| Login |
2010/11/28

マダガスカル土産をいただいて その1】 目次


ひと昔前には、フランス人は外国旅行が好きではないのだな、と思っていました。

「フランスには何でもあるから、外国に行く必要はないのだ」、と彼らは言っていました。

海もあるし、山もある。自然も豊かだし、文化遺産もある。
そう言われると、なるほどな… と思ったものです!

フランスらしくないようなところもあるのです。ミニ砂漠みたいなところとか、湿地帯で馬に乗ってカーボーイ気分になれるところとか...。

第一、フランス人は英語が下手だから外国には行きたくないだろうな。それに、食べ物にうるさいので、外国に行ったらフランス料理やワインが恋しいだろうし...。

ところが、いつの間にか、時代は代わって、外国旅行をするフランス人がとても多くなりました。
気がつくと、本当によく行っています。

フランス国内で休暇を過ごすより安く滞在できるという理由で、アフリカや東欧なども人気です。


外国旅行が好きになったフランス人たち

統計を見て確認してみたら、フランス人の4人に1人が年に1回は仕事でなくて外国に旅行しているそうです。その人たちは年に1.6回が旅行数が平均。

フランス人の外国旅行実態 (2009年)
目的地旅行者数滞在日数平均滞在日数滞在が多い国
ヨーロッパ大陸70 %56 %9日スペイン、イタリア
アフリカ大陸15 %18 %11日チュニジア、モロッコ
アメリカ大陸7 %11 %15日アメリカ合衆国
アジア、オセアニア6 %9 %16日   
フランス海外領土3 %7 %20日   
*フランス本土在住者に対するアンケート調査結果。個人的な目的で旅行したケースのみ。
*INSEEのデータを四捨五入したので、合計は100%になっていません。
出所:
Les chiffres clés du tourisme en France - Édition 2010 (PDF)
詳しいデータはこちら(PDF)が、2008年のもので、海外領土に関しては入っていません。


アフリカとフランスの関係

ヨーロッパ諸国に旅行する人が多いのは、地続きなために車でも行けるという便利さもあるでしょうね。

次にアフリカが多かったのですが、これも周りの人たちから旅行の話しを聞いていて「行く人が多いな」と感じていたのと一致していました。

チュニジアは、物価が安いのが人気の理由だと感じています。

モロッコはフランス保護領だったという関係の深さがあります。モロッコ人はフランス人に好感を持っていて親切という定評もあるし、フランス語がかなり通じるので旅行するのには便利な国です。

チュニジアよりモロッコへの旅行者の数が少ないのは少し意外でした。でも、モロッコは住みついてしまうフランス人がとても多いはずです。特にマラケシュには人気があります。身近なフランス人の中にも、マラケッシュに住むことにした人とか、「住みたい」と言っている人たちが何人もいます。

観光以外でもアフリカに行く友人たちがいます。ボランティア活動でしばらく住んだ友達もいるし、アフリカの国を支援するのが目的らしい姉妹関係を持つ会でよく訪問するのだと言う人たちもいます。

聞いたことがないような名前の国々の話しもでてきます。ブルキナファソ、ベナン、マリ、ウガンダ、ソマリアなど...。


むかしの植民地だった関係

どうしてアフリカのそんな国に行くの?、と思うこともあるのですが、聞けば昔のフランス植民地。どうも昔の植民地には親近感を持っているらしい。

フランスの植民地だった国は幾つも知りません。それで調べてみました。

☆ Wikipedia: フランス植民地帝国

ずい分たくさん持っていたのですね。アフリカなどとは本当に関係が深かったのだ…。

ほとんどが独立してくれたから良かったけれど、ずっと背負っていたら、今のフランス経済は完全に破綻していたでしょうね。

どこかのアフリカの国が、フランスから独立できたのは良いけれど、とても食べていけるような状態ではなくなってしまったので、「またフランスになりたい」言ったけれど、フランス政府は断ったとのこと。

植民地をつくるなどという悪いことをしたのだから、最後まで責任を持てば良かったのに...。

残っている南の島々も、今は植民地ではなくて海外領土か海外県。フランス本土と同じようにして、社会保障もしなければならないのですから、フランスにとっては大きな出費のはずです。

というか、海外領土の方は経済的援助しなければならないので、かえって本土より優遇されているようにさえ見えてしまいます。

いつだったか、フランス政府が東京でフランス食品の物産展をやったとき、海外領土の国々は広くて立派な面積をもらって出展していたのですが、ブルゴーニュはお金がなくて来れなかったのです!

フランスの食べ物を集めて日本人に見せるのに、食道楽の地方ブルゴーニュワインが出ないなんて信じられないと思いました。でも、フランス政府が日本人に知ってもらいたいのは、海外領土の島々の特産品だったのでしょうね...。



こんなことを書きだしてしまったのは、マダガスカルで休暇を過ごして帰ってきた友人が持って帰ってきた友人がいたからです。しかも、今年は全く面識がない友人2組が、期せずして同じような時期にマダガスカルに行っていました。

お土産をいただいたので、それをご紹介しようと思ったのに、脱線してしまいました。友人たちがマダガスカルに行った話しを聞いて、この国もフランスの植民地だった時代があったと知ったのです。

続く


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

カテゴリー: フランス人 | Comment (0) | Top
この記事のURL | Rédiger
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する