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2010/09/24

文化遺産公開日に行ったオーセールの町 その2


文化遺産公開日なので、色々と普段は入れないところを見学しようということで出かけたのに、昼食が長引いたこともあって、目的地にしたオーセールの町に到着したときには午後3時を回っていました。

それで、まともに見学できたのは2カ所だけ。それでも、行った価値があるものを見れたので満足でした。


サンジェルマン大修道院のクリプト

9~18世紀にかけて建立されたというサンジェルマン大修道院(Abbaye Saint-Germain d'Auxerre)。立派な修道院ですが、私たちのお目当ては初期につくられたクリプト。

圧巻でした! 古い教会にあるクリプト(地下聖堂)はよく見学するのですが、こんなに広くて雰囲気があるところは他に見たことがあったかな?…

後の時代に塗られた漆喰をはがして出てきた壁画は、修復は全くしていないそうなのに、かなりの保存状態でした。

一般には公開されていないと思って行ったのですが、最近は見学できるようになったそうです。でも、ガイドさんによれば、ラスコーの壁画のように、いつ一般公開を止めるかわからないとのこと。

写真撮影は禁止だったので、画像が見えるサイトへのリンクを入れておきます。
L'abbaye de Saint-Germain

博物館としても利用されているので、そちらも見学しました。見学は全て無料でした。でも、いつでも無料なのかも知れません。最近のフランスでは、パリ市長が市営博物館を無料にしたのをまねて、各地で公営博物館を入場無料にしたところが多いのです。


県庁として使われている司教宮を見学

司教の宮殿だった建物が県庁として使われています。オーセールの町に行くと、ヨンヌ河のほとりから、サンテティエンヌ大聖堂(Cathédrale Saint Etienne Auxerre) 11~16世紀に建設)をバックにして司教宮(Palais épiscopal)を眺めることができるのですが、よく見えません。



県庁に行く用事があれば入れるでしょうが、この中にある県知事さんの部屋の方は、何か特別なことでもなければ入れない場所でした。

宮殿の敷地に入って、中庭から見た眺めです。



下の階はロマネスク様式の柱がならぶ回廊がありますが、ここが県知事の執務室。その上の階にはバルコニーがあって、パラソルなどが見えたのですが、県知事の官舎として使われているそうです。

このロマネスク様式の回廊が気に入りました。


Galerie romane

回廊の長さは20メートルとガイドさんが言っていたかな?… これが県知事の執務室の窓になっているわけです。



こういうお部屋で仕事したいな…。
とはいえ、ご趣味なのかも知れませんが、お机の方はオソマツに見えました。



ともかく、ヨンヌ県庁は素晴らしい環境の職場。庭のテラスや県知事さんの部屋の窓からは大きな川を挟んで田園風景も見えるし、お散歩するのに適したフランス式庭園も小さいながらありました。

でも、ここに拠点をおいていたオーセールの司教さんは「大聖堂の裏側にあるのが気に入らない」のを理由に別の場所に引っ越したので、19世紀に歴史的建造物の保存運動がおこるまでの間は放置状態になっていたなのだそうです。

フランスにある立派な歴史的建造物は行政が使っていることが多いです。なので、県知事さんのオフィスはどこも立派なのでしょうけれど、ここは気に入りました。

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