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2010/05/05
Ubuntuのロゴ

オープンソースのOSであるUbuntu。バージョン10.04がリリースされたのは、この4月29日。もう少し後になって更新が進んでから使った方が良いのでしょうが、Ubuntuを少し知らなければならない必要が生じたのでインストールすることにしました。

Ubuntuに関する知識はゼロ。とりあえず、CD-ROMを持っていたバージョン 9.10のデモを見てみました。続いて、10.04をインターネットからダウンロードしてデモを見てみたら、こちらは動作がとても早い! やはり10.04を使ってみよう、という気になりました。

インストールは簡単だろうと気楽に考えていたのですが、かなり苦労しました。もうあきらめようかと思ったとき、ようやくインストールに成功。少したつと忘れてしまいそうなので、どこでつまずいて、どうやって解決したか、メモを書いておきます。

私のインストール方法:

・使ったのは壊れても良い古いパソコン。Windows XPが入っている富士通Biblo
・インストールしたのはUbuntu 10.04 Remix
・ダウンロードしたUbuntu 10.04は、CD-ROMではなくUSBに入れて、それでインストールする。
・1台のPCで、Windows XPとUbuntuを両方使えるようにする。
・どのPCでも使えるように、Ubuntuはパソコンにはインストールしないで、USBでUbuntuを使えるようにする。


インストールに苦労してしまった理由

やり方が分かってしまったら、インストールは全く難しくなかったのでした。

四苦八苦してしまった理由:
・PC入っていたWindowsを消してしまうのが怖くておっかなびっくりだった。
・普段使っているPCでインストールの練習をするのは危険なので、古い性能の悪いPCを使った。
・参考にしたマニュアルは説明不足だったので不安な点が多々でてきた。




この特集「インストール・セットアップ完全マニュアル」はよく書けているのですが、前のバージョン9.10なのですよね...。

これも良くできているのですが、やはりUbuntu9.10の解説本。



もしもUbuntuをインストールなさろうとしている方がこの記事を読んでくださるのでしたら、どうかご注意くださいね。私はパソコンについて研修会に参加したことなどは1度もなく、試行錯誤で覚えただけのパソコン知識です。つまり、穴あきだらけの知識! それでも、同じ問題を抱えた方がこのページにたどり着いて、何かヒントを得てくだされば嬉しいです。

インストールに当たっては、サイトで検索して情報を収集しました。でも、さすがに10.04は出たばかりなので、十分な情報が得られませんでした。あちこちの情報をピックアップして、つなぎ合わせて参考にしました。

(1) Ubuntu 10.04のインストール方法

Ubuntu10.04のインストール方法は次の方法があるようです:
① Windowsとのデュアルブートを行う
② USBストレージデバイス(USBメモリ、SDカード、USB外付けハードディスク)にインストールする
③ USBスタートアップ・ディスクを使う(Windows上でUbuntuが開ける)
④ PCの全領域を使ってインストールする

私がしたかったのは②の方法です。

以上については、Ubuntu Japanese Teamのサイトで方法を紹介しています。
Ubuntu Tips/インストール/Ubuntuをインストールするには

そのほか、仮想Ubuntuマシン(Portable VirturalBoxなど)を作って持ち歩ける、という方法もあるのですが、Ubuntuインストール実験に使う古いPCは対応していないように見えたので、この方法は採用しませんでした。

マニュアルを読むのは嫌いなのですが、OSのインストールばかりは読まなければなりません。動かして実験しながら操作を学ぶことはできないのですから。


(2) Ubuntu 10.04をダウンロードし、CDイメージをUSBに入れる

まず、Ubuntu Japanese Teamのサイトにある「Ubuntuの入手」で、「日本語Remix CDイメージ」をダウンロード。

これをCD-ROMに焼けと書いてあるので、手元にあった700MBのCD-ROMを入れたら、容量が足りないと受け付けてくれません。DVD-Rでインストールできたという報告もあったのですが、USBメモリに入れることにしました。

USBメモリに入れるには、無料ソフトをインストールする必要があるそうなので、UNetbootinをダウンロード。

とても簡単にUSBに入れることができました。
その方法を教えてくださったサイト:
USBメモリからUbuntuインストール

*後になって分かったのですが、USBメモリに入れるのは適当でもないように思えます。CD-ROMからはUSB起動ディスクが簡単に作れるのですが、USBメモリからは作ることができませんでした。何か操作するとできるのかも知れないのですが。


(3) インストール前の段階

USBに入ったファイルの中を見て、「これだろう」と思ったUbuntuマークのアイコン(wubi)をクリックすると、Ubuntuのインストール画面が出ました。

2つのチョイスから、「デモおよびインストール」の方を選択してクリック。「Windowsアプリケーションとして、または唯一のオペレーションシステムとしてUbuntuをインストールできる」と書いてあるので大丈夫そう。
*これでデモのUbuntuが見れるようになり、そこからインストールできるのでした。

「デモおよびインストール」のボタンを押すと再起動を求められるので、USBを差し込んだまま再起動。

PCの黒い画面に出てきたチョイスの中から「Defaute」で起動すると、Ubuntuが立ち上がりました。

デスクトップに、インストールのためのアイコンがありましたが、それはおいておいて、少し遊んでみました。メニューが英語表示なので日本語にしようと思ったのですが、なぜかできないので放棄。

いよいよインストールすることにしたのですが、ここからが大変な作業…。


(4) UbuntuをインストールするためのUSBメモリを準備

Ubuntuをインストールして使うためのUSBを用意しました。

ダウンロードしたUbuntuを入れたUSBは8GBだったので、識別しやすいように、インストールするUSBは4GBにしてみました。

*容量を必要とするのはインストールするUSBですから逆にすれば良かったのですが、先に8GBを使ったときには、そこまで考えなかった! 成功したら方法が分かるわけですから、また後でやり直すつもりで始めました。

2つのUSBをPCに差し込んで操作するので、どうやってその2つを識別するのか分かりません。これを間違えると、Windowsを上書きして消してしまう危険もありますから注意しなければなりません。

/dev/sdaとか /dev/sdbなどのような表記(デバイスと呼ぶ?)が欲しいわけですが、どれがいいのか?…

*インターネット上で教えてくれる人を探したのですが出てきません。結局、Ubuntuを起動した後に、自分で見つけることができました。


(4) Ubuntuのインストール開始

私はUSBストレージデバイスにインストールするので、基本的に次のマニュアルを基準にしました:
☆ Ubuntu Japanese Team >  Ubuntu Tips/USBデバイスへのインストール/UbuntuをUSBストレージ(USBメモリ・HDDなど)にインストールするには
*私のUbuntu 10.04に出てくる画面と同じではない画面を見せてインストール方法を書いているのですから不安でした。

上にリンクしたページによれば、立ち上げたUbuntuのデスクトップ画面に、インストールしたいUSB(4GB)のアイコンが出ていたら、アンマウントしなければいけないそう。本当にアイコンが出ていました。

どうやってアンマウントできるのか分からないので、とりあえず右クリックで出てきた「Format」を選び、「Disk Utility」ボタンを押すと、「Strage Device」のページがでて、そこに詳しい情報が出てきました♪

ここで、マウントされていることもわかるし、アンマウントするためのボタンもある。さらに、このUSBは/dev/sdc1に入っているらしいことも分かりました。

Unmount Volumeボタンを押すと、Mount Pointのところが「Not Mounted」に変わり、デスクトップからもアイコンが消えました。成功したらしい。

これで安心。デスクトップのインストールアイコンを押して、インストールを開始しました。


(5) USBに入れたUbuntu 10.04を、別のUSBにインストールする

こういう作業はパソコンを壊してしまわないかと不安です。Windowsがおかしくなったらリカバリーすれば大丈夫なのかもしれませんが、何がおきるか分からない…。

インストールの操作を進めると、よく分からないので心配になる部分が出てきて、インストール作業を中止してから再起動。安全をみこして、何度も元に戻ってやり直したりしました。だって、「これなら大丈夫」という情報を持っていないので怖いです。でも、そんなことを繰り返していると先に進まない!

Windowsが壊れても良いや、と覚悟をきめ、最後までやってみると、インストール終了にこぎ着きました。Windowsも動く♪ でも、USBで起動しようとすると、Ubuntuが立ち上がりません。起動メニューを操作してもダメ。2度、3度試しているうちに、もう諦めようかという気にもなってきました。

USBメモリにObuntuをインストールする人は少ないのか、インターネットで報告している例が見つかりません。次のインストール方法の説明は、私のとは違う仕方でインストールする操作の説明なのですが、9ページに渡って詳しく書かれていたので、これを読んで勉強しました。
☆ Ubuntu Style: Ubuntu 10.04LTS 解説

どうして良いか分からずに困ってしまったのは、Ubuntu Japanese Teamのインストール・マニュアル「 Ubuntu Tips/USBデバイスへのインストール/UbuntuをUSBストレージ(USBメモリ・HDDなど)にインストールするには」で「4」となっている「ディスクの準備」の画面が私と同じではないことでした。

「本例のようにディスク全体を選択した場合、該当ディスクの全てのデータが消去されます!」などと怖いことが書いてあります。でも、結局、これはUSBメモリにデータが入っていたら、それが全部なくなりますよ、ということだと思うしかありません。

「ディスク全体を削除してから使用する」を選び、右の枠の右にある矢印をクリックして、私がインストールしようとしているUSBメモリを選びました。(4)の操作のところで、このUSBは「sdc」として認識されていることが分かっていたので大丈夫なはず。

「インストール準備完了」の画面まで進んだら、「拡張」をクリック。マニュアルではデバイスが

マニュアルには「ここで内蔵ハードディスク(本例ではsda)にブートローダをインストールしてしまうと、USBストレージを外した状態ではOSの起動ができなくなります!」と、また怖いことが書いてあります。

「USBストレージデバイス(本例ではsdb)になっていることを確認します」とあるのですが、私の場合はsda(ハードディスク)が選択されて出てきていました。私の場合は「/dev/sdc」でなければいけないので、これは「確認」ではなくて「変更」ということになりました。

大丈夫なのかな?… と不安ですが、覚悟をきめる。
そして、インストール!
インストールが終了すると、再起動を促してきました。

私が参考にしているマニュアルには、ここで再起動せずに、「そのままライブCDを使いつづける」を選んで端末で書き換えを行うように言っています。でも、「sudo nautilus」で管理者になってみたところで、書き換えられるのは私がインストールを終えた方のUbuntuではないので、ここで何かして意味があるのか分からない。第一、忠実にしようとしたら相手から拒否されてしまいました。マニュアルではバージョン9.10では解決しているように書いているので、10.04でも解決しているのではないでしょうか? というわけで、ここのくだりは無視しました。


(6) USBにインストールされたUbuntu 10.04を起動する

古いPCなので、そのままではUbuntuが立ち上がりません。PCが立ち上がったときに起動メニューをだして、USBメモリから起動できるようにBIOS設定を変更しました。

これで解決♪ Ubuntu 10.04が立ち上がってくれたときの嬉しかったこと!

*古いPCでもUbuntuが立ち上がるかを実験しました。同じメーカーのPCでも、起動の仕方は異なるのですね。起動の起動の選択で「ハードディスクドライブ」、「USB HDD」を選ぶなど、色々でした。

これで大丈夫と分かったので、もっと新しい機種の実験用PCを使って、USBメモリにインストールすることにも成功しました。分かってしまうと何でもないので、怖いもの知らずでやってしまったら簡単にインストールできてしまうのでしょうね。


(7) Obuntu 10.04の設定

とりあえず、次の設定をしてみました。

 アップデート

 日本語環境を整える:
システム ⇒ システム管理 ⇒ 日本語環境のセットアップ・ヘルプ。パッケージを追加(なくてはならないような大事なものも入っていました)。

 システム ⇒ システム管理 ⇒ 言語サポート。フランス語を追加。
仏語のスペルチェック機能もあると出たのですが、OpenOfficeで実験したら、スペルチェック機能は大して役にたちそうには見えませんでした。Windowsで使っていたProofing Toolsは素晴らしく良かったのですけれど、持っていたソフトはVistaからは使えなくなってしまいました...。

 管理者権限の設定: Windowsのようにファイルの上で右クリックすると、「管理者として開く」がでるようにする。
システム ⇒ システム管理 ⇒ Synapticより入手
nautilus-gksuにクリックを入れ、「適用」ボタンをクリックする。これは、インストール完了後に再起動(あるいは、ログアウトし、再度ログイン)した後に使用可能となる。

 隠しファイルを見せるようにした。ファイルを開いてから、表示 ⇒ 隠しファイルをみえるようにする。

とりあえずしたのはこれだけ。後は色々いじってみようと思います。





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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございます
こんにちは。
Ubuntu10.04をUSBへ無事にインストールすることが出来ました。
解説もわかりやすく、本当に助かりました。
ありがとうございました。
2010/07/08 | URL | ubuntuでandroid  [ 編集 ]
Re: ありがとうございます
v-22ubuntuでandroidさんへ

ダラダラと書いてしまったのですが、お役にたったと聞いて本当に嬉しいです♪♪♪
2010/07/08 | URL | Otium  [ 編集 ]
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