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2010/10/08

楽しかった農村散歩 その7目次


ブルゴーニュの田舎を散歩していたときに出会った山羊たち(クイズ: なぜ山羊たちは走り去ったのでしょう?)のミルクでチーズを作っている農家に行きました。

こんなに山羊たちを可愛がっている農家が作るチーズは絶対においしいだろう、と確信したからです。


マコネの山羊チーズ

今回のシリーズで書いている散歩をしたのは、ブルゴーニュ南部のマコン市周辺地域。山羊のチーズ(シェーブル)の生産が盛んです。

「マコネ(Mâconnais)」と呼ばれる地域で、ワインに詳しい方だったら白ワインの産地の名前「マコネ」としてご存じかもしれませんね。

同じ地方なので、マコネの山羊チーズとワインのマコネはとてもよく合います♪
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フランスには有名な山羊のチーズ産地もありますが、生産量から言ったらマコネが一番多いと聞いたこともあります。

でも、日本にはマコネの山羊のチーズは入っていないのかとも思いました。
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地元を離れると入手しにくいチーズなのです。お隣のコート・ドール県でもしかり。もちろん山羊のチーズは売っているのですが、もっと遠くで作られているものの方が一般的。マコネの山羊チーズが欲しいと思ったら、大きな町の有名チーズ屋さんとか、朝市で探すしかありません。

最近の日本では「地産地消」という言葉を耳にするようになりましたが、不思議に思ってしまう言葉です。だって、美味しいものは地元の人が先に食べてしまうのが普通ではないですか?

ともかく、マコネ地域では山羊チーズがたくさん生産されるので、どの農家で山羊のチーズを買うかは、よりどりみどり!

でも、この散歩したときに出会った農家の山羊のチーズはおいしいだろうなと思ったのは、山羊たちを大切に育てていると見えたからでした。私が山羊チーズ農家を選ぶときの条件を満たしていました。

(1) 牧場に放牧している
これは私の第一条件です。山羊のチーズがおいしいので買付けに行っていた農家だったけれど、手間がかかる放牧をやめて小屋の中で飼うことしてしまった農家には買いに行かなくなっています。

(2) 山羊の食べ物に気を配っている
山羊たちが大好きな野生の梨を食べさせているのを見たのですが、他にもありました。夕方の乳しぼりをした後は、刈り取りの終わった穀物畑に山羊たちを放って、そこで不足している栄養をとれるようにしていたのでした。実は、夕方、私が泊っていた部屋の外に出ると山羊の群れが見えたのです。遠くに見えるのが出会った山羊たちだと分かってからは、夕方には山羊たちの姿が見えるかと探してしまいました。

(3) 山羊の子育て期にはチーズを作らない
そうするとブランクの時期ができてしまうので、1年中ヤギのチーズを作るところもあるのですが、不自然なのは良くないではないですか?


チーズづくりを見学

もちろん、散歩で農家の人と出会った後にはチーズを買いに行きました。とても美味しかったです。山羊のチーズを買いにいくのは「ここ」と決めていた農家のチーズと比べて、どちらが美味しいかとは言えません。

でも、1週間余り滞在して親しんだ山羊たちのチーズの方に好感を持ってしまいます。ちょっと不便なところにあるので、いつもここに買いに行けるかどうかわからないけれど、お気に入り山羊チーズ農家のリストに入ったのは間違いなし。

滞在を終える日の朝には、家に持ち帰るためのヤギのチーズをたくさん買いに行きました。

工房を覗かせてもらうと、奥さまが固まったミルクを容器に入れて固める作業をしていました。




ミルクに凝固剤を入れて固まった状態のものを見せてくれました。


cailléと呼ぶ状態

「お豆腐みたい!」
そう言ったあと、農家の人にトウフを知っているか聞いてみたら、「知ってる、知ってる」との返事。お豆腐に似ているというのは理解してもらったようです。

マコネのヤギのチーズは特定の大きさがあるのですが(直径4~5センチ、高さ3~4センチ)、ここでは普通より大きいサイズのも作っていました。大きさが違うと味が少し変わるので、「おもしろいから」作っている、とのこと♪

この後には容器に入れたものから水分が抜けて固まっていきます。

山羊のチーズづくりを見せるビデオがあったので入れておきますね。マコネのではないようですが。




こういう生き方ができる人が羨ましい…

冗談を連発して、とても明るいご主人でした。奥さまの方も、とても良い人のよう。

農業をしているのに100%満足、というお家でした。
生き生きと生きている人(変な言い方!)に出会うのは嬉しいです。

この小さな集落で農村らしい魅力があるのは、この農家があるからだとも思ってしまいました。まず、可愛いヤギたち。それから、散歩していると、ご主人が「趣味で飼っている」というサレルス種の牛、後継ぎの息子さんが「趣味で飼っている」ガチョウ、カモ、ニワトリなどにも出会いました。

なぜ牛を飼っているかというと、山羊たちが食べない草があって、それを食べさせるために牛を少し飼うことにしたのだそうです。山羊が残してしまうのは、シロツメクサだったか、アカツメクサだったか、忘れてしまった! このクローバーのような牧草の、赤だったか白だったかの方は山羊が食べないのだそうです。

この農家が飼っていたサレルス種の牛(Salers)はフランス中部オーベルニュ地方の牛で、他の地域ではほとんど見かけない種類です。飼育が難しいのではないかな?… それを「面白いから飼っちゃった」と言うご主人。

「サレルスの牝牛は、赤ちゃんをそばに置かないと乳を出してくれないのでしょう?」と言うと、「そんなことを地球の裏側にある日本の人が知っているの?!」と、大げさに驚かれました。たまたま聞いて、面白いから覚えていただけなのですけど! でも、ご主人の返事から、「赤ちゃんをそばに置かないと乳が出ない」というのではなくて、「乳の出が悪い」というだけのようだと察しました。

ウィキペディアには、赤ちゃん牛を前足にくくりつけて乳を搾っている写真が入っていました。可愛いというか、可愛そうというべきか…。でも、そういう頑なな雌牛の精神って好きです。乳を出すのは私の赤ちゃんのためなのよ! という態度でしょう?

チーズを買いに行ったときには、馬とロバもいるから見て行くように言われて、農家の裏側に回って会いに行きました。



近所の子どもたちのために飼っている家畜を動員してイベントをすることもあるそうで、そのときの写真アルバムを見せてもらいました。

色々な家畜を飼いたいから飼っちゃう、というのができるなんて、羨ましい…。

60年代後半にフランスで学生運動がおこった後、現実に幻滅した若者たちが田舎に理想を求めて羊飼いになる、というのがありました。この農家の人と話していて、確かにこういう生き方が理想だろうな、と思いました。

実際には、フランスの農業者の中では家畜飼育というのは一番収入が少ない分野なのです。1日に2回の搾乳をするのは、とても大変な仕事。でも、こんな風に生きられるのが一番幸せではないかと思いました。散歩の話しだけを書きましたが、建造物や自然もとても美しい村でもあるのです。

7回に渡ってお散歩したときの日記は今回で終わりにするつもりだったのですが、もう一つ加えます。
続きへ


ブログ内の関連記事:

目次: 乳製品(チーズ、バター)に関して書いた日記

ヤギのチーズの種類について書いた日記:
ヤギたちの住む村 2010/08/08

フランスの学生運動について書いた日記:
5月革命から40年 2008/05/05


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コメント
この記事へのコメント
上げ足を取るわけではありませんが、思い込みがあるようなのでコメントさせてください。
「美味しいものは地元の人が先に食べる」と言われていますが、逆ですよ。美味しいものは商品価値があるので、外に売るのが普通です。アメリカではアイダホポテトが有名ですが、アイダホの人はアイダホポテトは食べられないそうです。また、スコットランドの地元ではウイスキーは飲んでいないらしいですよ。
2010/10/08 | URL | 豊栄のぼる  [ 編集 ]
v-22豊栄のぼるさんへ

コメントありがとうございます。へそ曲がりなので、時々常識を欠いたことを考えてしまっています。例えば、日本ではゴミ箱を撤退しているのも、おかしいのではないかと思ったりします。「ゴミは持ち帰りましょう」という言葉が書いてあると、とても冷たいと感じてしまうのです。いづれはどこかに捨てるわけですから、日本が美しくなるわけでもないのに...。

>美味しいものは商品価値があるので、外に売るのが普通です。
⇒ 作る人にとってはそれが普通なのでしょうが、残念だと思ってしまうのです。私の書き方も悪かったですね。おいしいものは地元の人たちが先にとる権利があると思うのです。でも、外に出ていけるのは高く売れるか大量生産している商品で、その条件がない場合には美味しいものは地元で消化できる、ということになりませんか?

このテーマは、数年前の日記にも書いていました:
http://plaza.rakuten.co.jp/bourgognissimo/diary/200502210000/
まだ地産地消という言葉を私は耳にしたことがなかった時期だったように思います。

特別に美味しいものは、やはり地元でないと手に入らないと思うことが多々あります。イタリアでは普通に買える大きくて美味しいレモンなども、フランスには殆ど入ってきていません。日本でも、地方に行って味わう魚や野菜でそれを感じます。

日本は外に出したがるのではないかとも思うのです。フランスに比べると、日本では、食材にしても、レストランにしても、おいしいものは東京に集まる傾向がある。それで日本では地産地消を進める動きがある。フランスだったら、わざわざそんなことをスローガンにして運動するようなことはしないで良いのではないでしょうか?

フランスのコニャックも、生産量の8割か9割が外国に輸出されていると思います。でもコニャックは、もともと関税で有利だったのを利用して輸出向けに発展したものだし...。

経済的に貧しい国で、地元の人が食べたいのに食べられないという状況は悲劇ですね。でも、豊かなところだったら、輸出用はそれでおいておいて、地元の人はもっと安くて美味しいものを食べているかもしれない。コニャックも大半は外国に出てしまうわけですが、それが残念とは感じません。他にもおいしいブランデーはたくさんありますので。

>スコットランドの地元ではウイスキーは飲んでいないらしいですよ。
⇒ イギリスに親戚があるのでよく行くフランス人からも、「スコッチウイスキーは地元の人たちは飲まない」と、私も聞いたことがあります。あれは外国向けのブランドで、地元の人たちが飲んでいるのは安くておいしいウイスキーで、「それが素晴らしくおいしいのだ!」と話しが続いていたような気がします。
2010/10/08 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん、こんにちは。このところごぶさたしていて久しぶりにおじゃましました。相変わらず興味深い話題ときれいな写真ですね^^まとめて読んで読書の秋気分です♪前にどなたかコメントされていましたが、書籍化されたらいいのに、と思います。

ところで「地産地消」のお話ですが、確かに豊栄のぼるさんのおっしゃるように「美味しいものは地元に残らず外に売る」という一面はあるようですね。ブルターニュでも獲れた魚介類で美味しく見栄えがして商品価値の高いものはたいていランジスの市場に行ってしまう…と聞いたことがあります。日本ですといいものはみんな築地に行ってしまうらしいですし。

でも、地味であまり見栄えがしない、あるいは、いたみやすいので流通が困難な、だけど特別に美味しいものってやっぱり地元でないと味わえないですね。日本でも農家が自分の家用にちょこっと作っているお米や野菜はすごく美味しかったり。ちょっとずるいなぁとは思いますがそれはやはり地元の特権ですよね。

確かに日本は外に出したがりますね。また、外から入れたがる傾向もある気がします。デパートの地下に行くといまや日本全国どころか世界各国の食品が手に入るので旅行先でお土産を買い忘れてもだいじょうぶですし^^;

ある土地で採れるものはそこに住む人々(というか生き物)の身体にあっているので健康によく、よそ(特に気候条件が極端に近いところ)の食べ物ばかり食べていると健康を害する、という考えがあるそうですね。通っている鍼灸院の先生が「中国に留学中、北京の地元料理は味が濃くて油っこすぎてあまり口に合わないので日本食やあっさりしたものばかり食べていたら、寒さの厳しい冬の北京では身体がもたず、しまいには倒れてしまい、地元の料理をなるべく食べるようにしたら元気になった」と言っていました。…完全に話がそれてしまいました。すみません。

2010/10/09 | URL | ぶるとんぬ  [ 編集 ]
幸せそうな生き方をしている人たちの暮らしの、「建造物や自然もとても美しい村でもある」というのが気になりました。
そのお話ももっと聞きたいな~。

「おいしいもの」の地産地消について、私のまわりで思いうかぶのでは小さな規模の野菜や果物です。アイダホポテトやスコッチウイスキーというブランド商品とは事情が違うだろうと思いつつ、私のまわりの地産地消を…。

私のまわりの小規模の野菜や果物は、味うんぬん以前に「見た目」問題で作り手の口に入るか入らないかが分かれます。見た目が悪ければ(形や大きさが規格外なら)、商品になりませんから、手元に残ります。見た目が悪いのは多く出るので、作った人が食べるのに足りないということはまずありません。あと、トマトやいちじくなどちょうど食べごろの熟した状態で採れたものなどは、買う人の手に届くまでに古くなるので、最高においしい状態で作り手の口に入ります。…ただ、出荷といっても、自分で食べるか、近所の直売所で売るかの違いの、かわいい違いです。

ちょっと規模の大きめの話としては、私の住む町はジャージー牛乳や、黒豚、お米、大根、シイタケなどがおいしいといわれています。全国的にすさまじく有名なわけではないせいか、地元でジャンジャン消費されています。お米は、外部からの引き合いも多いらしく、「1俵でも多く出して下さい!」と農協から呼びかけがありますが、やはりみんなお米は自家用や親戚用を確保して、その残りを売っているようです。
2010/10/09 | URL | すぎちゃん  [ 編集 ]
 とってもとってもお久しぶりです!!
このところ、この歳になって、パソコンの学校なんぞに行き始め、もう家ではメールをチェックするぐらいしかパソコン開いていなかったものですから・・・・久しぶりに、Otiumiさんのブログを拝見し、あ~~~~なつかしい、ブルゴーニュ!!と感激しております。
 山羊のチーズ、チーズの中でもとりわけ山羊のチーズが私は大好きです。
 それにしても、日本の山羊のイメージは、真っ白なのに、そちらの山羊さん、茶色いし、大きいし、画像を見たときにはお馬さんかと思っちゃいました。美味しいチーズのできる、品種なのでしょうか??
もうそのことは、最初にふれられていたとしたらごめんなさい。まだよく読んでいないものですから・・・。
 これからもOtiumiさんのお話、楽しみにしています!
 
 
2010/10/09 | URL | ママン  [ 編集 ]
v-22ぶるとんぬさんへ

>ブルターニュでも獲れた魚介類で美味しく見栄えがして商品価値の高いものはたいていランジスの市場に行ってしまう…と聞いたことがあります。
⇒ ブルターニュの魚介類は優れているので、そうかもしれないですね。有名な青いオマールなどはその典型かな?... でも、ブルターニュの帆立て貝が手に入ったときに刺身にしたらものすごく美味しかったので、また見つけて買いたいと思って何年もたつのですが、まだ出会えずにいます。フランスも、パリにいたら全国から優れた物産が入ると感じられるでしょうけれど…。

ランジスには、魚屋さんの仕入れに同行させてもらって見学したことがあるのですが、全く大したことがなかったです。築地には「どうやって食べるの?」と聞きたくなる魚介類がありますが、ランジスではフランスの普通の魚屋さんで売っているのを見たことがあるのばかりでした。ノルマンディーの漁港にある魚市場の方が珍しいものを売っているのではないかと思ってしまったほど。築地は何度でも行きたいですが、ランジスの魚市場は一回の見学で十分だと思いました。

>日本でも農家が自分の家用にちょこっと作っているお米や野菜はすごく美味しかったり。ちょっとずるいなぁとは思いますがそれはやはり地元の特権ですよね。
⇒ 何を「おいしい」とするかにもよるでしょうね。私はそういう現地ならではの食材に感激します。地元の特権はあるべきだと思うのです。

日本はブランド志向が強すぎませんか? 伊勢海老も、一番たくさんとれるのは茨城県なのだそうですが、伊勢エビとしてた方が高く売れるので、いったん伊勢に運ばれてから売られるのだと聞いたことがあります。ブルターニュの青いオマールも同じようなことをしているかな?... でもフランスは産地表示の規制が厳しいので、できないのではないかという気がします。

>デパートの地下に行くといまや日本全国どころか世界各国の食品が手に入るので旅行先でお土産を買い忘れてもだいじょうぶですし^^;
⇒ 本当に日本は何でもありますね。フランスのものも、フランスで探すより簡単に見つかる場合が多々あります。わざわざフランスからお土産を持っていくのもめげます。だって、日本には何でもあるので!

>ある土地で採れるものはそこに住む人々の身体にあっているので健康によく、よその食べ物ばかり食べていると健康を害する、という考えがあるそうですね。
⇒ そういうのがあるでしょうね。長年の歴史からできた習慣というのは、学者さんが「これが良い」というのより確かなのではないでしょうか。イスラム教で豚肉を食べないように禁じているのも、風土から生まれた生活の知恵なのだろうと思えます(現代ではもう教えを変えても良いとは思うけれど)。
2010/10/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
v-22すぎちゃんへ

>幸せそうな生き方をしている人たちの暮らしの、「建造物や自然もとても美しい村でもある」というのが気になりました。そのお話ももっと聞きたいな~。
⇒ 他に書き残しておきたい日記があるので、この村の話しは一段落しますが、また書きますね。10日ほどいたので村の人たちともおしゃべりする機会があって、こういう村を何と表現して良いのかな?... と迷う点もあったのです。憧れるような美しい小さな集落だし、みんなで仲良く村人のイベントをしたりしているので、「こんなところに住めるなんて、いいな~♪」と思うのですが、それは旅行者の印象が強すぎるかもしれないとも思いました。理想的に見える村長さん(女性)と長々おしゃべりしたのですが、ご苦労も多いらしくて、「次回の選挙では立候補しない」と言っていました(つまり、何をしても文句だけが来るらしい!)。

>見た目が悪いのは多く出るので、作った人が食べるのに足りないということはまずありません。
⇒ それが羨ましいです。私など、東京に帰ると、1週間くらいは買い物に行っても野菜に手がでなくて困ります。だって、3本セットのキュウリが3本とも同じサイズというのは、どう考えても不自然で気持ち悪くなってしまうからです。そもそも、野菜がラップで包まれているのも食欲を失わせる…。

九州に行ったとき、店先に知り合いの農家が作ったらしい野菜が少し置いてあって、白菜がすばらしく美しいので眺めてしまいました。お店の人に「こんな白菜を買って東京に持ち帰りたいけれど、大きすぎるので諦める」と言ったら、「都会の人が見ると驚くらしいですね。私たちには普通なんですけど」との返事が返ってきました。これが田舎に住む特権だと思います。

>あと、トマトやいちじくなどちょうど食べごろの熟した状態で採れたものなどは、買う人の手に届くまでに古くなるので、最高においしい状態で作り手の口に入ります。
⇒ これも強みですね。フランスではスペインで大量生産されるトマトがたくさん入ってきているのですが、「トマトの味がない」というので批判のやり玉にあがっています。海岸の砂地をハウス栽培する農場にした成功プロジェクトらしいですが、スペインを旅行したときに見えたので入ってみたら、出口が見つからなくなって(観光客のための道路標識なんかないから当然!)、どこまでも広がっている温室ばかりの地帯から一生抜け出せないのではないかという恐怖を覚えました。スペインではちゃんとおいしいトマトを食べているのですけど、フランスまでの輸送に耐えるように青いうちからトマトがトラックに乗るのでしょうね。

食通のフランス人と朝市に行くと、絶対に地元産を優先して買っています。イチゴやアスパラなどには有名産地があるのですが、地元産はやはり新鮮なのでおいしいです。フランス人の場合、地産地消をしようと意図しているわけではなくて、単純に「地元の方がおいしいから」と言う理由だと思います。

>お米は、外部からの引き合いも多いらしく、「1俵でも多く出して下さい!」と農協から呼びかけがありますが、やはりみんなお米は自家用や親戚用を確保して、その残りを売っているようです。
⇒ 昔の日本の農家は、お米は売って、麦を食べていたでしょう? そういう時代は終わって良かったと思います。
2010/10/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
v-22ママンさんへ

>久しぶりに、Otiumiさんのブログを拝見し、あ~~~~なつかしい、ブルゴーニュ!!と感激しております。
⇒ お久しぶりです! ブログの更新もないので、パソコンが壊れたのをきっかけにパソコンは使わなくなったのかな... などと想像していたのですが、パソコン教室に通われていたとは! お元気そうでなによりです♪

だいぶ前、シャロルの町に久しぶりに行ったので、ママンさんがご覧くださったら懐かしいと思われるかな... などと思いながら日記を書いたりしておりました(http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-443.html)。

>日本の山羊のイメージは、真っ白なのに、そちらの山羊さん、茶色いし、大きいし、画像を見たときにはさんかと思っちゃいました。美味しいチーズのできる、品種なのでしょうか??
⇒ このマコネのチーズができる産地では、茶色のアルプス種が本物(?)のヤギと言われています。白いのも混じって飼われてはいますが。たぶん、品種によってミルクの味も多少は変わるのだろうとは思います。

ヤギは小さくて可愛いと思っていたのですが、道の向こうから大勢やってきたときには、私も「大きいんだな」と思いました!

今後もよろしく♪
2010/10/09 | URL | Otium  [ 編集 ]
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