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2015/09/25
9月の3番目の週末に行われる文化遺産の日(Journées du patrimoine)で、以前から見学したいと思っていた城が特別公開されたので行ってみました。

この文化イベントは無料で見学できるというコンセプトで1984年に始まったのですが、最近は有料のところもあるようになってきました。この城では5ユーロの入場料を取っていました。

18世紀に建築された立派な城。資産家が別荘として手に入れたのではないかと思います。オーナーの家族らしき人の案内で幾つかの部屋を見学したのですが、ダイニングルームに気になるものがありました。

赤い矢印を入れたオブジェです。



個人のお家なので、室内の様子をお見せするのは遠慮します。暖炉の上には天井まで届く陶器で作られたストーブが付いていました。19世紀にベルギーから取り寄せたとのこと。この部屋は床から天井までの高さが5メートルあるため、暖炉の煙はよく上がるのだそう。

従って、薪が早く燃える。絶えず火を燃していようとしたら、15分ごとに薪をくべなければならない。召使がいた昔でないと生活できませんね。暖炉だけで暖房していた時代は、各部屋に暖炉があったのですから。


暖炉ではなくて、その横に置かれている道具が何であるかをクイズにします。

上の部分の4つの角に穴が開いているのがヒントになるかな?...



蓋があったのに割れてしまっているとのことでした。蓋がなくなっていると、使うには不便かもしれないですね。

上から覗きこむと、こうなっていました。



同じシステムで使う小さなものは見たことがあるのですが、こんなに立派な形のは珍しいのではないかと思います。呼び名が分かっているので画像検索してみたのですが、小さな形のものしか出てきませんでした。

いつものようにコメントで解答をお寄せくださいますか? この道具の用途と、どのようにして使ったのかをお答えください。面白いのは、どうやって使ったかの方です。

旅行に出かけます。コメントをいただいても公開できるのは数日後になると思いますので、よろしくお願いします。


【追記 2015-10-05】

お答えをよせてくださった皆さま、コメントは入れなかったけれど考えてくださった方々、どうもありがとうございます!

早々と大正解を出してくださった方もありましたが、コメントを開封せずに書き込んでいただくのを楽しんでしまいましたが、ようやくコメント全てを公開しました。

これが答えです、というのには説明が必要なので、それを書きました
クイズの答え: 変わった昔の暖房器具 2015/10/05

1. クイズ: 城のダイニングルームにあったものは何でしょう?
2. 答え: 変わった昔の暖房器具 2015/10/05
3. クイズ: 熾火を使う暖房器具に穴があるのは、なぜ? 2015/10/06

解答を書きながら、このシステムについて新たな疑問がわいてきたので、またクイズにさせていただいています。


追記(2016年11月):

別の城を見学したとき、階段に何気なく置かれていたものが、これと同じようなものだったので写真を入れます。

クイズにしたものは蓋がなくなってしまっていたのですが、こちらにはあります。デザインはほんの少し異なりますね。



ブログ内リンク:
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外部リンク
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コメント
この記事へのコメント
クイズ大好き♪
まず 直観で、、道具の用途は

燃え残った 薪を保存する容器 かな?

次に火を起こす時に 容器の中の炭化した薪を利用すると
着火が早い♪

>蓋がなくなっていると、使うには不便かもしれないですね。
蓋が無いと 空気を遮断して消火させるのに不便
そして
容器の中が炭が付いたように 黒い

>面白いのは、どうやって使ったかの方です。

これは四隅にある凹みが ヒントですね。。。

燃え残った薪を入れた当初は 熱いですから
容器を運ぶための 工夫だとすると
ここに 何かの装置を装着したんでしょうね。
木や鉄の棒を入れて運んだか、、
あるいは 鈎のついた鎖のようなものを入れて
運ぶための 凹みと推理します。

両脇に付いている 持ち手は
容器が冷めてから 運ぶのに用いたと
考えるのだ♪

大穴の 解答は
オマル、、この容器で 便意を満たした後で
薪を入れて消火した♪

とりあえず 今掛ってるバイアスは
消火です。

>旅行に出かけます。

良い ご旅行を♪
(フランス語で書くと キザになるので 止めときます)
2015/09/25 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: クイズ大好き♪
v-22 たかゆきさんへ

こういうお答えをいただくのがクイズを出した醍醐味で、嬉しくなってしまいます♪

スタートのご発想はぴったり焦点が合っています♪ ところが、推理は外れていって、最後は180度逆になってしまっているのが興味深いです。

やはり、千里眼のある、たかゆきさん。この城では、解答になさったものが、今まで見た中で最も美しいというものを見ていたのです。それが見えてしまったで混同なさったのかもしれませんね...。

コメントは非公開のままお返事させていただきました。
2015/09/25 | URL | Otium  [ 編集 ]
クイズが続きますね! これれは石焼き芋の壺のようですが中に熾火を入れた、足温器というかコタツというか、手あぶりというか・・・そのような目的のモノでは無いでしょうか。
2015/09/27 | URL | をやぢ  [ 編集 ]
v-22 をやぢさんへ

またまたご正解です! こうして見事な解答が毎回飛び出してくるのはとても気持ちが良いです♪

3つあった目的のうちの2番目にあったカタカナは、私がひと言で日本人に説明するなら、これがピッタリだなと思った単語でした。つまり、移動して使っていたのですが、そこまでお分かりになってしまったのには驚きました。これはフランスでは普及していなかったと思うのですが、をやぢさんがご存じだったわけではなくて推理でそれを連想されたのでしょうか? すごいです!

いただいたコメントはまだ公開せずにお返事しました。

追記:
自分に自分でクイズを出してしまいました。なぜ、をやぢさんはお分かりになったのか? 答えが出ました♪ 本来は蓋がぴったり閉まって、4つの穴があることですね? この類いのモノには直接は関係がないはずなので不思議だったのですが、これはご専門の知識をお持ちの分野なのでした! 答えはこれしかない、と確信されたのだろうと思います。
2015/09/30 | URL | Otium  [ 編集 ]
正解!うれしいな! 金属製の似たものを以前ベルギーの田舎で見たことがり、そこからの類推です。しかし、こんなに大きな陶器製のモノは知りませんでした。暖炉でできた熾火を入れると結構な暖房になったのでしょうね。
2015/10/01 | URL | をやぢ  [ 編集 ]
御無沙汰しておりました。
ちょっと疲れがたまって低空飛行気味でしたが、なんとか復活しました。Otiumさんからいただいたままだったコメントにもお返事を書かせていただきましたので、またお立ち寄りください。

さて、暖炉と同じマーブル模様の陶製のオブジェ・・・・
多分暖炉に関係するものですよね。
暖炉と言えば灰の始末が付きものです。火が消えた後の灰を入れるための容器?灰は舞い上がるので蓋がないと問題ですよね。内部が黒くすすけているのも、熱い灰を入れたと考えるなら、納得できるような気もします。
蓋が取り外せるような形になっていたとしたら、この蓋に灰をかき出したと考えることもできるかしら?
部屋から部屋へと、召使が持ち歩いては、暖炉に溜まった灰を片づけていたとか。でもそうなると四つの穴の意味がわかりません。
2015/10/01 | URL | aosta  [ 編集 ]
灰入れ、では当たり前すぎて面白くないですね。
もう少し考えてみます。
2015/10/01 | URL | aosta  [ 編集 ]
4つの穴がある理由が全くわからないのですが、思いついたのは、あんかでした。
中に燃えさしを入れて、暖をとるのではないかな。
2015/10/01 | URL | 徒然わいん  [ 編集 ]
Re:
v-22 をやぢさんへ

>正解!うれしいな!
⇒ ということは、これしかないというほどの確信はなさっていたわけではないということ?

>金属製の似たものを以前ベルギーの田舎で見たことがり、そこからの類推です。しかし、こんなに大きな陶器製のモノは知りませんでした。
⇒ ご覧になったのは、普通に使われていた小型のものだったのではないでしょうか? あのズバリの単語が出てきたのは、やはり、すごいと思います。

コメントを公開せずにお返事を書いています。
2015/10/01 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

しばらくブログの更新がないので心配になり、何度も訪問させていただいて、コメントへのお返事もくださり、コンサートも大盛況で終了したと聞いて喜んでおりました。

まだお疲れを癒すときでしょうに、クイズを考えてくださり、ありがとうございます。

スタートのところはズバリ合っています。お考えくださった道具も必需品なのですが、こんな陶器製だと重すぎて不便だと思います。私の家では、ブリキのバケツを使っています。これは重い必要があった道具なのです。

>もう少し考えてみます。
⇒ いえ、いえ。ゆっくりご静養なさってくださいな~!

コメントを未開封にしたままでお返事しています。
2015/10/01 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 徒然わいんさんへ

ご発想くださった用途は、ずばり、見事に当たっています!♪  ただし、小型のものだと、くださった単語がぴったりなのですが、こんな風にがさばった形をしている道具だと、をやぢさんがくださった日本語の方が適切なのです。

ここまで推理してくださっているので、次にはズバリの単語を出してくださるのではないかと期待しますので、よろしくお願いします。楽しんでしまって申し訳ない!

コメントは非公開でお返事しております。
2015/10/01 | URL | Otium  [ 編集 ]
用途がぴったりということなら、火鉢でしょうか。

フランスでも灰の上に火を置くのかなあ。

つい先日、実家の建物を取り壊すために、荷物を整理したのですが、丸い陶製の火鉢が押入れの奥から出てきました。少なくとも私の覚えている限りは使ったことはありませんでしたが。
2015/10/02 | URL | 徒然わいん  [ 編集 ]
Re:
v-22 徒然わいんさんへ

再度考えていただいて恐縮です。その通りなのですが、これは蓋をして使うのがミソなのです。とすると、くださったお答えよりも日本語にはもっと適切なのがあると私は思うのです。

フランス語の呼び名を辞書でひくと、1番目のお答えの単語も訳語として入っていました。思い出せば、シャブリのブドウ畑で春先に使う道具も同じ単語でした。でも、あれは違うものを入れますね。

つまり、クイズにした道具の名前は何とでもとれる命名でして、日本語には適当な定訳も無いので、をやぢさんも使われた日本語が気に入ったのでした。でも、この道具には徒然わいんさんが挙げられた2つの機能があると説明したら、それで正解となりますね...。

押入れの中から出てきたのですか。骨董としての価値があるのではないですか?

いただいたコメントを非公開のままでお返事していますが、もう開いた方が良いでしょうか?
2015/10/02 | URL | Otium  [ 編集 ]
そうなると、消し壷でしょうか。
消し壷には、暖をとるという目的では使われないような気がしますが。
2015/10/04 | URL | 徒然わいん  [ 編集 ]
Re:
v-22 徒然わいんさんへ

悩ませてしまって申し訳ないです!

前にいただいた2つのご推察の方が合っていました。もう1歩だけ突っ込んでいただきたかったのですが、フランスにそんなシステムがあったとはご想像できないでしょうから、正解としておくべきでした...。
2015/10/04 | URL | Otium  [ 編集 ]
v-22

このクイズに入れてくださったコメントの全てを非公開のままにしていたのですが、ここで一挙に公開することにします。
2015/10/04 | URL | Otium  [ 編集 ]
正反対♪
さすがに、、オマルではないか。。。

これだけ見事に外れると
痛快ですら あります♪

容器の下にある 窓は 空気の取り入れ口かしら。

ちなみに フランス語では この容器
un pot de chambre ではないようなので、、
un pot chauffant とでもいうのでしょうか。

こちらは 火の恋しい季節になり
日中の今でも 20℃の暖房にエアコンを
設定して暖をとっております。

暖炉のある生活に 憧れますけど、、
たぶん 一生経験することはない と
思うのだ♪
2015/10/05 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 正反対♪
v-22 たかゆきさんへ

お答えはとても気に入ったのです。この壺を眺めてみると、蓋を乗せる縁の部部が便座のように広いので、便器としても使えるではないかと思ったのです。

昔の城ではイス式トイレchaise percéeを使っていたのですが、それの代用になりそう。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Chaise_perc%C3%A9e

ただし、熾火が消えないように通風の穴が開いているので、汚物に蓋をしても臭いはずだからダメでしょうね。でも、炭に消臭効果があるかもしれない...。

昔のトイレのシステムに、なぜか興味を引かれておりまして、見かけると写真を撮っています。

pot de chambreについても書いていました:
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1115.html

pot chauffantで画像検索したら、電気鍋みたいのが出てきました。電気鍋をそうは呼ばないだろうと思ったら、蝋を溶かす道具のようでした。

クイズにした道具の呼び名は、書きかけている解答の解説ページでご紹介します。つまらない呼び名なのですよ~。

蓋つきの小さなバケツのようなpot de chambreを買ってしまって、飾りにするわけにもいかないので放置していたのですが、消壺とか灰を入れる壺という発想からヒントを得ました。逆に、あれを使えるではないか?!

>容器の下にある 窓は 空気の取り入れ口かしら。
⇒ 実物を見たときには気にしていなかったのですが、空気が通りそうに見えますよね。でも、こんな下に穴があったら、灰が外にこぼれそうではないですか? 奇妙。

私の勝手な想像ですが、壺の中には、すっぽり入る金属でできた筒を入れて、それが取り外しできるようになっていたのではないかと思うのです。

そうでないと、この壺の中に灰がたまったとき、重い陶器の壺をひっくり返して灰を取り出すのは大変だと思うのです。中に筒が入っていたのなら、下に穴があるのも熱出しになる。骨董品屋で買った昔の移動式暖房器具は、中に筒を入れるシステムだったので、同じではないかな、と思いました。

でも、ここにも蓋が付いていて、それを開ければ灰を書き出せたのかもしれない、とも思います。
2015/10/05 | URL | Otium  [ 編集 ]
灰の処理
>こんな下に穴があったら、灰が外にこぼれそうではないですか

そうですよね、、
でも 五徳のようなもの上に金網とか敷けば
灰だけが下に落ちてきて そのつど灰を掻き出せば
掃除が簡単かと。。。

ちなみに 五徳の映像です
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%BA%94%E5%BE%B3%E3%81%A8%E3%81%AF

>中に筒が入っていたのなら

容器に炭跡が付かないのでは??

>骨董品屋で買った昔の移動式暖房器具は、中に筒を入れるシステムだったので、同じではないかな、と思いました。

熱源は何かしら?薪でしょうか??

>でも、ここにも蓋が付いていて、それを開ければ灰を書き出せたのかもしれない、とも思います。

暖炉にも蓋がついてますし ここにも蓋がついていたのでは
ないかと思います。
なんたって 大事な上蓋が無くなるくらいですから、、
下の小さな蓋が無くなったって気にしない
おおらかな 館の主と拝察いたします。
2015/10/05 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 灰の処理
v-22 たかゆきさんへ

>五徳のようなもの上に金網とか敷けば 灰だけが下に落ちてきて そのつど灰を掻き出せば 掃除が簡単かと。。。
⇒ 普通ならそれで良いかも知れないのですが、これは変な使い方をしているのです。解答のページを見ていただけますか? 実は、その後で、この問題についてクイズにさせていただくつもりなので、よろしくお願いします!

>容器に炭跡が付かないのでは??
⇒ それで写真を拡大して眺めて、確かに、これは中で燃えた跡だと思いました。ついでに、変なものを発見したのでした。

>熱源は何かしら?薪でしょうか??
⇒ 薪を何本か縦に入れて燃しても良いし、熾火やコークスを入れた筒の中で燃しても良く、2通りに使える形です。飾りにしているのでシステムを忘れていました。薪しか燃したことがないのですが、下の部分に引き出しがあって灰を受けて、捨てられるようになっています。筒を入れる場合は、灰は筒の中に残るのだろうと思います。

>暖炉にも蓋がついてますし ここにも蓋がついていたのでは ないかと思います。
⇒ それもありうると思うのですが、私はまた逆なのかなという気もしているのです。まだ書き上げてはいないのですが、続きのクイズにもお答えくださるのを期待しておりますので、よろしく!
2015/10/05 | URL | Otium  [ 編集 ]
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