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2017/02/13
シリーズ記事 【バターの見分け方 】 その7

ここのところバターの製造を見せる動画を色々眺めてきて、チーズ工房はよく見学するのに、バターを作るところは見学したことがなかったと気がつきました。

でも写真アルバムに入っている写真を探していたら、生クリームを作る装置は見学していたのでした。コンテチーズを作っている工房です。



ミルクからクリームを取り出す装置。今だったら「écrémeuseだ」などと覚えたての単語を使えたのに。

この高速クリーム遠心分離システムは、スウェーデンの技術者グスタフ・ド・ラバルが1878年発明したのだそう。日本の友達が勤めていたアルファ・ラバルという会社は、この人が設立したらしい。ミルクに関係した機械で世界的に有名な会社なのだ、と友達は話していたのですが、このセパレーターのことだったのかな?...

チーズ工房でこの装置を見たときには、時間をおいてクリームがいっぱいになってきたところの写真も撮っていたので、面白がっていたのだろうと思いますが、すっかり忘れていました。

撮影時間を見ると、40分後には、こうなっていました。



小さな装置なので、バケツがいっぱいになったら取り替えて何回もするのかな。バターも作っているので、バラットという装置も見せてもらえば良かった。でも、この当時は、バター作りには知識も興味もなかったのでした。

追記:

せっかく経験したことを忘れないようにとブログにメモするようにしているのですが、書いていても忘れている! この装置を見たときのことはブログで書いていました。同じ写真まで入れている。もう、絶望的な記憶力!:
ミルク工房を見学して乳製品を買う 2011/10/02

ここで生クリームを買うときは、冷蔵庫に入っているバケツを取り出してくれます。こういうのが、いかにも生産者から買うという気分になるので好きです。



ここに映っているのは、買いに来た近所のマダム。私ではありませんので、念のため。


バターを作りたくなった

毎週行くようにしている朝市でお気に入りの農家は、絞りたての無殺菌牛乳、生クリーム、ヨーグルトを売っています。私が好きなモンベリアルド種の乳牛のミルクなので素晴らしく美味しいのですが、バターは作っていないのです。

それなら、自分で作ってしまおうか? バターは生クリームさえあれば簡単にできるようなのです。ジャムの空き瓶に入れて振っているだけでもできてしまうのだそうですから。

でも、フランスでは手作りバターを作る人がいるらしくて、道具が販売されています。

手作りバターの道具をフランスのアマゾンで探す



使った人のコメントを見ると、こちらの3,500円くらいで買える安いタイプの評判が良い。


Kilnerâ ® manuel Beurre Churner


自分でバターを作ったら安くできるかを計算

下手に自分で作ったら、かえって高くついてしまうのではないか?

上に入れた写真を撮った時には、壁に張ってあった値段表も撮影していたので眺めてみました。



もう数年前のお値段ですが、原料と製品の価格の比率は分かりますよね。

生クリームは、1リットル買うと4ユーロ。バターは、250グラムで1.30ユーロ。


この度いろいろ調べたので、1キロのバターを作るのに2リットルのクリームを必要としていると分かっています。

日持ちしない無殺菌クリームでバターを1キロも作ったら困るので、半分の500グラムのバターを自分で作ってみるということでシミレーション。

生クリームを1リットル買えば良いことになります。

この工房で500グラムのバターを自分で作るために生クリームを1リットル買うと4ユーロ。250グラムのバター2個買うと500グラムで、2.60ユーロ支払うことになる。

生クリームから自分でバターを作ったら半額以下になるなら張り切りますが、そこまではいかない。失敗することもあり得るわけですから、止めておいた方が良いだろうな...。


それでは...

フランスでミルクを買うのは安いですが、生クリームはそんなに安くはないのです。

無殺菌牛乳は1リットル100円くらいで買える。そこからバターづくりを始めると、どうなるか?

今回のお勉強で、生クリーム1リットルを作るには、バターのメーカーは10リットルのミルクを必要としていて、素人が作ると15リットルの牛乳を使ってしまうらしい、とみています。

フランスでは、生クリームづくりの道具まで売っているのです。




SÉPARATEUR CRÈME ÉCRÉMEUSE DU LAIT 80 l/h #19  EUR 153,00


こちらは2万円くらいする。できるかどうか分からないのに、こんな道具は買いませんよ...。

持っている道具で、お遊びとしてバターを作ってみようかな。白い生クリームが黄色いバターになるというのは、どうにも面白そうに思える!


Beurre Maison


ここで使っているようにドロっとした生クリームが好きなのですが、日本では出会ったことがありません...。



バターのお話しは、まだ続けます。
シリーズ記事 【バターの見分け方 】 その7




ブログ内リンク:
★ 目次: 乳製品(チーズ、バター、生クリーム) ⇒ フランスのバター

外部リンク:
☆ Wikipédia: Écrémeuse
☆ 食育通信: ミキサーを使って5分で手作りバター | 手作りバターはめちゃ美味しい!
☆ EDIT LIFE: 憧れのフレッシュバターメーカー


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