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2016/10/06
秋になっても夏のような陽気の日が多かったのですが、もう最低気温は零度になったようです。今年の秋は寒くなかったので、やっと集中暖房のスイッチを入れたところ。暖房費が1カ月分くらい浮いたのではないかな。地球が温暖化したらちょうど良いと私は思ってしまう...。


🍇 私のお水がなくなった...

ブログに何度も書いてしまっていますが、フランスの水が飲めない私。水代わりに呑んでいる軽い白ワイン(つまり安いという意味ですが)はマコネの村の名前が付いたものと決めています。ストックがなくなってしまったので、お気に入りにしているワイン農家の1軒に買い出しに行きました。

日本には輸出していないので、同じ銘柄を入れると、これ ↓


マコネの白ワインが好きなのですが、日本には余り入ってために競争がないせいか、日本で買おうとするとやたらに高い気がしていました。このくらいだったら悪くないと思いました。

でも、私の飲料水用に買うマコン・シャルネはボトル詰めしていないもので、お友達プライスにしてもらってボトル1本分が500円くらいかな...。そのくらいでないと、貧しい私などは水代わりには飲めまん。


🍇 発酵過程のワインを味見

行ったワイン農家では、前日にブドウの収穫を終えたところだと話していました。機械は使わずに人手で収穫するので、広い畑を持っているわけではないのに2週間かかったのだそう。

醸造段階に入ったワインを飲んでみるかと聞かれたので、「もちろん♪」と答えました。美味しいというものではありませんが、一般の人には貴重ですから楽しい。

プイィ・フュイッセのタンクから出してくれました。PFがそのマーク。



かなり色が濃くて濁っていました。

糖分がアルコールに変わる発酵が終わっていない状態のワインを、フランスでは「bourru(ブーリュ)」と呼びます。

もう少したったら何とか味わえるようになるのでしょうが、これはごく初期段階らしてくて、1口だけ記念に飲んで捨てました。ボージョレー・ヌーヴォーの段階でも、たくさん飲むと頭が痛くなったり、お腹が痛く鳴ったりするのだと脅かされているので。ワイン農家の奥さんも、味見はご主人に任せていて、自分は飲まないと言っていました。

この段階だと、今年のワインがどうなるかなんて私には全く分かりません。絞りたてといってもジュースでは全くないし、ワインでもないのですから。

全く甘味は感じませんでした。畑にあった摘み残しのブドウの房を食べさせてもらったのですが、甘くて美味しかったのに。


発酵途中のワインを樽から出して飲ませてもらうことは時々あるのですが、こんなに飲めないことがあったかな?... ブログで書いていたこともあったはずなので探してみました。

ブドウ収穫が終わったばかりのブルゴーニュ南部で、新酒を味わう 2009/09/13
持ち帰りで売っているくらいなので、もう少し発酵が進んだ状態のものを試飲したのだろうと思います。自分で書いて忘れていたのですが、甘いの(Vin doux)とピリピリするのVin piquantと2種類があった。

☆ 2015年のブルゴーニュワインは素晴らしいだろうと確信した 2015/09/23
ボージョレーのワイン農家での試飲。


もしかすると、この日に飲ませてもらったのは、まだ「bourru(ブーリュ)」とは呼ばない段階だったのかもしれない。ブーリュというのは、最終発酵段階の澱(おり)の多いワインのことなのだそうなので。


🍇 マコネのワイン産地をドライブ

冷え込むので注意という天気予報だったので冬のコートを来て出かけましたが、素晴らしい青空だった。買い付け仲間で行った私たちは、ついでに観光も楽しみました。



見えているロマネスク教会は、以前にはワイン農協がこじんまりとした試飲所を作っていたので気に入っていたのですが、教会が修復されたら追い出されてしまいました。おまけに、今回も教会のドアは閉ざされたまま...。

こんなところにワイン農協の出店を出していても買い物客はほとんどこなかっただろうと思いますが、ワインを飲む田舎のカフェとしての機能は果たしていたようでした。

ここでゴーフレット・マコネに出会ったので懐かしい教会です。地元の人がおつまみとして差し入れていたのをご馳走になったのでした。

ゴーフレット・マコネについて書いた記事:
クイズ: キシュノットとは? 2009/02/02

良き伝統は消えていく。おまけに、クリスチャンも減ったので、辺鄙なところにある教会は泥棒が怖いからドアを閉ざしていることが多いのです。

でも、大好きなロマネスク教会の内部も幾つか見学しました。


🍇 マコネのワイン産地では未だ収穫が終わっていなかった

ワイン農家でブドウの収穫が前日に終わったと聞いて驚いていたのですが、まだ続けている畑もあるようでした。ブドウを積んだトラクターに何台も会ったのです。

記録のために車の中から写真を撮っておきました。


2016年10月7日、ブルゴーニュ南部マコネ地域で撮影

摘んだブドウを無造作に荷台に乗せているところからして、安いワインができるブドウ畑でしょうね。

マコネはブルゴーニュ地方の中でもボーヌのあたりより南に位置するので、ブドウの収穫も早く終わるのだろうと思っていたのだけれど、やはり今年は異常なのでしょうね。


【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集




ブログ内リンク:
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ドメーヌ訪問記
★ 目次: フランスのワイン産地、アペラシオン、セパージュ
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
☆ La Revue du vin de France: Définition bourru
☆ Encyclopédie du vin:  bourru
☆ Wikipédia: Vin bourru
ブリュ Bourru Vin Nouveau
ヴァンダンジュの今だけ。甘く発泡するブーリュ Bourru est arrivé


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フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
いくら安くても ワインを水かわりには
飲めましぇ〜ん、、
Otiumさんはやはり お強いのだわ〜
お酒がまったくのめない 下戸の方は
ミネラルウォーターを
飲んでるのでしょう?
フランスのでなく もすこし 軟水のは
ワインより高い、、ということでしょうか、、
2016/10/09 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
こんにちは。
毎回、楽しく拝見いたしております。
早いもので、次女の娘も11ヶ月になり、ハイハイや(イグアナのようなんですけれどね・笑)、つかまり立ちをするようになりました。じっとしていないので、離乳食を食べさせるのも一苦労??です。

毎回思いますが、ぶどうの収穫は気が遠くなるような感じですね。(汗)
今年は猛暑でしたので、我が家の稲刈りは(県産米・元気つくし)、昨年より2週間は早かったです。

それに、胴割れ米(粒が横に割れる)も多いので、精米は2度(ふるいにかける)して貰っています。割れ米が多いと、美味しくないですしね。
精米の費用は、30キロでモミからだと1,400円ほどです。コイン精米(玄米からの精米になる・10キロ100円)は、ご飯が美味しくないように思うんですね。毎年、親戚や友達に200キロほど、配送したりお配りいたします。

胴割れは、登熱初期の気象条件も関わっているそうで、出穂後6〜10日の高熱が特異的に発生を増加させるんだとか。日中の高温ストレスだそうです。

ところで、白ワインは酸味があるので、歯が少しづつ腐食されませんか??
酸蝕歯というそうですが・・。酸味があるデザートなどを食べた時は、自宅ですととりあえずお水でクチュクチュします。
2016/10/09 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ 

>Otiumさんはやはり お強いのだわ〜

親が唯一与えてくれた役にたつ遺伝子だと思っています。母はお酒を飲む人の相手をするのさえ嫌いだったので、父親譲りですけれど。社会人になったとき、酒には酔わないと油断していると失敗するから気をつけるように言われたので、たくさん飲んだらどうなるかを父と二人で実験したことがありました。したたか飲んだら、さすがに酔ったらしい。箸が転げても笑うという状態になったので、我ながらバカバカしくなって実験は中止しました。気分が悪くなったりはしない、という自信はつけました♪

フランスの水を飲むと、たちまち下痢してしまうので、ワインを水代わりに飲めなかったら、どうやってフランスでサバイバルできたかな?...

>軟水のは ワインより高い、、ということでしょうか、、

一生懸命探したことがあるのですが、手に入らないのですよ~。ボルヴィックはある程度は耐えられると発見しましたが、真夏に喉が渇いたからとゴクゴクと飲むと、やっぱり駄目...。

http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1733.html
2016/10/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

赤ちゃんのお相手をしていらっしゃいますか。大変でしょうけれど楽しいでしょうね♪

>胴胴割れ米(粒が横に割れる)も多いので、精米は2度(ふるいにかける)して貰っています。割れ米が多いと、美味しくないですしね。

そういうのがあるのですか。そうなると美味しくない、というのも知りませんでした。お米はデリケートなのですね。

>コイン精米は、ご飯が美味しくないように思うんですね。

日本で地方に行くと、自動販売機のようなのが道端にあるので、地元の人たちは必要な分だけ精米して食べられるので、いいな~ と思って見ていたのです。美味しくないのですか~。

>白ワインは酸味があるので、歯が少しづつ腐食されませんか??

気にしたことがなかったのですが、そうなのですか~?! いちおう私の歯は元気でおります。

私は酸味は苦手です。トマトも、家庭菜園で育った完熟でないと食べる気にならない。先日出会っシャンパンも、酸味がなくて飲みやすいと気に入って買っていました。ピノ・ノワールのシャンパンだと酸味がないから気に入るのかな、と思ったところです。

>酸蝕歯

そういうのがありましたか。

ロシアを旅行したとき温泉場に行ったら、お風呂に入るのではなくて、そこの水を飲むというものでした。普通に飲むと歯が侵食されるので、飲み口が長い小さな陶器のポット(コップのサイズ)に入れて、喉の奥に流し込むとのこと。面白いポットなので買ったものの、使ったことはありません。歯が侵食されてしまうような水を胃袋に入れても大丈夫なのか不思議...。
2016/10/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
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