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2010/03/17
フランスの祭りには、毎年日にちが変わるために、ややっこしいのがあります。

キリストが復活した日とされる復活祭。3月21日(春分の日)の後、満月の日の後の日曜日が復活祭にされているそうです。キリストが生まれたのはクリスマスで変わらないのですから、復活した日も毎年同じ日にしておけば良いのに…。


今年の復活祭は4月4日(日)

復活祭がいつになるかによって決まるキリスト教上の祭日が幾つかあります。それはクリスチャンでなければ関係ないので良いのですが、復活祭がいつになるかは把握しておく必要があります。

復活祭は春らしい陽気になる目安にされるんので、冬の間休んでいたところが復活祭からオープン、などとなるからです。

今年の復活祭は4月4日(日)となっていました。

復活祭の前、つまりキリストが十字架にかかって苦しんでいた時期が四旬節。その時期に突入する前が、今のうちに楽しんでおこうという祭りで、カーニバル(謝肉祭)。

だから、カーニバルも毎年日にちが変わるわけだし、町がカーニバルのイベントをするのは適当に時期を決めるので、いつが本当のカーニバルの時期なのかが分かりません。つまり、カーニバルがあっても、その日がカーニバルをすべき日だとは限らない。


田舎町のカーニバル

というわけで、今ごろがカーニバルのシーズンか… と思いながら、小さな町のカーニバルのイベントを見ました。

カーニバルの行列

太鼓を鳴らす人たちが先頭になって町をパレード。

日本のお祭りでもそうですが、太鼓の音が鳴り渡るのって、なんだか好き。

パレードが広場に到着すると、自転車の曲乗りなど、ちょっとしたアトラクションがありました。

こちらは、口に油を含んで火をつけていた人↓

広場

写真の左手にあるお人形に注目。これが燃されてカーニバルのお祭りが終わるという筋書きです。

この人形は、民族衣装を売っていた店にも飾ってありました。
こんな顔をしています↓

カーニバルにつきものの人形

この人形を何と呼ぶかは、地方、地域によって違うのだそうです。
ともかく、この人形を燃やすことは「カーニバルを燃やす」と言えば良いのだそう。

この人形が燃やされると、寒かった冬が終わる、という気分になります。


気に入った帽子

カーニバルは、仮装がつきもの。

手づくりの帽子を売っていました。

帽子

後ろに見えているのは、中世の女性がかぶっていたターバンのような帽子。

赤い帽子は、中世のブルゴーニュ公国時代の統治者たちがかぶっていた帽子を真似たもの。だから男性用なのですけれど、これが一番気に入ったので買ってしまいました。

最近は中世祭りが流行っているので、またかぶる機会もあるだろうし。
そう思ったのですけれど、夏のイベントでこれをかぶったら暑すぎるだろうな...。この日は寒かったので、この帽子が重宝しました。

シルクのビロードに金糸で刺繍がほどこされています。織物の産地リヨンで仕入れたのだそう。

ちなみに、70ユーロでした。素人でも作れそうなターバン型の帽子は40ユーロだったので、私の赤い帽子は割安だったと思います。そもそも、使っている布地の量からして多いのだもの。なんて、さもしい発想!

帽子を見て、すぐにブルゴーニュ公の帽子と思ったのですが、肖像画を見たら、ちょっと違っていますね...。
ブルゴーニュ公国

ブログ内リンク:
シャプロンとは、どんな帽子? 2015/02/22
★ 目次: ブルゴーニュの歴史


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カテゴリー: 季節の行事 | Comment (2) | Top
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コメント
この記事へのコメント
カーニバル
 みなさん思い思いに仮装して、楽しそう!!
復活祭や、カーニバルはクリスチャンでないのでなんとなくしか、その意味を把握していなかったのですが、カーニバルの前は断食とか以前はしていたとか?1週間ぐらいこのお祭りは続くものなのですか?
 こういうときは、しっかり休みを取りそうなフランス人さん達ですが、いつがカーニバルかがはっきりしなくて、急にお店とか、銀行とかお休みになったりすると困っちゃうけど、大丈夫なのかな?
 日本語で言う、“謝肉祭”の言葉に、私はずっと、なんとなくおどろおどろしいお祭り?みたいなイメージを抱いていたのですが、なんでだろう?肉、って言葉が引っ掛かっていたのかな・・・???でも、仮面とかかぶった光景を見た事ありますが、あれも一種不気味ですよね?
 でも、みんなで楽しく盛り上がるお祭りはいいですね。
 福岡には、日本でも有名な、博多どんたくと博多山笠のお祭りがありますが、どちらも男の人が主体のお祭りですね。博多は商人の街ですから、男衆はお祭りの開催されるその何日も前から祭りの準備に忙しく、奥さんがその間、店や家を守る。祭り当日も、奥さんたちは炊き出しに明け暮れる・・・女は表舞台には立てないわけです。それはそれで、男は心の中で奥さんに感謝し、奥さんは旦那さんの活躍を祈っているんでしょうけど。女を祭りに参加させないなんて、いかにも九州男児の縮図のようです。
 この両者のお祭り共、毎年国内でも1、2位を争う人出となり、街は人、人、人でごった返し、私は若き頃1度行ったっきりで、あの人出のすごさを思うと、もう2度と行かない、と決めてしまい、もっぱらテレビで見て楽しむぐらいです。
 思うに私は、人が神輿を担ぐのを見てもつまらなくて、ひょっとしたら自分が神輿を担ぎたいのかもしれません。だって、ひそかにカーニバルの仮装を羨ましく思っているのですから!
 
2010/03/21 | URL | ママン  [ 編集 ]
Re: カーニバル
v-22ママンさんへ

フランス人たちは仮装するのが好きみたいです。というか、仮装するのが大好きな人の割合が高いと感じています。ときどき、ホームパーティーで、こういう格好をしてきてください、という注文があることがあります。変な帽子をかぶって来るようにとか、何色で来るようにとか。私は面倒に思うので、余り好きではありません。

こちら、貸衣装屋さんを使ってのホームパーティーの仮装を書いた日記:
http://plaza.rakuten.co.jp/bourgognissimo/diary/200509290000/

フランス人は仮装が好きな割に、民族衣装を持っている人はいないし、昔の祭りがほとんどなくなったのが残念です。日本では、女性は着物を持っているし、各地に伝統的なお祭りが残っているのに。

博多のお祭りはすごい人出ですか。有名なお祭りは、それがネックなのですよね。福岡の街を散歩していたとき、お祭り用品専門店があって、大喜びしてお店の中のものを見たことがありました。

そうか...。日本のお祭りって、男性たちが楽しむようになっている傾向がありますね。東京育ちなので、母親が炊き出しをしている姿なんて、見たことがなかったです。
2010/03/22 | URL | Otium  [ 編集 ]
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