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2010/12/17

シリーズ記事 【パリ滞在記 2010年冬(目次
その9
パリで見た奇妙なもの (4)


ここ数年、日本に帰ると、奇抜な服装の若い女の子たちがたくさんいるのを見て仰天しております。

フランスでは見かけないな… と思っていたのですが、
ついに先日、やっとパリで出会うことができました♪

目撃地点はバスチーユ広場からのびる大通りの歩道。

その写真を入れた日記を書こうとしたのに、前回の日記ではイントロとしてバスチーユ広場にあった城について長々書いてしまいました。
広場となってしまったバスティーユ城


バスティーユで見た可愛い女の子たち

これは二度と見れないかもしれない!
すれ違ってからそう気がつき、振り返って後ろ姿の写真をとりました。

遠ざかってしまってからだったので(いつも気がつくのが遅い!)、少しピンボケですが、この彼女たちです。



日本のに比べると、おとなしすぎますね。でも、フランスではすごく目立ちました。

タイトルにパリジェンヌと書いてしまいましたが、もしかしたら地方からパリ見物に来た女の子たちかもしれない。ひょっとしたら、日本人観光客かもしれない...。

でも、せっかくの出会いなので、パリジェンヌと思うことにします。



バービースタイル?

私が写真を撮ったのは、自分と同じくらいびっくりしたからなのだろうと思ったらしい男性が笑顔を向けてきました。

私は初めて見たから驚いたわけではなくて、パリでは見かけたことがなかったからなのですけれど、そこで「東京にはたくさんいますよ」と見栄をはっても仕方ない!

この男性は、生まれて初めて見たのではないかな...。

バービーみたいな格好をされたら、びっくりしちゃうよね」
そう言ってきました。

こういうファッションをバービー人形に喩えるものなのでしょうか?

バービーといえば、半世紀も前に出たお人形でしょう? 私のイメージでは、レトロな服の着せ替え人形なのですけど…。

そう言ってきたのは中年の男性だったので、バービー人形しか思い浮かばなかったのかもしれません。



フランスでも、バービー人形がブームになったのは1960年代のようです。

それでも、最近、テレビで「バービー」という名が出てきていたような気もするので、今でも売っているのかもしれない。

楽天市場でバービー人形を検索してみたら、ぞろ~っと出てきました。なので、日本でも流行遅れの人形ということもなさそうですね。



ロリータ・ファッション

年頃の時期でも、私はファッションには全く興味がありませんでした。食べ物に散財するのは気にならないのですが、服飾にお金をかけるのはもったいないと思ってしまう...。

なので、この手のファッションの知識は皆無です。

彼女たちのファッションを何と呼びますか? 私は「ロリータ・ファッション」と思ったのですが、違うでしょうか?…

フランス人の友達にロリータと呼ばれる服装について話したら、「ロリータなら知っている。でも、変だね。フランスで発表された小説だよ」と言われました。

聞いた相手が悪かった。この人も、私と同様に最先端ファッションのことなど何も知らないのです!
 
☆ 楽天市場でロリータを検索
可愛い服がでてきます。 これじゃないかな?...


コスプレ

調べていたら、「コスプレ」という言葉が出てきました。そういえば、どこかで聞いたことがある。

こちらは90年代末に登場したそうなので、今は主流なのかな?…

楽天市場で検索して画像を見てみました:
☆ レディースファッション ⇒ コスチューム ⇒ コスプレ

う~ん、なんだか見えてきますね。

右のようなのが出てきました。

「ラムちゃん」とついたコスプレなので、ラムちゃんという人がいるのでしょうね。

それで「ラムちゃん」を検索してみたら、Wikipediaでヒットしました。なるほど、なるほど。ラムちゃんはビキニ姿もトレードマークなんですって!

やはり同じ世界を生きている人たちの間で楽しむものなんですね。私なんかが「この寒いのに、どうしてそんな格好をしているの?」などと言ったら、しらけてしまう!



コスプレとは、Wikipediaによれば、「アニメ、漫画、ゲーム、歌手等の愛好者または特定の職業の制服・着衣等を好む者が、その衣装を真似て作った服もしくは本物を着て、そのキャラクターや職業になりきったり、他人にその格好をさせること。またはその格好のこと」。

バスチーユで見たピンクの女性たちは、やはりロリータなのではないかな?…
でも、これを見て、「ああ、あのマンガの登場人物だ」と思ったらコスプレになる? 


変装とコスプレ、どう違うの?

コスプレ姿でパリの街を歩く人がどのくらいいるのか知りませんが、フランス人は変装が大好きなので、やっている人は多いのではないかと思います。

人が集まるときにフランス人たちが変装して楽しむのは、数えきれないほど遭遇してきました。

主産者側に「ご招待に感謝します」と示すジェスチャーとしても、その日の集まりのテーマに合わせた変装姿でやって来たりします。パーティーにテーマを決めて、何かそれに関係するものを考えて変装して行くのが義務になっていることもあります。

貸衣装を用意して変装をしたパーティーのことを書いた日記:
フランス人は仮装するのがお好き? 2005/09/29

この日記に入れた写真に見えるように、フランスの昔の漫画や映画や童話の登場人物に変装していた人たちがいたのですが、こういうのはコスプレとは言わないのですよね?

ゴシックというのもあるそうなので、Wikipediaで「ゴシック・ファッション」を開いてみました。

読むのは面倒なので飛ばしたら、ページの中ほどに山高帽姿の男性がいます。これ、ゴシックですか?!

十数年前、友達と二人でパリの薬屋さんに行ったとき、19世紀そのままの服装をした男性が入ってきました。きまっている度合いといったらすごいのです!

「カッコいいな~」と友達に言ったら、私が日本人だから頼みにくいのだと思ったらしくて、その人に写真を撮るOKをとりつけてくれてしまいました。そんなのには慣れているらしくて、良いポーズで収まってくれました。

数カ月たったときに開いた雑誌に彼の写真が出ていて、パリのマレー地区の名物らしいと知ったのでした。でも、彼は19世紀のファッションが好きだからそういう格好をして生活していただけだと思う。今の時代には、彼のアイデンティティーはなくなってしまったのだ…。

ともかく、学んだ言葉はフランス語でも覚えておかないと。コスプレは日本発祥なので、日本語と同じく Cosplay(コスプレ)なのだそうです。

コスプレコンテストらしいフランスのビデオがありました。
PARIS MANGA '10: COSPLAY

でも、私には、普通のフランス人たちがおふざけでやっている変装と全く見分けがつかないです...。




こちらにも…

バスチーユ広場の話しに戻ります。

ピンク色の彼女たちが遠ざかったので、前を向いて歩きだすと、こちらにも変わったファッションの女性がいました。



頭の白いベールに注目したのですけど、どうしてこんなものを被っているの? 花嫁さんのベールみたいではないですか?...

パリでは色々なものを見ることができます!

- パリ滞在記はまだ続きます -


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カテゴリー: パリは外国 | Comment (8) | Top
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
こんにちは、はじめまして。
私もファッションについては詳しくないのですが、普段「バービー」=日本で言う「お人形さん」なのではないかと。
学生の頃から(ここ八年くらいかな?)
ロリータ→ふりふり花柄ピンクリボン、ゴムか編み上げ。カネコ服とか。
ゴスロリ→ゴシックロリータ。モノトーンでレースで・・・。
コスプレ→特定のキャラクターの衣装
V系→ヴィジュアル系バンドの衣装。マリスミゼルのマナ様とか。
という特殊なジャンルがある気がします。
あとは雑誌ごとでJJとか~系とかある気がします。
ベールはよくわからないのですが、ピンクでふりふりはロリィタなのではないでしょうか。
2011/01/22 | URL | ふみ  [ 編集 ]
v-22ふみさんへ

コメントありがとうございます。色々と知らない名前が出てきました。「V系」がウィキペディアの項目になっていたのでスクロールして眺めてみたのですが、ミュージシャンの名前も知らないし、日本語でありながらチンプンカンプン...。ピンクのはロリータとするのにとどめます。
2011/01/24 | URL | Otium  [ 編集 ]
ちなみに
ラムちゃんは、90年代のアニメ「うる星やつら」の主人公です。確か宇宙人だったと思います。

フランスも、近頃は日本のアニメや漫画が大はやりで、日本並に(それ以上に?)コスプレ大会なんかもあって、オタクの私としては嬉しいような、フランスで紹介される漫画・アニメの偏りに憤りも覚えるような…
2016/10/02 | URL | petitpiaf  [ 編集 ]
Re: ちなみに
v-22 petitpiafさんへ

フランスでのアニメやマンガがブームというのは、私は全く実感していないのですが、本当なのですね。1回だけ、「日本の漫画が好き」という小さな男の子を紹介されたことがあったくらいです。「偏り」というのも、どう偏っているのか分からない...。

ずいぶん前のことですが、フランスで「日本の漫画は残酷だから、子どもに見せたくない」と言う人がいる、と日本人に話したら、「そんなことはない」と言って『風の谷のナウシカ』のビデオを貸してくれました。
2016/10/03 | URL | Otium  [ 編集 ]
ナウシカかあ~
それも、あんまり良いサンプルとは言えませんが…(残酷、とまではいかないまでもショッキングな場面もいくつかあるので)
日本アニメの代表作の一つとしてよい名作だとは思いますが。

マンガ・アニメブームはパリとその周辺、またはリヨンやマルセイユなど大都市でないと実感できないかもしれません。
ちょっとおもしろいのは、今30代~40代のフランス人で、男性ならGoldorakとかAlbator、女性ならCandyのアニメを見て育った人が一定数いるんですが、これ日本のアニメなんです。GoldorakはマジンガーZ、Albatorはキャプテンハーロック、Candyはキャンディ・キャンディですが、登場人物の名前や台詞回しはもちろん主題歌もフレンチポップスに変えられて放送されていたので、日本原作だと知らない人もいるようです。
2016/10/03 | URL | petitpiaf  [ 編集 ]
Re: ナウシカかあ~
v-22 petitpiafさんへ

>マンガ・アニメブームはパリとその周辺、またはリヨンやマルセイユなど大都市でないと実感できないかもしれません。

多分そうなのだろうと思っていました。

わぁ~、知らない単語(名前?)が並んでいる~! GoldorakをWikipediaで調べたら、フランスでの平均視聴率が75%なんて書いてあったので驚き。こんど誰かに知っているかと聞いてみようっと。

リオのオリンピックの閉会式で我が首相が登場したときには唖然としました。調べてアニメのスーパーマリオに変装していたと分かりましたけど、1国のトップが恥も外聞も捨ててやってしまうというのは...。ああいうことはブッシュだってプーチンだってやらないだろう、とフランスの友人が言っていたのですが、喜んだフランス人もいたのかな...。

日本のアニメなどでは擬声音が多そうなので、これを仏語に訳すのは大変だろうな... と思っております。主題歌をフレンチポップスに変えるということもあるのだ...。
2016/10/04 | URL | Otium  [ 編集 ]
主題歌だけでなく
北斗の拳もフランスで放映されていた事があるのですが(これを見たフランス人は「日本のアニメは残酷」と言うに決まってる…日本では年齢制限がかかっていたんじゃなかったかな?)、ショッキング度を少しでも軽減するためか、シリアスな台詞の所を全然関係ないギャグに変えたり、吹き替えの内容をかなり改変してあるそうです。
第一、青年漫画のこの作品を子供が見るような時間帯に放映するのが悪い。担当者は中身を見なかったのか?

日本の首相は…恥ですね…私はもう日本の政治には関わらないようにしています…
(ちなみにマリオはアニメではなくゲームです。まあオタク文化の一つですね)
2016/10/04 | URL | petitpiaf  [ 編集 ]
Re: 主題歌だけでなく
v-22 petitpiafさんへ

>北斗の拳もフランスで放映されていた事があるのですが(これを見たフランス人は「日本のアニメは残酷」と言うに決まってる

日本のアニメは残酷だと強く言う人たちがいるので、何かしら槍玉になる作品があるのだろうと気になっていたのです。「北斗の拳(Ken le Survivant)」がありましたか。背景も教えてくださって感謝! 覚えておきます。

>私はもう日本の政治には関わらないようにしています…

フランス人たちが、今の大統領は公約を全部やぶっているとか不平タラタラに言うので、日本の首相はもっとスゴイよと言っております。それでも支持されているのだから、私は何も言えない...。

>マリオはアニメではなくゲームです。

はぁ。教えてくださってありがとうございます。任天堂を喜ばせるパフォーマンスのアイディアだったのだろうとだけ思って気にしないでおりました。
2016/10/04 | URL | Otium  [ 編集 ]
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