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2006/08/21
今年の冬、サン・ヴァンサン・トゥルナントというワイン祭りに行ったとき、私にとっては大きな発見がありました。

◆エスカルゴ専門店を発見!

祭りの会場にエスカルゴを食べさせるレストランができていたのですが、これはエスカルゴを専門に売っている店がやっていたのです。



ここでお昼を軽く食べたのですが、エスカルゴがおいしい!

アルミホイルのお皿は見た目も悪いのですが、おいしい! 一皿食べ終わってから、もう一皿おかわりしてしまいました。

聞けば、シャブリというブルゴーニュの白ワインで下味を付けているとのこと。それだけでもないないと思う。エスカルゴを煮るときには、ワインのほかに野菜や香草などの味付けがあります。それに、エスカルゴの殻付き料理の場合、バターの質にもかなり左右されます。

このバターとパセリをペーストにした調理法では、胃にもたれないのが一番。それを満足させてくれる調理でした。

2ダースで止めましたが、もっと、いくらでも食べられる...。

もちろん、後日はお店の方にも行きました。



冷凍していないフレッシュ・エスカルゴの真空パックです。
お値段も見えてしまうと、日本でエスカルゴを召し上がる方にはお気の毒...。1個50円くらいです。


これを買ってオーブンに入れれば良いだけなのです。

それまでは、野菜と一緒に煮たエスカルゴの瓶詰めを買っていたのですが、自分で調理する気にはならなくなりました。

色々買いましたが、ここのお店のくらい、軽くて、いくらでも食べられる下ごしらえには出会っていません。

エスカルゴは養殖ではなく、野生のものを使っているとの説明でした。

でも、販売できるほどの量をブルゴーニュで捕まえられるはずがない...。東欧から来ているのではないかと思うのですが、聞いては悪いような気がするので追求質問は遠慮しています。


◆「エスカルゴがあるから食べにいらっしゃい♪」

先週、そう声をかけてくれた友達がありました。



友達の家でトランプをしている人たちがあって、その休憩時間の夕食で食べるようにと、自分で捕まえて下ごしらえしたエスカルゴを持ってきていたのでした。

非常においしかったのです。エスカルゴが柔らか~い!

久しぶりに本物を食べたら、エスカルゴ専門店のも、これにはかなわないと思ってしまいました。

何が、どう違うのか?... いつも、エスカルゴを捕まえて料理したものを食べさせてもらうと、そう思います。

でも、そういうのを食べることができる機会は少ないので、せめて市販のおいしいエスカルゴを探さざるをえないのですが...。


◆「エスカルゴは追い駆けない」と言う人がいた

テーブルには7人いました。上の写真の量だと全然足りない!!!

夕食会ではなくてトランプの休憩時間の食事だったので、簡単な食事にしなければと思ったのでしょう。それに、もう少し人数が少ないと思ったのかも知れません。

ともかく私は飛び入りだったので、足りないなんて思ってはいけない立場だったのです!

小食だと思っている私だって、12個食べたあとには、まだ食べ足りない気がしました。

2ダース食べたかった...。

「エスカルゴは好きではない」と言った人が一人いてくれたのが、せめてもの幸いでした!

その人がエスカルゴをご辞退する表現に、みんなで笑ってしまいました。

婉曲に食べないことを弁解するときに使う普通の表現で「courir après しない」と言ったのです。

直訳すれば「後を走って追い駆けない」という意味。

そこにエスカルゴをくっつけてしまったのがおかしい。カタツムリはのろいので、走って追いかける必要はないです!

Je ne cours pas après les escargots.


エスカルゴは食べたりなかったのですが、少ししか持ってきてくれなかったのは攻められません。エスカルゴを探すのはもちろん、下ごしらえするのも非常に手間がかかるのです!

楽天市場で「エスカルゴ」を探してみる

ブログ内リンク:
★ 目次: エスカルゴについて書いた記事


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コメント
この記事へのコメント
美味しそうですねぇ~☆
私は冷凍のしかも下ごしらえが悪いせいか、非常に生臭いエスカルゴしか食べたことがありません(>_<)

やっぱり本場にいかなきゃ!!ですよね!
2006/08/22 | URL | いっちー(^o^)b  [ 編集 ]
【Re】いっちー(^o^)bさんへ / 美味しそうですねぇ~☆
>私は冷凍のしかも下ごしらえが悪いせいか、非常に生臭いエスカルゴしか食べたことがありません(>_<)



⇒ 「生臭い」というのはショッキングですね! レストランで「こんなのをエスカルゴとして出して欲しくない!」というのは食べたことがありますが・・・。



>やっぱり本場にいかなきゃ!!ですよね!



⇒ パリの観光客向けレストランなどは避けるべきですが、ブルゴーニュでも、観光客向けではひどいのを出したりします。でも、たまに、美味しいのを出してくれる昔ながらの庶民的レストランもあります。ブルゴーニュの高級レストランだと、やはりこだわりがあって美味なものが出てきます。是非、お試しくださいね♪ 生臭いなんていうのは、おかしい!!
2006/08/22 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
Re:【Re】いっちー(^o^)bさんへ / 美味しそうですねぇ~☆(08/21)
ブルゴニッシモさんへ



>⇒ 「生臭い」というのはショッキングですね!>  生臭いなんていうのは、おかしい!!



アサリとか貝類もそうなんですが、質の悪い冷凍の物は独特の臭いがして美味しくないことが多いです(*_*)

日本の方でエスカルゴに割る印象を持つ方も同じ様な体験があるのではないでしょうか?

イキの良い生のエスカルゴを丁寧に調理すればさぞかし美味しいのでしょうね!

ちなみにどんなワインを合わせれば良いのでしょうか?



- - - - -

2006/08/22 | URL | いっちー(^o^)b  [ 編集 ]
タイプミスです
割る印象を持つ



悪い印象を持つ の誤りですm(__)m
2006/08/22 | URL | いっちー(^o^)b  [ 編集 ]
【Re】いっちー(^o^)bさんへ / エスカルゴ
>アサリとか貝類もそうなんですが、質の悪い冷凍の物は独特の臭いがして美味しくないことが多いです(*_*)



⇒ そうですね。冷凍したものが輸送の途中で解凍しかかって、それを冷凍室に入れたなどというケースがあるのではないでしょうか?



こちらでは魚介類を売っている店が多いので、イカを冷凍して保存するんですが、もともと冷凍食品として売られているものとは違って美味しいです。冷凍食品だと、生では売れないような質の悪いものを使ったりすることもあるのではないかと思っています。



>日本の方でエスカルゴに割る印象を持つ方も同じ様な体験があるのではないでしょうか?



⇒ 見た目もグロテスクなので、味も悪かったら、即座に嫌いになるでしょうね。



>ちなみにどんなワインを合わせれば良いのでしょうか?



⇒ エスカルゴには白ワインを合わせることはは鉄則のようです。



ブルゴーニュのイベントなどでは、よくエスカルゴを食べされる出店があるのですが、そういうときは安いのが一番なのでアリゴテが定番かも知れません。このページに入れたエスカルゴ騎士団の姿でお給仕してもらったときも、アリゴテでした。



それから、シャブリも定番ですね。ブルゴーニュなのでブルゴーニュのワインを合わせますが、他の地方ではどうなのでしょう?



思い浮かべてみると、エスカルゴを前菜で食べるときには、とっておきのワインを出すということは殆どないように思います。シャブリのランクが上のものを出すというのはあります、ブルゴーニュの、いわゆる濃厚な白ワインというのは合わせないのではないかな?・・・
2006/08/22 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
Re:【Re】いっちー(^o^)bさんへ / エスカルゴ(08/21)
ブルゴニッシモさんへ



>思い浮かべてみると、エスカルゴを前菜で食べるときには、とっておきのワインを出すということは殆どないように思います。シャブリのランクが上のものを出すというのはあります、ブルゴーニュの、いわゆる濃厚な白ワインというのは合わせないのではないかな?・・・



なるほど...。キレのいいシャブリの村名クラスと合わせると良さそうですね♪なんだか生牡蠣と似てますね。同じ貝類だから当然かも!?

- - - - -

2006/08/22 | URL | いっちー(^o^)b  [ 編集 ]
蝸牛は・・・
日本産の物でも食べられる種類がいると10年ぐらい前の同僚(といってもむこうは50代後半でした。)に教えてもらったことがあります。

どの種類なのか聞きそびれたのが残念です。

海鼠と納豆は夏目漱石が最大級の賛辞を送っていますがエスカルゴはどうなのでしょう。

何年か前見た番組でフランス蝸牛にも貝毒をもったものがいると紹介していたようですがどうなっていますか?
2006/08/22 | URL | 博識愚者  [ 編集 ]
【Re】いっちー(^o^)bさんへ / エスカルゴと牡蠣
>キレのいいシャブリの村名クラスと合わせると良さそうですね♪なんだか生牡蠣と似てますね。同じ貝類だから当然かも!?



⇒ エスカルゴがどうして食べられるようになったのかを調べてみたら、古代ローマでも食べていたと知って驚きました。それまでは、ブルゴーニュには海がないので、魚介類の代わりに食べていたのだろうと推測していたのです。



エスカルゴと生牡蠣を比べると、フランスの場合はクリスマスのご馳走にもなる生牡蠣の方が良い立場をいただいていると感じます。エスカルゴは、もともとは庶民的な料理だったのではないでしょうか?・・・
2006/08/22 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
【Re】博識愚者さんへ / 蝸牛は・・・
>日本産の物でも食べられる種類がいると10年ぐらい前の同僚(といってもむこうは50代後半でした。)に教えてもらったことがあります。



⇒ ありえますね。日本には白トリュフもあって、誰も食べないのでたくさんあるのだと言っている人がありました。



>海鼠と納豆は夏目漱石が最大級の賛辞を送っていますがエスカルゴはどうなのでしょう。



⇒ どうでしょうね?・・・ エスカルゴをたたえたフランスの文学者というのも思い浮かびません。



>何年か前見た番組でフランス蝸牛にも貝毒をもったものがいると紹介していたようですがどうなっていますか?



⇒ 私は聞いたことはないのですが、充分ありえますね。ブルゴーニュ種のエスカルゴは簡単に見分けがつくので捕まえて調理してみたことがあるのですが、それ以外の種類は怖くて食べられません。
2006/08/22 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
食べてみたい
私は一度も食べた事はありません。このようにきれいに写真で見たのも初めてです。カタツムリを想像してあまりと思っていましたが食べてみたくなりました。日本でも冷凍で売っているんでしょうね?さがしてみます。

フランスの人は辞退のしかたもユーモア-たっぷりですね。
2006/08/23 | URL | タカチャン3133  [ 編集 ]
【Re】タカチャン3133さんへ / 食べてみたい
>私は一度も食べた事はありません。



⇒ 日本語でもエスカルゴと言ってくれるから良いようなものの、カタツムリとかナメクジを想像したら、初めて食べるには勇気がいると思います。



>このようにきれいに写真で見たのも初めてです。



⇒ ブルゴーニュのエスカルゴは、生きている状態でもきれいです。ここに入れたのは、エスカルゴ専用のお皿にも入れない田舎風でした。



>カタツムリを想像してあまりと思っていましたが食べてみたくなりました。日本でも冷凍で売っているんでしょうね?さがしてみます。



⇒ 私が日本にいた頃は、缶詰と殻がセットになっているのをまず買って、二度目からは缶詰だけ買って調理していました。今では冷凍ものも売られていますね。ところで、殻は余ってしまうわけなので、帆立貝をエスカルゴの代わりに使って、見た目は同じものを作っていました。下手なエスカルゴより、帆立貝の方が美味しいと思ったりしました♪



>フランスの人は辞退のしかたもユーモア-たっぷりですね。



⇒ 日本人だったら好きでなくても出されたら食べると思うのですが、フランス人って、「これはダメ」となると絶対に食べないので面白いです。そんなとき、せめて婉曲に弁解するのが礼儀なのでしょうね。
2006/08/23 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
エスカルゴと牡蠣(続)
昔読んだ本で牡蠣の出てくる「ジュールおじさん」というのが強烈に印象に残っています。カキは日本でも酢の物でありましたし、今は洋風の食べ方の方が主流になってきているかと思いますけれど、エスカルゴの出てくる文学が思い当たらないのと、日本で気楽にエスカルゴが食べられるところがないのが残念!ここの文章を読んでいると、とってもおいしそうなんですもの。

東南アジアを旅行したときに食べたカエルがあっさりしていてとてもおいしかったのに、日本では食べられるところがない、そんなこともついでに思い出しました。

でも、そうか、エスカルゴには帆立貝が似ているのですね。
2006/08/23 | URL | Saule  [ 編集 ]
【Re】Sauleさんへ / エスカルゴと牡蠣(続)
>エスカルゴの出てくる文学が思い当たらないのと、



⇒ 読書家のSauleさんにそう言っていただけると、やはりエスカルゴは文学作品に出てこないのだと思えてきました。



>東南アジアを旅行したときに食べたカエルがあっさりしていてとてもおいしかったのに、日本では食べられるところがない、



⇒ ブルゴーニュ南部にはカエルが名物の地域があるので、先週もカエル料理を堪能してきました。大好きなんです! 日本も田舎では食べるかもしれない(少なくとも昔は)と思うのですが、ガマ蛙ではないかという気がしています。フランスでは、ガマ蛙は食べません。



>でも、そうか、エスカルゴには帆立貝が似ているのですね。



⇒ おっとと! 帆立貝は簡単に手に入るので代用しただけで、味や口当たりは全く似ていません。エスカルゴに似ているのは、やはりツブ貝のようなものかな?・・・
2006/08/23 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
エスカルゴ
ブルゴニッシモさんの書いているのが、とってもおいしそうだったので、つい、「日本では」云々と書きましたが、いつか、フランスで気楽においしいエスカルゴを食べたいものです。

その地、その郷でおいしいものを食べられれば、別に、外国のあれがおいしい、これがなくて残念、というのでもないのですけれども。

むしろ、日本は、外国から入ってきた食材や料理では他の国よりもずっと豊かなんだろうと思います。
2006/08/25 | URL | Saule  [ 編集 ]
【Re】Sauleさんへ / エスカルゴ
>ブルゴニッシモさんの書いているのが、とってもおいしそうだったので、つい、「日本では」云々と書きましたが、いつか、フランスで気楽においしいエスカルゴを食べたいものです。



⇒ 環境破壊によってエスカルゴやカエルは減少してきているので、お早くどうぞ♪



日本ではブルゴーニュ品種のエスカルゴを飼育している所もあるそうですが、フランスでは全くやっていないと思います。繁殖率が低いので採算がとれないのが原因。日本だとある程度高く売れるので可能なのだろうと思います。



この日エスカルゴを食べたお家のマダムは、子ども時代には庭の一角を囲ってエスカルゴを飼っていたという話しをしていました。つまりは、エスカルゴが逃げないように金網で囲っていただけだと思います。子沢山家庭だったので、そうしていたのだ、と笑っていました。良き時代です!



>むしろ、日本は、外国から入ってきた食材や料理では他の国よりもずっと豊かなんだろうと思います。



⇒ その点、日本はすごいと思います。今日はワインの買い付けに友人たちと行ったのですが、昼食の時間がないのでアジア料理(日本も中国もごったまぜ)のレストランに入ったら、恐ろしく不味いので皆でショックを受けました・・・。こんなものを食べさせるところで、壁に浮世絵の絵なんか飾って欲しくない!
2006/08/25 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
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