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2017/08/24
子どもの頃に読む外国の本では、フランスのものは殆ど読まなかったのですが、高校生くらいになったらスタンダールが気に入りました。

心理描写が素晴らしい。恋の駆け引きは見事なのですが、実際のスタンダールは不細工な男性で、自らの恋愛では成功していなかったのだ、と書いてあるのを読んだことがあります。

Stendhal par Ducis


囚人にチョコレートを差し入れする?

20歳のときに東南アジアに長期滞在する旅行に出たとき、1冊だけ持っていった本は『パルムの僧院(La Chartreuse de Parme)』でした。

  

日本語の題名では「僧院」としてしまっていますが、フランス各地を旅行するようになってから、原題のChartreuse(シャルトルーズ)が、カルトジオ会の修道院であることを知りました。カルトジオ会の創設者であるケルンのブルーノ(Bruno le Chartreux)の生き方も、フランスでシャルトルーズの何でもない修道院を見学したときに案内してくれた修道女の話しに感激した思い出があります。

『パルムの僧院』を一冊だけ持って私が滞在したのはフィリピン。当時は非常に治安が悪かったので、住んだ家がある住宅地には塀の囲いがあり、兵隊さんのような管理人が門を守っていました。1人では外を歩くなと言われていたので、たぶん時間潰しに本をむさぼるように読んだのだと思う。

この小説の中で、つまらないことに引っかかっていました。未だに覚えているのも不思議。

主人公のファブリスは殺人を犯してファルネーゼ塔に幽閉されるのですが、監獄長官の娘クレリヤはファブリスに好意を抱き、毒殺の恐れがあるので出された食事は絶対に食べてはいけない、と警告します。それで彼女は差し入れするのですが、持っていったものはパンとチョコレート。

この小説だったかの記憶は薄らいでいるので調べてみたら、19章に登場する場面のようです。

こういう場合にチョコレートの差し入れをするというのが珍しいと思ったのです。日本だったら、梅干しが入ったおむすびかな?..


見舞いにオレンジを持っていってあげる習慣

フランスでは、囚人に会いに行くとき(あるいは病人の見舞いで)、オレンジを持っていくという習慣があると、後になって聞きました。これも奇妙なので理由を聞いたら、オレンジが珍しくて高級な果物だった時代の名残りなのだろうと言われました。

今はインターネットで何でも調べることができるので検索してみました。フランス人も不思議に思うらしくて、たくさん記事がヒットしました。

なぜオレンジを持って行くのかの説明が見つかりました。

オレンジにはビタミンが多く含まれているので、壊血病の予防になる。それに、オレンジは日持ちが良い。

でも、囚人に持っていってあげるフルーツなら、リンゴなどでも良いではないですか?
それなのに、なぜオレンジ?

1872年のことだそうです。「Père la pudeur(わいせつ罪おじさん、と訳せば良い?)」とあだ名を持つ、弁護士かつ政治家のRené Bérengerが、若い女性(Sarah Brownと呼ばれていた)が舞踏会でみだらな行為をしたとして起訴したのが発端だそうです。

こういう人でした。ほんと、怖そうな顔をしていらっしゃる...。

René Bérenger en 1910


Sarah Brownの告訴は大きな事件として騒がれ、それに抗議する目的でRaoul Ponchon(1848~1937年)という作家が2行のオードを書いた。

もしも貴女が投獄されたら、日曜日にはオレンジを持って行ってあげるからね、ということ。そこからオレンジを持っていくという言い方がフランスで定着したようです。

O! Sarah Brown! Si l'on t'emprisonne pauvre ange,
Le dimanche j’irai t’apporter des oranges...

このオードで、投獄された彼女に持って行ってあげるのが、なぜオレンジなのかが分かります。1行目が「可愛そうな天使」として文章が終わっている。天使のange(アンジュ)とオレンジのoranges(オランジュ)で韻を踏んでいるわけです。

リンゴのpommes(ポンム)ではダメなのでした! チョコレートを持っていくのもダメ。チョコレートはchocolat(ショコラ)なので、全く韻を踏まない。


これでオレンジの問題は解決したとしましょう。
では、チョコレートを差し入れした『パルムの僧院』の意味は?


チョコレートを食べているとサバイバルできる

日本のニュースサイトを見ていたら、チョコレートの話しにぶつかりました。北アルプスで遭難した高齢の男性が、水を飲むほか、持っていたチョコレート小分けにして食べながら救助を待ち、1週間生き延びて無事に発見されたという記事。

チョコレートが非常食に向いている理由は、まずチョコレートは高カロリーであること。

日本の2大量販板チョコは、ロッテのガーナミルクチョコと、明治のミルクチョコなのだそう。


この2つは、いずれも1枚が50グラムで、179キロカロリーで、おにぎり1個分に相当するカロリーなのだそうです。

おにぎりよりチョコレートの方が日持ちする。これもオレンジと利点ですね。

しかも、チョコは小さくて、おむすびのようにはがさばらない。鎌倉時代や戦国時代には、干飯(ほしいい)を戦場に持って行ったと聞いたような...。コチコチのご飯など食べられるのかと思ったのですが、熱湯につけて柔らかくすると美味しく食べられてしまうらしい。さらに、かち栗というのも日本にはありましたね。


チョコはカロリーが高いだろうと私も思ったけれど、もう1つの理由が興味深かったです。

カカオに含まれるテオブロミンという成分には、気持ちを落ち着かせるリラックス効果があり、肉体的だけでなく、精神的な疲労も回復できるのだそうです。とすると、投獄されて落ち込んでいる人に差し入れするにも相応しいですね。

というわけで、サバイバルにはチョコが有効なのだと書いていた記事では、地震などの災害にも便利な非常食として勧めていました。

ただし、溶けやすいので、夏場には明治のマーブルチョコのように、糖衣タイプの溶けにくいチョコの方がいいかもしれないとのこと。

マーブルチョコという名前は聞いた気はするのですが、どんなチョコなの?


こういう加工商品だと、カカオの分量も少ないでしょうから、サバイバル効果があるのかな?... と思ってしまいますけど...。


チョコレートの消費量と売れているメーカー

チョコのことを調べていたらデータが出てきたので、メモしておきます。

日本チョコレート・ココア協会によると、日本人1人当たりのチョコの年間消費量は2.01キロ(2015年)なのだそう。

ヨーロッパ諸国の中で、チョコレートを最も食べるのはドイツとスイスがトップで、年間消費量は11キロ余りとなっていました。

フランスはそんなにはチョコレートは食べないそうで、年間7キロ弱。でも、日本の3倍以上ですね。

やはり、フランスでも、子どもの方がチョコをたくさん食べるようです。1日にどのくらい食べるかという数値は記事によって異なっていたのですが、子どもは1日当たり8.7グラム(あるいは11.9グラム)で、大人は4グラム(あるいは7.5グラム)という数字が出てきました。

フランス人の97%は週に1回はチョコレートを食べ、20%は毎日食べている、という調査結果もありました。そんなに食べるかな...。

フランスの友人の中に、1人だけチョコレートは嫌いという人がいるのですが、甘いものが好きな人なのになぜ? と言われていますので、チョコを食べたくないというのはフランスでは異常なことらしいのは確かだと思います。


フランスで最も多く食べられているというチョコレートは、こちらなのだそう。

第1位: Côte d’Or
第2位: Milka
第3位: Kinder


フランスにいても、日本にいても、チョコは余り食べない私なので、メーカーの名前も把握していません。スーパーで山積みされているMilka(ミルカ)を見慣れていたのですが、売り上げでは第2位でしたか。パッケージが目立つから印象に残っていたというだけの理由かな?...

ミルカのチョコについてはブログで書いてしまっていたのですけど...
モーブ色の乳牛 2017/03/01

1位になっているメーカーの「Côte d’Or(コート・ドール)」とは、ブルゴーニュ地方で高級ワインが生産されている県の名前です。そうしたら、見かけたときにマークしていても良かったのに、気が付いたことがありませんでした。画像を見たら、スーパーで見かけているな、と思う程度。


それをフランス人に話したら、あのコート・ドールはブルゴーニュとは無関係なのだと教えられました。チョコのパッケージには必ず象の絵が入っているでしょう? と言う。

そんなのは全く知らなかったのですが、このマークなんですね。確かに、ワインのコート・ドールとは無関係そう...。

Côte d'Or (chocolat)

調べてみたら、このブランドはベルギーなのでした。
アフリカ西部ギニア湾周辺にあった英国の植民地 Côte-de-l'Or(英領ゴールド・コースト)から命名された社名のようです。この地域ではカカオの生産が盛んだったとのっこと。

この商品の日本輸入代理店のサイトでは、こんな風に紹介していました:

濃厚なカカオ感と芳醇な口溶けとアロマを味わえる「コートドール」は19世紀後期、チョコレートの本場ベルギーで誕生しました。
職人が理想のカカオ豆を追求し、到達した場所が西アフリカ「黄金海岸」。
その地名をブランド名に、アフリカの象徴である純白の象をシンボルにして、高級チョコレートを人生としてきたベルギー国民に感動を呼び起こしました。
「コートドール」は発売以来、世界中で130年以上愛され続けています。


チョコのコート・ドールはアフリカに関係していると教えてくれたのは、チョコは嫌いという友人です。買うこともないチョコなのに、なぜマークのことを知っているの?...

それにしても、フランスにも、日本にも、物知りの友だちがたくさんいて、疑問を持ったときに聞くと教えもらっています。このブログでも、コメントで色々教えていただいています♪ ど、どうしてご存知なの~?! と叫びたくのですが、私が何も知らないだけなんだ、と素直に認めなければいけない... とは思っているのです...。

疑問だけは次々と浮かんでくる私。カカオには関係がない寒い国のスイスやベルギーでチョコレートがたくさん製造されるというのは、どういう理由なのかな?... ヨーロッのアフリカ支配と植民地との関係?....


ところで、フランス売り上げベスト3にあったチョコレート・メーカーの国籍は、第1位はベルギー、第2位はドイツ、第3位はイタリア(Kinderというのはドイツ語で子どものことなのだけれど)でした。フランスはチョコレート製造が苦手なのでしょうかね?...

フランスのケーキ屋さんが自家製で作っているチョコレートは、非常に(!)高価なのですが、これを食べてしまうと大量生産のものはチョコレートとは呼びたくなくなるほど美味しいのですけど...。



ブログ内リンク:
★ 目次: 文学者・哲学者、映画・ドキュメンタリー
エスカルゴの形をしたチョコレート 2015/03/26
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外部ンク:

Pourquoi apporte-t-on des oranges aux prisonniers ?
Aller visiter (quelqu'un) en prison ou à l'hôpital.
遭難1週間を救った 「チョコ」が非常食に最適な3つの理由
Les Français ont avalé 400.000 tonnes de chocolat en 2015
Les marques de chocolat favorites des Français [Sondage exclusif]
Consommation de chocolat en France
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世界一の長寿者の大好物はチョコレートだった! 122歳まで生きたフランス人女性の食卓


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コメント
この記事へのコメント
今回のオレンジを読んで、パッと思い浮かんだのは、「オランジュリー美術館」。

チュイルリー宮殿にあった、オレンジ(レモン)栽培のための温室で、ナポレオン3世が栽培してたそうです。以前、TVで特集を観ましたが、ほとんど忘れているので検索しました。(汗)

ということで、フランスでは高級な果実だったのかな〜と思ったのですが、いかがでしょうか??
2017/08/25 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>パッと思い浮かんだのは、「オランジュリー美術館」。

オレンジを栽培するのが主目的だったからの命名なのだろうと思うオランジュリー(orangerie)。つまりは温室。今はビニールハウスで間に合うわけですが、オランジュリーの建物は美しいと思っています。

フランスの城を見学すると、何処にも庭園の一角にオランジュリーがある感じがするのですが、いつから存在していたのかという疑問がわきました。大きなガラス張りの窓で採光を取り入れる建物なので、ガラスが普及してから? 調べてみたら、17世紀にはすでにあったらしい。

>チュイルリー宮殿にあった、オレンジ(レモン)栽培のための温室で、ナポレオン3世が栽培してたそうです。

オレンジュリー美術館になっている建物は、光を重視する印象派の絵画を展示するのに相応しくて良いのですが、古城にある普通のオランジュリーとは違うという違和感を持っていました。おどろおどろしい建物…。19世紀半ば、ナポレオン3世の時代の建築でしたか。

>フランスでは高級な果実だったのかな〜と思ったのですが、いかがでしょうか??

エキゾチックなフルーツを南国から輸入する交通手段が無かった昔には、自分のところで無理にでも育てようとしたわけでしょうね。ヴェルサイユ宮殿の敷地内には大きくて立派なオランジュリーがありますね。

宮殿の離れに再現された「王様の野菜畑」と呼ぶところがあるので見学しました。野菜畑というよりは果樹園なのでした。ガイドさんの説明が興味深かったです。石を積んだ塀で太陽の熱を反射させ、シーズンを待たずに果実がなる技術を駆使した工夫があったのですが、オレンジはそんなのでは育たない。オレンジを植えた巨大な鉢植えを太陽が熱を放っているときには外に出し、気温が低いときはガラス張りの温室に運び入れた。大きな植木鉢がたくさんあるのに、それを動かす作業を繰り返しながらオレンジを実らせていたわけです。ルイ14世は、外国からの貴賓を迎えると、ご自慢の菜園を自ら案内して見学させていたのだそう。

そんなにしてまでオレンジを食べたいの? と思ってしまいますが、希少価値があるものを求めるのは、今も昔も同じなのでしょうね。

今では普通に食べられるアスパラガスも、フランスに入ってきた当時は希少価値があって裕福な階層がもてはやしたのだそう。コーヒーやチョコレートも同様だったのでしょうね。
2017/08/25 | URL | Otium  [ 編集 ]
健康番組で(いま 日本では テレビで一杯見受けられます) いちど カカオの70%以上ふくまれている チョコレート(80%かな?)は
長生きにも 効果あり、、と
いってたような、、
スーパでみるとたしかに 80だか 90だか
ふくんでいるという うたい文句のチョコが
ありました〜
わたしは アソートの  なかに ナッツや
ジェリー等はいったのが すきで
純然たるチョコは
めったと 食べないからあまりよくしらないけど、、ほんとうのチョコ好きではないんでしょうね〜

一昔は 病人のお見舞いには バナナでしたね、、
小学生のときに 結核で 休まれた先生に
なかまで バナナを買ってお見舞いしたのを
おもいだします、、
当時は高価で 栄養も満点だったからでしょうね〜
2017/08/26 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ

>健康番組で(いま 日本では テレビで一杯見受けられます)

日本でテレビを見ていると、サプリメントなど、健康関係の宣伝ばかり出てくると感じていました。超高齢化社会だからこその商売でしょうが、ちょっと異常だと思う。

チョコレートが長寿に良いというのは知らなかったので調べてみたら、日本のサイトでは盛んに書かれていました。122歳まで生きたことで有名なフランス女性もチョコレートが大好物だったと知ったので、覚えておくために記事を外部リンクに加えました。

チョコが長寿に良いというのはハーバード大学の研究結果のようで、効果があるのはブラック・チョコレートで、ミルクチョコや白いのはダメなのだそう。

そういえば、これもアメリカの影響で、赤ワインが良いとか言って、日本人が途端に赤ワイン好きになってしまったことがありましたね。健康に良いから口に入れるというのには私はできないな…。チョコも、私もブラックではなくて、ナッツが入っている方が好きです。

>一昔は 病人のお見舞いには バナナでしたね、、

そうでしたっけ。忘れてしまった。目玉が飛び出るほど高価なマクスメロンという定番があったのは思い出しましたけど。
2017/08/26 | URL | Otium  [ 編集 ]
失礼いたします。
お見舞いに、高級だったバナナ・・は、昭和30〜40年代なのかな〜??
50年代以降でも、果物かごには入ってましたけれど・・・。
この頃、Otiumさんはまだ子供でいらしたでしょうね。(笑)

幼稚園児だった昭和30年代中頃、自宅療養の方へのお見舞いだったか出産祝い??で覚えているのは、生卵と鯛。もみ殼を詰めた箱に、卵が置いてありました。

そういう記憶があるので、料理好きなご家族がいらっしゃる方への快気祝いに、檜葉を敷いたかごに数種の魚や海老などを詰め合わせ、差し上げたことがありました。20年も前の話ですけれどね。

メロンといえば、小学生の頃はプリンスメロン。とても人気がありましたね〜。それまでは、甘味が少ないマクワ瓜だったんですから・・。(笑)
プリンスメロンも、ご存知ないかな〜。(笑)
2017/08/26 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>見舞いに、高級だったバナナ・・は、昭和30〜40年代なのかな〜??

バナナが高級だった時代があったのですね。バナナを出してもらって喜んだという子ども時代の記憶もないし、安く食べられるようになって嬉しいという記憶もありません。どうしてかな...。子どものときから、果物はそんなに好きではなかった気がする...。

>生卵と鯛。もみ殼を詰めた箱に、卵が置いてありました。
>檜葉を敷いたかごに数種の魚や海老などを詰め合わせ


わぁ~、素敵ですね。

美術館の学芸員をしていた日本の友人が、「日本の伝統パッケージ展」というのをしました。たまたま昨日、本箱を整理していたらその時のカタログが出てきたので眺めて、日本の美はすごいなと思っていたところでした。

>プリンスメロン。とても人気がありましたね〜。

こちらもいつ登場したかの記憶がありません。特に喜んだ記憶もなし。

ラ・フランスという梨が出た時だけは、なんでそんな変な名前なのかと気になったけれど。

フォルナリーナさんは、子どもの時から美味しい食べ物への関心が深かったのですね♪
2017/08/26 | URL | Otium  [ 編集 ]
プリンスメロン、、
うんうん おもいだしましたよ〜

昔 三浦半島の   諸磯というところに キャンプ(暑いのに 砂浜でテントのキャンプ)に行ったときに(いまは ヨットハーバー)
畑に 緑色の丸い物が 成っていてそれが
プリンスメロン という新しい品種だと
知った始まりです〜
10円だか20えんだか 小さい目のをたくさん
安く分けてもらい とっても甘くておいしかったのを  覚えていますよ〜
2017/08/27 | URL | katananke 05  [ 編集 ]
Re:
v-22 katananke 05さんへ

キャンプも楽しかったから、プリンスメロンも記憶に残っていらっしゃるのかしら? 私はなぜフルーツの思い出がないのか不思議になってきました。

昔の野菜は美味しかったな、という記憶は幾つかあるのですが。まさかフルーツを食べさせてもらえなかったわけでもないでしょうに…。南の国を旅行したとき、南国のフルーツがこんなに美味しいものかと驚いた記憶が何回かありますが、それは成人した後のことでした。

無理して記憶をたどってみたら、子どもの時にはスイカが好きでした。種は出さないと、お腹でスイカが生えてくるから、と母に言われたのが懐かしいです。叩けば簡単に割れてしまうような完熟のスイカでしたが、ああいうのを久しく食べていません。子どもの頃に食べたのと同じように美味しいと喜んだスイカを食べたポルトガル旅行が最後かな…。

きのうは買い物に行ったのですが、バナナを見たら、つい手が出てしまった。ついでに、安かったイタリアのブドウと、タルトを作るためのミラベルも。それで台所は、いつになく果物だらけ!
2017/08/27 | URL | Otium  [ 編集 ]
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