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2016/05/12
前回の日記で書いた農家では、朝食に出されたジャムも、もちろん手作りでした。

珍しかったのは、Sureau(セイヨウニワトコ)の花で作ったジュレ。




Sureauは、フランスの田舎でよく見かける植物です。昔はよく食べ物に使ったのでしょうね。年配の人たちは、この香りが懐かしいと言います。

出されたジュレは花で作ると言っていたので、こういうのをとったのだろうと思います。



花が咲いていた写真は6月中旬に撮影していました。

秋になると、黒い実になります。



Sureauを食料にすると聞いて、見かけると写真をとった時期があったので、アルバムに入っていたものを取り出しました。でも、下に入れた実の方は、毒性があるというニワトコ属の植物ではないかと思えてきてきたので、下に比較を入れます


セイヨウニワトコのジュレ

探してみると、花から香りをとるという簡単なレシピでした。タンポポの花で作るジュレと似ていますね。つまり、香りと色をとるけれど、つまりは砂糖水を固めただけ。

出てきたセイヨウニワトコのジュレのレシピの材料は、2つともほぼ同じ。
レシピ 1

傘状の花5~6個
熱湯 1.5リットル
レモン1個のしぼり汁
ジャム用の砂糖 2キロ
レシピ 2

花 150グラム
熱湯 1.5リットル
レモン1個のしぼり汁
砂糖 1キロ
寒天 5グラム

作り方:
  1. 花の茎は、緑色の部分も全て除き(入れると苦くなる)、サラダボールに入れる。
  2. 熱湯をかけてラップし、3日間そのままにしておく。
  3. キメの細かいザルでこして鍋に入れ、残りの材料を加えてかき混ぜ、沸騰してから5~7分煮る。
  4. 出来上がったら熱湯消毒した瓶に入れ、逆さまにして冷やす。


シュローの花をワインに漬け込んで作るVin de sureauもあり、花の選び方が書いてありました。
  • 花を摘むときには花粉が落ちないように注意する(花粉に香りがあるため)。
  • 朝早い時間に摘むのが望ましい。
  • よく開いていて、盛りが過ぎてはいないものをとる。
  • 虫が入り込んでいることがあるので注意する。

同じ材料をワインに漬け込んだものを作るレシピの動画を入れておきます。どうしようもなく不味いワインは変身するという利点があると思いますが、私が普通に入手しているブルゴーニュワインを使ったら、もったいなさすぎると思う...。


Recette du vin aux fleurs de sureau



ニワトコ属の植物

レシピを眺めていたら、食用にするニワトコはsureau noirセイヨウニワトコ)で、紛らわしい植物があるので注意するようにと書いてありました。

フランスの野原によくあるニワトコ属の植物は下の2種類。それから、赤い実がなるSambucus racemosaもあるようです。実に毒性が全くないのはセイヨウニワトコだけ。

セイヨウニワトコ
仏語名: Grand Sureau、Sureau noir
英語名: Elder, Black elder

※高さは7メートル位までに育つ。
サンブクス・エビュルス
仏語名: Sureau hièble、Sureau yèble、Petit Sureau、Hièble
英語名: Danewort, Dane weed

※高さは2メートルを超えない。
開花期: 5月~6月




Sambucus nigra0
開花期:7月~8月



花の先が赤い。

Sambucus ebulus1.jpg
実の房は下を向いている。



実の房は上を向いている。



実をつぶすと臭い。実には毒がある。

Sambucus ebulus fruit Georgia.jpg


2つの違いが分かると、食用にできるセイヨウニワトコは見分けられそうです。実は下を向いているのが特徴なのでした。つまり、私が撮影して上に入れたのは間違っていた! そういえば、匂いを嗅いでみて、ちっとも良い匂いではないと感じていたような気がします。

フランスで見かけるニワトコ属には、Sambucus racemosaの方は、実に軽い毒性があるそうです。見分けは付きそうですね。特に実は、鮮やかな赤い色なの間違えようがない。

学名: Sambucus racemosa
仏語名: sureau à grappes、sureau de montagne、sureau rameux、sureau rouge

Sambucus racemosa Sambucus racemosa



ユダのイメージがあるセイヨウニワトコ

セイヨウニワトコの実が吊り下がった形になっているからでしょうか? フランスでは、これをイスカリオテのユダが首つり自殺した木に例えて「arbre de Judasユダの木)」という人もあるようです。

Judas hangs himself. Gelati fresco

Judas hangs himself. A fresco from the Gelati monastery, Georgia
Galleri: Jesu lidlseshistorie


La pendaison de Judas, Gislebert
Cathédrale Saint-Lazare d'Autun


イスカリオテのユダが首吊りに使った木は、セイヨウハナズオウ(Cercis siliquastrum)という樹木だとも言われるようです。この木は、フランスでは「Arbre de Judée(ユダヤの木)」と呼ばれています。



でも、この木の名前に入っている Judée(ユダヤ地方)というのは、ヤコブの子ユダにちなんでいて、キリストを裏切ったイスカリオテのユダとは関係がないようなのです。

セイヨウニワトコの吊り下がった黒い実は不気味で、その方がユダの木と呼ぶのにふさわしいと私は感じますけど。それにしても、そんな謂われもある木を食用にするのって、薄気味悪いいではないですか?..


忘れ去られた食べ物

ニワトコ属について調べてみたのではありますが、これでジャムやワインを作ったりする気にはなっていません。

農家で出されたセイヨウニワトコの花で作ったジュレは、ほのかな香りがあって「興味深かった」のではありますが、果物で作ったジャムに比べたら、やはり「大好き」と言うほど評価はできません。

タンポポの花で作ったジュレに似ているかな、これはハチミツに似たものができるのですが、やはりハチミツの方が美味しいですよ。

ポール・ボキューズが言ったというフレーズを思い出しました。

Les légumes oubliés, on a bien fait de les oublier.
- Paul Bocuse

忘れ去られた野菜。それらを忘れたのは正解だった。

20年前くらいだったでしょうか。有名シェフたちが、食糧難の戦時中に食べて野菜などを使った創作料理をするのが流行りだしました。

忘れられた野菜というのは、たいてい味が薄いように思います。そういう使って、いかに美味しいと唸らせるかというのはシェフたちには面白い挑戦だろうとは思います。でも、私は美味しいとは思いませんでした。せっかくのフォアグラを、なんでこんな風味のない野菜と組み合わせるんだ、などと思ってもしまいましした。

最近はブームが少し下火になった感じがします。忘れ去られた野菜というのは、やはり美味しくないから需要がなくなったからだと思うのですけど...。


Chantilly pharmacological jar with Kakiemon designs 1725 1751
ニワトコの薬用果汁シロップを入れた薬壺(18世紀)
追記 1

コメントで「エルダーフラワー・コーディアル」というのがあると教えていただきました。

実は、フランスのレシピを探していて、セイヨウニワトコで作ったシロップというのが出てきていまして、花粉症に良いというのに気を惹かれたのですが無視していました。

昔の野菜は美味しくないなどと書いてしまったのですが、昔の人たちは自然の中にある、口当たりも良くて、自然な薬効効果もがある植物を口にしていた、というのも忘れてはいけないと反省しました!

自然の万能薬!エルダーフラワーの効能がすごい!


追記 2:

セイヨウニワトコについて調べると、色々出てきてしまって収拾がつきません。

「ユダの木」と呼ぶというのは、Wikipediaに書いてあったのですが(出典を付けろという注釈付き)、普通のフランス人に聞いても、そんな呼び名は知らないと言われるのではないかと思います。

ともかく、丈夫な木。薬用にも使えるなど身近な植物だったので、ヨーロッパ各地で色々な俗信も生まれたようです。

フランス情報では、oreille de Judas(ユダの耳)というのも出てきました。枯れたニワトコ属の植物から奇妙なキノコが生えるのだそう。

Oreille de Judas

oreille du diable(悪魔の耳)とも呼ばれています。確かに不気味なキノコ。でも、調べてみたら、中華料理でよく使うキクラゲのことなのでした!

このキノコをクラゲに例えるか、ユダや悪魔に例えるか...。文化の違いって面白い。そういえば、クラゲもフランス人には薄気味悪い生き物でしょうね。中華料理のクラゲがコリコリしていて美味しいのだと話したら、あんなものは食べたくないと言われました。


なお、ニワトコは幹の芯を抜き出しやすいので、フルート(ミルリトン、ファイフ)やホイッスルにもされていたとのこと。


Le Joueur de fifre, Édouard Manet(1866年)

日本では単に「笛を吹く少年」という訳されていますが、フランス語の作品名では笛が何であるかを特定していて、これがファイフと呼ぶ楽器なのだそうです。

ブログ内リンク:
★ 目次: レシピ、調理法、テーブルウエアについて書いた記事
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ
★ 目次: フランスで感じるキリスト教文化

外部リンク:
L’arbre de Judas et son oreille
【レシピ】
Recette Gelée de fleurs de Sureau
Gelée de fleurs de sureau
Gelée de sureau
Confectionner de la gelée de sureau
Vin de sureau facile
Vin de fleurs Sureau, sirop de fleurs Sureau et gelée de fleurs de Sureau
【忘れられた野菜】
Légumes oubliés
Top 10 des légumes oubliés à redécouvrir en temps de guerre
Pourquoi les légumes oubliés ont-ils été oubliés ?
Les légumes oubliés les exposés de Lucullus Succulus
【ユダの裏切り】
「ユダの接吻・ユダの裏切り」 ジョット
「銀貨30枚を返すユダ」  レンブラント


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コメント
この記事へのコメント
セイヨウニワトコ、エルダーのことかしらと思いながら拝見いたしました。
イギリスにはエルダーフラワー・コーディアルという飲み物があって、私は炭酸水で割って飲むのが好きです。
白くて房になる花も美しく、一時庭に植えようかと友人と「エルダー・プロジェクト」なる計画を立てたこともありましたが、かなりの大木になるとのことで、頓挫してしまいました。

20代の頃だったか、「ユダの樹」というA.J.クローニンの小説を読んだことがあります。そのタイトルに違わず、テーマは裏切り。
象徴的なタイトルが印象的でした。
ユダがこの木で首を吊ったという話のほかに、キリストが磔り付けにされた十字架はこのセイヨウニワトコの木だったという言い伝えもあるようです。
あれもこれもあまり縁起の良いイメージがないのに、食用にする、と言う感覚は確かに不思議ですね。
2016/05/13 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

>イギリスにはエルダーフラワー・コーディアルという飲み物があって、私は炭酸水で割って飲むのが好きです。

レシピを調べていたら、シロップを作るというのが出てきたのですが素通りしていました。せっかくのワインにセイヨウニワトコで香りを付けるというのはショックにさえ思えたのですが、シロップにするのは良いですね。これはやってみるかもしれない♪ 記事に少し書き加えました。

>白くて房になる花も美しく、一時庭に植えようかと友人と「エルダー・プロジェクト」なる計画を立てたこともありましたが、かなりの大木になるとのことで、頓挫してしまいました。

うっすらと思い出すと、そのお話しにときにコメントを書いていたような...。

庭にトネリコ属の木が生えて来て、そばにある草花を邪魔するのが憎らしいので、毎年春に伐採していました(それでも翌年には生えてくる!)。書きながら見にいったら、のびのびと葉を伸ばしていました。今年は切らずに背を伸ばさせてあげようと思いました。セイヨウトネリコの種類ではなかったら、やはり消えていただきますが。

>キリストが磔り付けにされた十字架はこのセイヨウニワトコの木だったという言い伝えもあるようです。 あれもこれもあまり縁起の良いイメージがないのに、食用にする、と言う感覚は確かに不思議ですね。

⇒ なんのなのでしょうね。それだけ昔の人には、薬用の意味もあって使ったり、生命力があったりする植物なので、数ある植物の中でも身近だったということなのかな...。

少し前、のぞき窓のことをフランス語ではjudasと呼ぶのだと教えられて驚いていたところでした。

これのことです: https://fr.wikipedia.org/wiki/Judas_(ouverture)

イスカリオテのユダの方から付けられた名前なのだそう。なんでユダなの? と聞いたら、自分の姿は見せない覗き窓なので、ユダの裏切り行為を連想させるから、知らなくても何だか分かるという自然な命名とのこと。

フランスの文化は、キリスト教文化が分かっていないと理解できない、と折に触れて痛感します!
2016/05/13 | URL | Otium  [ 編集 ]
ニワトコは 何故 ニワトコと呼ばれるの??
知らない 名前を聞くと 
子供のように その理由を知りたくなります。

漢字で表記すると 庭常 とか、、、
http://www.kami-chan.net/hanakotoba/z368.html

原産地は 日本 朝鮮半島南部とのこと
http://www.geocities.jp/kbg_tree/niwatoko/niwatoko.htm

セイヨウニワトコは 西洋庭常ってことですね ♪

カタカナは 漢語を開くための
補助原語だそうですが
草花の名前は どうして カタカナ表記が
多いんでしょうね。。。

ちなみに ぼくは 天邪鬼なので
いつも 定説を疑っています

イスカリオテのユダは 本当に
イエスを裏切ったのか?
イエスと死を共にしたのは 彼だけですし
死人に口なし

イエスが捕縛されたときの
他の使徒たちの不甲斐なさ(失礼)を
聖書で読むたびに
イエスの死に殉じたのは
イスカリオテのユダだけだと
思っているのだ ♪
 
2016/05/15 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
たかゆきさま

(Otiumさん、勝手な割り込み、お赦しくださいm(__)m )
私も常々植物の名前がカタカナで表記されることに疑問をもっていました。
動植物の標準和名はカタカナで表記するという学術用語のルールによるものだそうですが、漢字表記のほうが名前の由来や、対象となる生き物の性質がわかりやすい場合が多いように思います。漢字という素晴らしい表意文字を思うとき、音(おん)だけのカタカナではいかにもイメージに乏しいとおもいます。

「ユダの裏切り」について拙ブログでも書いたことがあります。
久しぶりに読み返して、Otiumさんとのコメントのやりとりを懐かしく思い出しました。ご興味がありましたら、お読みくださいませ。
http://folli-2.at.webry.info/201204/article_2.html
2016/05/15 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re: ニワトコは 何故 ニワトコと呼ばれるの??
v-22 たかゆきさんへ

庭常情報ありがとうございます。

>草花の名前は どうして カタカナ表記が多いんでしょうね
⇒ 私も不思議です。カタカナで書かれたものを見ると記憶に残りにくいので、「庭常」のように言ってもらいたいです。でも「セイヨウニワトコ」と書かれると不自然に見えるので、植物の名前だと認識しやすいかもしれない。

こんな情報がありました:
http://ikimonotuusin.com/doc/289.htm


>イスカリオテのユダは 本当にイエスを裏切ったのか?
⇒ 人間の弱さを示す壮絶な例として必要だった、と私は思います。ユダが密告しなくてもキリストは捕まったと思いますので。

>イエスと死を共にしたのは 彼だけですし
⇒ 死を共にしたのではなくて、ユダはイエスより先に死んでいるのですよね。

反省したのなら、発狂してイエスが磔にされた場所に駆けつけて、十字架を倒そうとしたら役人に殺された、というストーリーもあり得たのに、それにはならなかった。

せめてイエスに赦しを乞うてから自殺すれば良かったのに、それもしなかった。ということから見て、ユダは本当の信者ではないということで決着をつけておきたかったのではないかな....。つまり、そういう破局の道を歩んだ人間のモデルが必要だったのではないか? ペトロもイエスを知らないと嘘をついたのに、彼は悔悛しているから赦されているのですよね。

ユダだけを悪者にしてしまうというのは、本来のキリストの教えではないはずだと私は思います。ひょっとしたら、キリスト教の歴史の中で、ユダを悪魔に近い存在にしてしまうというのが形成されたのかもしれないとさえ考えてしまいます。

コメントを入れてくださったaostaさんの記事「銀貨30枚を返すユダ」は、この問題について言い尽くしていらっしゃると思いました:
http://folli-2.at.webry.info/201204/article_3.html
2016/05/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

たかゆきさんへのお返事コメントを送信したのを確認したら、書いている間にもう1つコメントが入っていたことに気が付きました。たかゆきさんの追記かなと思ったら、なんとaostaさんから。慌てて入れたばかりのコメントは引っ込めて、リンクしてくださった記事を読んでから書き直すことにしました。

実は、ユダの木について書きながら、さらに、たかゆきさんへのお返事を書きながら、以前にブログで何かユダの裏切りについての印象的な画像を入れたような気がして探していたのでした。探しても見つからないはず! aostaさんのブログだった。それを教えてくださったわけで、しかもそれを書いてくださったのが私が探していた瞬間だったわけで、なんというテレパシーかと驚きました。しかも、リンクしてくださった記事にいれた私のコメントは復活祭のときに書いたもの。そして今日と明日は、フランスでPentecôte(聖霊降臨祭?)の連休なのです。なんという偶然?...

確認したかったのは、ユダだけを悪者にしてしまうのは本来のキリスト教の考え方ではないはずだという点です。aostaさんがしっかりと書いていらっしゃいました。自分のブログを検索すれば出てくるように、2つの記事のリンクを入れさせていただきました。

ついでに、エルダーフラワー・コーディアルにも新しい見方ができました。私の家にあるニワトコは、ずっと昔からあったのではないかと思えてきたのです。邪魔だからと始めに切ったときは、かなり太い木だったのです。切っても下からまた生えてきているわけですが。

「Jardin de curé(司祭の庭)」という表現があるくらいで、司祭館では薬草などを植えた畑があったのです。とするとニワトコも実用的な意味で植えられていたのかもしれない。記事には、ニワトコ果汁の壺の写真を入れました。あの木は、切らないで残して、と訴えているのだろうな...。
2016/05/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
リンク拝見♪
>こんな情報がありました:
http://ikimonotuusin.com/doc/289.htm

そうだったんですね。
でも
漢字しか文字を有しない シナ
漢字で全てを 表記してますけど、、、
コカ・コーラ は 可口可楽
素敵な表現ですよね。。。
カタカナは あくまでも 補助言語
使用はできるだけ 避けるべきと
ぼくは 念っております。

>死を共にしたのではなくて、ユダはイエスより先に死んでいるのですよね。

イエスを裏切って得た 金で 土地を買ったという
説もありますので、、
ユダの死は イエスの死の後ではないかと、、、
http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/death_of_jude.html
イエスは 捕縛されてから 何日後に
磔刑にされたのか? うぅ~~~ん

aosta様 ブログ拝見しました♪

>ユダは普通の人間として描かれ、なおかつ、キリストに向けられた視線はひたむきなまでに真っすぐである。
その視線を受け止めるキリストの眼差しもまた同様の静けさに満ちている。
恐らくは怒号と罵声が飛び交っていたであろうこの場面において、この二人だけが静寂の中にいる。

>すべてを知っていた上で、裏切った。

しっかりと見つめあう イエスとユダ
ユダは 神の意志を体現しただけ という
想いを新たにしました
これからも 宜しく♪

2016/05/15 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Otiumさん

そう。まさに今日はペンテコステ(^^ゞ
イースターと同じく、日本では中々馴染みにくい移動祝日ですね。
otiumさんが、コメントをお書きになられたタイミングを伺って、ほんとテレパシーというか、すごいシンクロニティだとびっくりしてしまいました!

たかゆきさま宛てのコメントを送信したあと、所用で外出し、出先でエルダーに関する本を読みました。
私のブログでもご紹介いたしました「英米文学植物民族誌」です♪ 
一応、英米文学、とありますが、ヨーロッパにおけるエルダーのイメージは、国が違うからと言って、そんなには代わらないだろうという楽観的な見地からの再読です。それによると、キリストの磔刑に用いられた十字架はエルダーだったという俗信は、古くは北欧の異教伝説だったものがキリスト教に結び付けられたものだとか。
キリスト教化される前のヨーロッパには、エルダーに関するものに限らず様々な民間伝承があり、それらがキリスト教的な衣をまとって後世に伝わったものも多いようです。
また、イスカリオテのユダが、エルダーの木で縊死したという話も、エルダーに特有の臭気があることと、ユダヤ人に異様な体臭があるという俗説とが結びつき、変形したものではないかという記述もありました。
もともとこの木が鬼火の発生しやすい沼地や湿地に多く生えていたことや、薬効が高いがゆえに、魔女信仰とも結びついたようです。
古来からその薬効ゆえに神聖視されると同時に、どこか禍々しい呪術的な雰囲気が色濃く刻印された樹木でもあったのでしょう。

そうそう、トミー・ウンゲラーについてのお返事、もう少しお待ちください。思いがけない展開にワクワクしているaostaです。


たかゆきさま
強引にリンクさせていただきました記事をお読みくださり、ありがとうございました。
「ユダは神の意志を体現しただけ」という見方は現在のキリスト教会ではあまり一般的ではないようです。
というか・・・・
もう10年近く前になるでしょうか「ユダの書」という新約聖書の外伝が復元・解読されたとのニュースがナショナル・ジオグラフィックで報じられたことがありましたが、教会ではいっさいノーコメントでした。
むしろそのような異端的な情報か身を守るようにとさえ言われたものです。
当時私は故あってプロテスタントの教会に通っておりましたので、カトリックではどのような対応だったのかわかりませんが、思うにそう大きな差はなかったのではないかしら。
ユダの立場がどうであれ、信仰を害するものではないと思うのですが、「ユダの復権」は教会としては認め難い、というのが事実のようです。

2016/05/15 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re: リンク拝見♪
v-22 たかゆきさんへ

>コカ・コーラ は 可口可楽
⇒ できすぎているほど良い名前ですね~。

ところで、中国では発音の種類やイントネーションもるので、外国語を表記するときはどの漢字を当てるかの選択肢はないのでしょうかね。例えば、仏蘭西にするか、腐乱酢にするかを選ぶみたいな。

私のフランス人上司が中国の出張から帰って来たとき、向こうで名刺を作ってくれたのだといたく喜んでいました。日本では片仮名の名前になっているのがつまらないから、日本でも漢字で書いた名刺を作ろうと思ったらしい。で、どんなの? と見せてもらったらギョッとしました。馬汗という苗字になっている。彼が会う日本のお客さんは化粧品か食品業界の人たちなので、それはマズイですよ~ と教えました。あれ以来、その漢字は彼のイメージから作った悪戯だったのかと気になっているのです。

>ユダの死は イエスの死の後ではないかと
⇒ フランスにいると、復活祭の前に苦しむ時期みたいなのがあるので、なんとなく命を落とすまでに日数がかかったような気がしていたのですが、調べてみたら、割合あっさり亡くなっていたのですね。

ユダが死んだのは聖書に記載がないのだそうですが、イエスが磔にされた日というのが一般的な捉え方のようでした。

>イエスは 捕縛されてから 何日後に磔刑にされたのか? うぅ~~~ん
⇒ aostaさんが登場してくださったら、さっと答えを出してくださったと思うけど。

私も気になってし調べたので、メモしておきます:

■説1
4月4日(火): 最後の晩餐、逮捕
4月5日(水): 死刑決定
4月6日(木): 総督ピラトに引き渡される
4月7日(金): ゴルゴタの丘を歩いた後、午前9時に磔にされ、午後3時に息を引き取る
4月9日(日): 復活
http://www.takemoto-shozo.com/spirit-2.htm

■説2
木曜日: 最後の晩餐
金曜日: 磔
日曜日の早朝: 復活

■説3
水曜日: 最後の晩餐
木曜日: 処刑
日曜日の早朝: 復活

他にもあるのだろうと思いますけど。
2016/05/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

>キリストの磔刑に用いられた十字架はエルダーだったという俗信は、古くは北欧の異教伝説だったものがキリスト教に結び付けられたものだとか。

⇒ なるほど。フランス情報ではニワトコが十字架に使われたというのは、少し調べた範囲では出てこなかったのです。フランスでは、オリーブの木(和解のシンボル)、ヒマラヤ杉(不死と清康のシンボル)が聖十字架に使われた木だというのが一般的な説になっているような...。

>古来からその薬効ゆえに神聖視されると同時に、どこか禍々しい呪術的な雰囲気が色濃く刻印された樹木でもあったのでしょう。

⇒ そうなのでしょうね。気になる木。調べていたら、ユダの耳というキノコとか、フルートにしたというのまでニワトコ関連で出てきて加えたのですが、書いているときりがなさそう。
2016/05/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
セイヨウニワトコ、乾燥したものが冷蔵庫にあります。お湯を入れて飲みますが、個性的なお味。シロップタイプは、甘いので好みではないです。イギリスの方がお好き??なイメージです。カモミールの方が好きですね〜。

セイヨウハナズオウ、綺麗な色なのに、なんだかお気の毒。ユダの銀貨、30デナリと覚えていたのですが、デナリ銀貨というのですね。当時、銀貨も数種あったよう。勉強になりました。

キリスト教文化は、絵画を通してくらいしか知りません。日本でも、お付き合いのある方の悪口・かげ口は、裏切り・・といわれたりしますね。ユダ、神様もまだお許しではないのでしょうか・・。許さないのは、人間のような気が??しないでもないですが・・。(汗)
2016/05/17 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>セイヨウニワトコ、乾燥したものが冷蔵庫にあります。お湯を入れて飲みますが、個性的なお味。

⇒ そんなに癖があるのですか。薬と言う感じで飲むのかな?... 花を乾燥させるだけなら簡単なのでやってみようと思ったのですが、やはり止めることにしようっと。もともと、ハーブティーは面白いので作ったりするのですが、まず飲まない...。

>セイヨウハナズオウ、綺麗な色なのに、なんだかお気の毒。

⇒ 華やかに花が咲くので、ユダの首吊りに例えるのはどうかと思ってしまいます。名前が紛らわしいからそうされたという説明があったのですが、そうじゃないかなという気がしました。

>ユダ、神様もまだお許しではないのでしょうか・・。許さないのは、人間のような気が??しないでもないですが・・。

⇒ 神様は、迷うことなく許したと思うのです。そうでないと教義が成り立たないので。それなのにユダを目の敵にする文化がキリスト教圏に根付いているのは不自然だと思ってしまいいます。
2016/05/17 | URL | Otium  [ 編集 ]
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