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2010/01/05

シリーズ記事目次 【イタリア旅行記 2009年秋】 目次へ
その8


旅行してから日がたってから書いているのですが、イタリアを旅行したのは去年の10月中旬でした。

イタリア人はポルチーニに特別な思い入れがある?

この時期、イタリアではキノコが採れだした時期だったのでしょう。あちこちのレストランが、店先にポルチーニを並べて客を呼び込んでいるようでした。

レストランの入り口に置いてあったポルチーニ

イタリア人って、ポルチーニが大好きなのではないでしょうか? フランスでも人気のある野生のキノコなのですが(セップと呼ばれる)、こんな風に「ポルチーニのシーズンですよ~!」という感じにはならないです。

書いている今はもう冬ですので、シーズンは終わっているでしょうね。ポルチーニを楽天市場で検索したら、フレッシュのものは大半が「売り切れ」になっていました。

ポルチーニは、フランスよりイタリアの方がたくさん採れるのではないかな、と言う気もしています。シーズンだからといって、フランスでは誰でも食べるというには高級すぎるかもしれないです。

乾燥したポルチーニを買うにも、イタリアの方が安いと感じます。

 イタリア産乾燥ポルチー二茸


イタリア人にとってのトリュフは?

今回の旅行中、ポルチーニはあちこちで見かけたのですが、同じくシーズンのはずのトリュフの方はめったに見かけませんでした。産地に遠かったのが原因かも知れませんが。

 イタリア産 フレッシュ黒トリュフ

トリュフも、フランスよりイタリアの方が安いと感じます。

いつだったか、フランスの友人たちとトリュフの産地を旅行したとき、ガイドブックにあった「トリュフのスパゲッティーが安いのでお勧め」という庶民的なレストランに行ったことがありました。黒いトリュフでしたが、とても香りが強い。それに、本当にすごくたくさんトリュフが乗っていたので、私たちは感激!

食事が終わるころシェフが挨拶に来て、「来たフランス人たちは、例外なく、あなたたちが食べた料理を食べる」と笑っていました。それはそうでしょう。フランス人たちはトリュフに目がないのです。

でも、シェフは意外なことのような口ぶり。イタリア人たちは?... 店内を見まわしてみると、他の人たちは誰もトリュフを食べていません。

今回ポルチーニがあちこちのレストランの入り口に並んでいたのを見て、思ったのでした。ひょっとしてイタリア人は、トリュフよりポルチーニの方が好きなのではないか?...


イタリアの白トリュフが食べたい

シルミオーネで(先日の日記でも書いた町)、私好みの小さなレストランを見つけました。店の前に立つと、「ここはおいしそう」という予感がおきてくるタイプ。

こういう店構えが好き

「オステリア」と呼ぶレストランでした。
フレッシュのトリュフとポルチーニがある、と書いてある。
パーフェクト♪

どちらのキノコを食べようかと迷ったのですが、やはりトリュフ入りパスタにしようと思いました。お給仕の人に聞くと、白トリュフだというので、なおさら。白トリュフの香りったら、すごく強いのです。

ポルチーニの方は店先に並べてあったのですが(この日記の一番上に入れた写真がそれ)、トリュフの姿は見えません。

注文すると、秤がテーブルの横に置かれました。好みの量をパスタに乗せてくれるのだとのこと。そういえば、レストランを入ったところにあるカウンターに置かれた小さな黒板には、トリュフの値段(グラム単位)が書かれていました。

前菜が終わると、ガラス瓶が運ばれてきました。その中に紙に包まれたトリュフが入っています。フランスのイタリア食品店で白トリュフを買ったときにも、同じ保存の仕方だったのを思い出しました。

トリュフは紙に包まれて瓶に入っていた

お給仕の男性が瓶の中からトリュフを選んで、2つ置いていきました。一つは使った残りのようなので、2つ合わせて1個分というところ。

トリュフを測る

イタリアでトリュフを食べたことは何度もありますが、こんな風にもったいぶって(というか、市場で売っているときのように)出されたのは初めてです。


パスタが運ばれると、トリュフを薄くスライスし始められました。

「ストップ」と言うまで削り続けるのかと思ったら、途中で手を止めて、こちらをうかがう。
「もう少し...」

トリュフを削ってパスタに乗せる

取り出された2つのトリュフを終わらせても良いと思っていたのですが、また手を休めるので、そんなに高価なのかと心配になってきます。そこで止めてもらいました。

素晴らしい香りでした。ともかくトリュフというのは、食べておいしいというものではなくて、香りが命です。香りが少ないトリュフは食べる価値がないと私は思ってしまうのですが、それでもフランス人たちは喜びますね…。


ところで、このパスタが素晴らしくおいしかったです。

今回の旅行で、一番おいしいと思ったパスタでした。トリュフがひきたてていたというのではなかったと思います。何も乗せていなくても、それだけ食べてもおいしいと思えるフレッシュ・パスタ。イタリアに行ったら、こういう本場のパスタを食べたいと思う味と、アルデンテの茹で具合...。

テーブルの横に書棚があって、スローフードの本が何冊か並んでいました。たぶん、こだわりを持ったレストランだったのではないかと思います。

お勘定も、白トリュフなんかを食べたとは思えないお値段でした。何日も同じ町に滞在したら、毎日通ってしまったはずのレストランでした。最後の夜に見つけたのが残念…。


Memo:
写真に写っていた黒板を見たら、「Tartufo € 3.30 GR」と書いてありました。10グラム3.30ユーロ(500円弱)ということだったのかな?...


芳醇な香りは最高級の証イタリア産(アルバ)最高級の白トリュフ 量り売り商品

↑ この日本のネットショップでは、イタリア産の白トリュフが1グラム9,000円で売られていました。

フランスでトリュフの売値を見ると少なからず驚くのですが、ほんの少し使えば良いので、驚くほど高くはないと思っています。でも、1グラムでこのお値段となったら手が出ないですよ~!

楽天市場でトリュフを検索

- イタリア旅行記は続きます -

 / イタリア料理 神戸ヴァッラータ


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