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2016/06/21
少し前のコメントで、ブルゴーニュのメーカーが作っているジャムやリキュールが日本で高い評価を受けていると教えていただきました。フランス情報を調べてみると、コンクールで優勝していたりして、地元コート・ドール県でも評判の農家らしいのでした。

それで、いつか行ってみたいと思っていたのですが、機会が訪れました。

ブルゴーニュの食前酒キールを作るために必ずストックしておかなければならないリキュール「クレーム・ド・カシス(Crème de cassis)」がなくなったので買う必要があったのです。このドメーヌでは色々なリキュールやジャムを作っているのですが、特にクレーム・ド・カシスの評判が良いらしいのでした。


ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係 2009/03/03


アルスナン村に行ってみる

ブルゴーニュ地方のワイン産地、ボーヌ市とディジョン市の中間にニュイ・サン・ジョルジュ市(Nuits-Saint-Georges)があり、そこから低い山の中に入ったところは「オート・コート・ド・ニュイ(Hautes Côtes de Nuits)」と呼ばれるワイン産地になります。

下はコート・ド・ニュイと呼ばれるワイン産地の地図で、青緑色になっている地域がオート・コート・ド・ニュイです。

Vignobles cotes de nuits


このあたりでは高級ワインができないのですが、土壌はブドウ栽培に向いているからなのか、fruit rougeと呼ばれる果実の名産地となっています。

行くことにしたリキュール醸造農家は、上に入れた地図にも入っているアルスナン村(Arcenant)にあります。村の場所は、Googleマップでこちら

景色の写真を撮らなかったので、Wikipediaに入っていたアルスナン村の写真を入れます。

Village d'Arcenant
Village d'Arcenant

実は、このあたりに行くついでがあったのは、フランスでは商店が閉まっている日曜日。この農家も閉まっているかもしれないけれど行ってみようということになったのです。農家は家族の人数が多いのが普通なので、誰かしらいたら開けてくれるはずですので。


ジャン・バティスト・ジョアネJean Baptiste Joannet

日本では、「ジョアネさん」とか「ジョアネ家」いう名前で紹介されていました。アルスナン村に行ってみると、道路を挟んで2軒のジョアネさんの家がある! 両方ともリキュールを作っているという看板が出ているのですから紛らわしい。

でも、そこに行くまでにナビゲーターで場所を確認するために会社の名前を入れていたので、どちらかはほぼ確実に分かりました。ジャン・バティストというファーストネームがついたジョアネさんのはずなのです。



なんだか普通のお家の佇まい。小規模生産をしていて、美味しいのを作っているのではないかという予感がしました。

年配の女性が出てきて、家の中にある販売所に案内してくださいました。写真を撮られるのは苦手とおっしゃったけど、記念撮影してしまいました。



若夫婦が仕事をしていて、お婆ちゃんは販売のお手伝いというところなのだろうと思いました。とても気さくで感じの良いマダム。口にするものを作っている農家では、人柄が良いと美味しいという鉄則があるのではないかと思っているのです。

いちおう日本に輸出しているのか確かめました。とても感じの良い日本の業者さんが来るのだと話すので、向かいにあった農家の方ではないのだと確認。

ジャムの評判が良いと聞いたと言うと、日本に輸出しているのは「これ」と言って小さな瓶のを見せる。そして、私たちフランス人が買うのは「こっち」と言って大きな瓶のを笑って見せる。

私のお目当てはリキュール。色々な種類がありました。カシス、フランボワーズ、ペッシュ・ド・ヴィーニュ(ブドウ畑の桃)、サクランボ、イチゴ、スロープラム。それから、ラタフィア、ギニョレもある。

カシスは最後に味わうことにして、軽い味のリキュールから試飲させてもらったのですが、びっくりするほど美味しいので驚きました。使っているフルーツの風味と特徴がみごとに出ているのです。

普段は飲まないサクランボがものすごく美味しい。今年のパリ農業コンクールで金賞を取っていたのですが、その価値はあると思いました。

無造作に置かれていた賞状 ↓



農産物のコンクールでは、このパリ農業コンクールで受賞したというのが最も信頼できる目印の1つだと思っています。もっとも、コンクールに出すにはサンプル品をたくさん提供する必要があるので、コンクールで受賞したなどと宣伝しなくても売れるワイン農家は参加しないと言っていましたから、受賞マークだけが全てを決めているわけではありません。

私が好きなペッシュ・ド・ヴィーニュのリキュールは販売量が少ないので、収穫シーズンから日が立たないうちでないと買えないのだそうで。この日は試飲できませんでした。

置いてあるものは全て試飲させてもらいました。カシス以外にも何本か買おうと思いながら、いよいよカシスの試飲。


ノワール・ド・ブルゴーニュの味だ!

カシスは、アルコール度が16度と20度の2種類ありました。本物のキール酒を作るにはアルコール度が高いものを使います。

ここのカシスはすごい! 地元の新聞でベタ褒めにしていたのですが、なるほどと思いました。今まで色々飲んできたクレーム・ド・カシスとは全然違って、カシス(クロスグリ)本来の味が出ているのです。

カシスの品種を確かめてみると、やはりノワール・ド・ブルゴーニュ(Noir de Bourgogne)だけを使っているとの返事。これが本物のクレーム・ド・カシスにする品種なのです。

私の庭に植えているのも、この品種 ↓

 

フランスのスーパーなどでは、非常に安いクレーム・ド・カシスも売られています。でも、カシスというのは曲者で、まずいリキュールは本当にまずくて、キール酒もまずくなるのです。パリのカフェでキールなどを注文したら、「なんだ、これ?」というシロモノで、飲まないで店を出たこともありました。

キールの本場であるブルゴーニュのカフェでも、キールの美味しさには差があります。やはり、キールの本場のディジョン市では、美味しいのを出すカフェやレストランを見つることができる確率は高いですけれど。

ジョアネさんクレーム・ド・カシスを味わったら、他のメーカーのでは物足りなくなるでしょうね...。カシスが苦手な人にはきつすぎるかもしれないけれど。

日本のパティシエさんが、ここのクレーム・ド・カシスから創作意欲がわいてチョコレートを作ったという記事がありましたが、それは問題なく誰にでも気に入られるだろうな、と思いました:
☆ ARDEUR パティシエの独り言: キャレマン カシス

「キャレマン」とは何なのか気になりました。キャレマン・ショコラというのがあって、それはCarrément chocolat。キャレマンとはフランス語でcarrément(完全に、確実に)で、「カシスそのもの」みたいな感じなのかな?...


リキュールのボトルは、伝統的に1リットル入りだった?

実は、近くまで行く機会がなければアルスナン村には行かないと思っていました。インターネットで検索したとき、お値段が少し高いと思ったからです。

ところが私の勘違いだった。このジョアネさんのリキュールのボトルは1リットル入りなのでした。

普通に売っているクレーム・ド・カシスはもっと小さなボトルです。それまでお気に入りにしていたもので確かめてみたら、700ml入りでした。つまり、3割少ない。それでお値段はほぼ同じで20ユーロ(今のレートで2,400円)なのですから、3割安いということになるのでした。

安くて美味しいのなら大満足。

ボトルが大きいと言ったら、マダムは「昔からリキュールは1リットル入りと決まっています」とおっしゃっていました。

ざっと調べてみたら、クレーム・ド・カシスのボトルは全部700ml 入りみたい:
クレーム・ド・カシスを楽天市場で検索

工場で大量生産するメーカーでは、昔は1リットルだったのを小さいボトルにして、値段は同じにするという販売方法をしたのかな?..

それに、ジョアネさんのクレーム・ド・カシスは濃厚なので、普通のより少なめにして飲みやすいキール酒ができます。つまり、かなり節約になる♪ 地元の通の人は、キール酒をつくるには、カシス1に対して、アリゴテの白ワイン2という割合だと言うのですが、ジョアネさんのでその比率にしたらカシスの風味が強すぎる。

カシス1に対して、アリゴテ5でも良いくらいではないかな。とすると、かなり経済的ではないですか?♪ 700mlのボトルなどだと、すぐに無くなってしまうのです。

ジャムは小瓶を輸出していると言っていらっしゃいましたが、リキュールの方は1リットル入りが日本に入っているようです ↓

*カシス・リキュール(1000ml)
価格:4685円(税込、送料別)

*フランボワーズ・リキュール(1000ml)
価格:4685円(税込、送料別)

*フレーズ・リキュール(1000ml)
価格:4843円(税込、送料別)




なんでも見学しちゃう

朝食を食べないのでジャムは必要ないから買わないつもりだったのですが、はやりフルーツの風味が素晴らしいので少し買ってしまいました。

お勘定をするのは別の部屋で、書斎のようなところでした。そこに化石が並んでいるので眺めました。



このあたりは、大昔は海の底だったので、畑を掘るとアンモナイトがたくさん出てくるのだそう。

マダムが小学校時代には美しい文字を書くように習ったのだと言って、時間をかけて勘定書を作成していました。その間も、おしゃべりが止まらない。

途中でお客さんが来たので、奥の商品が並んでいる部屋に行くように誘導して、それが2組もあったのに、そっちのけでおしゃべり。来た人たちは常連さんで、勝手に試飲していたのかな?...


買ったものを段ボールに入れて外に運び出すと、今が盛りのシャクヤクが見えました。花が開くと地面に倒れかけてしまうのですけど、ここではしっかりと木の杭で支えていました。



このくらい支えると、まっすぐ伸びた株になるわけですけど、私はなんとなく抵抗があるけどな...。切り花にして売るわけではないのだから、ここまでしなくても...。

でも、お花は元気そう。今年は雨が多いので、私の地面に倒れているシャクヤクは花が満開になる前に腐ってしまっています。まっすぐ立てておくと花に雨水がたまらないくて良いのかなと思ったので、忘れないように写真をとっておきました。

庭の向こうには醸造所があったのですが、日曜日だし、静まり返っていました。いつかリキュールを作っている時期に来て見学したいな。香りがただよって面白いのではないかと思う。

食品見本市には出店していないように感じましたが、ドメーヌの訪問は歓迎しているようです。


ドメーヌの歴史

応対してくださったマダムとは、色々なおしゃべりを楽しんでしまって、肝心のお仕事の様子について聞くのを忘れてしまいました。

それで、新聞記事に書いてあったことをメモしておきます。

1976年の旱魃(かんばつ)でアルスナン村の赤いベリーの生産量はガタ落ち、おまけに近隣諸国から安い果実が入ったために価格が暴落。このあたりの果実栽培農家は減ったようです。

ジャン・バティスト・ジョアネさんは、1978年、生産している果実をリキュールにして付加価値を付けることにしました。娘さんが2001年から経営に携わるようになり、さらに彼女の娘も経営に加わる。


Liqueurs Jean-Baptiste Joannet à Arcenant : Du champ au pressoir, un concentré d’authenticité

これが後継ぎになった娘さんですが、応対してくれたマダムにそっくり...。

ドメーヌが所有している畑は6ヘクタール。アルスナン村とその周辺に分散しているのは、雹が降ったときには被害を1カ所に集中されないためなのだそう。

パリ農業コンクールへの参加は2013年から。毎年何かしらのリキュールで受賞しているとのこと。


お向かいさんのリキュールはどうなのかな?...

Googleマップで調べてみたら、道路の向かい側にあったお家はGilles Joannet(ジル・ジョアネ)でした。こちらはジャムは作っていなくて、リキュールだけを製造している農家でした。

苗字が同じなので親戚同士だろうと思います。マダムに聞いてみたいとは思ったのですが、気が引けたので遠慮しました。ワイン農家でもそうなのですが、兄弟同士で仲たがいしていたりするケースがあるからです。

調べてみたら、ジルさんがリキュールづくりを始めたのは1984年。ここのクレーム・ド・カシスはパリ農業コンクールで金賞を何度もとっているのでした。2015年のコンクールでは、、このジルさんのが金賞で、ジャン・バティストさんの方は銀賞。このあたりは果実栽培では高品質だという定評があるのですから、両方とも優れたリキュールを作っているとしても不思議はありません。

いつかジルさんの家にも行って美味しいかどうか確かめたいと思いました。でも、問題なのですよね。試飲してみて、やはりジャン・バティストさんの方が好きだなと思った場合、道路を渡っただけでお向かいさんの家に行ったら嫌味になってしまうではないですか。

ジルさんのドメーヌのサイトでは、あちこちの食品見本市に出店しているようでした。私が何度も行ったことがある見本市でも常連さんのようす。クレーム・ド・カシスは必需品なので、私は試飲しているはずなのです。それでお気に入りにしていなかったということは、それほどは気に入らなかったのかもしれない。そこまで買いに行くのが面倒だからだったかも知れないけれど。

フランスのネットショップで売っている価格で比較してみると、ジルさんのカシスの方が2割くらい高い。やはり、マダムが気に入ったからジャン・バティストさんのにするか...。



ジャン・バティスト・ジョアネさんのクレーム・ド・カシスを買ったので、さっそくキール酒にしたとき、気がついたことがありました。

ラベルには「クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ」と書いてあったのです。

お向かいのジルさんのリキュールも同じ表記になっていました。「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」という呼び名はよく知っているのですが、ブルゴーニュと付いているのはなぜなのか? それを調べたので、ブルゴーニュにあるカシス戦争について続きで書きます。

続き:
食前酒キール誕生の歴史


メモ:
ジョアネさんのことを教えていただいたコメントは、3カ月前に入ったもので、
こちらでした。どうもありがとうございます♪

クレーム・ド・カシスについて書いた今回の連続記事

 ★ 評判の良いクレーム・ド・カシスを買いに行く 2016/06/21
 ★ 食前酒キール誕生の歴史 2016/07/05
 ★ ディジョンのカシス vs ブルゴーニュのカシス 2016/07/09
 ★ 自家製のクレーム・ド・カシスを作るレシピ 2016/07/12





ブログ内リンク:
ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係 2009/03/03
★ 目次: ブルゴーニュの古都ディジョンの観光スポットや特産品など ⇒ キール、カシス
★ 目次: フランスで食べる郷土料理、地方特産食品、外国料理
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

外部リンク:
Crème de cassis de Bourgogne Jean Baptiste Joannet
Liquoriste d'Arcenant : un savoir-faire intergénérationnel
Liqueurs Jean-Baptiste Joannet à Arcenant Du champ au pressoir, un concentré d’authenticité
神様が力を与えて作らせた ルゴルさんのオ・ドゥ・ヴィとジョアネさんのリキュール
食べる人を「瞬殺」する旨さ ブルゴーニュ地方ジョアネさんのジャム

☆ Wikipedia: クレーム・ド・カシス = Crème de cassis
Gilles Joannet, artisan liquoriste à Arcenant
Les liqueurs de Gilles Joannet
Vin Arcenant


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コメント
この記事へのコメント
日本では輸送の関係もあり
倍近い値段になるのは 仕方ありませんね、、
いかにも 素朴で人の良さそうな ご家族が
栽培 販売しているのですね、、
日本でも いま 農産物等は
顔写真を入れて 販売していたりします、、
人相がわるいひとなどは 不利でしょうかしら??(^^)/
2016/06/23 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ

>日本では輸送の関係もあり 倍近い値段になるのは 仕方ありませんね、、

日本に輸出するジャムは小瓶という話しになったとき、日本では高い値段がつくからと言ったら、マダムが輸送費もかかるのだから当然です、と言っていたのが印象的だったのでした。

フランスの農業者たちはよくデモをして、大手スーパーなどがマージンを取りすぎていると主張するのですが、そういうのは買いたたかれても仕方ないような大量生産で品質の悪い農産物なのです。質が高いものを少量生産すれば、流通にのせる必要もないし、多少高くても買う人たちはいるのに、と思ってしまっております。

>日本でも いま 農産物等は 顔写真を入れて 販売していたりします、、 人相がわるいひとなどは 不利でしょうかしら??(^^)/

これ、私はなんだか好きではないのです。人相が悪い人だって少し話せば人柄が分かりますが、写真では分からない。そもそも、感じ良さそうな顔写真ばかりではないですか? 悪意か、間違いだったのか、顔写真が間違っているというスキャンダルがありましたが、大した問題ではないと思いました。どうせ何も分からないのですから。顔写真を入れるというのは日本で生まれた発想なのかな?...
2016/06/23 | URL | Otium  [ 編集 ]
↑ わたしも 写真を見て買った事はありません
ただ 味が抜群においしかったトマトは(わたしは
トマト気違い) 箱のマークを覚えておきますが、、
といっても 少し遠いのですが そこ迄買いに行って その箱を 買ってくる、、ということですが、、
2016/06/24 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ

>味が抜群においしかったトマトは(わたしは トマト気違い) 箱のマークを覚えておきますが、、

そうか...。顔写真はトレードマークとして覚えやすいという効果があるのだ...。

だいぶ前、九州に行ったとき、土産物で売っている物すべてに顔長の男性の写真が付いているので仰天したのを思い出しました。地元の人が説明してくれて、これは知事の東国原英夫で、それが付いているとバカ売れなのだとのこと。人相が悪いという顔ではないけれど、美味しそうだから食べたいと思うような顔ではないと私は思ったのだけどな...。
2016/06/24 | URL | Otium  [ 編集 ]
お久しぶりです!
ずーと以前パキスタン旅行の話で盛り上がりましたね!私は、まだ、年数回は海外旅行は続けていますが、、2012年に以前掲載していたANAの「旅達空間」ブログが閉じられたので、2013年からは上記のアメブロで「世界一長い名前の世界一小さな美術館館長」のブログを開いています!また、お時間が許せば、、ご覧ください!私もまた、このブログで貴女の博識を教授して頂き、フランスにまつわる話題を楽しませて頂きましょう!今後ともよろしくね!
2016/06/24 | URL | トモコ・タニグチ  [ 編集 ]
↑ あはは、、 東国原さんねえ〜
おいしいとかんじるかどうか 微妙〜
信用 保証、、かしらね〜
2016/06/25 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re: お久しぶりです!
v-22 トモコ・タニグチさんへ

ご連絡どうもありがとうございます。
今後もよろしく。
2016/06/25 | URL | Otium  [ 編集 ]
Bonjour!! Otiumさん
あらまッ、行かれたのでしたか!!ジルさんのも、気になりますね〜。(笑)

最近、本当に久しぶりにドラピエ(ル・ドラピエ)を飲みました。
うきうきワインの玉○箱さんが販売してある特別なキュベで、黒ラベルのNV。しっかりしたお味で、苦味も少なくて・・。

昔、キッコー○ンが輸入していたやや苦味のある黒ラベルより、もっと良かったです。ドラピエのカルトドールとロゼは、買いませんけれど。

最近、高○屋のオンラインで、赤ラベルのティエノーが販売されているのを見つけました。ティエノーNVと、その他2本で1万ほど。お安いです。

ドラピエもお安いですが、ティエノーと、どちらがよろしいいでしょう??  悩みます。(笑)
2016/06/26 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

良い出会いの機会を与えてくださって、どうもありがとうございました♪

>本当に久しぶりにドラピエ(ル・ドラピエ)を飲みました。

あら、偶然♪ 私も昨日、友人たちが食事に来たので、少し前にお土産としてもらって冷蔵庫に入っていたドラピエを飲んだところです。一昨日に別の友人たちが来たときには、いつも買い付けをしているピエール・ジェルヴェのプレステージュを食前酒として出したのですが、同じオーブ県のシャンパンなら、私のお気に入りの方が好きだなと思いました。

お手軽価格で美味しいのでお気に入りにしたピエール・ジェルヴェとの出会いはブログで書いていたので調べたら、ちょうど10年前でした:
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-831.html

これまた偶然。ジョワネ社の存在を教えてくださったのがフォルナリーナで、シャンパンがお好きというのは意識していなかったと思うのですが、昨日に飲んだシャンパンで発見しました。

このジョアネさんの個性が強いカシスのリキュールは、キール・ロワイヤルにすると素晴らしく美味しいのでした。アリゴテでキールにするより気に入りました。キール・ロワイヤルはそれほど好きではなかったのですが、これからは家ではよく飲むようになるかもしれない。

ティエノーは、私は馴染みがないな...。
2016/06/26 | URL | Otium  [ 編集 ]
スプマンテに桃のピューレを入れたベリーには飲みましたが、キールロワイヤルは、飲んだことがないです。多分・・。(笑)

キールロワイヤルは、ウィーン生まれのカクテルだそうですね。初めて知りました。
今回のクレームドカシスを販売してある菓子店、イルプル シューラセーヌの弓田氏は(詩を書かれるのでこのような店名)、フランス菓子業界に新風を巻き起こした方??です。

好みもありますが、こちらのダックワーズ(基本のアーモンドクリーム)は、25年ほど前から一番好きです。
2016/06/26 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>スプマンテに桃のピューレを入れたベリーには飲みましたが、キールロワイヤルは、飲んだことがないです。多分・・。(笑)

わぁ、興味深いです~♪ フォルナリーナさんのように、私が味わってみたいと憧れるようなシャンパンも飲み比べてもいらっさる方は、シャンパンに何かを混ぜてしまうなんて残念だと思われるのだろうと思いました。私も、ストレートで味わうのが本来だと思う。

>キールロワイヤルは、ウィーン生まれのカクテルだそうですね。

そうなのですか。知りませんでした。

フランスのしゃれた菓子パンは「ウィーンの」という文字が付いた名になっていますので、食文化のレベルは高かったのだろうと思っていました。カトリックの国は食べ物が美味しいという先入観を持っていたので、ウィーンに行ったときには美味しいものが食べられると期待していたのに... とてつもなく不味いので驚きました。つまり、ドイツと同じ。持っていったフランスのガイドブックでは、地元料理のレストランを紹介するのが普通なのに、ウィーンでは外国料理を出すレストランの紹介が多いので、2日目からはギリシャ料理とか中華料理とかを食べましたが、これも驚くほど不味いのでした。昔の伝統は失われてしまったのでしょうかね?...

気をつかって非公開コメントにしてくださったと思うので、お返事をしてしまうのはお許しくださると思います。

>ティエノー、Otiumさんのブログに3回出てまいりますわよ〜。(笑)

わぁあ~! 忘れないようにブログになんでもメモしているのですが、書いた本人は忘れてしまっているのに、読んでくださったフォルナリーナさんが覚えていてくださるとは~! 実は「馴染みがありません」と書きながら、ひょっとしてノルマンディーで飲んで美味しいと驚いたシャンパンだったかも... と頭を横切ったのですが、調べる手間をかけておりませんでした。

打ち明け話しを続ければ、このジョアネさんを教えていただいたコメントもうろ覚えでして、行ったときには、日本の「ものすごい」食通のお友達が(ブログ友達とか説明するのは長くなるので省略してしまったのはお許しくださいね)、ジャムはおたくのに決めているのだと聞いた、と言ってしまっていたのでした。

後でコメントを読み直したら、評判が良いけど、どうなのでしょうねという感じだったと分かったのですが、マダムはいたく(!)喜んでしまっていたので、それも仕事を続ける張り合いになるのだから良いではないかと思ったのでした。

あの夜は、日本でも味が分かる人たちは評価しているのだ、と家族で話題にしていたかもしれない。ジャムなんていう収益性がない商品を小規模生産で作るのは、喜んでくれる人たちがいるという張り合いしか原動力にならないと思うのです。ジャムはフランスの朝食では必需品で、スーパーなどでは非常に安いのが売られて、日本にもたくさん輸入されていて、美味しいとかおっしゃる方々がいらっしゃる...。

というわけで、勝手にジョアネ家を励ますような話しにフォルナリーナさんを登場させてしてしまったわけなのですが、お許しくださいね~!
2016/06/26 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん

おはようございます。
先日、私が住む町のお隣の村でベリー農園を経営している知人を尋ねました。ちょうどカシスの摘み取りの真っ最中。いくつもの籠にまるまると太ったカシスがぎっしり。家族総出の作業だそうです。収穫したカシスは洗って真空パックにして冷凍保存。ジャムにするには半解凍の状態にお砂糖をまぶし、ひと晩おいてから火にかけると、浸透圧の関係で美味しくできるのだとか。種類はわかりませんが、生のものをつまんだ感じでは、ジャムにしたほうが美味しそう。
この農園では、カシスのほかブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、シーベリー、グースベリーなど、何種類ものベリーを育ててらして、究極の夢は、農園に隣接した場所に厩舎をつくり馬を飼うことだそうです。
一般にも開放している農園でベリー摘みを楽しんだ後は、馬に乗って林の中をお散歩してもらいたいんですって。
農園を始める前は、東京から毎週馬に乗るために八ヶ岳山麓の馬場に通っていたという話を聞いて納得しました。
2016/07/06 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

おはようございます。昨日は天気が良いので、メンバーになっている研究会が出版する予定の本に載せることができる道端に立つ十字架を探して写真を撮るドライブをしてきました。美しい彫刻を眺めながら、Aostaさんなら深い意味も読み取られるだろうにな… と思いながら1日を過ごしました。

私のベリー系果実も、収穫時期になったので忙しくしております。カシスやグーズベリーなどは熟したところで一斉に摘めば良いので楽なのですが、ラズベリーは毎日摘まなければならないので大変。小さな果実を収穫するのは大変です。先日は、家庭菜園で作ったイチゴを持ってきてくれた友人が、収穫してくれるならいくらでもあげると言うのに、誰もやってくれないと笑っていました。

カシスは品種にもよるのでしょうが、私のノワール・ド・ブルゴーニュ種は、間違っても生では食べられません。カシスとグーズベリーをミックスしたジャムにすると美味しいのです。自分で作れるのに、この農家に行ったときにはそれを買ってしまいました。

>収穫したカシスは洗って真空パックにして冷凍保存。ジャムにするには半解凍の状態にお砂糖をまぶし、ひと晩おいてから火にかけると、浸透圧の関係で美味しくできるのだとか。

良いことを教えていただきました。使いきれない果実は冷凍してしまって、やっぱり味が落ちるなと思っていたのです。シーズンが過ぎたら試してみます。持て余したラズベリーを保存するには、果実に砂糖をまぶす感じで瓶に入れておくと、冬になっても採りたてのように形が残っているのが気に入っています。

ジャムは大量には消費できないので、アイスクリームやシャーベットをせっせと作っています。収穫してから台所に入って作るので、農業体験学習をしている気分。プロ仕様のアイスクリーマーが欲しいですが、高価なので買えません。

>一般にも開放している農園でベリー摘みを楽しんだ後は、馬に乗って林の中をお散歩してもらいたいんですって。

レクリエーションでするのなら楽しいでしょうね。その後、美しい風景の中での乗馬ですか~♪

私は馬を飼っているブルゴーニュの農家の乗馬レッスンを受けて、馬から落ちて骨盤骨折した経験があるので…。原因は、お昼にご馳走を出してくれると聞いたので、それならばと、レッスンを一緒に受ける仲間が素晴らしく美味しいワインを持って行ったこと。馬の背で、遠くに見えるお城を頂いた丘が夢のように美しいと見とれていて落馬したのですが、つまりは酔っ払い運転だった! 日本では、そういうことは起こらないでしょうね。せっかく来たのだから午後のレッスンもしなければ、とお昼ご飯をきりあげたのは午後4時過ぎだったのでした。
2016/07/08 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん
道端に立つ十字架を探す旅とはうらやましい。
田舎の鄙びた辻などに、古びた十字架や聖母子像がひっそりと建っている様子を思い描いてしまいました。
信州でも、ちょっと郊外に出ると田んぼや畑の縁、道の端など路傍に建つ道祖神をよく見かけます。
安曇野の道祖神は特に有名のようですが、素朴なその姿や、集落の守り神として、また子孫繁栄を願った思いには、欧米の十字架に通じるものがあるやもしれませんね。ブログのアップを楽しみにしています。


さて、カシスですが、農園で刃水洗いしてザルで水気をとったあと、さらにキッチンペーパーなどで軽く押さえて水分を残さないようにしているそうです。
ジャムにかぎりませんが、美味しいものを作るためには手間を惜しまない、ということですね。

>カシスとグーズベリーをミックスしたジャムにすると美味しいのです。

素敵な情報をありがとうございました!
私はグーズベリーのジャムが大好きなのですが、カシスとミックスするということは知りませんでした。
農園でグーズベリーの様子も見せていただいたのですが、ほんのりと色づき始めたところ。
カシスもグーズベリーも同じスグリですものね!今年はぜひ作ろうと思います。

>馬から落ちて骨盤骨折した経験があるので…。

馬は乗ってみると世界が違って見えるほどですもの、相当な高さだと思います。
農園の持ち主は”馬のマラソン”とも言われているエンデュランスという競技にも出場したことのある方で、人間より馬の方が好きかもしれません(笑)
それにしても、酔っぱらい運転だったとは(^_-)-☆
2016/07/09 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

道端に立っている十字架は道祖神の感じなのでしょうね。長野市大岡村で道祖神に出会って、ロマネスク教会の彫刻を思わせるなと思いました。

フランスに立っている十字架はcroixなのですが、北のブルターニュ地方のはcalvaireと呼ばれて、驚くほど見事です。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~truffe/bretagne.htm

ブルゴーニュ地方にある十字架は地味なので、郷土資産としてはクローズアップされない。それで記録を残そうではないかというプロジェクトです。でも、無視されているだけに、何世紀のものかくらいは分かるものの、なぜ十字架が建てられたのかという記録などがないので、文章を書く人たちはどうするのかな?...

>ブログのアップを楽しみにしています。

わぁ~♪ 写真を入れたとき、コメントを入れてくださったら嬉しいです。彫刻があって美しい十字架は、キリスト像の後ろ側マリア像が彫刻されているパターンなのですが、聖人が隣にいたりするので、何か意味があるのかな... と疑問がわくのです。プロジェクトのメンバーは歴史には詳しい人たちですが、敬虔なクリスチャンはいない。

>カシスもグーズベリーも同じスグリですものね!今年はぜひ作ろうと思います。

どうして相性が良いのか知りませんが、フランスではよくあるレシピのようです。言ってしまった以上、どういう配合かをお教えしないといけないと思いました。これについては書いていたので読み直してみたら、どうやって作ったのか全く分からない! それでインターネットで検索してみたら、カシスとグーズベリーの割合は好き好きという感じがしました。

よろしかったら、次のページの最後に入れた「追記」のレシピをご覧ください。
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-805.html
2016/07/10 | URL | Otium  [ 編集 ]
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