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2011/07/11
今朝、庭を散歩していたら、嬉しいものを発見しました。



枯れたかと思っていた銀杏の木があったのですが、根元から新しい生命が生まれていたのです!

茎も弱々しいし、葉も小さいですが、ちゃんと銀杏の葉に見えます♪


2年か3年前の、とても寒かった春のこと。あるいは、もう少し前だったかもしれません。膨らみ始めていた芽がたくさんついた状態で成長が止まってしまったのでした。

広島に原爆が落とされたとき、生き残ったのはイチョウの木だけだったと聞いたことがあります。そんなに生命力が強い木なら、厳しい寒さくらいで死んでしまうはずはない。

フランスでも、時々ですが銀杏の木を見つけます。大木になっているのもあります。だから、私の銀杏の木が育たないはずはないのです。フランス人たちはギンナンを食べないので拾って食べたこともありました。


翌年にはまた新芽がつくかと思ったら、何の変化もなし。
そして、その翌年も枯れ木のままでした…。

フランスの園芸店で売っていた苗だったのですが、すくすくと育って、もう30メートルくらいになっていました。ギンナンの実はなったことがないのですが、秋には見事に黄葉するのでとても気に入っていたのです。葉を拾ってまとめてバラの花のようにして飾ってみたこともありました。

枯れ木はそのままにしておきました。でも、何度か春を迎えても変化がないので、ずっと枯れ木のままかもしれないと思い始めました。



それで、幹に黒い金網のようなものを巻き、下にスイカズラを植えてみました。

幹にスイカズラが絡まって育ったら、枯れ木もそれなりの役を果たせるので。

スイカズラをご存じですか?

フランスでは野原などにもよく生えています。

こちらも生命力が強い植物のようです。

スイカズラという名前は、フランス語で読んだ『トリスタン物語(Tristan et Iseut)』の最後に出てくる植物の名前として覚えました。

媚薬を飲んだために激しい恋に陥ってしまったトリスタンとイズー。この二人が死んだあとにはスイカズラになったのでした。

お話を読んだときの私は、スイカズラ(chèvrefeuille)がどんな植物かをよく知らなかったはず。可憐な花を思い浮かべました。

その後、フランスでスイカズラが生えているのをみたら、少なからず驚きました。垣根になってしまうくらいびっしり生える草なのでした。

悲恋の二人がこれになったというのはスゴイ。怖くなるくらい絡まりあっているのです。

☆ トリスタンとイズーの話しをテーマにした中世のダンス(動画):
Danse Médiévale: Le Lai du Chèvrefeuille - Tristan et Iseut


銀杏の木は日当たりの悪いところにあったので、スイカズラはちっとも伸びませんでした。木の足元にはコケが生えてしまいました。


でも、今年の夏。新芽が出ていたのでした。新芽というのは春に出るものだと思っていたので、探してもみない時期のことでした。

猫が病気でなくなってしまったところ。生まれ変わって銀杏になったような気がしました。ちょうど、埋葬したときに芽がでてきたのかも知れない。

植物っていいな…。

動物だって子どもが残れば命が途絶えなかったことになりますが、やはり親と子は別の存在だと感じるではないですか?

ブログ内リンク:
フランスで育つイチョウにも銀杏がなる 2006/09/16
香りを放つスイカズラ 2009/06/01
クイズの答え: 食欲旺盛なホテルレストランの木 2013/04/17


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