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2017/05/18
5月になって初めてだったと思いますが、青空が広がって、夏のように清々しいと感じた日がありました。久しぶりに浴びる太陽の光が嬉しい。日本で「夏」といったら、暑くてたまらないイメージですけれど...。

その日は、友人とレストランでランチをすることにしていました。



こういう日にはレストランのテラス席で食事したい、しかもイタリア料理、ということで意見が一致しました。

皆も外で食事をしたいと思うでしょうから、席が空いていない恐れもあるので心配したのですが、行くことにしたイタリアンレストランではテラスには1人も座っていないのでした。店の中には客がちらほら...。

久しぶりに行った店なのですが、ご主人は私たちの好みまで覚えていて、「トリュフづくしのメニューがありますよ」と言う。でも、簡単に平日ランチをとるつもりだったので、高価なトリュフは断りました。


非常に美味しいイタリアワインだったのだけれど...

ワインはお給仕をしている経営者のご主人に任せ、白のイタリアワインとだけリクエストしました。お勧めで持ってきてくれたワインが非常に美味しい。料理が出てくる前から食前酒として飲み始めました。

写真を撮ったので名前を確認すると「Feudi di San Gregorio Fiano di Avellino 2015」

ワイナリーの片仮名表記が分かったので、情報を探してみる。
☆ フェウディ ディ サングレゴリオで検索

同じボトルが見つかりました。


ショップの説明によると、かなり評判の良いワイナリーのようでした。このワインのブドウの品種はfiano(フィアーノ種)なのだそう。でも、イタリアワインはイタリアに旅行したときに飲むくらいなので、ワイナリーの名前やブドウの品種を思えるために調べてみたわけではありません。このワインを探してみたのは、幾らくらいで売っているのか知りたかっただけなのです。


◆ フランスの不況は深刻なんだな...

お給仕をしていたオーナーのイタリア人夫妻は、お客が少ないので暇だったのか、頻繁に店の外に出てきてきました。つまり、私たちのそばでウロチョロしているわけなので、余り感じが良くない...。

私がレストランに入ったときには、人の動きがある場所が嫌い。トイレのそばとか、調理場からの通り道にある席は避けるのですが、店の入り口にあるテラス席も同じように避けるべきなのだ、と気がついた次第です。

そばに来られて不快に感じたのは、特にオーナーの奥様らしいイタリア人女性でした。通りかかる人たちに挨拶して、つまりは呼び込みをしているつもりらしい。フランスでそういうことをやったら嫌われるだけだと思うのだけれど...。

手持無沙汰なら調理場で手伝えば良いのに、と友人に言ったら、レストランのオーナーの奥さんは皿洗いなんかしないよ、と返事されました。それなら、家に残って、ソファーに寝っ転がってテレビでも見ていたら良いのに...。

閑古鳥が鳴いているのを感じたレストランだったのですが、ここだけではないようなのでした。

私たちが食事したレストランは、車が立ち入り禁止の細い道路に張り出したテラス席だったのですが、向かい側にはクレープ屋さんがあります。



こちらで食事をしたことはないのですが、安さが人気なのか、テラス席で食事をしている人たちがかなりいたのを記憶しています。でも、この日は誰もいない。店では客が来ないことが分かっているのか、テーブル席は2つ3つ作っていただけで、後は折りたたんだまま。店には人影が見えたのですが、私たちが食事をしている間中、人の出入りは全くありませんでした。

不況だからかな?... この店の前に出している看板には、9.90ユーロ(約1,200円)とフランスのレストランにしては非常に安いランチメニューもあったのですけど...。

あたりを見回していると、この歩行者天国の細い道にある数軒のレストランでは、どこでもお客がいない様子...。


 ぼられたのかと疑ってしまった...

私たちが食事をしたイタリアンレストランでは、ご主人もよく出てきて話しかけてきました。

美味しいかと聞いてくるので、友人は料理もワインも美味しいと繰り返していました。

私は、以前はもう少し洗練された料理を出してきたなと思ったのですけれど...。その証拠に、この日の私は料理の写真を1枚も撮っていませんでした。

シェフが変わったらしい。それでも、久しぶりに青空が広がった日にテラス席での食事が嬉しいのは確か。楽しい気分になれば、料理も格別に美味しく感じます。

店のご主人は、お客が減っていることを嘆いていました。大統領選挙の前だったので、現政権が悪いのだ! という議論をふっかけてくるのではないかと心配したのですが、さすがにお客に政治の話しはしないというブレーキはあった様子。

TripAdvisorのサイトが気に入らん、とおっしゃる。悪意で書いている人たちがいるとか、なんとか...。ああいうサイトに書いてあるコメントは信用できないとか返事をしました。私たちがワインも料理も美味しいと言っているので、コメントを入れて欲しいと言ってきました。

イタリア系の人たちは、そういう発想をするものなのかな...。以前にも、同じ町の別のイタリアンで食事したとき、お勘定をするカウンターで「美味しかった」とお礼を言ったら、食後酒を振る舞ってくれて、TripAdvisorに良いコメントを書き込んでくれと頼まれたことがあったのを思い出しました。


お勘定をするとき、少なからず驚きました。私たちがとった平日ランチメニューは1人18ユーロだったのですが、ワインが38ユーロとなっていたのです。

飲んだワインは美味しかったのですけど、イタリアワインがそんなにするとは思っていなかった。日本円にして5,000円くらい。ブルゴーニュワインだって、そう悪くないのが選べるお値段ですよ...。

私たちが「美味しい」と連発したので、値段をふっかけたのではないかと疑ってしまいました。友達はTripAdvisorに何か書き込んであげると言っていたのですが、やめたみたい。遠からぬ将来、このレストランは閉店になっているのではないか、と私たちは思いました。


食事をした後、腹ごなしをするために街を少し散歩しました。

街の中にあるショッピングストリートを通ると、閉店になっている店ばかりなので驚きました。少し前に『フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか』という本の題名を見ていたので、余計に気になったのです。フランスには「シャッター通り」と呼べるものがたくさん目につくけどな...。あるいは、フランスの商店が閉まるときにはシャッターを下ろさないものだったっけ?...、と思って眺めました。

そのことついて、続きで書きます。


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