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2010/06/01
長年フランスにいながら、フランスで一度も食べたことがないものがあります。

これです ↓

フランス人がふざけてchien-chaudと呼ぶ食べ物!

あるとき、これを食べる機会が到来したことがありました。

前回の日記に書いた、ブルゴーニュの小さな村にある廃墟同然の古城の庭で行われたコンサートのときです。「こんな素人コンサートに、どうして入場料を払ってまで来てしまったの?!」というクラシックコンサートの一つとして思い出に残っています。

演奏が始まる前の腹ごしらえとして、主催しているボランティア団体の人たちが出している軽食を食べようということになったのでした。

ホットドッグがありました。フランスでは、ファーストフードはもちろん、ホットドッグも食べたことがなかったので、大いに興味を持ちました。

他に食べるものがないので、一緒にコンサートに行った友人たちはホットドッグを食べることを承諾してくれたので、シメ、シメ。


フランス式ホットドッグなるものが存在するの?

食べなけらばならないはめになった友人が不満をもらします。
「なんで、こんな時代遅れのものを出すんだ?!」

ホットドッグって、時代遅れなんですか?…

ところが、ホットドッグを出すコーナーのボランティアは、ホット・ドックを作る道具がこわれていたので、代わりのを持ってきてくれる人を待っているとのこと。

ホットドッグを作る電気器具が存在するの?…

主催者となったボランティア団体のメンバーの中に、「私が懐かしいホットドッグをつくる♪」と言った人があったのでしょうが、道具が故障しているかはチェックしなかったのかな?…

少し後になっても代わりの道具は到着しなかったので、ついにその道具を見ることができませんでした。

残念がる私に友人が説明してくれました。
バゲットを2つに切って、棒でパンをつっと刺して、ソーセージを挟み込む電気器具があるのだそう。


外側の皮はパリッと香ばしく中はしっとり後を引くおいしさです。バケット

でも、ホットドッグって、それ専用のパンに切り身をいれて、ソーセージを挟むだけではないですか?

思えば、フランスでホットドッグに使えるようなパンは見たことがないように思います。フランスパンは皮がしっかりしているので、心棒のような穴を開けやすいでしょうね…。


ついに、出会ったホットドッグ・メーカー♪!

どんな電気器具なのだろう?…
そう思ってから2年近くたった先日!

ついに、見ました!♪
これなのだ~!!!

スーパーマーケットで売っていた商品です。嬉しかったので写真をとりました♪

ホットドッグのための電気器具

つまりは、ソーセージを温める部分があって、パンに穴をあける部分があって、それでホットドッグができあがるらしい。なにも、こんな道具を持たなくてもホットドッグは作れると思うのですけれど…。

ともかく、フランス式ホットドッグを作る道具が存在すると分かったので、インターネットのフランス語検索でホットドッグの画像を検索してみました。

でも、日本でもおなじみのパンを切って挟み込んでいる画像ばかりでてきました。そうなると、やけになって穴あきホットドッグを検索!

ついに、フランス語でしゃべっているホットドッグ・メーカーの宣伝らしきビデオが見つかりました。



ソーセージはスチームで温めて、パンに入れるというわけですね。

確かにね… フランスパンで作ろうと思ったら、こういう道具が便利なのかも知れないです。でも、わざわざ電気調理器具を買うことはないではないですか?!

ビデオは古い時代のもののように見えたので、こんなのが珍しくて流行った時代があったのだろうと思いました。

ところが、念のためにフランスのアマゾンサイトの電化製品コーナーで検索してみると...
今でも売られていました。
ホットドッグ調理器具の検索結果

幾つかのモデルがありましたが、原理は同じ。
2つに切ったバゲットを棒で突き刺すようになっています。

商品説明のページへ Machine à Hot Dog - FC460 - Simeo


日本にもホットドッグ・メーカーはあるの?

この手のものには知識ゼロの私なので、ひょっとしたら日本にもあるのかも知れない。検索してみました。

へえ~、あるんですね!
☆ 楽天市場でホットドッグ・メーカーを検索した結果


アメリカで大ブレイク中!
一度に2つ作れるポップアップホットドッグトースター!


日本で市販されているのは上のタイプのみのようで、フランスのように棒で突き刺す方式ではありませんでした。

ホットドッグ用のパンを2つに切って焼くなら、普通のオーブントースターで十分だと思うのですけれど…。


25cmのピザが丸ごと焼ける!
オーブントースターこんがり倶楽部 ET-FA28



2年近く抱いていた疑問が解決したので、すっきりしました♪

でも、新たな疑問が浮上。
なぜホットドックのパンは立てて焼かなければいけないのだろう?...

ブログ内リンク:
★ 目次: パン、パン屋、昔のパン焼き窯など


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コメント
この記事へのコメント
きゃはは、Otiumさん、最初の写真に吹き出しましたぁ! 早速コピーさせて頂きましたので、これから友人連中に送りまくらせて頂きま~す。 あはは。
友人のお父さんが、「ぬく犬」とこれを呼ぶと知って以来の、場外大ホームラン!!

でも、フランスでの作り方は、少し恐ろしい様な棒に突き刺すのですねぇ! しかもヴィデオを見て、疑問が一つ出来ました。
あの突き射してできる穴よりもソーセージがいささか太く見えるのは気のせいでしょうか? でもまぁ、ソーゼージをパンに突っ込むのは出来ますよね。 
で、突っ込んだ後に、ソーゼージにカラシをぬる場面があり、それを突っ込む場面はないですねぇ。
きっちりの穴にカラシをぬったのを突っ込むと、入り口に入りきらずに溜まるのではないかと、・・このアラ探し人間は心配になりました!
その辺りをフランスの皆さま方はどの様に解決しておられるのか、研究熱心なOtiumさん、ぜひお調べになって教えて下さいませ! 楽しみにしておりますです。 あはは。

下の道端の草刈り機は、こちらでも活躍していますが、でも刃の形が凄し違う様な。 こちらのはそのままの刃が付いていて、道横にはみ出す木の枝なども、刃を立ててバリバリと刈っていきます。 草はともかく、木の枝は無残に折られる感じで、好きではないです。
2010/06/03 | URL | shinkai  [ 編集 ]
v-22shinkaiさんへ

あれ、あれ、スローフードの発祥地なのに、ホットドッグを風刺する写真は出回っていませんでしたか。

>フランスでの作り方は、少し恐ろしい様な棒に突き刺すのですねぇ!
⇒ 変な作り方でしょう? 電気製品なので、ついでにこの棒でパンを温めるのだろうと思うのですが、だとすると、うっかり棒に触ってしまったら火傷するでしょうから、どうにも変な道具だと思いました。

アイディアが先行していて役にたたない商品はあるものなので、売れた時期があったというのは理解できますが、いまだに売っているので余計に不思議...。

カラシを塗る場面は私も気になりました。ソーセージに辛子を塗った状態でうまく穴に入れられるはずがないですよね?!

>その辺りをフランスの皆さま方はどの様に解決しておられるのか、研究熱心なOtiumさん、ぜひお調べになって教えて下さいませ! 楽しみにしておりますです。 あはは。
⇒ この手の問題は、調査するのが難しいです。ブルゴーニュは食道楽の地なので、友達をつかまえて「ホットドッグに興味を持っているのだけれど...」と切り出すのには非常な抵抗があります。たまたま話題になったら話しを発展させながら質問をするのが一番ですが、そんな話題がでることはない...。

どなたか、フランス在住で、お子さんを持っていらっしゃる方が教えてくれるコメントを入れてくださらないかと期待しているのですけれど...。

>下の道端の草刈り機は、こちらでも活躍していますが、でも刃の形が凄し違う様な。
⇒ イタリアとは少し違いますか。どんな風にやるのか気になるのですが、車で通りぬけるときに見かけるだけなので、じっくり観察したことがありません。

日本の農村では住人がボランティアでやることが多いそうで、それを「道ぶしん」と呼ぶのだとか教えてもらったことがあります。
2010/06/03 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん、冗談きついですよ!このワンちゃん、一体誰がこんなことしたんですか??? かわいそ~に!でも、笑っちゃいますね!!

ホットドッグメーカーなんて、フランス人がそこまで手抜きする人には見えないんですけど?アメリカからきたのかな?ウインナーをスチームする手間が、ちょっと省けていいかな、っていうぐらいのものですね。
日本にも売られているみたいですけど、こんなものに需要があるんでしょうかね?

 そうそう、日本の草刈りは、農村でなくても、いまだにうちの町内では道端の草刈りの日、なんていうのがあって、住人総出で借り出されます。これもご近所付き合いの一環なのです。めんどくさ~!!
2010/06/06 | URL | ママン  [ 編集 ]
v-22ママンさんへ

いや~、失礼しました! ワンちゃんにすると、フカフカのクッションは居心地が良くて、お腹がすいたら食べられるベッドだし... と思ったのですけれど、このワンちゃん、けなげな顔で写真に収まっていますね...。

町でも草刈りがあるのですか。そういえば、公団住宅の芝生の庭の草むしりというのも、日本では住民がしていたような...。日本的な美徳なのでしょうけれど、私も苦手です...。ご近所付き合いなら、もっと楽しい集まりにして欲しいですが、日本人は働くのが好きなんだな...。フランスでは、そういうのは自治体がすることになっています。おかげで、フランスでは村の住民が高齢化しているので困るなどという話しは聞きません。
2010/06/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
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