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2017/04/25
中世に栄えたブルゴーニュ公国の都だったディジョン市(Dijon)には、美しい旧市街が残っています。地元の人たちにも、観光客にも人気があるのは、ノートルダム教会の外壁に彫られたフクロウの彫刻。

これを左手でさすりながら願いごとをすると、その願いが叶うという幸運のフクロウなのです。地元でも余り知られてはいないのですが、フクロウの彫刻の傍には、もう1つ、小さな動物の彫刻があります。

悪戯をするこの小さなモンスターは、サラマンダーともドラゴンとも言われています。どちらなのか? そして、そのモンスターが向いている方向が気になる。それで、記事を4つ書きました。



フランソワ1世のサラマンダーは、どちらを見ている?
2017/04/27

ヨーロッパ大陸にはサラマンダーという動物がいるが、フランソワ1世(フランス国王としての在位 1515年~47年)は、火の精とされる伝説のサラマンダーをシンボルにしていることで知られている。

紋章にもサラマンダーが使われているのだが、顔は右を向いている。紋章学では紋章を盾に持った人にとっての右か左かであるので、サラマンダーは左を向いていると表現される。

ディジョンのノートルダム教会とフクロウ
2017/05/02

中世に勢力をふるったブルゴーニュ公国の都ディジョンには、13世紀前半に建設されたノートルダム教会がある。2度も敵に占領された街を救う奇跡をおこしたというマリア像があるが、観客客に人気があるのは教会の北側の外壁にあるフクロウの彫刻である。

ここにフクロウの彫刻が施されている理由には諸説がある。最近になって、この彫刻には耳のように見える羽が見えるので、これはミミズクだと言われたが、地元では相変わらずフクロウと呼んでいる。

これを左手で触りながら願いごとをすると叶う、と言われる。

フクロウの彫刻は、15世紀に作られたシャンベラン家の礼拝堂の部分。

ディジョンの観光スポット「シュエット通り」の歩き方
2017/05/04

願いごとをかなえてくれると言われるノートルダム教会のフクロウを左手でさすらなければならないというのには理由がある。すぐ近くにある小さな動物の彫刻(サラマンダーあるいはドラゴンと呼ばれる)が、願いごとを食べようと潜んでいるからだ。

ところが、この動物はフクロウにはそっぽを向けている。つまり、フクロウに触りながら願いごとをする人の方には顔を向けてはいないのである。

願いごとを食べられてしまわないようにするには、ノートルダム教会の脇にあるシュエット通りを歩く方向がある!

この小さなモンスターは、サラマンダー? ドラゴン?
2017/05/12

ノートルダム教会の外壁にいる幸運をもたらすフクロウのすぐ近くに彫られている動物の彫刻は、サラマンダーとも、ドラゴンとも言われる。

どちらに似ているのかを考えてみたのだが、不思議にノートルダム教会にある彫刻を連想させる紋章に出会った。1066年のノルマン・コンクエストを描いたバイユーのタペストリーに見えるイギリス軍の旗である。

ドラゴンもサラマンダーも伝説上の動物。どちらでも良いと思うのだが、今後はドラゴンと呼ぶことにした。



ブログ内リンク:
★ 目次: ブルゴーニュの古都ディジョンの観光スポットや特産品など
★ 目次: 右と左の違いが気になる
★ 目次: 縁起物や迷信について書いた記事 (フランスを中心に)
★ 目次: ブルゴーニュの歴史
★ 目次: 宗教建築物に関する記事


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