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2011/07/18
先日の日記で、もう秋が来た気配になったような気がすると書いたのですが、それを実感してしまう天気になりました。

雨も降るし、空は暗いし、なによりも寒~い!
それでも夏なので、野外で食事をする機会も多いし、セーターや冬のコートは着たくはない。風邪をひきかけてしまいました...。

天気が悪いのは我慢できるのですが、どうしようもなく気が滅入ることがが発生してしまいました。


フランスで生活するのは嫌だ~! と叫びたくなるとき

友達が新しいパソコンを買いたいからと相談され、機種を選んで購入してあげたのが今回の不幸の始まりでした。

新しいPCをセットをして、前のデータを移してあげて、友達に使い始めてもらいました。「このパソコン、大丈夫なのかな?…」と心配する点があったのですが、案の定、使い始めて数日後にWindowsが立ち上がならくなりました。

ハードディスクが欠陥品だったのは明らか。でも、フランスの店やメーカーは、簡単には故障だとは認めてくれないはず。

こういうことが日本でおこったのなら、いとも簡単に問題は解決するのです。翌日にでも新しい商品を受け取ることができます。ところが、フランスは違うのです。気が遠くなるくらいの手間と時間がかかり、恐ろしく不愉快な思いをするのを嫌というほど経験しています。フランスに住んだことがある方だったら、どういうことになるかを長々と書かなくても想像してくださると思います。

1万円以下の買い物だったら、クレームはしないで泣き寝入りすることにしています。疲れるだけ損ですので。でも、今回は10万円くらいする商品だし、友達の買い物なので、ゴミ箱入りにするわけにもきません。

私が購入を手伝ってセットしたのですから、責任を感じるではないですか?... しかも、友達はコンピュータ知識がほぼゼロなので、欠陥品だと言い張って交渉するのは私の役目です。

気が遠くなってしまいます...。欠陥品だったと認めてもらえるか、私が壊したのだと結論されるかが決まるのには、少なくとも数日や数週間はかかるはずですから。

フランス人に「フランスのサービスは悪すぎる」と言うと、「ここはフランスなんだから、日本と違うんだ」などと冷たい返事をされたりするのですが、自分たちが問題に巻き込まれると、やっぱりカッカとして文句を言っています!




落ち込み込みました。

私がパソコンを壊したんじゃない! というのをどうやって信じてもらえるか?...

生まれたときからフランス人だけれど、イタリア移民2世の友達が役所で法律上の手続きをしようとしたら「フランス人であることを証明しろ」と言われて途方にくれたと話していたのですが、同じ心境だっただろうな...。

身分証明書を見せただけでは足りないらしいのだそう。最近は外国人受け入れ規制が厳しくなったせいで、そんな話しは他でも聞きました。フランスで生まれたら自動的にフランス国籍を取得できるという法律があるのですが(フランスが人口危機だった時代にできた法律だろうと思う)、現政権はそれをウヤムヤにしようとしているらしい。

私が日本人であることを証明しろなどと言われたのに比べれば、「欠陥品だと認めてください」などというのはどうでも良い問題です。震災にあった人たちや、大病になった人たちに比べれば、パソコンが壊れたのなんかは笑い話しくらいに些細な出来事なんだぞ~! とも自分に言い聞かせる。

でも、これからおこりうる不愉快な出来事を想像すると、滅入った気分は収まりません。

パソコンを買った友達の方は、自分が強く言うから心配するな、と言っていました。でも、フランスのクレームするときに強く言ってしまうと、「失礼な物の言い方をする」という叱られて(電話ならガチャンと切られてしまう)、かえって相手を優位にしてしまうので逆効果なのです。


ともかく、不快感でいっぱい。なんにもする気にならない...。

それで思いついたのが、気分転換をすること。
頭の中を空っぽにするために単純作業をすることにしました。

以前に書いていた楽天ブログ「フランスのブルゴーニュから」の記事を、こちらに移動してみることにしました。

やりだしてみると、効果てきめん♪
欠陥品がどうなるかなどという心配事は、頭の隅の方に移動しました。




ここまで書いていたら、雷の音が鳴り響いてきました。こうなりそうな空模様のときにインターネットのモデムを切るべきだったのですが、この日記を転送して終わりにしようと続けていたら、やっぱり回線は切れていました。

慌ててモデムの電話回線と電源を切る。回線を切ったあとで電源を切るのが順番なのだそうです。少なくともフランスでは。

遅かれし? フランスの悪口を言っていたからバチがあたった?…

こういう軽はずみな行為が致命傷になるのですよね。レンタルしているモデムが壊れたときに対応してもらえないというトラブルは頻繁に経験していて(すぐに壊れる欠陥商品なのだと思う)、インターネットが使えるまでに何日かかかるくらいならまだしも、壊れたと認めて交換してもらう交渉に3カ月かかったという例もあるのです。

怖いフランス…。
でも、雨が止んで青空が出たので恐る恐るモデムを接続したら無事でした。奇跡がおきてくれたかのように喜んでしまう瞬間!




ブログの引越しの話しに戻ると、FCブログでは「ブログお引越しツール」を使って以前に書いていたブログの記事を持ってくることができるのですが、楽天ブログからの引っ越しには対応していません。

でも、それを可能にするフリーソフトを提供してくださっているサイトがあったのです。その方法を次の日記でご紹介しますので、ご興味がある方はご覧ください。

- 続く -

楽天ブログからFC2ブログに引っ越しする方法 2011/07/19
初期不良だったパソコンの返品に成功♪ 2011/07/23


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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです。いつもブログ楽しみにしています。
最初はワインについて興味があってたどり着いたのですが、今では毎回楽しみです。
写真が綺麗なので同じ記事を何度も読んだりしています。
とうとう関西でも節電が現実問題として浮上してきました。おかげで省エネのエアコンや扇風機が毎日嘘のようなたくさん売れます。
…私は今、家電量販店で働いているのです。担当はカメラやオーディオといった「趣味」分野ですのであんまり社会貢献はできないのですが。
フランスでは、初期不良の対応は販売店を通さず直接メーカーと交渉になるのでしょうか?
Appleを除外すれば、日本のメーカーは初期不良であっても販売店での交換を指示することがままあります。メーカーによって、販売店からの返品可能/不可能の緩さは異なりますが…返品理由を精査して否というメーカーもあれば、全く精査せずに返品を受けてくれるメーカーもあります。初期不良の目安は購入日より一ヶ月で、それ以降は修理扱いになり、数週間かかります。イヤホンなどはメーカーに修理をだしても、新品交換してくれといわれることあります…。お客さんがサポートに電話したら「買った店で変えてもらって」といわれるケースもよくあります。
パソコンやケータイ、デジカメなどでは初期不良で修理になった場合、代替機を要求するお客さんがよくいます。ひどいひとだと自分で壊しておきながら代替機を出せと言います。
ちなみに電話は切った方が負けです。販売店側はどれだけ購入者側に責任がある場合でも、謝り問題解決のための最善を尽くします。台風の中歩いて商品を取り替えに行ったりします。…販売店側もそのリスクをカバーするだけのなにかがメーカーとの間にあるのでしょうが。
今回のケースではごねれば担当者が代替商品をもってお伺いするケースです。もしくは代替品を送付して交換するタイプ。
・・・ときどき海外のお客さんとの感覚がずれてるなーと思うのですが、それはこういうことだったのですね
2011/07/20 | URL | ふみ  [ 編集 ]
Re:
v-22ふみさんへ

フランスのサービスが悪いのは、消費者にとっては困るのですが、働く立場から考えたら良いことだとも思っています。時々コメントを入れてくださるpepe犬さんが、フランス在住中のブログで「フランスではお客様は奴隷です」と書いていらしたのですが、正にその通りなのです。

日本に住む、うつ病の治療を受けながら家電量販店でアルパイとしている人が書いているブログに出会ったことがあったのですが、頻繁にお客さんからイチャモンをつけられていることを嘆いていました。変な人はそういう弱みのある店員さんを見分けてやっているでしょうから、胸がつまりました。自分が一番大切なのだから、別の仕事を探したら? とコメントしたくなったのですが、オバサンのおせっかいなので思いとどまりました。ブログのリンクを失ったのでその後を追っていませんが、フランスでサービスが悪いのにあうたびに、彼はどうしたかな?... と心配してしまっています。

日本の事情を教えてくださって、どうもありがとうございます。色々なケースがあるのですね。日本で何度か不良品に出会ったことがあるのですが、メーカーに問い合わせても、店に言っても、簡単に解決してくれていました。日本では、問い合わせれば、どうすれば良いか教えてくれるのですが、フランスでは、たまたま親切な人にぶつからないと何も助けてもらえないのだとと覚悟して、何回もコンタクトを試みるので疲れます...。こんなやり方でも消費文化が崩壊しないでいるのですから不思議! でも、どこでも不親切なので成り立っているのだろうな、と思います。

>とうとう関西でも節電が現実問題として浮上してきました。おかげで省エネのエアコンや扇風機が毎日嘘のようなたくさん売れます。
⇒ インターネットで読めるニュースでも話題になっていましたが、現実でもそうなのですね。節電は良いことですが、今回のは「原発をなくすと日常生活に支障がある」という脅しキャンペーンをやられているみたいで面白くなくも思ってしまいます...。
2011/07/22 | URL | Otium  [ 編集 ]
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