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2010/04/12

シリーズ記事【シャンパーニュ地方旅行記(目次】 その2
ランスの街


前回の日記で書いたビストロで席をもらって…
さて、何を食べる?

店の前で牡蠣をむいていた人は、2段構えの立派なシーフードの盛り合わせを作っているのだと言っていました。この店の名物料理なのか、シーフードを注文している人たちが目立ちました。

でも、もう4月。シーフードには少し飽きてしまっていました。でも、シーフードに人気があるということは、魚料理もおいしいのではないか、と踏みました。ここはランスの街。海に近いわけではないのですが、シャンパンには魚介類が合うので、食べる人が多いはず。

イタリアは魚介類の調理がおいしいので、行ったときには肉料理はほとんど食べないで魚介類ばかり食べているのですが、フランスはその逆。かなりおいしそうなレストランでないと魚料理を注文する気にはならないのです。アルデンテのイタリアと違って、フランスでは魚に火を通しすぎしまう傾向にあるのです。


エイヒレにしよう♪

メニューを見ていると、Aile de raie(エイヒレ)の文字が飛び込んできました。これにしよう、と即座に決断。理由があるのです。

アンコウ鍋のことを書いた先日の日記に入れてくださったSauleさんのコメントにエイヒレのお話があったのです

日本ではなかなか生が手に入らないのだとのこと。何でも売っていると思っていた
楽天市場でエイを検索したら、本当に加工食品しか出てこないです。なぜなのだろう?...

Sauleさんへのお返事で、今度はエイヒレを気をつけて味わってみます、と書いた以上、食べねばならぬ!

エイヒレ料理
Aile de raie aux câpres et beurre noisette, pommes vapeur

身が厚くて、裏表あるので、かなりのボリュームがありました。いかにもビストロらしい素朴な料理。でも、ソースが軽くて心地良いので平らげてしまいました。

実は、その翌日、かなりランクの高いレストランで食事したのですが、そこにもエイヒレ料理がありました。今まで魚を注文することは少なかったので気がつかなかったのですが、フランスではエイヒレがそんなにポピュラーなのでしょうか? それとも、偶然?

こちらの料理名には惹かれました。質の高い料理を出すレストランだと、料理の名前を見ただけでおいしそうに見えるように書かれているのです。でも、2日続けてエイヒレを食べ比べるのは避けたかったので、別の料理を食べました。

ちなみに、そのエイヒレ料理はこんな名前になっていました:
Pressé d'Aile de Raie comme une Grenobloise, Artichaut Poivrade

釣り逃がした魚は大きく見える。グルノーブル風というのはどんなのだろうかと検索してみたら、フランスのサイトでグルメレストランのランチメニューに出る料理の写真に「Aile de Raie à la grenobloise」というのがありました。
Déjeuner chez Taillevent

私がビストロで食べたエイヒレ料理のソースとそっくりに見えます。私の15ユーロの料理は、これの3倍はある大きさでしたけど。

それにしても、パリで有名なタイユヴァンで食べられるランチメニューの料理という写真、全く美味しそうに見えません。味は良いのでしょうが、もうひと見た目で工夫して欲しい。お安いランチメニューといっても70ユーロ。それでこういう料理がでてきたら、私はかなりがっかりしますけど…。

写真の撮り方もいけないのだろうなと思って、お店のサイトを覗いてみました。で~んと「日本語」の文字があるのでびっくり!

やはりお店ではプロに写真をとらせているでしょうから、料理は美味しそうに見えますが、やはり好きなタイプではないです。今はランチメニューは80ユーロなのですって。地方では美味しい料理をリーズナプルプライスで食べられるので、パリに行ったときに高い料理を食べる気にはならないです。


ケッパー

ビストロで出されたエイヒレ料理では、ケッパーが味を引き立てていました。「グルノーブル風」というのも、ケッパーを使った魚料理のようです。

ケッパーは、フランス語ではcâpre(カープル)なのですが、日本ではケーパー、ケッパー、ケイパー、と色々に表記されているようです


ファミリアチャルロのケーパー酢漬け

スモークサーモンに付け合わせるので知っている程度だったのですが、このケッパーの実が何なのか知らない。この際、調べてみたら、フウチョウソウ科の半蔓性の低木に咲く花のツボミなのだそうです。


つぼみをピクルスに!【シーズン限定10%OFF!】
■タネ■FRANCHI社のハーブケッパー(ケイパー)


お花がなかなかきれい。

イタリア旅行したときに、ケッパーの瓶詰めを見つけて、喜んで買ったことがありました。地中海沿岸地方では野生の灌木のようです。いつか見てみたいな…。


追記:

エイヒレはカスベだった!

Sauleさんがコメントで、生のエイヒレは「カスベ」という名で売っていると教えてくださいました。

エイヒレは日本では加工したものばかり売っているで売っているらしいので奇妙だと思っていたのですが、カスベを楽天市場で検索してみると、生のエイヒレが出てきました。

北海道では「かすべ」という名になっている魚で、よく食べられているようです。日本近海に生息するガンギエイなのだそうで、軟骨のあるヒレが最高の味覚とされているとのこと。

フランスからの輸入品も見つかりました ↓

不定貫商品エイのフィレーCAS冷凍天然物
フランスブルターニュ産



- 続く -


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コメント
この記事へのコメント
グルノーブル
 ケッパーを使った魚料理がグルノーブル風?
実は、うちの主人はグルノーブルに1年留学していたのですが、そんなこと知ってたかな?
 ケッパーって、スモークサーモンに付け合わせることしか使いようがわからなくて、いつまでも冷蔵庫に入ったままで、そのうちさよなら・・・なんてことも。
魚料理に活用すればいいんですね。ちょっと研究してみます。
2010/04/13 | URL | ママン  [ 編集 ]
ケッパー
 ケッパーを使ったレシピ、見つけました。
今度試してみたいと思います。

 -塩漬けケッパー
http://www.orcio.jp/capperi/index.htm
2010/04/13 | URL | ママン  [ 編集 ]
Re: グルノーブル
v-22ママンさんへ

>ケッパーを使った魚料理がグルノーブル風?
⇒ 私もなぜケッパーとグルノーブルが結びつくのか気になったのですが、ちょっと調べただけでは分かりませんでした。
2010/04/13 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re: ケッパー
v-22ママンさんへ

イタリアに行ったとき、おつまみとしてオリーブが出るようにケッパーが出てきて、おいしいなと食べました。しばらく、そのまま食べるのをやったのですが、すぐに習慣が薄れました。

教えてくださったレシピのページ、とても良いですね。私も試してみよう♪
2010/04/13 | URL | Otium  [ 編集 ]
またまた、こんばんは、です! 
このエイのヒレは美味しそう!! 身が厚い?! ああ、旨そうです!

所でケッパーの花はとても清楚で可愛いのです。こちらに写真を載せていますので、見てやって下さい。 どちらも最後の方です。
http://italiashio.exblog.jp/6353675/
http://italiashio.exblog.jp/10382591 
2010/04/13 | URL | shinkai  [ 編集 ]
v-22shinkaiさんへ

>ああ、旨そうです!
⇒ 魚介類を食べるだけでもイタリアに行きたくなってしまうのに、わあ、恐縮です!

ケッパーの写真、見せていただきました。思っていた以上に美しいです! 葉まできれいですね。それと、鳥が介在しないと種が育たない、というのも面白い!
2010/04/14 | URL | Otium  [ 編集 ]
まあ、ありがとうございます!
おいしそうなエイヒレ!検索すると、都内のフレンチで出すところもあるようですけれど、けっこう高いとか、遠いお店、とかで、エイヒレってそんなに気取ったものではないように思うので、最近は生のものを入手したときに、家で料理して満足しています。もちろん、ケッパーを使います。

あと、これもわたしが家で作るのですが、めかじきをソテーして、そこにケッパーをかけます。夏は、ケッパーの他にみょうが、シソの葉、ミニトマトなどを刻んでかけると彩がきれいで、よく作ります。
2010/04/15 | URL | Saule  [ 編集 ]
追伸
最近、日本では生のエイヒレは「カスベ」として、けっこうあちこちの魚屋さんで売られているのを見るようになりましたけれど、料理法をたずねると「煮付け」「唐揚げ」などと言われるんですよね。私は、塩コショウでソテーが一番!と思っているのですが。
2010/04/15 | URL | Saule  [ 編集 ]
v-22Sauleさんへ

生で売っているエイヒレを検索したら何も出てこなかったのですが、エイヒレの乾燥したものは売っているので、変だな... と思いました。すると、Sauleさんは時々手に入れていらっしゃるとのこと。よけいに変! 築地にでもいらっしゃるのかな?... と思いました。

>日本では生のエイヒレは「カスベ」として、けっこうあちこちの魚屋さんで売られているのを見るようになりました
⇒ 「カスベ」で検索したら、出てきました! 北海道ではカスベとしてポピュラーな魚であることも分かりました。これは大きな情報です。仏語の辞典では出てこない言葉ですから!

ああ、謎が解けて、すっきりしました~! 嬉しいです♪ ありがとうございました!

>夏は、ケッパーの他にみょうが、シソの葉、ミニトマトなどを刻んでかけると彩がきれいで、よく作ります。
⇒ おいしそうですね~。ケッパーだけより食欲をそそわれる色どりになります。なんとなくイタリア色♪

最近は、エシャロットを薄切りにして水にさらすと、ミョウガと同じ感覚になるのを発見したので、それで代用しています。
2010/04/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
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