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2009/11/07

シリーズ記事目次: 【ノルマンディー旅行(2009年秋)】 その3


ノルマンディーは雨の多い地方であるだけでなく、11月というのは天気が悪くて仕方がない時期でもあるので、雨に降られることは覚悟していました。

でも、シトシト、ザ~ザ~という雨の繰り返しだと、旅はどうも楽しくない...。

写真はできるだけ青空が見えたときに撮るし、暗い写真も加工すれば晴れた日になってしまうのですが、そのままを入れてみると、こんな感じ

ノルマンディーの田園風景

気が滅入りそうな景色でしょう?...

お気づきになるかどうか分からないのですが、ノルマンディーでは黄葉が始まっていませんでした。

フランスの北端にある地方なのですが、海があるせいで、内陸部よりはかなり温暖なのです。

私が泊まった家の庭には、南仏でしか育たないと思っていたミモザの木があって、もう蕾をふくらませていました。写真を撮ろうと思っていたのに、いつも雨なので、広い中庭を歩いて突っ切る勇気がありませんでした。

ミモザとは、こんな花です
 明るいふわふわな花が咲きます♪ ミモザアカシヤ


安くて美味しいレストランは最高!

旅先で天気が悪いと、レストランでの食事を楽しむことにしています。

今回は、宿に近くにある港で、おいしい魚介類の料理を食べさせるレストランに出会えたのでラッキーでした。

1回行って気に入ったので、結局、3回の夕食は全部そこでとってしまいました。

他にも簡単に行けるレストランはあったのですが、味は落ちるだろうと思ったので試してみる気にはならなかったのです。それと、このレストランは非常に安かった!

入口のドアのところに、ミシュランとゴ・ミヨーというグルメガイドブックのご推薦をもらっていることを示すシールが貼ってあったので、かなり高いのだろうと覚悟していたのですが。

定食は1種類だけで、25ユーロ。でも、前菜もメインには10種類近くのチョイスがあるので、1週間毎日通っても定食で満足できたと思います。

アラカルトもありますが、当然ながらずっと高くつきます。初めの日には、オマール海老の前菜があったのですが、単品でとると18ユーロなのに、コースの前菜として選んでも良いというので食べました。

定食は、簡単なおつまみ、前菜、メイン、チーズ、デザートというフルコース。それで、3,500円くらいというのは魅力的です。ちょっとしたレストランでこのくらいの値段の定食だと、チーズかデザートを選ぶ設定なのが普通なのです。パリなどだと、メインとデザートだけのランチメニューでそのくらいしたりもします。

さらに、海から遠いブルゴーニュでは魚介類は非常に高いので、シーフードをその値段で食べられてしまうのも驚きでありました。

さすが海のそばだと、海産物は安いですね。漁港の岸にある直売所を覗いてみたら、帆立て貝はブルゴーニュで見慣れている価格の4分の1くらいでした。

とはいえ、フランスでは海に近づけば近づくほどレストランで魚介類を食べると高くつくと感じていました。従って、今回の旅行で見つけたレストランは超穴場だったのではないかと感じました。


お気に入りレストランで食べたもの

フランスでシーフードを出すときには加熱しすぎる傾向があるのですが、このレストランは上手でした。

ノルマンディーはホタテ貝の産地としても有名です。毎日のように、色々に調理した帆立て貝を食べました。

前菜でとったホタテ貝の料理の例

ホタテ貝の料理

軽く火を通しただけの帆立て貝と、それによく合ったソース。
メニューの写真を撮るのを忘れてしまったので、なにをベースにしたのか書けません...。
本体は生クリームなのは確かですが。



こちらは、フォアグラとRouget-barbet(日本語ではヒメジ?)のソテー

フォアグラと魚

上にホタテ貝のスライスが乗っています。フォアグラと魚介類の取り合わせというのは始めてでしたが、なかなか悪くないですね。

ところで、これは25ユーロの前菜のメニューにあったフォアグラ料理の温かい前菜なのですが、メイン料理として食べました。この日は軽く食べたかったので、定食はメインをとる代わりに前菜2つを選んだのです。

ところが、シェフがメインで食べるのだからと気をきかせて、量を多くしてくださったとのこと。後で、隣りのテーブルの人に同じ料理が届いたのを見たら、私の半分の量でした! 3日も通いつめていたときだったので、オマケしてくれたのかな?...





シーフードにはシャンパンが合う

Fruit de mer(フルイ・ド・メール: 海のフルーツ)と呼ばれる料理のシーズンが始まったところなので、もちろんこれも味わいました。

シーフードの盛り合わせ

素晴らしく美味しかったです。ひとり分が29ユーロという安さなのにも感激!

ワインは何を飲もうかとワインリストを眺めたのですが、一番気にいったのは前日に来たときに飲んでしまっていたので、さんざん迷いました。

そもそも、ノルマンディーはワインを生産しない地方なので、地元ワインを飲もうというチョイスがないのが大きな欠点。



ふと、ひらめきました。
シーフードといえばシャンパンではないか!
よく行く美術館にある名画の場面を思い出したからです。

それで解決。
壁に掛った黒板にはシェフのお勧めシャンパンの銘柄が書いてありました。

Thienot(ティエノー)。

聞いたことがない。でも、ランスの会社なので大丈夫そう。しかも、その名前の語尾がブルゴーニュの苗字の特徴を表している「ot」で終わっているので、お酒には向いた人がつくっているのではないかと勝手に好感を持ちました。

これが素晴らしくおいしいシャンパンでした。魚介類にみごとにマッチする。さすがシーフード専門店のシェフが選んだのだな、と感心。

シーフードの盛り合わせをボリュームがあるので、いつもほとんど最後まで食べられません。ところがこの日はほとんど平らげてしまうことができたのは、素材が良かっただけではなくて、このシャンパンがさっぱりしていて、なんとも口当たりの良かったせいもあると思います。

ちなみに、私が飲んだのは、ティエノー社のシャンパンの中でも一番安いらしい、これでした ↓


- フルイ・ド・メールのお話しは長くなるので、
次の日記で続けます -


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Re:
v-22 非公開コメント

お気遣い、どうもありがとうございます。入っていたメールアドレスにお返事を送ったのですが、届きましたでしょうか?
2015/05/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
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