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2008/09/30
フランスはサイクリングが好きな国だと感じていました。

週末にはサイクリングをしている人たちがたくさんいます。最近はドーピング問題で色あせてしまったとはいえ、ツール・ド・フランスもある国ですものね。

フランス人に限らず、近くの国から自転車でやって来たヨーロッパ人たちにも出会います。南仏で、オランダから自転車で来たという人にも会ったことがありました!


◆ サイクリングロード

ブドウ畑もあるブルゴーニュの自転車専用道路

こちらは、ブルゴーニュ地方のサイクリングロードです。電車が走らなくなった線路を利用した県のプロジェクトで誕生しました。

車が全く入ってこないので、自転車が下手な人でも安心。混雑するわけでもないので、散歩道にも使えます。ローラースケートをする人たちにも喜ばれているのだとか。

ここでサイクリングしてみたことがあります。むかし線路だった道って、とても良いのです。勾配がなくて楽。それから、少し盛り土になっていることが多いので、遠くにあるお城が見えたりして景色が良いのです。

この次に行くときは、自分の自転車を持っていかずに、レンタル屋さんで電動自転車を借りようと思っています!

フランス中にサイクリングロードを張り巡らそうという計画があります。

サイクリングロードを示すフランス地図
 *灰色の線は建設計画中の道です。


観光国フランスなので、こういうサイクリングロードをつくるのは自然。
町の中も自転車で走ろう! という運動が進んでいるのが目につきます。


◆ 自転車専用路線

最近のフランスは、排気ガス対策などの理由で、自転車をできるだけ多く使わせようとしています。

まず、自転車専用路ができたのが目につきました。どんどん増えてきています!

パリ市内

フランスでは、自転車は自動車と同じ交通規則に従うことになっています。つまり、自動車と一緒に道路を走ることになります。歩行者が横断歩道を渡るのと一緒に自転車で渡ってしまうというのもダメ。

危ないですよね。それで、自転車が走る道を区別するのが増えてきています。

道路の駐車スペースがけずられて自転車専用道路になることが多いです。バス専用路線はその前に作られていましたから、ますます町中での駐車は難しくなっています。それで反対する人もいます。

先日行ったヴェルサイユの町では、広い歩道に自転車の路線が描かれていたのが珍しかったです。ご丁寧に自転車用は2車線あるので、歩道は3分の1になっていました。

おもしろいところがありました。歩道が細くなっていた曲がり角です。

自転車用の2車線はそのまま線が続いているので、角のところでは歩く道は壁にぶつかってなくなっているのでした! 面白い場面の写真をコレクションしている私なので、これを撮影しなかったのは残念!

ともかく、パリで自転車専用路線を見始めたころは、こんなところで誰が自転車に乗るものか、と思ったのですが、最近は自転車が増えてきました。

フランスがそういう運動を始める前、イタリアの町ではたくさんの自転車を見て(マントヴァだったかな?・・・、仰天したことがあります)、この国は気候が良いので自転車が浸透するのであって、フランスはダメだと思っていたのですが・・・。


◆ 市営の貸し自転車

大きな町では、安い料金で自転車を貸しだす、ということもしています。パリなどでは、これで自転車の数を増やすことに成功したのではないでしょうか? それまでは、自転車専用路線には誰もいないので、車が平気で走っていました。

貸し自転車のシステムが面白いのです。場所を移動したら、また別の自転車を借りなおすというシステム。

ヒデオ1999さんが、パリの貸し自転車の紹介を最近なさっていました。「サイクリング・in ヨーロッパの勧め」をお読みくださったらよくお分かりになると思うので、システムの説明は省略させていただきます。その中に、自治体国際化協会パリ支部のサイト内にある貸し自転車に関する詳しいレポートのリンクがありますので、詳細なことをお知りになりたい方もご満足いただけますよ!

☆市営貸し自転車の歴史: Vélopartage

一番はじめに登場したのはラロッシェル市で、1974年だと書かれています。ずい分むかしなのですね。その後、コペンハーゲンに1995年・・・。

私が初めてこのタイプの自転車に出会ったリヨン市にできたのは2005年。パリ市が始めたのは2007年ですが、世界で最も大きなサービスになっているとのこと。

リヨンで見かけたときは、それを使おうとしていた男性に声をかけてみたら、親切にレンタルのシステムを説明をしてくれました。

ブルゴーニュからも近いリヨンは、こちら側から見ると、とてつもない大都会なのですが、パリとは違って、皆ゆったりしています。フランス人は「風通しの良い街」と呼ぶそうで、確かに都会らしいゴチャゴチャさがない町でした。

でも、その彼も、「パリなんかで自転車に乗ったら、車にひき殺されてしまうのには30分の無料レンタル時間で十分だ」などと言って笑っていました。地方の人たちって、パリをけなすのが好きなのです!


◆ブルゴーニュにも市営貸し自転車ができた

今年は、我がブルゴーニュ地方でも、一番大きな町ディジョンに貸し自転車のシステムが導入されました♪ 町の人口は15万人程度ですが、ディジョン都市圏には県人口の半分くらいが集まっているのですから、大きな町です!

ディジョン市の貸し自電車置き場

こんな地方都市に、そんなのができるとは思ってもいなかったのですが・・・。

社会党の市長に代わってから、ブルジョワの街として停滞空気が漂っていた町に活気がでてきました。ずっと何の変化もなかった街なのですが、最近はずい分変わりました。10年ぶりくらいで訪れる方があったら、もともと美しかった旧市街がさらに美しくなったので驚かれると思います。

ところで、パリの貸し自転車は、「自転車(vélo)」と「自由(liverté)」から作った「Vélib'」とニックネームが付けられました。ディジョンのは「Velodi」。VéloにDijonの頭を付けているわけです。

でも、ディジョンの中心地は歩いてまわれるくらい小さいので、パリのように貸し自転車が重宝がられているようには見えないのですが、どうなるかな?・・・

ディジョンの貸し自転車がある場所を示す地図


リヨン(Lyon)市の貸し自転車の名前は「Vélo'v」。「v」は何から来たのだろう?・・・

Pepe犬さんも、以前にリヨンの公営貸し自転車のことを書いていらしたのですが、見失ってしまいました。そのあと、ディジョンのをご覧になって、これは盗まれやすいとおっしゃっていたので、コメントしてしまいました。

後発のディジョンのシステムはよくできていて、誰かが悪意でどこかに持っていって返さないと、自転車についている迷子探知装置のようなものがあるから大丈夫、と。

でも、設置から何カ月かしたら、やはりディジョンでも、かなりの自転車が行方不明になったとのことです。やはりpepe犬さんの心配が正しかった! それで、このブログを見ていらしたら、この場を借りて訂正させていただきます。

田舎都市ディジョンはのどかなのですが、やはり悪いことをする人はいるらしいです・・・。

過去に書いたディジョンの話し:
クイズ: 植木はなぜ傾いていたのか? 2007/02/07

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