| Login |
2016/06/09
ブルゴーニュ南部のロマネスク教会がたくさんある地域に行ったので、幾つか教会を見学したいと思いました。このあたりにあるロマネスク教会なら何度も行っているはずなのですが、見飽きることはないのです。

サントーバン村(Saint-Albain)を通ったので、教会の前で車を止めました。


Église de Saint-Albain

13世紀に建てられた教会で、歴史的建造物に指定されています。

この手の小さな教会ではよくあることなのですが、やはり入り口には鍵がかけられていて中に入ることができませんでした。仕方がないので、教会の周りをぐるりと歩いて建物の外を眺める。

すると、壁にリースのように生えている草が目にとまりました。


この植物は、何という名前?

全く珍しくはない植物なのですが、石壁に張り付いているのが面白いと思っています。



見るからに雑草なのですが、小さな花はよく見ると美しいと思う。スミレかランの花を思わせるではないですか?

 

何という名前の植物なのだろう? この際なので調べてみることにしました。

「壁に張り付いた野生の花」をフランス語のキーワードにして画像検索したら、すぐに見つかりました。

フランス語ではCymbalaire des murs。学名はCymbalaria muralis。

mur(壁)というのが名前に入っているので検索に引っかかったのでしょうね。

和名はツタバウンラン。ゴマノハグサ科ツタバウンラン属だそうです。

ヨーロッパ原産の植物で、日本にも帰化していますが、「侵入生物」なんて言葉を使われていました! 別に害を与えるような草ではないと思うのですけど...。




ブログ内リンク:
★ 目次: 宗教建築物に関する記事
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々
★ 目次: フランスの田園に咲く野生のラン

外部リンク:
☆ L’Art Roman Bourguignon: Saint-Albain
☆ Wikipédia: Église de Saint-Albain
Carte du patrimoine Roman en Bourgogne du sud
☆ 国立環境研究所: 侵入生物DB ツタバウンラン


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: 植物 | Comment (8) | Top
この記事のURL | Rédiger
コメント
この記事へのコメント
出たな カタカナ♪
さてさて ツタバウンラン、、、

ツタバ これは 解る 蔦の葉だべ
ラン  これは 楽勝 蘭
ウン  これは 解らん。。。

「海」ですか、、なんで 海なん??
http://www.pref.tottori.lg.jp/item/750848.htm
なるほど、、、了解♪

ラテン語の学名は 解り易いですね♪
http://www.hana300.com/tutaba.html


2016/06/09 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 出たな カタカナ♪
v-22 たかゆきさんへ

フランスで見る野生のランには、人形の形に見えるのがあるので、この植物をランに例えるのは外れていないかなとは思ったのです。でも、私も「ウン」には引っかかったのでした。

リンクしてくださった砂丘に生えるウンランがあったからの命名なのでしょうかね。全然違う植物に私には見えてしまったのですけど。

>ラテン語の学名は 解り易いですね♪

フランス語の名前も、石壁に生えるという特徴を示していて、ラテン語名と同じ発想だと思うのです。

たかゆきさんのご指摘を受けてから、日本の植物名がカタカナ表記なのが気になってしまっております。カタカナ表記だと外国語みたいで意味を考えないから、それで逃げてしまっているのではないかと勘ぐってしまうようになりました。
2016/06/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
名称
NHKの場合
動植物名の表記基準は以下のようです。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/003.html

学術的表記ではカタカナ使用とのこと、、、

野の草花を 学術的な観点から観察してる
一般人って いるのかしら??

人体解剖学における 和名は
ぼくの知ってるかぎりに おいては
全て漢字ですけど、、

動植物学会の方々におかれましては
カタカナは補助言語にすぎないという
認識を お持ちなのかしら??

世界的に通用する学名は 
どの分野においてもラテン語ですが
ラテン語は けっして 
補助言語などでは ないのだ♪

>カタカナ表記だと外国語みたいで意味を考えないから、それで逃げてしまっているのではないかと勘ぐってしまうようになりました。

otiumさんの 仰るとおりです ♫
2016/06/10 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 名称
v-22 たかゆきさんへ

NHKではひらがなと漢字でしたか。平仮名だと、てにをはと一緒になってしまうので、これも読み違いをしてしまいそうですけどね。

>人体解剖学における 和名は ぼくの知ってるかぎりに おいては 全て漢字ですけど、、

そうなのですか。とするとラテン語の代わりに片仮名を使うというわけでもないのですね。やっぱり、カタカナでごまかしていると思ってしまおうっと♪
2016/06/10 | URL | Otium  [ 編集 ]
笑い話を お一つ♪
和名が世界一長い植物名
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ
落語の「寿限無」だ!!

暗号解読、、「ノ」で切るのですね。。。
http://matome.naver.jp/odai/2141882631032918901/2141882827334380403

漢字表記なら 甘藻 で すむのだ♪
2016/06/10 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
よくにた 雑草に カキドオシという のが
うちのまわりや 鎌倉等に
みられますが 葉はおなじようで 匍匐性で
ひろがりますが
花もにてるけどすこし 違う?
カタカナと 漢字と ひらがな、、
他国の人が 日本語を学ぶのは
大変ですね〜
でもわたしは 漢字が好き〜
その成り立ちを 考えると 興味がつきないです〜

わたしの テレビコマーシャルのところで
また 思う事 書いてますが
otiumさんの お考え お聞きしたいです〜
2016/06/11 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re: 笑い話を お一つ♪
v-22 たかゆきさんへ

>リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ

すさまじいですね~! 私などは気が短いので、「龍宮の乙姫の元結の切り外し」だと解説を見て初めて分かりました。画像を見たら、よく思いついたと感心しましたけど、そこまで凝らなくても…。それに、学名を作った人がカタカナ表記になるのを意識していたら、「オトヒメノモトユイ」くらいにしておけば良かったのに、遊びで作ってしまったのでしょうか...。「甘藻」だったら、もっと簡潔に特徴とイメージがわきますね。

>暗号解読、、「ノ」で切るのですね。。。

なるほど~。覚えておきます。

「の」か「・」も使える規則にして、「リュウグウのオトヒメのモトユイのキリハズシ」とか「リュウグウ・オトヒメ・モトユイ・キリハズシ」とか書いてくれたら、もう少し読みやすくなるのに…。
2016/06/11 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22  katananke 05さんへ

>カキドオシ

画像を見たら、本当によく似ているみたいですね。漢字にすると「垣通し」で、益々似てくる。でも、カキドオシのフランス語はlierre terrestreで、地面に生える蔦のようなイメージで表しているので不思議。

courroie de saint Jeanという呼び方もあるのだそう。「聖ヨハネの帯」って何? と思ったら、そうではないのかもしれない。聖ヨハネの日の朝(聖ヨハネの前夜祭で大騒ぎした翌朝)、7つの野草を摘む習慣があって、その中の1つになっていました。日本にある春の七草のようで面白いと思ったのですが、フランスの七草は乾燥させて薬にしたのだそう。1つ学びました。

http://www.gite-la-source.com/gite-herbestjean01.htm

>他国の人が 日本語を学ぶのは 大変でしょうね。

特に漢字を覚えるのが大変だろうと思うのですが(複雑な文字で、おまけに複数の発音がある)、katananke 05さんはお好きとは羨ましい! 確かに背景を知るのは面白いとは思いますけど…。

コメントにお返事したつもりでいたのですが、送っていなかったので書き込みました。よろしく♪
2016/06/11 | URL | Otium  [ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する