| Login |
2017/04/23
今年は、例年より3週間くらい春の花が咲くのが早い年になりました。近所の人がツバメを見たと教えてくれたの4月3日。


フランスでは、5月1日にスズランを売る習慣があります。その頃、もう春だな... と感じる時期でもあるのです。



スズランの産地では、その時期に花が咲くように調整します。寒い年だと花を咲かせるために暖房するのですけれど、今年は逆。スズランを寒い部屋に入れて成長をストップさせているというニュースがありました。


昨年は6月になってもまだ寒かったので、今年は良い年と思ったのですが、そうではなかった...。

4月中旬を過ぎたら氷点下が3日続き、庭で芽を伸ばしていた木々や、花を付けていた木が寒さでやられてしまいました。



左手に写っているのはライラックで、無事。みじめなのは、たくさん房を付けていた藤です。何とか持ちこたえて欲しいと思ったのだけれど、紫色が見えていた花も全て枯れてしまいました。お化けみたいで哀れ...。

同じ場所でも温度が違ったりするのか、全く平気な植物と、黒く焼けてしまった木々とに分かれました。クルミ、イチョウ、アカシアも全滅みたい。でも、植物は年がたてば生き返ってくるはず...。


ブドウ畑では被害対策

寒波はブドウ畑も直撃しました。新芽を出てきた時期に霜にやられるのが怖いのですよね。コート・ドール県の北の方をドライブしていたら、ブドウ畑の回りに干し草が置かれていて、そこから煙が立ち上っていました。夜の間に干し草を燃して畑を温めていたらしい。

ストーブのようなものを畑にたくさん置いたところもありました。夜の畑に火が燃えているのは美しくはありますけれど、寒くて見に行く気にはならなかった...。


ブルゴーニュ地方のワイン産地の中心地ボーヌ市に近いサン・ロマンのブドウ畑を見せる4月20日のニュースです。


Gel dans les vignes : des braseros pour sauver les bourgeons



シャブリの産地はブルゴーニュの北にあって寒いので、気温が下がると火を炊いたり、水を散水したりする装置が整っているのですが、それでも今年は3日間の寒さでブドウ畑の2割は被害を受けたとのこと。


Le gel, ennemi des vignerons


4月20日の寒さでは、シャンパーニュ地方、ブルゴーニュ地方、ヴァレ・ド・ラ・ロワール地方の他、南仏のラングドック・ルシヨン地方でも霜の被害があったそうです。


フランスでは、5月中旬までは氷点下になる日の恐れがあると言われています。でも、6月になってからでも霜の被害があった年もありました。今年は早々と暖かくなってしまって、植物たちがそれに合わせて成長してしまったからいけなかったのでしょうね。

来週になるまでは、まだ朝晩の冷え込みは厳しいようです。とはいえ、青空が広がっている日が多いので、春は満喫できます。小鳥たちも賑やかにさえずっているし、霜で黒くなってしまった以外の木々は美しい新緑。

ブログ内リンク:
もうシャブリのブドウ畑には霜はおりない? 2013/06/02
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ブドウ畑の作業、ワイン醸造法など
本格的な春になることを告げる「氷の聖人たち」 2015/05/15
★ 目次: フランスの祭日・年中行事について書いた日記

外部リンク:
Le Monde: Coup de froid sur les vignes françaises 20.04.2017
Vins de France: Le gel frappe durement plusieurs vignobles en France 20/04/2017
ladepeche.fr: Les gels printaniers tombent sur vignobles et arbres fruitiers 20/04/2017


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 トラコミュ フランスのお酒 (ワインなど)へ
フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する