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2010/08/05
八百屋さんになれるくらい大きな家庭菜園をつくっている友人から、「ズッキーニ、欲しい?」と聞かれました。

「欲しい」と答えたのですが、反応が遅い私…。数時間が経過してから、「私は小さなズッキーニが好きなの」と言うべきだった、と気がついたのです。

この友達夫妻は生粋の田舎の人。二人とも農家出身。そういう人が野菜を作るときは、ともかく大きいのを育てようとする傾向にあるのです。

見たことがある巨大なズッキーニを思い浮かべて、あんなのを持ってくるのではないか?… と、少なからぬ恐怖をおぼえました。

でも、電話して「一番小さいのを持ってきて」などと言うわけにはいかない…。


やっぱり、巨大なズッキーニを食べきれないくらいもらってしまった!

心配は、的中!

翌日になると、ひゃ~! というズッキーニを、どさ~っと持ってきてくれてしまいました。

でも、色々な形のを選んでくれたようです。

いただいたズッキーニ

一番大きなズッキーニ(手前に置いたもの)は、長さ40センチ強、2.3キロありました。

繰り返しますが、私は小さなズッキーニが好きなのです。お刺身のツマとして使うために、朝市で小さなのを見つけて買ったズッキーニが残っていたので、比較のために記念撮影してみました。

ズッキーニの比較

(1) 私が朝市で買ったもの
(2) いただいた中で、最も大きかったもの(40センチ強)
(3) いただいた中で、小さい部類のサイズ

みんなズッキーニなわけですが、どちらかを見慣れていたら、同じ野菜とは思えないのではないでしょうか?

でも、丸いのは買ったことがない種類なので、食べてみたいと思いました。


日本では、巨大なズッキーニ市場価値があるの?

フランスで、私好みの極小ズッキーニは余り出回ってはいません。朝市に出ているものを眺め回って、小さなのを探します。

友達が巨大に育ってしまったようなサイズも(育てたご本人は満足なのかもしれないけれど)、フランスでは売られています。

こんなの、絶対に日本では売れないと思う。楽天市場で「ズッキーニ」を検索して、Lサイズを探してみました。

日本のLサイズ。

1本=200~250g前後だそうです。そのくらいの大きさがLサイズで良いですよね。

私のは2キロ余りあります!


ダイエットにズッキーニ?

フランス人でダイエットをする人、キュウリを食べる人がいるのは知っていますが…。

何でもよいけれど、「健康に良い」などと言われると食欲が減退する私です!




フランスでズッキーニが食されるようになったのは、比較的最近らしい

ズッキーニが気になったので、歴史を調べてみました。

Wikipedia情報によれば(ズッキーニ):
ズッキーニの原産地はメキシコ。ヨーロッパには植民活動により16世紀頃もちこまれ、19世紀後半にイタリアで細長い形状の果実に改良された。

フランスの料理辞典サイト情報によれば( Tout sur... la courgette):
ズッキーニは中央アメリカ原産。ヨーロッパの人々は地理上の発見によって知られるようになり、18世紀にイタリアでズッキーニが改良された。
フランスに登場したのは20世紀初頭で、南仏料理の代表的な素材となり、南フランスでは1年中栽培されている。


ズッキーニについて少し調べたくなったのは、友達が持ってきてくれたのには、丸いのや、色が違うのがあったからでした。丸いズッキーニというのは買ったことがありませんでした。

調べてみたら、フランスで珍重されているズッキーニには以下のものがあるのだそうです。

- Ronde de Nice(丸い形)
- Grisette de Provence(普通のズッキーニに縞模様がある)
- Blanche de Virginie(淡い緑色で白に近い)
- Gold Rush(黄色)
- Trompette (比較的小型、薄い緑色、特に黄色い花が珍重される)


過去にズッキーニについて書いた日記:
夏の野菜 ズッキーニについて書いた日記 一覧 2010/08/03



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コメント
この記事へのコメント
栽培者心理から
栽培者心理を、少し想像してみました…。
大きな家庭菜園をされているとのこと、きっと今の時期はどんどんいろんな野菜が採れていることでしょう。おそらく食べても食べても、食べきれないはず。
そうなると、採っても食べきれないから、そのまま畑にならせておくわけです。当然、野菜は太る…。
「ああ~、もうこれは手に負えない!採ってしまって、誰かにあげよう!」
もうその時点では、そこで採らなければそのまま採らずに終わって、枯れさせてしまう…くらいの段階なので、とことん採るのです。もしかしたら、もう最後で、ズッキーニの株自体を畑から採ってしまうのかもしれない。
「ちょっと多いけど、多すぎるならまた誰かに新鮮なうちにおすそわけしてもらって、無駄にならなければいいな」と思いつつ、お持ちになった…のでしょう。
最近の私の経験から、想像してみました。終わりごろはだんだんやけっぱちな気分になってきます。
この想像が当たっているなら、小さいものは望んでももうなかったのかも…。
2010/08/07 | URL | すぎちゃん  [ 編集 ]
Re: 栽培者心理から
v-22すぎちゃんへ

野菜って、育ちだすとドンドン育つのがネックなのですよね。でも、ズッキーニに関しては、8月末くらいまで次々に花が咲いて実をつけるので、適当な大きさのをお裾わけしようと思ったら、できるはずなのです。

田舎で本格的に家庭菜園をしている人たちがお裾わけをくれるときには、どんな野菜でもやたらに大きくなったのをくれます。ジャガイモなんかも、私のゲンコツ3個分とか4個分とかの巨大サイズ(高級品種はピンポン玉より小さなジャガイモなのだけれど)。インゲン豆も最高に大きくしたものをくれる。大きいのをあげた方が喜ぶと思っているとしか思えません。

フランスで家庭菜園をしている人は、2つに分けられると思っています。

1) 生粋の田舎育ちの人:
食料を自給するために菜園を作っているので、ともかく大きく育てるのが一番だと思っている。食べきれない野菜は冷凍や瓶詰めにして保存する。飼っている鶏なども、いっぺんに絞めて、まず冷凍してしまう。冷凍庫はイノシシ1頭入れられるくらいに大きなのを持っている。

2) 都会育ちで、趣味で家庭菜園をしている人:
新鮮な野菜、店では売っていないような上質な野菜を食べたくて菜園をつくっている。野菜は、大きすぎない方がおいしくて良いと思うし、冷凍したり瓶詰めにしたりするくらいなら、店で買ったものの方が美味しいと思っている。

フランス人は大食漢だし、人を大勢集めて食事をふるまう機会が多いので、大きく育てるのを喜ぶ人たちがいるののだ、と感じています。日本では、いくら田舎の人でも、巨大なサツマイモを作って喜んだりしないのではないかな?... 

ところで、いただいた巨大ズッキーニ。話しに聞くように中がスカスカになっているのかを見てみたいと思っていたのですが、「欲しい」という人があったので何本かあげてしまいました。その人は「こういうのは美味しくないのだ」と言いながらも、夏にはバーベキューパーティーが多いので便利な食材だと思ったようでした。
2010/08/08 | URL | Otium  [ 編集 ]
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