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2010/04/14

シリーズ記事【シャンパーニュ地方旅行記(目次】 その4
ランスの街


ランスの街かどで、満開の桜の花を見ました。

日本の桜

博物館の庭です。以前に行ったとき、この博物館のガイドさんが「これは日本の桜ですよ」と言って、「故郷がなつかしいでしょう」と、ひと枝折って私にくださった思い出があります。

船に乗って遥々フランスに来なければならなかった時代ではないのですから、桜の花を見て涙するほどの感激はなかったのですが、ガイドさんの優しい心づかいが嬉しかったです。

桜の花を見て、前回ランスに行ったのも同じ季節だったのに気がつきました。


ビスキュイ・ローズ・ド・ランスという、ランスの名物お菓子

桜のピンク色といえば、ランスには有名なお菓子があります。

Biscuits roses de Reims(ビスキュイ・ローズ・ド・ランス)というもの。

淡いピンク色のお菓子です。


フォシェの「ビスキュイ・ローズ」を検索


これを何と説明したら良いのでしょう?

「ビスキュイ」というのはビスケットとかクッキーのことなのですが、固めのメレンゲのようなお菓子と表現した方が近いような…。

ランスはシャンパンの街。シャンパンと一緒に食べると相性が良いというのがビスキュイ・ローズ・ド・ランス。

でも、食前酒でシャンパンを飲むとき、これを食べているとお腹の中で膨らんでくるみたいに感じるので、その後の食事が進まなくなるので困るのですけど…。

ランスに行ったときにしか買えないということはありません。大きなスーパーでも売っているのではなかったかな? 紅茶やコーヒー豆を売っているしゃれた店にもよく置いてあります。おやつのときに、紅茶と一緒に食べるのにも良いかも知れないですね。

この有名なビスキュイを作っているFossier社では、色々なバリエーションも作っていますが、最も有名なのは、次の動画に出てくる形です。


Le Biscuit Rose


下はランスの街にあったケーキ屋さんのショーウインドーなのですが、黄色い矢印を入れたケーキがそれを使っているように見えます。

ケーキ

この写真を撮ったのは、さすがランスの街らしい立派なケーキ屋さんだな、と思ったからでした。ランス市はシャンパン産業で潤っているので、お金持ちが多い町と言われているのです。

お金持ちが多い町は、ケーキ屋さんやお肉屋さんなどの食料品店を見ると、それが如実に分かって面白いです。

パリにはトップレベルの食材を扱う店があるのは、もちろんのこと。ブルゴーニュ地方でも、ワイン産業で潤っているボーヌやシャブリの町では美味しい食材が並んでいますね。お金持ちが老後を過ごす理想の地と言われるイタリア国境に近いマントンでも、それを感じました。

▶ 続き: シャンパーニュ・アルデーヌ地方の不思議






ブログ内リンク:
★ 目次: シャンパンとスパークリングワイン
★ 目次: フランスで食べる郷土料理、地方特産食品、外国料理

外部リンク:
Biscuit rose de Reims ;ビスキュイ・ローズ・ドゥ・ランスの起源は?


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フランスのお酒 (ワインなど)



コメント
この記事へのコメント
伝統的なお菓子
メレンゲを見ていて、なんとなく、日本の「干菓子」のようだなあ、と思いました。マジパンのお菓子は「練り切り」になるかも。
日本でも豊かで古い町には(京都、金沢、仙台など)高級でおいしいお茶菓子の老舗があるようなものかなあ、と思いながら読ませていただきました。
2010/04/15 | URL | Saule  [ 編集 ]
Re: 伝統的なお菓子
v-22Sauleさんへ

>日本の「干菓子」のようだなあ、と思いました。
⇒ そのたとえ、面白いですね。お干菓子の中でも、固めの方かな? 私は「一人静」のような、口に入れるととろけてなくなるようなのが好きなのですけど。
2010/04/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
 このパッケージは見かけましたが、そっか、ランスの名物だったんですね。ケーキを作るのが好きで、ビスキュイも作ったことがありますが、メレンゲにアーモンドパウダーを混ぜて焼いたものですよね?アーモンドパウダーが入っていなくてもいいのかな? アーモンドパウダーが入ったら、ダッコワーズとも呼ぶみたいですけど、ビスキュイとダッコワーズは別物??
 このピンク色は、色が付いているだけですか?イチゴか何かの香りがするとか?
 それにしてもシャンパンって、こういうお菓子にも食事でも、何にでも合う優れものですね!!
 あ~、おいしいシャンパンが飲みたくなっちゃいました!
2010/04/15 | URL | ママン  [ 編集 ]
v-22ママンさんへ

>ビスキュイとダッコワーズは別物??
⇒ダッコワーズは知らなかったので画像を検索したら、似ているのが出てきたので、びっくりしました!

ダッコワーズはフランス南西部のお菓子Dacquoiseのようですね。ランスの方はアーモンドは入っていないような気がします。

Dacquoiseは平たいのが基本で ↓
http://fr.wikipedia.org/wiki/Dacquoise_(p%C3%A2tisserie)
それをフランスではケーキに使ったりしてみたいです。

それで、画像を検索して出てくるものが、日本とフランスのでは全然違うのが面白いです。

Wikipediaによると、ランスのビスキュイにそっくりに見える小判型のは日本の発明だとか。これはダックワースと呼ぶそうな。それで納得できました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BA

ランスのビスキュイのピンク色は、ただの色付けだけのようです(メーカーサイトではカーマインと書いてある)。イチゴとか、そういう香りはしません。このお菓子の香料はバニラと書いてありました。

>シャンパンって、こういうお菓子にも食事でも、何にでも合う優れものですね!!
⇒ 食前酒からデザートまでこれで通せてしまうので便利。ワインだと赤と白とあるけれど、その両方の役も務めることができる。優れものですね。
2010/04/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
調べていただいて、ありがとうございます。
あの小判型のダッコ(ク)ワーズが日本で発明されたなんて!しかも福岡の『16区』っていうケーキ屋さん、知ってます、知ってます!!へ~、そうだったんですね。
確かに、レシピによっては、それがケーキの底生地だったりするんですが、そっちがもともとの形だったっていうわけですね。
それにしても、このビスキュイ・ローズ・ド・ランス、日本でも手に入るかな??と思って探してみましたが、フランスからのお取り寄せになるみたいですね。今度主人が帰国するときにでも、買ってきてもらおうかと思います。
2010/04/16 | URL | ママン  [ 編集 ]
v-22ママンさんへ

正直言って、日本で発明されたダックワースの方がおいしそうに見えました。外がパリッとしていて、中がしっとり、だそうなので。

ちょっと調べたところ、ビスキュイ・ローズ・ド・ランスは日本に入ってきていないと思ったのですが、お取り寄せではありましたか。

>今度主人が帰国するときにでも、買ってきてもらおうかと思います。
⇒ とりあえず、お味見程度に一袋買っていただくようにするのをお勧めします。ただし、ママンさんはケーキづくりができる方らしいので、これをシャルロットというケーキづくりに使ったら、すごくおいしいだろうな、と思います。

こんな風なケーキ ↓http://alatabledel.canalblog.com/archives/2005/04/21/449956.html
2010/04/19 | URL | Otium  [ 編集 ]
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