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2008/07/15
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日本のお祭りでは色々な屋台がでて楽しいのですが、そういう郷愁をそそられるような光景はフランスでは見られないのが物足りないです・・・。
大きなイベントだと、車を利用した店はあります。クレープ屋さんとか、アイスクリーム屋さんとか・・・。 でも、味気ない店構えです。日本のように簡単な屋台はないのは、フランスでは衛生基準がうるさくて不可能なのではないかな?・・・ ◆噂に聞いていた屋台があった♪ 前回の日記(革命記念日の花火大会)に書いた、小さな村の花火大会の後のことです。 花火大会のあとにパーティ会場に行ってみると、サンドイッチやフライドポテトを売る店がでていました。こんな小さな村のイベントで、そういうのが出るのは珍しいのです。 あれ、あれ・・・。これは噂のイギリス人夫妻の店ではないか?!・・・ ほとんど車が通らないような道のパーキングエリアに小型トラックを止めて、軽食を出しているイギリス人たちがいる、と聞いていたのです。 このフランスの僻地とも言える村に住んでいるイギリス人夫婦らしい。そんなところで店構えしていたって、通りかかる車すら少ないのですから、変だ・・・ と、みんなが思っていました。 地元の人たちの中には、試した人がいたようです。近くにレストランはないので必要に迫られたのか? あるいは興味本位で行ってみたのか?・・・ 「恐ろしく、まずい!」と言う人と、「けっこう、おいしい♪」と言う人に分かれていました。どうなのだろう?・・・ と、私は興味を持っていたのでした。 よくできた屋台でした。イギリス製なのかな?・・・ 写真をとっておけば良かった・・・。簡単な調理ができるコーナーがあって、カウンターがあって、車の外装は木目に見えるようになっています。なかなか良くできた車でした。 「フライドポテトの小屋」という名前になっていました。 でも、その「フライドポテト」という単語が単数になっている。「フライドポテトは1個しかないのだろうか?」なんてケチを付ける人がいました。英語にだって単数と複数の違いがあるのですから、そういう間違いをしたことを不思議に思ってしまいました・・・。 ◆イギリス人がフランスで食べ物屋を経営するのは不可解? シャンパンを飲みだした私たちは、イギリス人がフランスで軽食の屋台を開くなんて信じられないよな〜、なんて話しになりました。 第1に、イギリス人は料理が下手だと思っているので、イギリス人がフランス人に食べ物を作ったって売れるはずがない、という心配。 第2に、フランスに来て家を買うイギリス人はお金持ちのはずなのに、なんで屋台なんかやるんだ? という不思議。 でも、田舎の人たちというのは、ご近所でおこることを一部始終把握しています。屋台のそばにも、彼らの四輪起動車が止まっている。つまり、彼らは屋台なんかやっているけれど、裕福な人たちなのだ、と言う人がありました。 どうだって良いではないですか。イギリス人夫妻は幸せそうに見えました。 ◆イギリス人夫妻の屋台 夫婦二人はキビキビと働いていました。このキビキビ感が、とても新鮮です! フランス人は働くのが嫌いなので、つまらない仕事をしていると、ムーっとしているからです。お客商売なのに、無愛想なのが多いのです。 フランスに住んで幸せ♪ という二人の様子が伝わってくるので好感を持ちました。 しかも、男性は、なかなかハンサム! かなりハンサム! しかも笑顔が絶えません! フランス人の屋台で、こんなに愛想が良いことがあるのかな?・・・ 全く記憶にありません。 「こういう笑顔、いいな〜」と言うと、「イギリス人は偽善家なんだ」なんて言う人がいる。フランス人って、イギリス人に反感を持っている人が多いのです。 嫌われるのは、イギリス人は偉ぶっているというのが原因。でも、屋台の彼らは気さくで、感じ良く見ました。フライドポテトでも買ってみたい気になったのですが、子どもたちが行列を作っているので、しばらく待つことにしました。 一緒にシャンパンを飲んでいた一人の女性が、「彼、イギリスの首相、トニー・ブレアに似ているわ」、と言います。 私もそう思ったのですけれど、彼女の連れの男性は、「ラファラン(醜いことで有名だったフランスの首相)よりはブレアに似ているけど・・・」なんて言って、不満げ。 ◆イギリス人たちが作るフライドポテト 彼がハンサムだからなのか、イギリス人が何を食べさせるのかに興味があったのか、ブレアに似ていると言った女性は、屋台に目が釘付けの様子になったようです。 こちらがおしゃべりしているのに、「ハハハ」と笑ったり、「フライドポテトの作り方、彼女は知らないわよ」なんて言ったりする! 私は屋台に背を向けていたのですが、振り返って観察してしまいました。 目撃しました。冷凍と思われるポテトが入った袋を揚げるザルに入れたら、ほんの1分か2分で、もう油から引き上げているのでした。 ポテトは白い状態。 フライドポテトの魅力は、黄金色になって、カリカリなことにあると思うのですが、あれだと美味しいはずがない・・・。試しに買ってみるのは止める気になりました。 実は、去年の夏、フランスに住むドイツ人の家でタルトをご馳走になったら、タルトの皮がほとんど白い状態だったので、恐ろしく不味かったという苦い経験があるのです・・・。 待たせてはいけない! という気遣いからだったのではないでしょうか? でも、フランス人に不味いものを食べさせたら、その仕返しが怖いですよ〜!・・・ ◆なぜ「フランスのフライ」と呼ばれるのか? 特に共通の話題がない人たちとテーブルを囲んでシャンパンを飲んだのですが、イギリス人夫婦のおかげで話題ができてしまいました。 「英語ではfrites(フライドポテト)のことをfrench friesと言うんだって」と言う人がいて、なぜ「フランスのフライ」になるのだろうか?・・・ という疑問が投げかけられました。 その疑問に答えられる人はいませんでした。この日記を書きながら気になったので、Wikipediaで調べてみました。 仏語のページ( Frite): フライドポテトは、ベルギーで生まれたからとするのと、パリで生まれたからとする説があるのだと紹介されていました。フライドポテトが誕生したのは、いずれも18世紀後半となっています。現代的な食べ物だと思っていたのですが、けっこう古いのですね・・・。 日本語のページ(フライドポテト): フランス起源説よりベルギー起源説の方が広く普及している、とあります。 英語のページ( French fries): フライドポテトに関心が深いのか、記述は一番詳しくて、ベルギー、フランス、スペイン説が紹介されています。フライドポテトは今ではファーストフードの代表メニューになっていますから、フランス人たちもフライドポテトは「自分たちが発明した料理だ!」とは頑張らないのではないでしょうか?・・・ ・・・こう書いていたら、フランスのジャガイモの話しを書きたくなりました。けっこう奥が深いのです。それと、私はフランスのジャガイモが大好きなのです♪ そのうち書きます。 最近のフランス、めっきり国際的になりました。都会に移民が多いのは普通だったのですが、田舎でも最近やって来たヨーロッパ諸国の人たちが目立つようになったのです。 ★過去の日記: 助けて、イギリス人たちに侵略される! (2008/03/20) |
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