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2011/06/03

ブルゴーニュ南部シャロレー地域の旅行 その5】


春になって、牧場に牛の親子がいるのは可愛いものです。



牛やヤギの角を切ってしまう農家が多いのですが、ここは角を生やした牛たちがいる牧場でした。

子牛たちには小さな角が生えかけたところ。5月下旬のことです。

角は小さなうちに切るのだそうですが、とても痛がるのだそう。それで、角を付けている牛やヤギに出会うと嬉しくなります。


お城があった場所を見るのは面白い

ブルゴーニュ南部のシャロレー地域に行ったとき、昔はお城だった建物のB&B民宿に泊まりました。

塔が1つありましたが、言われなければ昔はお城だったとは想像できないようなお家でした。でも、ご近所を見ると、中世に建てられた城があったところなのだな、と分かります。

下は、道路を挟んで向かいのお家。



民家にしてはやたらに立派な石垣。そして、壁には大砲を射るための穴があります。

フランスにいらして、城の廃墟があるところを歩かれたら、民家のつくりをご覧になると面白いですよ。村のあちこちの家が、城で使っていた立派な石を家の壁や塀に使ったりしているのです。


お散歩しながら花束を作る

今年の春は夏のような気候が多くて、夕方には雷がなって夕立になるということが何回かありました。このときも、そんな夕方。

宿に到着したときも雷がゴロゴロとなっていました。

普通、雷がなるのは夏。もうすぐブドウの収穫という季節ですから、ブルゴーニュでは雷の音は「空で神様がワインを入れる樽を転がしているのだ」と言います。

そんな風に嬉しいことを連想してしまう土地なのに、宿の奥様は雷の音に顔をしかめていました。迎えたお客さんのことなど上の空で、「雷が怖い」と繰り返しています。

話しを聞いて納得。

何年か前、城の残った塔の中にあるお風呂場にいたとき、雷が落ちたのだそうです。天井が落ちてきて、部屋に閉じ込められ、恐ろしい思いをしたらしい。そんなことっておきるのですね...。


雨が止んでから散歩に出ました。

こういう天気のときは虹がでるぞ、とキョロキョロしていたら、小さいですが虹が出ました。



同じブルゴーニュ地方とはいっても、私が住んでいる石灰質の土とは違う土地でした。めったに見ない植物があります。

 
Digitale(ジギタリス)

この植物は園芸店でも苗を売っているのですが、ここの野原にはたくさん生えていました。

酸性の土に生える植物のはず。シダなども生えていました。こういう植物があるところでは良いブドウが育たない、と判断しています。

それ以外にも珍しい草が色々ありました。ジギタリスは毒性が強いと聞いているので摘みませんでしたが、散歩しながら花束を作っていきました。



手前に写っているのは私が摘んだ草花。
草だけではつまらないかと、マーガレットや野生のゼラニウムの花も少し入れてみました。

宿に帰って花を飾ったのですが...。

- 続く -



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コメント
この記事へのコメント
ジギタリス
確かにジギタリスはブルターニュでは自然の花畑のように群生しているところがあります。シダ(わらび)もいたるところに生えていますが、ロワール川のお城の周りにもたくさん生えていましたよ。
2011/06/07 | URL | 豊栄のぼる  [ 編集 ]
Re: ジギタリス
v-22豊栄のぼるさんへ

ジギタリスは、やはりブルターニュにはたくさんありますか。「自然の花畑のように群生しているところ」をフランスではよく見るのですが、日本では見た記憶がありません。田舎でありながら人工的な、パッチワークのようなお花畑を作っているのはよくありますが、私は自然の花畑の方が好きです。日本は人口密度が高いので、よほどの山の中にでも行かないと自然のお花畑というのが見られないのだろうと思います。

かなり離れたところで風土が違うのは当然だと思うのですが、ほんの少し離れているだけでも土が全く違うのが面白いです。この春にボージョレーのワイン農家で育った女性とおしゃべりをして野生の蘭が野原に群生しているのが美しいという話しをしたら、野生のランの花なんか見たことがない、と言うので驚きました。

フランスでもシダ(fougère)はあちこちで見かけますが、私にはシダはブルターニュと結びついてしまっています。10年余り前にブルターニュ地方を1カ月かけて旅行したとき、美しいFougèresの町がとても気に入ったのですが、そこの観光キャッチフレーズが「A Fougères, on est comme ça !(素晴らしいというポーズ付き)」だったからです。
2011/06/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
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