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2011/07/12
フランスの3月というと、雨がしとしと降って、寒くて… というお天気が多いのですが、今年はそういう春がなくて、夏がやってきました。水不足と騒がれもしましたが、暖かいのは嬉しいです。

こういうとき、フランスのお年寄りたちが決まって言うことがあります。
「このツケは必ず回ってくる」

寒いときもありますが、その後には暑い日がやって来るので、私には気持ちの良いシーズンです。日本なら、五月晴れというか、9月の空という感じの清々しさです。


でも、やはり今年は少し異常な天候かもしれません。

前回の日記「死んでいなかった銀杏の木」に書いた出来事があった日、もう一つ気がついたことがありました。

しだれ桜の数枚の葉が、みごとに紅葉していたのです。落ちていた葉を石のベンチに並べてみました。



「日本の品種」と言われてフランスで買った苗木で、ちゃんと花も咲くのですが、紅葉したのは見たことがなかったように思います。

桜の花は日本でたくさん見てきましたが、紅葉するものだったという記憶がありません。インターネットで検索してみたら「桜紅葉」という文字が出てきたので、紅葉するものだったのですね。

それにしても、今は7月上旬です。
日本の桜はこんな時期に紅葉するものなのですか?…


桜が紅葉しているなら、モミジの方はどうなのだろうと思って見に行きました。

ほんのり紅葉している♪



去年モミジが紅葉したときの日記を探しだしてみました。
モミジが初めて紅葉した♪ 2010/11/02

10月中旬の紅葉の写真に比べると、今はまだ色づきだしたというところ。でも、7月初旬から赤くなり始めるというのは少し早すぎますよね。


家庭菜園をしている友達が、今年は例年より1カ月収穫が早いと言っていました。

そう言われて気が付くと、今年は庭の花の咲き方も変です。いつも少し時期をずらして咲く花々が同時に咲いたとも感じたし、夏の終わりに咲く花がもう咲いています。クルミの実のなりかたも早い。

今年は花が良く咲きます。野菜の出来も良い。

この春には芝生を雑草だらけにしてしまいました。タンポポ、忘れな草、マーガレット(日本では「フランス菊」と呼ぶのだと学んだところ)などの雑草が咲き乱れたので、美しいミニ草原を残したくなったからでした。

フランス人、特に田舎の人はきちんとするのが好きみたいです。そんなに広い芝生の庭を作ってどうするの? と私は思ってしまうのですが、芝刈りに追われています。立派なクルミの木さえ、落ち葉の掃除をするのが嫌だと切ってしまったりする友人がいました。

「ニッケル!」という言い方。金属のニッケルがピッカピカという表現らしい。



銀杏と桜とモミジを眺めた日の午後には、近所のお年寄りに会ったので少しおしゃべりしました。

「なんだか心配になってしまうんですよ」

そうお爺さんがおっしゃる。何のことかと思ったら、夏の終わりに群れをなして飛ぶのでうるさい鳥がもう騒いでいるとのこと。

エトゥルノーという鳥なのだそう。そんな鳥は知らないと言ったら、臭い鳥だと説明してくれました。

臭い鳥? 群れをなして騒ぐ鳥?
ヒントをもらってもピンときません。

知らベてみたら、綴りはÉtourneau。日本語ではムクドリと訳されていて、「ムクドリ 臭い」をキーワードにして検索してみたら、出てきたので、その鳥らしい。昔は畑の害虫を食べるとして歓迎されていたけれど、大群が被害を出したりすることがあるのだそう。


ともかく、動植物は天候に敏感なはず。ついでに、お年寄りのいうことも当たる。

今年のフランスは秋が早く来るのでしょうか?...




今年のブルゴーニュワインはどうなるのかな? 雨が少なくて気温も高かったので、良いミレジムになるのではないかと期待しているのですが。

来週は友人たちとワインを買うための旅行をするので、農家の人に聞いてみようと思います。

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