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2017/04/16
旅行したとき目的地に到着したお祝いに飲むため、あるいはピクニックをするために、冷たく冷えた白ワインを持って行くことがあります。

シャンパンを持って行くなら問題はなし。でも、ワインだと、あれ! コルク栓抜きの道具を持ってきたっけ? と慌てることがあります。誰かしら持っているので、持って行ったワインが飲めなかったことはありませんが。

今回のシリーズで書きながら色々と情報を眺めていたら、コルク栓抜きは、誰が、いつ発明されたか、というのがでてきたのでメモしておきます。

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その10


ワインオープナー

「コルク栓抜き」と書いたのですが、日本ではどう言うのが一般的なのでしょうか?

フランス語だと、tire-bouchonで、つまり栓を引っこ抜くという意味。日本語に「栓抜き」というのがありますが、あれはビールのキャップなどを抜く道具ですよね。

Wikipediaでは、仏語のtire-bouchonからリンクされていたのは「コルクスクリュー」でした。

でも、スクリュー式でないものもあるではないですか? 


どういう名称で売っているかを調べたら、
ワインオープナー」という呼び名が気に入りました。




ワインオープナーが発明されたのは、いつ?

登場したのは17世紀、おそらく1630年頃だろうとのことでした。tire-bouchonという用語が文献に現れたのは1718年らしい。

正式に特許として認められたのは、1795年で、取得したのはSamuel Henshall。

ワインのコルク抜きという道具を発案したのはイギリス人なのだそうです。

ワインをボトル詰めするようになったら、しっかりと打ち込まれているコルクを抜く道具も必要になったわけなのですね。

それで、初めて登場したワインオープナーはどういうものだったか知りたくなりました。

まさか、こんな道具ではないですよね?!


Rob Higgs


初めて登場したコルク抜きは、スクリュー式の道具だったようです。

ピストルに弾を埋め込む装置にそんなのがあって、そこから発想を得たようなのです。

道具の名前から調べたら、こんなシステムらしい。


コルク抜きをフランス人が発明したのではないのはフランス人たちには面白くないようですが、彼らは木のワイン樽を考え出したのは自分たちの祖先のゴロワ(ガリア人)だったというのを誇りにしています。つまり、古代ローマ人でさえも思いつかなかったというわけ。



ワインオープナーには色々な形がある

ワインオープナーには色々な形があって面白いので、コレクションしている人たちもいますね。


Collectionneur de Tire-bouchons ( Collector of corkscrews )


よく見るタイプなのですが、下のような形のオープナーは「シャルル・ド・ゴール」と呼ぶタイプなのだそうです。


Tire Bouchon "Charles De Gaulle" Argenté


頭のある人体に見える。2つの取っ手は両腕を挙げたような形になり、ド・ゴールがそういうポーズで演説をしたから似ている、ということなのだそうです。そういう風に演説している姿は、こちらとかこちら

ド・ゴール将軍は、オーバーな演説口調をする人で、そうやって手をあげている姿が浮かぶので納得できました。


道具がなくても、ワインのコルクを抜くことができる

コルク抜きの道具がないと、ワインボトルが開けられないと思われませんか?

始めに登場したワインオープナーの画像がないかと探していたら、それは見つからなかったのですが、コルク抜きがなくてもワインは開けられるという情報がたくさん出てきました。

コルクに釘を入れてペンチで引っ張るとか、ボトルの底を割ってしまうなどというのまであったのですが、定番らしき方法がありました。

本当なのかなと疑いたくなるのですが、この方法を紹介している動画が幾つもあったので、知る人ぞ知るのテクニックのようです。

下の動画は、アル中のホームレスか誰かにワインをプレゼントした、という悪戯なのでしょうか?


Ouvrir une bouteille de vin sans tire bouchon

どこの国のことなのか分かりません。フランス語のコメントで、自分のお爺さんは1930年代にこの方法でワインを開けていたよ、と書いている人がいました。


道具として使うのは、靴です!

もっと真面目にテクニックを紹介しているのは、こちら。


Comment ouvrir une bouteille sans tir bouchon

始めに靴底でボトルを叩いていますが、それは余り効果がないという説明。ボトルに靴を履かせてしまって、横にした状態にして壁で叩くという方法です。コルクが飛び出してきたら、手で抜きます。


靴の踵が良いクッションになるようです、

ボトルをそのまま木の幹にぶつけているのがありましたが、木の皮は痛んでしまったし、叩く回数も多くないとコルクが飛び出してこないようです。


Comment ouvrir une bouteille de vin sans tire-bouchon


コルクに鍵を差し込んで、それを靴底で叩いて、それから鍵をスクリューオープナーのようにして引っこ抜くという方法もありましたが、これは力がいりそう!


INCROYABLE !! ouvrir une bouteille sans tire bouchon A VOIR !!!


ワインボトルは静かにしておいたものを飲みたいですが、ワインオープナーがなくて困ったときのために覚えておくと、役にたつことがあるかもしれない!

ワインオープナーがいつできたかより、こちらの方を面白がってしまいました。


続く

シリーズ記事【フランスの食事の歴史】目次




ブログ内リンク:
★ 目次: ワイングッズ、ワインのボトル、グラス、コルクなど
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
Le Tire-bouchon : Histoire D'une Invention
Petite histoire du tire-bouchon
La mystérieuse beauté des tire-bouchons anciens
Origines du tire-bouchon
Le tire-bouchon, toute une histoire du sérieux à l’insolite !
Who Made That Corkscrew
☆ Tire-bourre
☆ Musée Gourmandise: Tirebouchons
Musée du tire-bouchon à Ménerbes
Musée du Tire-Bouchon
☆ Dico du Vin: Tire-bouchon
Connaissez-vous la véritable origine du tire-bouchon ?
ヴィンテージ・コルクスクリュー


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フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
踵 叩き
慣性の法則を有効利用していて 秀逸 ♪
最も効率的に コルクが抜ける
踵の高さと 力加減を調べたくなります、、

日本では 大工さんが 鉋の刃を
出し入れするのに 慣性の法則を利用してますね。。。

「踵叩き」を最初に思いついた方は
どなたかしら? その方の名前を冠してあげたい

日本酒は 瓶の蓋が 取り易くて便利ですけど
逆に
どうして 日本酒の瓶は コルクで蓋を
しないのか?? という 疑問が浮かぶ
今日この頃 なのだ ♪
2017/04/18 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 踵 叩き
たかゆきさんへ

お返事をしようとしたら、「書き込み制限を受けています」と出て送信できません。サーバーがおかしくなっているのでしょうから、後で再度トライしてみます。
2017/04/18 | URL | Otium  [ 編集 ]
ヤッホー 
お気遣いなく
お返事 楽しみに してます ♪
2017/04/18 | URL | たかゆき  [ 編集 ]
Re: 踵 叩き
v-22 たかゆきさんへ

あれ~、コメントを拒否されるのはブログ管理人だけなのかな...。

再度、トライ。

>慣性の法則を有効利用していて 秀逸 ♪

慣性の法則って、だるま落としで、打たれなかった木片は止まり続けようとするという原理ですか? 偶然してみたら出来たというのも不自然なので、その法則を知っていてコルクも飛び出させることができると思いついたのかな?…

>踵の高さと 力加減を調べたくなります、、

実験して、ご報告くださいな! 靴の踵がちょうど良いクッションを作るのではないかと思いました。足に負担をかけない靴底というのがありますが、あれだと効果があがるのか、逆にマイナスになるのか興味があります。

木にそのままぶつけている人がいましたが、樹皮は可愛そうなくらいに傷つけられてしまうし、かなり苦労して叩かないといけないようなのです。

>日本酒の瓶は コルクで蓋を しないのか?? という 疑問が浮かぶ 今日この頃 なのだ ♪

日本酒はボトルに入れて何年も寝かせる必要がないからコルクは必要ではなかったのでは? ワインにコルク栓をすると、息ができるのですよね。なんて、単純に結論を出してしまう私…。

ワインもコニャックなども同じですが、コルクは、質の良いものを使っていても、ブショネと呼ばれるものになってしまう問題があります。これになると臭くて飲めたものではない。それで、そういうのを回避できる画期的なワインのコルク栓というのを見てブログに書いていたのですが、これがなぜ良いのか分かりません:
http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-417.htm
2017/04/18 | URL | Otium  [ 編集 ]
コルク樫でワインの栓を考えた人は、開けることは考えなかったんでしょうか?? (笑)  あ、もっと、短かったのかな〜。水筒の栓がヒントだそうですが。

ワインオープナー、我が家はナサの技術が生んだ、超簡単なスクリュープル(現ル・クルーゼ)を使っています。ありがたい。

コルク栓の話を読んだら、イベリコ豚は、コルク樫のどんぐりを食べているんですね。へぇ〜。そういえば、そうでした。(笑)

それにしても、よくできてますね。世界(地球)は・・。熟成に必要な酸素が、微妙に入ってくるコルク。コルクのような珍しい木がある、ヨーロッパ・・・。

コルクのヒドいブショネは1回経験しただけですが、今は、塩素ではなく酵素で殺菌するそうです。コルクが木製品といわれても、なんだか常識では信じがたいですよね。
2017/04/18 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re: ヤッホー 
v-22 たかゆきさんへ

コメントが入ることもあると分かったので、入れていたYouTubeのリンクを削除してみたら、送信できました。

変なの...。

ボトルを木に叩きつけている、バカみたいな動画だったのですけど、これにリンクを入れてみたら、やはり拒否されました。なんなのだろう?... YouTubeのURLを入れると拒否されるシステムなのかな?...
2017/04/18 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>コルク樫でワインの栓を考えた人は、開けることは考えなかったんでしょうか?? (笑)

ボトルにコルクをしっかり打ち込んでしまったら、開けるのに苦労するわけで、コルクを打ち込むことを考えたときにワインオープナーも同時に考えたのかどうか知りたかったのですが、分かりませんでした。

>ワインオープナー、我が家はナサの技術が生んだ、超簡単なスクリュープル(現ル・クルーゼ)を使っています。ありがたい。

これでしょうか?:
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/999951044000

大きな道具だけれど、力を入れないで開くワインオープナーを買ったら、間もなく壊れて、でも便利だったので、高いけど、やはり同じタイプを買ったら(プジョーだったかな)、またすぐに壊れたので、もう悔しいので、リンクしたようなシンプルなのを使っています。

>イベリコ豚は、コルク樫のどんぐりを食べているんですね。

豚がドングリを食べると太るというのが知っていましたが、ドングリがコルク樫の実とは知りませんでした。あれ~、コルクを取るのは樫の木でしたっけ?

本当だ~! コルクガシと出てきました:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%82%B7

>コルクが木製品といわれても、なんだか常識では信じがたいですよね。

ポルトガルを旅行したときに、コルクを取って皮が剥がれた木が立ち並ぶ林を見ているので、私には実感があります。

天皇家の子供部屋の壁がコルクで出来ているとか聞いたことがあります(健康に良いとかいう話しあった)。贅沢...。
2017/04/18 | URL | Otium  [ 編集 ]
テレビでコルクを取る木を 紹介していた事があります、、 ほんとに そのまんまの コルクが
木に まとわりついている?という 風情でしたね〜

このワインの 栓を抜く方法は知っていて
お得、、ですね〜
靴のかかとは クッションの役目でしょうから
あつい ゴム草履でも いいかも、、
わがやは ドゴール式もありますが
いちばん 原始的な
ごっつい 葡萄の木の柄に スクリュー式がついているので
もっぱら 開けてますよ〜
2017/04/19 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ

>あつい ゴム草履でも いいかも、、

ゴム草履だと、柔らかすぎるのではないかな、と感じました。色々と実験してみると良いのでしょうけれど、下手にやってワインを台無しにしたくないので、惜しげがないワインを飲むときにやってみるか、ワインオープナーがないときのサバイバルが訪れたときに実験してみるかなので、実際に試してみる機会があるかな?... と思っております。

>ごっつい 葡萄の木の柄に スクリュー式がついているので もっぱら 開けてますよ〜

開けにくいのでしょうけれど、大きなブドウの根っこで作ったものは見た目は美しいので、私も持っております♪
2017/04/20 | URL | Otium  [ 編集 ]
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