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2006/09/06
ささいなことなのに、なぜか忘れられない言葉があります。

その中の一つは、大学時代にアルバイトで行った会社にいた男性の言葉。
「ボクは長野で育ちましたからね。美しい山は毎日見ていたので...」

私の週末に家族で山登りに行って見た富士山が美しかった、という話しがきっかけだったように思います。

そうしたら、美しい山々は毎日見ていたから、わざわざ山登りに出かける気にはならない、とおっしゃる...。

東京育ちの私に強烈な言葉でした。私が見て育ったのはコンクリート地獄でしたから。

フランスでドライブしているとき、窓の外を眺めながら溜め息がでることがあります。ブルゴーニュでは全く平凡な田園風景でも、初めて見たかのように美しさに見とれて感動してしまうときさえあります。

むかし、美しい自然の中で生活したいと憧れたことが、フランスで実現しようとは思ってもいませんでした。


◆森を散歩する楽しさ

昨日の日記(セップ(ポルチーニ)茸だらけの日々!)で書いたレストランで夕食をした翌日の朝には、みんなで森にキノコを探しに行きました。



こういう森の中を歩くというのも、日本ではしたことがありませんでした。




私が一番初めに見つけたセップ(ポルチーニ)!

一番美味しいシャンパンのコルク型の大きさだと見えにくいのですが、マツタケが傘を広げたくらいになると遠くからでも見えます。



昨日はセップに飽き飽きしてきたと書いたのに、明日はまた行くことにしてしまいました!

こちらの広大な森には独りでは散歩にはいけないのですが、キノコ狩りができるとなると、誘ってくれる人たちがいるからです。


◆森にキノコ狩りに行くときの私の姿

いでたちは、捨てた方が良いような古い厚手のジーンズ。それに登山靴。

道を歩くのではないので、こういう完全武装が必要です!

それから、日本で買った痴漢防止ブザーを持ちます。

こんなようなタイプ ⇒ (防犯対策)警報ブザー(ピンク)警報ブザー


キノコ探しに夢中になっていると、いつの間にか皆からはぐれてしまうことがあるのですが、私は大声で叫べないのでブザーがあると便利。

先日行った森でも、みんなで少しずつ間隔をおいて前進したのですが、いつの間にかはぐれてしまいました。

気が付くと、みんなが騒いでいる。

何を見つけて騒いでいるのかと思ったら、姿が見えなくなった私を探している声なのでした! またブザーが重宝しました・・・。


この夏にアルプスに行ったときは、「警報ブザーを持って来るのを忘れたけれど、とても便利なのだ」と、ガイドさんに話しました。ガイドさんもちゃんと笛を持っていました。クレバスに落ちてしまったときのためなのだそうです。

でもクレバスに落ちたら怪我しますよね? そういうときに、笛を吹いている体力があるのでしょうか?... 私のブザーは、紐を外すといつまででも鳴っているという便利なものです。

こういうブザーはフランスでは売っていないらしい。痴漢被害が少ないからでしょうか?

お世話になったガイドさんに、同じものをプレゼントしたくなって楽天市場で探してみたのですが、こういう物は微妙なので注意しないと・・・と気がつきました。

だって、ある日クレバスに落ちることを予想しているようで、縁起悪いではないですか?!


★過去のブログ: 山歩きの楽しさ 【アルプスでトレッキング 1】

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コメント
この記事へのコメント
わぁ~~~
大きなセップですね~。今年は豊作ですか???

きのこ狩りは1回もした事がないのですが、セップは見たらすぐにわかりますか?

私もたくさんのセップに囲まれてみたいです~~~。

森に出かけるときには、警報ブザーがあって便利ですね。こういう使い方があったんですね!

車の警報ブザーの音はよく聞きますが。。やはり痴漢の被害よりも車の盗難の被害のほうが多いのかな~。

ガイドさんにも是非に…と思いますが、ちょっと考えてしまいますね。。。
2006/09/06 | URL | pepe犬  [ 編集 ]
Re:森でキノコ狩り(09/06)
私は長野産まれですがやっぱり森が好き、山がすきです。海は苦手です。

でもきのこ狩りは行ったことがありませんが。

楽しそうですね。
2006/09/06 | URL | HappyHoppy  [ 編集 ]
きのこ狩り~~♪
なんて素敵な響きでしょうか(笑)

美味しそうですよね。あとの料理が楽しみ!

それにあの痴漢よけのブザーってこんないい使い方あるんですね。たしかにこっちでは売ってませんよね。っていうか、いつか日記に書こうかと思ってたのですが、フランスでも電車で痴漢っているんでしょうか・・・?リヨンのメトロはそれほど混みこみに乗ったことないですし。パリは通勤は混んでそうですけど・・・なんか想像がつかないんですよ(^^;

森に行く、歩く。いいな~。フランソワーズ・アルディの曲を思い出したりしました。

いっぱいいいお仲間がいてうらやましいです!!
2006/09/06 | URL | suzuran-rachel  [ 編集 ]
こんにちは
キノコ狩り、いいですね!

私も海と山に挟まれて育ちました。

子供の頃はその有り難みが実感なかったものですが、今いろいろな国へ訪れて、いろいろな景色を見て、改めて自分のふるさとの素晴らしさを実感しています。

母は山に入るのが大好きで、いつも何かしら食べられるものを見つけて来ます。

母は山のない所には絶対に住めない!というくらいの山好きです。

私も今フランスの北部で、平な大地にいると、とっても山が恋しいです。。。

いつも視線の先には山があったから、なんだかそれがなくてただ平だと、とっても落ち着かないのです。
2006/09/06 | URL | moel  [ 編集 ]
Re:森でキノコ狩り(09/06)
私も今日行ってきたばかりです。こちらのポルチーニとは少し色や形状が違うようですが同行したイタリア人がイタリアでは超ご馳走なんだよ~と言ってこればかり探し歩いていましたよ。
2006/09/06 | URL | finsfins  [ 編集 ]
森でキノコ狩り
ブルゴニッシモさんはごぞんじないニュースでしょうか。ロシアの天才的数学者が、世界的な賞を辞退し、仕事もやめてしまった、という話。で、彼の趣味が森にキノコ探しの散歩に行くことだというのです。このニュースを読んで、本読み人間が思い出したのは、トルストイの「アンナ・カレニナ」に、やっぱり学者さんなんですけれど、森にキノコ探しに行くシーンが出てくることでした。これがおかしくて、ほんとはデートで結婚を申し込むつもりだったのに、なんだかキノコの話にしかならなくて、プロポーズのお話はどこかに消えてしまった、というのが、おかしいような気の毒なようなで、印象に残っています。

それにしても、ポルチーニ茸!日本では、垂涎の高級食材ですよー!



わたしは先週、ささやかな夏休みで、信州を歩いて来ました。毎日一食はおいしいお蕎麦でした。
2006/09/06 | URL | Saule  [ 編集 ]
【Re】pepe犬さんへ / わぁ~~~
>セップは見たらすぐにわかりますか?



⇒ 上から見ると間違えやすい茸があるのですが、ひっくり返して傘の内側を見ると見分けられます。



何でも干してしまうpepe犬さんの日記がありましたね。セップを干したら、すごく良い香りがあがってくるのでびっくりしています。ズッキーニも干してみようと思っています。でも、セップを干したら小さくなってしまって、これでは冬を越せないと思ってしまいました。



>やはり痴漢の被害よりも車の盗難の被害のほうが多いのかな~。



⇒ あんなに気楽に、ただの女性友達に触ったり抱きついたりできるフランス男性たちを見ていると、よほどの精神異常でなければ痴漢なんかにはならないと思いません?!
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】HappyHoppyさんへ / 森でキノコ狩り
>私は長野産まれですがやっぱり森が好き、山がすきです。海は苦手です。



⇒ そういうものなのでしょうね。海沿いで育った友達は、海がないと生きていけないみたいに言っていました。



>きのこ狩りは行ったことがありませんが。



⇒ まあ、恵まれた環境でお育ちになったのに、もったいないこと・・・。
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】suzuran-rachelさんへ / きのこ狩り~~♪
フランス人は食いしん坊なので、キノコはかなり競争が激しいです! あまり生えていない年には、まだ誰も行っていない早朝に行かないと手ぶらで帰ってくることも多いので、こういう年は本当に嬉しいです。



>美味しそうですよね。あとの料理が楽しみ!



⇒ 今夜はスパゲッティーにしてみることにしました。



>いつか日記に書こうかと思ってたのですが、フランスでも電車で痴漢っているんでしょうか・・・?



⇒ またまた書きたいと思っていることが一致しました。日本だと普通の人が満員電車で痴漢になりますが、フランスではないのではないかな?・・・ ここ2回は(かな?)私が先を越してしまったので、今度はSuzuranさんが書かれてからインクさせてください♪
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】moelさんへ / こんにちは
>私も海と山に挟まれて育ちました。



⇒ 両方あるなんて、本当に羨ましい環境! 私が一番好きな海の景色は、海に緑がくいこんでいるというものです。



>子供の頃はその有り難みが実感なかったものですが、今いろいろな国へ訪れて、いろいろな景色を見て、改めて自分のふるさとの素晴らしさを実感しています。



⇒ そういうものでしょうね。私は恵まれなかったけれど、普通だったら何でもない風景に感動できるのは幸せだと思うようにしています。



>母は山に入るのが大好きで、いつも何かしら食べられるものを見つけて来ます。



⇒ そういう風に育ちたかったです! こちらでも何かしら見つけられると思うので。



>母は山のない所には絶対に住めない!というくらいの山好きです。



⇒ 海を見て育った友人が何人かいるのですが、同じ反応ですね。



>私も今フランスの北部で、平な大地にいると、とっても山が恋しいです。。。

>いつも視線の先には山があったから、なんだかそれがなくてただ平だと、とっても落ち着かないのです。



⇒ 私は最近でこそ慣れてきましたが、フランスで長時間車を走らせていて、青い地平線が見えると「山だ!」と反射的に思っていました。



ブルゴーニュの平らな地域、それからノルマンディーの友人の家にお世話になったときには、「平らなのが残念だ・・・」などと口走ってしまいました。そうしたら、両方とも車を走らせて絶壁があるところに連れて行ってくれました。でも私にとって「平らでない」のは山か丘であって、断層を見せられても・・・。
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】finsfinsさんへ / 森でキノコ狩り
>私も今日行ってきたばかりです。



⇒ finsfinsさんの奥にもキノコ狩りのシーズンですか。



>こちらのポルチーニとは少し色や形状が違うようですが同行したイタリア人がイタリアでは超ご馳走なんだよ~と言ってこればかり探し歩いていましたよ。



⇒ どんなキノコだったのかな?・・・ ともかく、キノコ狩りは詳しい人と一緒に行くのが一番ですよね。
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】Sauleさんへ / 森でキノコ狩り
>ロシアの天才的数学者が、世界的な賞を辞退し、仕事もやめてしまった、という話。で、彼の趣味が森にキノコ探しの散歩に行くことだというのです。



⇒ 知りませんでしたが、良いお話ですね。こういうの、好きです!



>トルストイの「アンナ・カレニナ」に、やっぱり学者さんなんですけれど、森にキノコ探しに行くシーンが出てくることでした。これがおかしくて、ほんとはデートで結婚を申し込むつもりだったのに、なんだかキノコの話にしかならなくて、プロポーズのお話はどこかに消えてしまった、というのが、おかしいような気の毒なようなで、印象に残っています。



⇒ 「アンナ・カレニナ」にそんなお話しがありましたか。なんだか想像できてしまいます。というのも、フランスに留学してフランス人の陽気さを受け継いだ本当に楽しい先生がいるのですが、同じようなエピソードがありました。戦後間もなくに政府給費留学生になったパリに留学なさったのですが、夢は「パリジェンヌ!」とお友達になること。滞在最後にやっとパリジェンヌとセーヌ河でデートにまでこぎつけ、いざキス!という場面になったら、彼女のイアリングが落ちてしまった。暗闇の中でイヤリングを二人で探し回って時間が過ぎて幕切れ! 私は「イヤリングは彼女のポケットに入っていたのでは?」と言ってしまいました。



>それにしても、ポルチーニ茸!日本では、垂涎の高級食材ですよー!



⇒ わあ、そうなんですか?!



>わたしは先週、ささやかな夏休みで、信州を歩いて来ました。毎日一食はおいしいお蕎麦でした。



⇒ さぞ良いお休みを堪能されたことでしょうね。
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
Re:【Re】moelさんへ / こんにちは(09/06)
ブルゴニッシモさん

わははっは!!!!

断層!!!

わかる!!

見せられる!

そしてこれが大自然だと言われる!

お返事を読んで大受けしてしまいました。

何度あのあたりを通るたびに「ほら~うつくしいだろーう!!!」と言われたことか。。。

あの、崖ならどこにでもあるんですけど、、、

私ロッククライマーではないのであまり崖には興味ないのですけど、、、

と思うが口に出せず、何度「うん、すごいねえ」と行ったことでしょう(笑)
2006/09/06 | URL | moel  [ 編集 ]
【Re】moelさんへ / 断層と山の違い
>お返事を読んで大受けしてしまいました。



⇒ わあ、やっぱりmoelさんも同じように感じられていましたか?!



ブルゴーニュで絶壁の上に立たされたときには仰天してしまいましたよ。その下に海があるわけでもないのですから、なんにも面白くない! 「どうして、こんな所を見せるためにあんなに車を走らせてくれてしまったの?・・・」と思いましたが、「すごい!」と感激したふりはしたと思います。昔のことです。私がホームシックになっているのだろうと連れて行ってくれたのか(だったら効果はなかった)、ここにだって「平らでないところ」があるのだ! と見せたかっただけなのか?・・・



>断層!!!

>見せられる!

>そしてこれが大自然だと言われる!

>何度あのあたりを通るたびに「ほら~うつくしいだろーう!!!」と言われたことか。。。



⇒ エトルタのように象の鼻なんかがあれば「おもしろいな」とは思うのですけど、「美しいだろう♪」と言われてしまうと・・・。



コルシカ島の海岸線はとても美しいと思います。フランス人もコルシカ島は美しいと言う。それなのに、どうして彼らが、あの絶壁が美しい大自然だと感じるのか不思議でなりません・・・。
2006/09/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
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