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2010/05/26
先日の日記「今が旬のアスパラ: リュフェ村に行く」でお気に入りのホワイトアスパラについて書いたのですが、今の時期には野生のアスパラガスもあります。

といっても、私が食べたいと憧れているのは、下の写真にある野生アスパラではありません。

「森のアスパラガス」
朝市で売られているのを撮った写真です。ちょっと(というより、かなり怖い顔の)イカツイお婆さんが売っていたので、遠くからこっそり撮影したのでピンボケ!

これは「野生アスパラガス」あるいは「森のアスパラガス」と呼ばれる種類です。イギリスでも売られているのを見たことがあります。

今の時期にしかないし、野生も食材なので、都会の人には珍しがられる貴重な野生アスパラ。でも、中部フランスの森にはたくさん生えているところがあって、私だって頑張って採れば、このくらい収穫できてしまうほどたくさん生えている場所があるのです。

このアスパラの存在を教えてくれたのはフランスの田舎に住む人たちで、さもすごいもののように言っていました。でも、都会で珍重されているのを知っているのでそう言うだけで、彼らは野生のキノコほどには探しまわらないと思います。

だって、どこに生えているか教えてくれるし(キノコはおいそれとは教えません!)、その場所に行ってみると、誰もとる人がいないかのように、いくらだって生えているのですから!

食べごろが過ぎると白い花が咲きます。

 

簡単に見つかるほどにはないのですが、生えるところにはやたらに生えると感じます。シャンパン会社の社長さんの家に遊びに行ったときも、お庭の一角にある林がアスパラ畑になってしまっていました。


憧れのアスパラ: Asparagus acutifolius

南仏プロヴァンスに住む友人と野生のアスパラガスの話しをしたら、全くずれていました。彼女にとっての野生アスパラは、私が見慣れている森のアスパラガスとは全く違うらしいのです。

とても香りが強くて、アスパラを濃縮したみたいなものらしい。オムレツに少し入れただけでもアスパラの香りが広がるのだとか。

森のアスパラガスは、そういう名前で呼ばれるからアスパラだと思うだけで、アスパラを食べている気はしません。

シーズンに南仏に行ったら食べられるのかな?… 命のあるうちに食べる機会があるかな?… と思っていたら、日本市場で売られているのを見て仰天しました。ほんとうに、何でも手に入る日本!

野生のアスパラガスを楽天市場で検索した結果

私が食べたいと思っている野生アスパラは、これです ↓


イタリアの野菜なのに「アスペルジュ・ソバージュ(野生アスパラ)」とフランス語にしているのもあるのが腑に落ちない。でも、日本市場に出ている野生のアスパラはフランス産が主流なので、フランス語を使っているのかも知れませんね。

プロヴァンスの友達が話していた野生のアスパラに見えます。地中海沿岸でとれるそうなので、イタリアにあっても不思議はありません。

下のが「森のアスパラガス」とも呼ばれる種類。全然違うのがおわかりいただけるでしょうか?




ひと月だけのアスパラアスパラ ソバージュ フランスより超高級食材入荷!!


イタリアでは普通に売っているのでしょうか?

ツルンとしたアスパラではなくて、地中海沿岸に生える節があって香りが高い野生のアスパラは、もしかしたらイタリアの方が簡単に収穫できるのかも知れない。

そう気がついて調べてみました。Wikipediaは辞書代わりにも使えるので便利。学名はラテン語でしょうから、フランス語でもイタリア語でも同じですが、イタリア語のぺージ(Asparagus acutifolius)の方が書いてある分量が多いで、フランスより親しみがある山菜なのかもしれません。

収穫している人のビデオも見つかりました:



イタリア語でしょう? 何を説明してくれているのか理解できませんが、最後のゼスチャーで「おいしい♪」と言っているのは分かりますね!

イタリアにお住まいのsinkaiさんが、コメントで野生のアスパラガスを売っていると教えてくださったのですが、イタリアで売っているのは森のアスパラではなくて、私が食べたいと夢見ている野生のアスパラなのでしょうか?

美食の国フランスなのですが、フランスの特産品だと思っている食材も、ルーツをたどるとみんなイタリアに行きついてしまうと感じています。日本独特と思っている食品のルーツが中国にあるのと同じかな…。

アスパラガスもエジプトやギリシャで野生のものが食べられていたけれど、イタリアで栽培するようになったのだようです。

とすると、やはりイタリアには、今のアスパラの原型に見える野生アスパラが多く生えているのではないでしょうか?

香りの高い野生アスパラを食べたいと思ったら、イタリアを狙うのが一番なのかな?…

shinkaiさん、もしこの日記を見てくださったら、イタリアで普通に売られているらしい野生アスパラが、節のあるアスパラかどうか教えてくださると嬉しいです。それから、フランスも南の方では普通の食材になっているのかも興味があります。

コメントをいただいて、イタリアで普通なのは、香りがある野生のアスパラガスらしいと分かりました。


プロヴァンスの野生のアスパラガス

プロヴァンスの友達が話していたのは、この料理かもしれないというのが見つかりました。


Brouillade d'asperges sauvages

料理名にあるbrouilladeというのは、プロヴァンス料理でスクランブルドエッグのことだそうです。


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは! は~い、拝見しましたよ。 上の市で売っているというのとは違って、ヴィデオで見える少し茶色っぽい方です。
日本で売られている、というのもかなり緑ですけど、こちらのはもっと濃い緑茶色で、細いのです。
ヴィデオでは、アスパラのボワボワの葉っぱを除け、その下に伸びている細いアスパラの先っちょの方を取ります、と言い、今日は5~6本見つけた、と言った様な。
スーパーよりも、普通の八百屋さんの店先の方がやはり見つけやすいと思います。 ヴィデオよりも、もっと長く切って売っていた覚えがあります。
そう言う私も、まだ食べた事が無いのですけど・・、次回見つけたら・・です!!
2010/05/27 | URL | shinkai  [ 編集 ]
v-22 shinkaiさんへ

わぁ~、お返事ありがとうございます!

やはり本物の野生アスパラが市販されているのですか。プロヴァンスに住む友達も、野生のアスパラといえばそちらの方しか思い浮かばないという反応でした。

ビデオのアスパラは、友達が説明していたものとそっくりです。しゅんと伸びていて簡単に収穫できてしまう森のアスパラとは違って、ボウボウの葉を除いて探すのが大変なのだそう。

来年はぜひお召し上がりなさってご報告してください~!
2010/05/27 | URL | Otium  [ 編集 ]
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