ / ホリホック / ホーリーホックで検索


巡礼者の杖

「ホーリー」と聞いてキリスト教に関係した命名だと早とちりしたのには理由があります。

Dijon - Musée Art Sacré少し前、歩道に色とりどりのタチアオイが壁を作っているようにたくさん生えている家の前を通りかかった時、「すごいな~」と見とれていたら、この花は「Bâton de Saint Jacques」とも呼ばれていると教えられたからです。

Saint Jacques(聖ヤコブ)の杖に例えますか。

旧約聖書に登場するヤコブ(Jacob)ではなくて、ゼベダイの子のヤコブ(Jacques de Zébédée)の方です。

フランス語でホタテ貝は「Coquille Saint-Jacques(聖ヤコブ貝)」なので、否応なしに「サンジャック」というのは覚えてしまう聖人の名前。

聖ヤコブの遺骸がある巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで杖をついて歩き、帆立貝を身につけているのが巡礼者のシンボル。

タチアオイの太い茎は杖のように太くて長いし、花も帆立貝を連想させる形と言えなくもない。「聖ヤコブの杖」という呼び名があると聞いたときには、すぐに納得しました。



でも、そう呼ばれるというのは初めて聞いたのです。友だちが言ったことを疑うわけではありませんが、本当にタチアオイは「聖ヤコブの杖」と呼ばれるのかを調べてみました。

事実のようです:
Rose trém. Simple variée (Bâton de St Jacques)

植物の名前をキリスト教に結びつけているケースはフランスに多々あるのですが、この聖ヤコブの杖は、それほどまでには一般化されていない感じはしました。でも、園芸サイトでは、その名を入れて販売している傾向が見えます。


他にも「ヤコブの杖」と呼ばれる植物があった

「Bâton de Saint Jacques(聖ヤコブの杖)」という名前が付けられている植物には、「Campanule raiponce」もありました:
Bâton de saint Jacques

Campanula rapunculus

ホタルブクロ属だそうですが、私はキキョウと呼びたい可憐な野生植物。

これも私が好きな植物。野原でとったものを庭に植えていたら繁殖して、今年の春先の庭は、これが咲き乱れる野原のようになってしまっていました。

でも、杖にするほど茎は太くないので、例えとしては相応しくないと思うけれどな...。でも、花が終わって枯れると棒のようになるので、そう呼べるか...。昨日は涼しかったので、棒になって醜くなっていたのをせっせと切る作業をしておりました。


旧約聖書に登場するヤコブの杖を示す命名もある

聖人の名前はフランス語でSaint Jacquesで、日本語にすると聖ヤコブでしょう?

それで「Bâton de Saint Jacques」を「聖ヤコブの杖」と訳したのですが、「ヤコブの杖」というのも存在していました。

これは天体の高度角を測る道具で、フランス語では「Bâton de Jacob」。

こちらはJacobとなっているので、ゼベダイの子の聖ヤコブ(Saint Jacques)とは全く関係ないはず。

この道具の名前となっているヤコブとは、旧約聖書に登場するヤコブだという説もあるけれど、そうではないという説もあって、はっきりしていないようです。

旧約聖書に出てくるヤコブと杖に関係があるのかと疑問に思ったのですが、あるのですね:
キリスト教にまつわる豆知識:ヤコブの杖
  • ヤコブの神への語りかけの言葉の中に、「かつてわたしは、一本の杖を頼りにこのヨルダン川を渡りました」(創世記32:11)とある。
でも、杖はキリスト教では特別な意味を持っていて、聖書の中に入っている「杖」の文字を拾うと100くらいあるのだそう。「モーゼの杖」と呼んでも良かったはずなので、やっぱり不思議...。


Asphodeline luteaさらに検索していたら、「Bâton de Jacob」と呼ばれている植物がありました:
Bâton de Jacob, Asphodéline jaune

ユリ科のAsphodeline(アスフォデル)。

黄色い花が咲く品種のAsphodeline luteaを「Bâton de Jacob(ヤコブの杖)」と呼ぶようです。

私は白い花のしか見たことがありません。



確かに杖のように伸びた茎花を咲かせています。フランス語の名前でJacobなので、こちらは旧約聖書に登場するヤコブのこと? あるいは、道具のヤコブの杖(クロス・スタッフ)から来ているの?... それにしても、なぜ黄色いのでないといけないのだろう...。


他にも、Polemoniumを「Bâton de Jacob(ヤコブの杖)」と読んでいるサイトもありました。例えば、こちら:
Polemonium (Bâton de Jacob)

ミヤマハナシノブ(学名 Polemonium caeruleum)のこと?

この学名をWikipediaのフランス語ページで出すとPolémoine bleue

Polemonium caeruleumWikipediaの記述では、「Échelle de Jacob(ヤコブの梯子)」の俗名があると書いてあります。

花を見ると5枚の花弁。キリストが十字架にかけられた負った傷は5つで、キリスト教では大きな意味を持っているとコメントで教えていただいたのを思い出して、この花も関連づけたかったかなとは思う。

でも、杖なのか、梯子なのか。どっちなの?!

リンクされていた英語ページでは、俗名はJacob's-ladderと書いてあるので、やはり「ヤコブの梯子」なのでしょうね。

☆ 聖書と歴史の学習館: ヤコブが見た夢/天使の梯子


タチアオイや、上に書いたホタルブクロも、「Bâton de Saint Jacques」ではなくて、「Bâton de Jacob」と呼んでいる人たちもいました。

Pèlerin de Saint-Jacques-de-Compostelle avec sa besace, son bourdon et sa coquille Saint-Jacques fixée au chapeau, gravure de 1568.キリスト教文化圏でも二人を混同しているの?...

巡礼者が誰でも持つ杖よりは、創世記に出てくるヤコブを支えた杖に例えた方が拡張が高くなるような気もする...。

でも、太い茎があるタチアオイをサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(Pèlerinage de Saint-Jacques-de-Compostelle)を歩く巡礼者の杖に例えるのが最もふさわしい、と私は思うのですけど...。

「Saint Jacques(聖ヤコブ、帆立貝)」と「bâton(杖、棒)」をキーワードにして検索していたら、日本の焼き鳥のようにアレンジした料理のレシピが出てきてしまいました。帆立貝を串に刺して焼いた料理。さすがに、巡礼者の杖には例えてはいませんでした!


巡礼の杖に関する情報を検索していたら、「bourdon」という単語が出てきました。

この単語は蜂の種類に使われていて(この蜂です)、それに例えた野生のラン(Ophrys bourdon)があるので覚えていたのですが、辞書をひいてみたら「巡礼杖(Bourdon de pèlerin)」の意味もあるのでした。他にも色々な意味がある単語だったのですが、省略。

巡礼杖の意味を持つbourdonは、ラテン語の「burdo(フランス語でmulet。雄ロバと雌馬の交雑)」からできた言葉。つまり、巡礼者を助けてくれるイメージですね。英語では単純に「Pilgrim's staff」と呼ぶようでした。


フランスのことを理解しようと思ったら、聖書に関することを知っていなければいけない、とは分かっているのですけれど、奥が深すぎてお手上げ状態です...。


追記:

コメントで、タチアオイの花をニワトリのトサカにして遊ぶというのが日本にあると教えていただいたので、記事にしました。この遊びのためにタチアオイをコケコッコ花と呼ぶのだそうですが、フランスでは鶏冠に例える花は別にあったりして、面白い発見でした♪

コケコッコ花? 花と鶏冠の関係 2015/07/27




ブログ内リンク:
★ 目次: フランスで感じるキリスト教文化
★ 目次: サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路に関する日記

外部リンク:
Centre de Recherche sur la Canne et le Bâton: Le bâton ou bourdon des pélerins
Que représente le bourdon (bâton) du pèlerin ?
L'arbalestrille ou bâton de Jacob
Saint Jacques et le pèlerin dans le langage populaire
キリスト教における杖
キリスト教文化センター/同志社大学: 一本の杖
Asphodelus albusアスフォデルス・アルブス(ユリ科)
☆ Wikipédia: Attributs des saints


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カテゴリー: 植物 | Comment (10) | Top
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コメント
この記事へのコメント
記事のup有難うございます。やはりRose trémièreでしたか。確かに棒のように茎が太い植物ですね。私もフランスに来てから知った花で、タチアオイという名よりもRose trémièreの方がしっくりきます。非常に生命力のある花ですよね。何の手入れもしなくてもあんなに大きくなるなんて感心します。Rose trémièreにはミツバチがたくさんやって来るのを見かけるのですが、足やおしりを花粉まみれにさせてせっせと蜜を集めている蜂の姿が愛らしくて、いつも見入ってしまいます。
私の閉じてしまったブログのこと気にかけて下さり、有難うございます。相変わらず教会で変なアトリビュートを持った聖人を見つけてはほくそ笑んでいます。
2015/07/20 | URL | loc envel  [ 編集 ]
Re:
v-22 loc envelさんへ

>私もフランスに来てから知った花で、タチアオイという名よりもRose trémièreの方がしっくりきます。
⇒ loc envelさんも、そうでしたか。葵を聞くと私は源氏物語を思い浮かべてしまうので、rose trémièreのたくましさとは全く一致しません...。

>相変わらず教会で変なアトリビュートを持った聖人を見つけてはほくそ笑んでいます。
⇒ それを聞いて安心しました。奥が深くて面白いのですよね。私は謎解きを放棄してしまっていますが!
2015/07/20 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん

訪問が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
タチアオイは小学生の頃の夏の思い出の中で咲いています。
あのころの信州では夏でも30度を超える日は数えるほどだったと思うのですが、感覚とは相対的なものなのでしょう、とにかく暑かったという記憶があります。
家の近くのちょっとした空き地にたくさんこの花が咲いていました。埃っぽい夏の午後、近所の友達とこの空き地でよく遊んだものです。タチアオイの花びらは花芯に近い部分が厚くなっているので、爪を立てると薄く裂けます。三分の一くらいまで裂いた花びらを花の頭にくっつけて、両腕を左右に大きく開き、バタバタと上下させながら「コケコッコ、コケコッコ~」と鳴き真似をすると、すっかりニワトリになった気分。裂けた花びらの内側はねばねばしているので、都合よくくっつくのです(笑)。
鼻の頭がむずむずするのを我慢しながら、いつまでもニワトリの真似をしていましたっけ。赤いタチアオイの花を鶏冠に見立てた、たわいない遊びでしたが、飽きることなく繰り返し繰り返し遊んだものでした。当時子供たちはみなこの花を「コケコッコの花」と呼んでいました。
フランスではヤコブの杖、という素敵なな名前で呼ばれているのですね。

今日は20人以上が参加する蓼科音楽祭の初日。
朝9時からリハーサルが始まります。私は毎回スタッフとして受付のお手伝いのほか雑用係も兼ねていますので、忙しい一日になりそうです。
ヤコブの梯子も我が家にありますよ。また落ち着きましたらゆっくりお邪魔したいと思います。
取り急ぎ。
2015/07/25 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

タチアオイは、日本でもたくさん咲いていましたか。花を簡単にむしりとれるのは知っているのですが、そんな遊びがあったとは全く知りませんでした。コメントを読んだときは10度を下回る朝だったのですが、さっそく外に出て花を一つ取ってやってみました。

面白い遊びなので気に入ってしまい、コメントでお返事を書くには長すぎるので記事にしました:
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-2319.html

楽しい遊びですね…。幸せな子供時代の光景が目に浮かびます。地方で育った人たちと話すと、東京育ちの私にはなかった子どものときの思い出をたくさん語るので羨ましく思っています。

私も子どもの時には、バラの大きなトゲを取って、舐めてから鼻に付けて天狗になったのを思い出しました。垣根の木の細い枝の芯を抜いて、刀とサヤにするのが気に入っていました。私は男の子の遊びをしていたのかな?... でも、それをやって楽しかったという記憶はゼロ…。

ブログにコンサートのお知らせが多いので、さぞお忙しいだろうなと思っておりました。コメントにお返事くださるのはお時間があって、気が向いたときになさってくださるだけで十分嬉しいです。それにしても色々と素敵な企画のコンサートがあるのが羨ましい! ご成功をお祈りしています。
2015/07/27 | URL | Otium  [ 編集 ]
12使徒 ヤコブ
スペインとヤコブとホタテ貝の繋がり、、
こんな 感じのようですね。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/eurail/pilgrim/santiago-12-shito.htm

12使徒の最期って 悲惨ですね。
殉教しなかったのは ヨハネだけですか。。。
2015/09/11 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 12使徒 ヤコブ
v-22 たかゆきさんへ

良いサイトを教えてくださいました。サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路について書いた記事を一覧にした目次を作っているので、このサイトを情報リンクに加えました。

>殉教しなかったのは ヨハネだけですか。。。
⇒ 知りませんでした。ヨハネのフランス語はJean。フランスにはJeanという名前の男性が非常に多いので、話すときには何処に住んでいるジャンという風に地名を付けて言っています(苗字は覚えていないことが多いので)。子どもに名前をつけるとき、殉教しなかった聖人だというのも人気の理由だったのかも知れませんね。
2015/09/11 | URL | Otium  [ 編集 ]
ホタテ貝
上記のサイトで 少し気になった点がありました。。。

>ヘデロ王によって斬首されたヤコブの遺骸が船によって運ばれてきたとき、船底にたくさんの貝が付着していたこと以来、帆立貝はヤコブの象徴となったとある。(星降るカミーノ:神渡良平,PHP研究所より)

船底に付着する貝、、巻貝の類では?
二枚貝のホタテが どうすれば そんなに
船底に付着できるのかしら?

ぼくは漁師町に住んでますし
ホタテ貝も獲れる所ですが
船底にホタテ貝が付着している光景を
見たことがありません。
ホタテ貝は普段は砂の中におり
好き好んで船底に付着するとも思えません。

参考までに ぼくの意見を申し添えました♪

>フランスにはJeanという名前の男性が非常に多いので

知りませんでした。。。
ノコギリ挽きの 刑に遭った 使徒の名前だけは
勘弁してほしいと 思った ぼくなのだ。
2015/09/12 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: ホタテ貝
v-22 たかゆきさんへ

>船底にたくさんの貝が付着していたこと以来、帆立貝はヤコブの象徴となったとある。
⇒ 日本ではこの説が圧倒的に多いようですね。帆立貝が船底にくっつくはずがないとしたら、奇跡としたかったのかな?… と思いました。

フランス情報をざっと眺めたら、帆立貝がヤコブのシンボルになったかかの理由には色々な説があるとしていて、どれが有力説なのか分かりませんでした。船にくっついたというのは少ない感じがしました。

例えば…
巡礼者でホタテ貝をシンボルにしたのは12世紀から。帆立貝は信者が水を飲むのに便利な道具だった。スペインのガリシア州の海には帆立貝がいっぱいあった。

昔の姿が残っているサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路で巡礼者のための泉を見たのですが、確かに、こういう泉ではコップ代わりになる大きな帆立貝を持っていると便利だと改めて思いました。

その泉の写真を入れたブログを読んだら、書いたことを忘れていたのですが、なぜ帆立貝がシンボルになったのかに触れている国立民族学博物館の特別展にリンクを入れていました。そこでは様々な説があるとしていますね:
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1270.html

ヨハネ:
>知りませんでした。。。
⇒ Jeanという命名は、1946年をピークに減少したそうで、確かに今では非常に少なくなっています。

Jeanの命名数推移グラフ ↓
http://www.prenoms.com/prenom/JEAN.html#graphs

聖人の名前は色々あり過ぎて、覚えきれません。同じ名前の聖人が多いので、〇〇の誰それと区別しなければならないので複雑すぎます。リンクをくださったページに書いてあった12使徒ヨハネは「使徒ヨハネ(apôtreのJean)」で、フランス版十文字焼きという感じの夏至の祭り(Fête de la Saint-Jean)の聖人は「洗礼者ヨハネ(Jean le Baptiste)」で、その他にも「〇〇の」と特定するSaint Jeanはたくさんいます。Jeanというファーストネームを子どもに付けた親は、誰にあやかって付けたのか分かりません…。

>ノコギリ挽きの 刑に遭った 使徒の名前だけは 勘弁してほしいと 思った ぼくなのだ。
⇒ 本当ですよね。親の気持ちが理解できません。もっとも、子どもの気持ちなんか考えずに、皆から笑われるような名前を付けてしまう親もいますが。
2015/09/12 | URL | Otium  [ 編集 ]
名前
⇒ 本当ですよね。親の気持ちが理解できません。

ですよね。。。
日本では キラキラネームといって
文字通り
綺羅とか 様々ありますけど、、

子供は親のペットではありませんから
たかゆき というキラキラはしない名前を
つけてくれた 親に 感謝してます。

フランスで皆から笑われる名前、、
あるんですね。




2015/09/13 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 名前
日本の新聞社で働いている友人が、プレゼントに応募してくる子どもの名前を見ると飛んでもないのばかりなのだと話していたのは、つい最近のことでもありませんでした。キラキラネームと言いますか。例え日本から一歩もでないで暮らしていたとしても流行語には疎い私なので調べてみました。

キラキラネーム・DQNネーム・珍名まとめ - NAVER まとめ:
http://matome.naver.jp/odai/2131975843759446001

>フランスで皆から笑われる名前、、 あるんですね。

フランスでは、昔から変な名前を付けていると笑われる例がありました。

代表的な例:

Méganeという女の子の苗字はRenault。車のメーカーのルノー社のヒット商品がメガーヌ。それじゃ、酷いよというわけ。

フランスのカレンダーでは、日本で大吉・小吉などと書き込まれているのと同じ感じで、聖人の日と祭日の名前が記載されています。それで、フランス語を使いこなせないアフリカ諸国では、子どもの名前を生まれた日のカレンダーい書いてあることにするというのがよくあるのだそう。聖人の名前なら問題ないのですが、祭日だとマズイ。フランス革命記念日の7月14日は「Fête nationale」ですが、カレンダーに書くには長すぎるので「Fête Nat.」と書かれている。それで、アフリカでは「Fetnat」というファーストネームが非常に多いのだそう。

昔のフランスでは、大半は聖人の名前をつけていて、変な名前で出生届をしようとすると拒否されたそうですが、1993年の法律で寛容になりました。それでも、子どものために良くないとして裁判所で拒否された例があるそうです。

Les Inrocks - Nutella, Fraise, Titeuf les onze prénoms refusés par la justice française:
http://www.lesinrocks.com/2015/01/26/actualite/nutella-fraise-titeuf-les-onze-prenoms-refuses-par-la-justice-francaise-11550265/

「フレーズ(いちご)」、添加剤だらけの甘いペーストの「ヌテラ」、マイケル・ジャクソンの略号の「MJ」、「マンハッタン」などが却下になったのだそう。「Daemon(デーモン)」は裁判所で認可されたものの、子どもが可愛そうだと騒がれたようです。

他にも、変なファーストネームのリストアップは色々ありました:
http://www.topito.com/top-pires-prenoms-merde-2014

フランスで変な名前と言われるのは、親の趣味などによる命名で(ヘネシー、ディオール、ニベア、タイガーなど)、ペットに与える名前の付け方と変わりないように見えました。友達の娘さんが、やっと5人目で生まれた女の子に「アリゾナ」という名を付けると言うので、友人仲間で「それは可愛そうだから止めろ」と反対しました。

それ対して、日本の変な名前は、いちおう漢字の読み方などで工夫している努力を感じます。フランスは聖人の名前を与えれば良いというものなのだったので、変な名前を付けるときにも凝らないのでしょうね。

>つけてくれた 親に 感謝してます。
⇒ 私もオーソドックスなファーストネームをもらっていますが、親が考えた理想を押し付けられているので、好きではありません。
2015/09/13 | URL | Otium  [ 編集 ]
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